ネコぶんこ


2012年12月11日 一昔前の広告・企画・娯楽などの業界用語を日常会話にとりいれて、皮肉、あるいは/同時に、おかしみの効果をねらうこと。 編集

§ [DnD][4e] 伝説の賜物:ワールドスレイヤーズ・ブレイヴリィ

ワールドスレイヤーズ・ブレイヴリィ

多元宇宙には荒廃した世界も無数に存在している。それらは元々生命が育ちにくい環境であったり住民が引き起こした戦乱が原因となっていることが多いが、ときに数名の力あるものたちがこうした事態を引き起こすことがある。彼らは世界破壊者として伝説に詠われるだろう。

ワールドスレイヤーズ・ブレイヴリィ レベル23/アンコモン
Worldslayer's Bravery/世界破壊者の勲
絡み合った運命を終局へ導く英雄のすべてが、絡んだ糸をほどいて修復するものとは限らない。運命を断ち切り、焼き尽くし、誰も達しえなかった果てへ向かうものもいる。彼らはその力で運命を我がものとして時に世界すら破滅へと導くだろう。
伝説の賜物 425000gp
汎用パワー◆一日毎(アクション不要)
効果:使用者はこの遭遇でアクション・ポイントを使用していても、もう1回アクション・ポイントを使用できる。

以前パーティが次元界ひとつをやっつけた記念に配った伝説の賜物ですぅ。


2013年12月11日 編集

§ [Promiscuus] サイバーパンクの前近代性

サイバーパンクものの傾向として社会が構成員の信ずるところの合理性を突き進んだ結果、企業国家や俸給奴隷、自由界の貴族などなど近未来ガジェットを駆使した前近代的体制を生んでいるところがあるけど、これは読者が共感できる視点人物を作る点から逆算して考えると、現代人の価値観を持ちながら自分を取り巻く社会に反発、反抗できるうまいギミックになっていて上手いものだと感じいるですぅ。


2021年12月11日 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:タレッタ遺跡の墓場(3レベル)

今週の小冒険は3レベル向けのちょっとしたダンジョンですぅ。

データ関係はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は3レベルのキャラクター2~4人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

キャラクターたちは『アドベンチャー:タレッタ遺跡(3レベル)』の「5.右手の通路」の先にあるゴブリンたちの広間から、奥へと進む通路を見つける。

その奥にある墓場を探検し、財宝を得たり撤退するなどすれば冒険は終了となる。

冒険への導入

アドベンチャー:タレッタ遺跡(3レベル)』の「5.右手の通路」にある広間の一角には、奥へ続く通路がある。ここを探検するのが今回の冒険だ。

ゴブリンたちもこの遺跡を見つけた時に探検しているが、通路の先に動く骨がいたので逃げ出して入っていない。

1.入口の通路

入口の通路は自然の洞窟だが、しばらく歩くと石造りになる。途中、通路全体に幅10フィート、深さ10フィートの穴があり、その下には鉄製の槍がはめ込まれている。

これは【筋力】10以上のキャラクターが幅跳びをする、難易度10の【筋力】〈運動〉判定をするなどで飛び越えられる。もちろん、その後でロープなどを使って安全に進んでもよい。

この穴に落下した場合、落下による6(1d10)[殴打]と、槍による11(2d10)[刺突]ダメージを受ける。

2.番兵の部屋

通路の奥にはかんぬきのかかった鉄柵があり、その奥には広い空間がある。

そしてその前には、ゴブリンが言っていたように4体のスケルトンが番兵のように立っており、侵入者に攻撃をしてくる。

奥のかんぬきは硬い樫の木でできたもので、毒々しい紫色に塗装されている。朽ちてはいないがそのまま抜くことができる。ただし、この紫色は結晶化した接触毒で、素手で触ると棘が刺さり、1[刺突]ダメージおよび11(2d10)[毒]ダメージを受け、難易度15の【耐久力】セーヴィング・スローに失敗すると1時間毒状態になる。この罠は1度触られた場所は結晶が落ちて手形が残る。

スケルトン

中型・アンデッド、秩序にして悪


AC:13(ぼろぼろの鎧)

hp:13(2d8+4)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
10(+0) 14(+2) 15(+2) 6(-2) 8(-1) 5(-3)

ダメージ脆弱性:[殴打]

ダメージ完全耐性:[毒]

状態完全耐性:消耗状態、毒状態

感覚:暗視30フィート、受動〈知覚〉9

言語:生前知っていた言語すべてを理解するが話せない

脅威度:1/4(50XP)


アクション

ショートソード:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程80/320フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

3.墓場

鉄柵の向こうは奥まで100フィートはある広い部屋で、ところどころに墓標が立っている。この洞窟は墓場として整備されたものらしい。

ここには3人のグールが徘徊している。彼らはかつてタレッタの街で犯した罪の罰として、ここで永遠の墓守をさせられている三兄弟だ。名をダニー、デニー、ドニーという。侵入者が来れば恨み言を言いながら攻撃してくる。

この三兄弟は1人でも倒れると彼らを支配しているガストがいる「4.モラクルの小屋」へと逃げていく。

グール

中型・アンデッド、混沌にして悪


AC:12

hp:22(5d8)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
13(+1) 15(+2) 10(+0) 7(-2) 10(+0) 6(-2)

ダメージ完全抵抗:[毒]

状態完全抵抗:消耗状態、毒状態、魅了状態

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10

言語:共通語

脅威度:1(200XP)


アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+2、間合い5フィート、目標1体。ヒット:9(2d6+2)[刺突]ダメージ。

爪:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:7(2d4+2)[斬撃]ダメージ。目標がエルフあるいはアンデッド以外のクリーチャーの場合、目標は難易度10の【耐久力】セーヴィング・スローに失敗すると、1分間麻痺状態になる。目標は各ターンの終了時に再びセーヴィング・スローを行なえ、成功すれば効果を終了させる。

4.モラクルの小屋

「3.墓場」の入口から反対側の壁際には、今にも崩れそうな石積みの小屋がある。ここにはこの墓場を守るガストのモラクルがいる。彼らは紫のヴェールの神と呼ばれる神格に仕える者で、墓守と三兄弟の罰を使命にしている。

モラクルはグールが狼藉を働いたならこれを謝罪し、キャラクターたちに半端に蘇って暴れ出した死者をまた送り返してくれないかと提案をする。その相手は、かつてタレッタの長だった者の1人で、ミイラにして埋葬されたシャンテだ。

話を請けるなら、モラクルはシャンテが埋葬されている横穴まで案内してくれる。

ガスト

中型・アンデッド、混沌にして悪


AC:13

hp:36(8d8)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
16(+3) 17(+3) 10(+0) 11(+0) 10(+0) 8(-1)

ダメージ抵抗:[死霊]

ダメージ完全抵抗:[毒]

状態完全抵抗:消耗状態、毒状態、魅了状態

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10

言語:共通語

脅威度:2(450XP)

悪臭:ガストから5フィート以内でターンを開始したクリーチャーは、難易度10の【耐久力】セーヴィング・スローに成功しなければ次のターンの開始時まで毒状態になる。セーヴィング・スローに成功した場合、そのクリーチャーは24時間ガストの悪臭への完全耐性を得る。

退散防御:ガストおよびその30フィート以内にいるグールは、アンデッド退散へのセーヴィング・スローに有利を得る。


アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+3、間合い5フィート、目標1体。ヒット:12(2d8+2)[刺突]ダメージ。

爪:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い5フィート、目標1体。ヒット:10(2d6+3)[斬撃]ダメージ。目標がエルフあるいはアンデッド以外のクリーチャーの場合、目標は難易度10の【耐久力】セーヴィング・スローに失敗すると、1分間麻痺状態になる。目標は各ターンの終了時に再びセーヴィング・スローを行なえ、成功すれば効果を終了させる。

5.シャンテの横穴

墓場の壁にはびっしりと横穴があり、そこには高貴な人々が個人として埋葬されている穴もある。シャンテの横穴もそれらの1つで、そこにはかつてタレッタを治めていた者の1人、シャンテのミイラが豪華な椅子に座らされて埋葬されている。

しかし、このミイラは造りが半端だったせいか、魂が半分戻ってきて狂乱の状態にある。キャラクターたちが近づくと、マミーとしての本性を見せて襲いかかってくる。

ここには副葬品として握りこぶしほどの大きさの琥珀(500gp)、3000sp、200gpが積み重ねられている。

マミー

中型・アンデッド、秩序にして悪


AC:11(外皮)

hp:58(9d8+18)

移動速度:20フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
16(+3) 8(-1) 15(+2) 6(-2) 10(+0) 12(+1)

セーヴィング・スロー:【判】+2

ダメージ脆弱性:[火]

ダメージ耐性:非魔法攻撃による[殴打]、[斬撃]および[刺突]

ダメージ完全耐性:[死霊]、[毒]

状態完全耐性:恐怖状態、消耗状態、毒状態、麻痺状態、魅了状態

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10

言語:生前に知っていた言語

脅威度:3(700XP)


アクション

複数回攻撃マミーは戦慄の視線に加え、腐敗の拳による1回の攻撃を行なう。

腐敗の拳:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い5フィート、目標1体。ヒット:10(2d6+3)[殴打]ダメージおよび10(3d6)[死霊]ダメージ。目標がクリーチャーの場合、難易度12の【耐久力】セーヴィング・スローに成功しなければマミーの腐敗の呪いを受ける。この呪いを受けている間目標はヒット・ポイントを得られず、24時間毎にヒット・ポイントの最大値が10(3d6)減少する。この呪いで目標のヒット・ポイントの最大値が0になった場合、目標は死に、その肉体は塵と化す。この呪いはリムーヴ・カースやその他の魔法によって解除できる。

戦慄の視線:マミーは60フィート以内の視認できるクリーチャー1体をこれの目標にできる。目標はマミーを視認可能ならこの魔法に対する難易度11の【判断力】セーヴィング・スローを行なわなければならず、失敗するとマミーの次のターン終了時まで恐怖状態になる。目標が5以上の差でセーヴィング・スローに失敗した場合、同じ間さらに麻痺状態になる。このセーヴィング・スローに成功した目標は、24時間の間すべてのマミー(マミー・ロードを除く)の“戦慄の視線”に対する完全耐性を得る。

結末

モラクルと話をつけているなら、シャンテを倒すと彼が持っていた銀の食器(100gp)を譲ってくれる。

GMはここに他にも様々な死者やアンデッドが埋葬されていることにしてもいいだろう。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

§ かいうーす [モラクルのとこと、ガストのデータがあるべきところがグールになっています。]

§ ぱらでぃん [直したですぅ。]