ネコぶんこ


2008年12月04日 ポケットからカルカソンヌの駒 編集

§ [DnD][4e] 『クラスの運用:ウィザード

Dragon #364』の記事、『Class Acts: Wizard』を『クラスの運用:ウィザード』という題で訳したですぅ。

内容は幻術をテーマにした英雄級(〜10レベル)のウィザード用追加パワーで、Controllerらしく敵の動きを止めたり、挟撃を取りに行きやすくなるようなパワーが揃ってますぅ。

§ [DnD] 門の向こうにある街

いやアンバーシリーズのごとく現実世界にPlaneshiftして大英図書館に隠されているArtifactを奪取すべく、倉田英之が創出した紙使いと戦う…というトンチキなシナリオを誰かやってくれないかなあ。

2008-12-04 - からくり旅団日誌

Dragon #100で『The City Beyond the Gate』という、ゲートで現代の地球を訪れたPCがロンドンでMace of St. Cuthbertを捜すというシナリオが載ってたのを思い出しましたぁ。

どうでもいいことですぅが、そのシナリオにあった現代の装備を理解するために必要な解析チャートの分類が「武器(飛び出しナイフからSMGまで、あらゆる殺すための道具)」、「簡単な殺さない道具」、「複雑な殺さない道具」(判定が簡単な順)となっていたのがらしいというか印象深いですぅ。

§ [Ludus] Windows Mobileのソリティア6451点

時間は121だったですぅ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

§ neverwinter astral diamonds [The neverwinter astral diamonds http://www.u7buy.com/neve..]

§ replica chanel [There are in fact sexy replica chanel, but additionally ha..]


2010年12月04日 「あなたが――蜘蛛だったのですね」 編集

§ [TRR] 2010年08月22日『幽谷響』

朱春峰(男・300歳余・青龍2/白虎1/異邦人2):万の勝利を得るまで祖国へ戻らぬと誓い、戦国日本へやってきた仙人。国性爺の戦友で、“東方不敗”のふたつ名で呼ばれたことも? (おそらく)明人で朱姓なのが意味深な剣士。現在は田沼家の用心棒。武士道から騎士道まで幅広く扱う。プレイヤは森聖氏。

“葛葉”土御門晴明(男・15歳?・朱雀2/陰陽師3):表の顔は葛葉の号で浮世絵を描く少年絵師。しかし、その実体は肉体を乗り換え無窮の時を生きる高名な陰陽師。土御門家とは微妙な関係らしい。幕府嫌いだが、朝廷を利用しようとする輩にも眉を顰める。プレイヤは荒原の賢者氏。

伊藤伊吹(女・17歳・白虎1/玄武1/神職3):江戸市中のさる寺に勤める巫女。親の代からそういう仕事であるからか、妖異との戦いを使命と感じているからか、割と戦いに手馴れている。プレイヤは隠者氏。

春峰が近藤周助という剣客が開いた道場、試衛館を訪れると、借金の取り立てに来た破落戸たちが狼藉を働いていた。多摩から遊びに来ていた近藤の恩人の倅、勝五郎が独り立ち向かっていたので春峰は軽くいなして追い返す。

しかし、間もなく戻ってきた近藤に事情を訊ねてもはぐらかされるばかり。勝五郎が言うにはこのような嫌がらせが度々あるという。彼の頼みもあり、春峰は少々近藤のことを調べることにした。

伊吹は寺で婦人から相談を受けていた。信心に入れ込みすぎた彼女の夫は、大店の店主でありながら最近は店のことまで奈伎土神なぎつちのかみという神の託宣を仰いで決めるようになってしまったという。“御前さま”から紹介された仕事ということもあり、彼女は渋々腰を上げた。

一方、晴明は飯屋で意気投合した歳三という薬売りと飲み歩いている途中、人だかりにぶつかって野次馬を決め込んでいた。

通行人に事情を聞くと、松坂屋という呉服屋が奉公人を雇う約束を反故にしたせいで、職にあぶれた人たちが怒鳴り込んできているという。

松坂屋。という店名を聞き、歳三の顔色が変わる。
「どうしたとっしー」
「その呼び方はやめてくれないか。それよりこいつを見てくれ」
「歳三だからとっしーでいいじゃないか。友達なんだし。何だ何だ、良く出来た絵だな」

彼が懐から取り出したのは、今から数十年後に渡来するはずの“写真”だった。そこには、しかめっ面をしたとっしーが新撰組のだんだら羽織姿で写っているが、うっすらと消えつつある。

とっしーは自分が今から少し先の時間からやってきた人間だと正体を明かし、未来から持ってきた写真の変化に歴史改変の兆しを感じ取り、晴明に協力を求めた。

「ははあ、すると今回のエンディングは……ということだな」
「それで新撰組が誕生すると」
「いい話だった」
「ではミドルいきましょうか」

「おお小娘だ。今から醤油屋行くからちょっと来なさい」

エンディングを早々に済ませ、春峰は近藤に道場と金を貸している醤油屋の山田屋権兵衛を訪れた。山田屋が近藤に何度か金の催促をしている現場を近所の者が見ていたのだ。

伊吹の助言もあって春峰が山田屋から穏便に事情を聞くと、彼は楊見社ようけんしゃという社に祀られた奈伎土神の託宣で金回りを綺麗にしないと身代が傾くと告げられ、近藤に借金の返済を迫っていたのだという。

商売のことまでお告げに頼るのは良くないと山田屋を説教し、伊吹も奈伎土神を追っているということから、ふたりは専門家の晴明のもとを訪れた。
「奈伎土神とやらは知らんが、松坂屋に関わってるんならとっしーの件にも繋がってそうだ」
「とっしー?」
「ああ、こいつだ。さっき無職になったとっしー。俺のダチ」
「とっしー言うな。それに俺は薬売りという仕事がだなあ」
「それじゃあ昨日はいくつ売れたんだよ」
「聞かんでくれ」
「ところで、未来とはどこの国ですか。唐天竺のようなところですか」
「そんな事も知らんのか小娘」
「知りません。どこですか」
「遠いところだよ」
「なるほど」

さておき、三人が奈伎土神とそれを祀る楊見社を調べたところ、他所の神社や寺と驚くほどに繋がりが無い。そのため、一度拝みに行こうということになった。

三人揃って敵情偵察へ行くと、楊見社の前は社の外まで続く行列とそれを当て込んだ物売りや芸人で賑わっていた。社の中へと通され、お祓いを受けながら晴明が辺りを窺うと、建物の様式や並べられた祭具はほとんど様式も宗派もバラバラ。参拝客を惑わせるためのはったりに過ぎないとわかったが、そこに紛れた拙いながらも本物の式を見つけ、陰陽道の本家門元である晴明は非常に怖い顔をする。

講話を聞く段になると春峰が「いやあ手っ取り早く金を儲ける方法が知りたいですなあ!」「次は何の相場が来ますかなあ!」と大声を張りあげて宮司と巫女の顔に青筋を走らせたりはしたが、一通りの参拝を済ませて三人は社を辞した。

「あそこは潰す」
「まあ有害だわな」

道端で晴明が怒りも露わに宣言する。あの社で行なわれていたお祓いは、陰陽道の撫物を応用して参拝者の欲望を奈伎土神の神体に蓄積させて力に変換する式だという。しかし、陰陽道は祀った神に力を与えてもらうのではなく、神を使役する業。それを付け焼刃で行なうと早晩欲望の纏わりついた神が暴走を始めるのは火を見るより明らかである。
「それに俺はああいう動けばいいというようなやり方の式は大嫌いだ。美が無い」

美的感覚はさておき、三人が楊見社を潰す算段をしていると、勝五郎少年が駆けてきた。
「道場が襲われて、近藤先生が!」

おっとり刀で試衛館へ駆けつけると、近藤が明らかにこの世ならぬ気迫を持った剣客たちに囲まれていた。彼も奮戦するものの、妖異の力を得た剣の前に倒れてしまう。 駆けつけた英傑たちの手で羅刹たちは倒され、近藤も《起死回生》で事なきを得る。だが、羅刹に力を与えていた楊見社の札と、宮司は試衛館を潰して新たな社を造ろうとしているという情報が、事件にさらなる不気味な影を落としてきた。

田沼屋敷でとっしーと合流すると、山崎烝の内偵によって楊見社の宮司が時空破断で未来から時を遡った新撰組の隊士、武田観柳斎であると判明した。そうだとすれば、情勢や相場の情報を中てているというのも道理である。既に知っている事を話せば良いだけだ。そして、観柳斎の名に含まれた言葉を使って柳の古語である奈伎を含んだ奈伎土神に繋げる式を打ったのは忍び崩れの巫女、呼子丸だったと判る。

三人は田沼に話を通し、とっしー、山崎他の新撰組隊士と合力し楊見社と影響下にある者を一網打尽にする計画を練る。折りよく例祭の夜は近く、主だった者をまとめて祓うのには丁度よい日取りであった。

「晴明。周りは固めた。鼠一匹這い出せはしないぜ」
「助かるとっしー。ところであの羽織は?」
「俺なあ、あれ嫌いなんだよ。格好悪いじゃないか」

とっしーは一瞬苦笑するがすぐ精悍な顔へと戻り、篝火で煌々と照らされた楊見社の扉を蹴破る。
「新撰組だ、神妙に致せ!」

しかし、信徒たちはそれに怯んだ様子もなく四人の方へ向き直る。その目は、既にまともな人間のものではなかった。
「無駄ですよ土方さん。この時代に新撰組はまだ無いのですから。そして、これから先。この武田観柳斎が描く未来にもね」
「うるせえ馬鹿。もう一回同じ歴史辿って好き勝手しようって了見が負け犬根性染み付いてるんだよ」
「“東方不敗”……! 所詮明の滅びを止められなかった歴史の敗者風情が!」
「どうでもいいんだけどさあ。陰陽道をこういうチンケな事に使わないでくれるかなあ。式も汚いし。殺すよ? 聞かれなくても殺すけど」

雑魚はとっしーと新撰組に任せ、押し寄せる信徒を倒しながら前進した春峰と伊吹が呼子丸を倒し、別の方向へ逃げようとしていた観柳斎は晴明とお互いMPが切れた末の泥仕合の末、脇差の一突きで倒れた。

式の制御が外れて暴走した奈伎土神も三人に襲い掛かるが、晴明が《広大無辺》で楊見社ごと更地へと戻し、ここに江戸の流行り神騒動は終結することになる。

しばらく後、とっしーは晴明との約束通りだんだら羽織姿で絵師、葛葉の題材となり、その錦絵は江戸の街で好評を博した。

この絵をいたく気に入った宮川勝五郎――後の近藤勇は、新撰組を結成し局長となった時に揃いのだんだら羽織を誂えさせたのだが、それはまた別の話である。

今回は土方歳三が江戸で奉公していた頃の逸話が様々あるので、それならタイムパラドックスで両方本当にしたらよかろうなのだと思いついて作った新撰組前史なシナリオですぅ。

最初に消えていく写真という定番のモチーフを出したせいか、うまく共通認識が作れてスムーズに話が進み、新撰組のだんだら羽織の由来という予想外の着地点まで到達できたのは望外の喜びですぅ。


2012年12月04日 I・Qをベンチ・プレスで鍛えよ。 編集

§ [Liber] グイン・サーガ(Kindle版)購入ボタン

今日はグイン・サーガKindle版の一括購入ボタンを作ってはみたもののRequest-URI Too Largeをくらい、一度にpostするデータを減らしてもそもKindleの電子書籍は1-Click購入にしか対応していないのでカートに食べさせられないぽいと学習したですぅ。

でもせっかくだからボタンは残すですぅ。


2013年12月04日 編集

§ [DnD][4e][Dragon] Dragon429号(Dragon Issue #429)

目次

編集部より:食料の問題(Editorial: The Food Issue)
著者:スティーヴ・ウィンター

どうやら、食料などの話題を好む人はいないようだが。

〈歴史〉判定:暗矢砦(History Check: Dark Arrow Keep)
著者:R・A・サルヴァトーレおよびブライアン・サルヴァトーレ

暗矢砦から発せられる恐怖の眼光は、メニーアロー族の土地に住む民をそこへ向かわせる。

勝利の種族:メニーアロー族のハーフオーク(Winning Races: Half-Orcs of the Many-Arrows Tribe)
著者:ショーン・マーウィン

オークとドワーフが平和だった時代、メニーアローズ王国のハーフオークたちは何ら利益を得ることがなかった。

5×5法(The 5×5 Method)
著者:デイヴ・チョーカー

5×5法は、冒険と最小限の準備を関連づけて強力な連携を生み出す。

発掘された秘術:ドラゴンの尻尾と鱗の欠片(Unearthed Arcana: Snips of Scales and Dragon Tails)
著者:アラナ・ジョリ・アボットおよびロバート・J・シュワルブ

ドラゴンの遺骸は冒険者に多くの報酬を与える。

奇怪な市場:野生の晩餐(Bazaar of the Bizarre: Dine on the Wild Side)
著者:ピーター・シェファー

次元界でももっとも辺鄙で神秘的な場所だと、人々は非常に驚くべきものを食べている。

多様な悪漢(Villainous Variety)
著者:スティーヴ・ウィンター

悪漢に新しく奇妙なところがほしい? これらを元にするといい。

アルスムール・ドローン(Alsimur Droon)
著者:エド・グリーンウッド

フェイルーンでもっとも無鉄砲な商人のひとりは、微笑むハーフオークのアルスムール・ドローンだ。

今月はメニーアロー族とハーフオーク、そして食べ物についてですぅ。


2021年12月04日 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:タレッタ遺跡(3レベル)

今週の小冒険は3レベル向けのちょっとしたダンジョンですぅ。

データ関係はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は3レベルのキャラクター2~4人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

キャラクターたちはゴブリンの略奪隊が来ていると目されるタレッタ遺跡へ向かう。遺跡に住みついているゴブリンたちを倒し、彼らの長を倒せばアドベンチャーは終了となる。

冒険への導入

街道から数時間離れた距離(12マイル)にあるタレッタの遺跡から、ゴブリンの略奪部隊が現われ、周辺の住民を脅かしている。

キャラクターたちは正義に導かれてか、あるいは腕試し、はたまた金のため(略奪隊の親玉には300gpの賞金がかけられている)

1.遺跡の入口

タレッタは、洞窟と人工的に掘られた区画が入り交じった旧世代の街の遺跡である。

街道からの脇道に近い場所に、ゴブリンたちが出入りしている入口がある。

入口は階段で奥へと下降しており、その近くには2人のゴブリンと1頭のウォーグが見張りをしている。

戦いになってもゴブリンはキャラクターたちに立ち向かうことなく、「3.中継の間」まで逃げ、仲間に敵襲を報せようとする。

ウォーグは戦況が不利と見るや、「2.ウォーグの厩舎」へ向かい、仲間を連れてこようとする。

ウォーグ

大型・魔獣、中立にして悪


AC:13(外皮)

hp:26(4d10+4)

移動速度:50フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
16(+3) 13(+1) 13(+1) 7(-2) 11(+0) 8(-1)

技能:〈知覚〉+4

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉14

言語:ウォーグ語、ゴブリン語

脅威度:1/2(25XP)


鋭敏聴覚・嗅覚:ウォーグは聴覚あるいは嗅覚を使った【判断力】〈知覚〉判定に有利を得る。

アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い5フィート、目標1体。ヒット:10(2d6+3)[刺突]ダメージ。目標がクリーチャーであるなら、目標は難易度13の【筋力】セーヴィング・スローを行なわなければならず、失敗したら伏せ状態になる。

ゴブリン

小型・人型生物(ゴブリン類)、中立にして悪


AC:15(レザー・アーマー、シールド)

hp:7(2d6)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
8(-1) 14(+2) 10(+0) 10(+0) 8(-1) 8(−1)

技能:〈隠密〉+6

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1/4(50XP)


器用な脱出:ゴブリンはそのターンにボーナス・アクションとして離脱あるいは隠れ身アクションを行なえる。

アクション

シミター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[斬撃]ダメージ。

ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程80/320フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

2.ウォーグの厩舎

ここにはタレッタ遺跡に住むゴブリンたちと共同生活をしているウォーグが5頭住んでいる。彼らはゴブリンと同盟を組み、略奪隊の足となる代わりに平時はだらけて過ごしている。

ウォーグ

大型・魔獣、中立にして悪


AC:13(外皮)

hp:26(4d10+4)

移動速度:50フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
16(+3) 13(+1) 13(+1) 7(-2) 11(+0) 8(-1)

技能:〈知覚〉+4

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉14

言語:ウォーグ語、ゴブリン語

脅威度:1/2(25XP)


鋭敏聴覚・嗅覚:ウォーグは聴覚あるいは嗅覚を使った【判断力】〈知覚〉判定に有利を得る。

アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い5フィート、目標1体。ヒット:10(2d6+3)[刺突]ダメージ。目標がクリーチャーであるなら、目標は難易度13の【筋力】セーヴィング・スローを行なわなければならず、失敗したら伏せ状態になる。

3.中継の間

タレッタ遺跡のかつての住民たちが行き交っていた通路の中継地点である。入口から下りてきた通路の他にも、左手と右手に通路が分岐している。

ここにはゴブリンが5人とバグベアが1人おり、侵入者に備えている。

ゴブリン

小型・人型生物(ゴブリン類)、中立にして悪


AC:15(レザー・アーマー、シールド)

hp:7(2d6)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
8(-1) 14(+2) 10(+0) 10(+0) 8(-1) 8(−1)

技能:〈隠密〉+6

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1/4(50XP)


器用な脱出:ゴブリンはそのターンにボーナス・アクションとして離脱あるいは隠れ身アクションを行なえる。

アクション

シミター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[斬撃]ダメージ。

ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程80/320フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

バグベア

中型・人型生物(ゴブリン類)、混沌にして悪


AC:16(ハイド・アーマー、シールド)

hp:27(5d8+5)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
15(+2) 14(+2) 13(+1) 8(-1) 11(+0) 9(-1)

技能:〈隠密〉+6、〈生存〉+2

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1(200XP)


獰猛:バグベアが近接武器攻撃をヒットさせたら、そのダメージにダイスを1つ追加する(攻撃には計算済み)。

不意討ち攻撃:バグベアが戦闘の最初のラウンドにクリーチャーを不意討ちして攻撃したなら、目標は追加で7(2d6)ダメージを受ける。

アクション

モーニングスター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:11(2d8+2)[刺突]ダメージ。

ジャヴェリン:近接/遠隔武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィートまたは射程30/120フィート、目標1体。ヒット:9(2d6+2)[刺突]ダメージ、遠隔の場合は5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

4.左手の通路

左手の通路は、しばらく進むと絶壁に囲まれた天井のない中庭状の場所に出る。暖かな陽に照らされたそこには木が植わっているが、これは1体のアウェイクンド・ツリーである。

このアウェイクンド・ツリーとは共通語(ツリーはかなり古い言い回しで喋る)で会話でき、少し前に洞窟から小さな人(ゴブリンのこと)がやってきたこと、邪魔臭いので軽く脅かしたらもう来なくなったことなどを話す。

アウェイクンド・ツリー

超大型・植物、無属性


AC:13(外皮)

hp:59(7d12+14)

移動速度:20フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
19(+4) 6(-2) 15(+2) 10(+0) 10(+0) 7(-2)

ダメージ脆弱性:[火]

ダメージ耐性:[殴打]、[刺突]

感覚:受動〈知覚〉10

言語:作成者の知る言語1つ

脅威度:2(450XP)


外見偽装:ツリーは動かないでいる間、ただの木と区別がつかない。

アクション

叩きつけ:近接武器攻撃:攻撃+6、間合い10フィート、目標1体。ヒット:14(3d6+4)[殴打]ダメージ。

5.右手の通路

右手の通路を先に進むと、広く天井の高い空間に到着する。ここは10フィートごとに段がついており、壁には居住空間である横穴が掘られ、段の上は通路になっている。

これはかつてここに住んでいた何者かが作ったもので、ゴブリンたちはそれを再利用しているにすぎない。

空間の中央ではかがり火が焚かれ、周囲はゴブリンたちが略奪隊の獲物を積み上げている。3000cp、1200sp、90gp、50gp相当の交易品が8箱積まれている。

この広間には戦えるゴブリンが10人、バグベアが2人いる。その中で頭にひときわ大きな羽根飾りをつけたゴブリンが1人いる。彼はカドラスという名でゴブリンの長にあたる。

ゴブリン

小型・人型生物(ゴブリン類)、中立にして悪


AC:15(レザー・アーマー、シールド)

hp:7(2d6)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
8(-1) 14(+2) 10(+0) 10(+0) 8(-1) 8(−1)

技能:〈隠密〉+6

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1/4(50XP)


器用な脱出:ゴブリンはそのターンにボーナス・アクションとして離脱あるいは隠れ身アクションを行なえる。

アクション

シミター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[斬撃]ダメージ。

ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程80/320フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

バグベア

中型・人型生物(ゴブリン類)、混沌にして悪


AC:16(ハイド・アーマー、シールド)

hp:27(5d8+5)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
15(+2) 14(+2) 13(+1) 8(-1) 11(+0) 9(-1)

技能:〈隠密〉+6、〈生存〉+2

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1(200XP)


獰猛:バグベアが近接武器攻撃をヒットさせたら、そのダメージにダイスを1つ追加する(攻撃には計算済み)。

不意討ち攻撃:バグベアが戦闘の最初のラウンドにクリーチャーを不意討ちして攻撃したなら、目標は追加で7(2d6)ダメージを受ける。

アクション

モーニングスター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:11(2d8+2)[刺突]ダメージ。

ジャヴェリン:近接/遠隔武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィートまたは射程30/120フィート、目標1体。ヒット:9(2d6+2)[刺突]ダメージ、遠隔の場合は5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

結末

カドラスとバグベアを倒せば、ゴブリンたちは戦意喪失し、降伏する。略奪隊の脅威も去る。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。