ネコぶんこ


2013年02月19日 たまに、演じた役が現実のものとなることもある。 [長年日記]

§ [DnD] 『オークの部族:際立った特徴(Orc Clans: Distinguishing Features)』

補遺d12

著者:ジェイソン・ショルティス

ダンジョン・コマンド ブラッド・オブ・グルームシュ』も発売されることだし、ふたたびオークへ目を向けよう!

DMが彼らの冒険に詳しい描写を加えるために、(The Dungeon Dozenの)ジェイソン・ショルティスは以下の表――第1版DMGの補遺、表、およびランダム遭遇の魂を継ぐ――を準備してくれた!

オークの部族:際立った特徴

オークは蝿のごとく地に満ち、温暖な森林から極地の氷原まで、世界のいたるところを荒らす偏在する文明の敵である。この事実は、ある種の孤立した亜種が彼らだけにしかない独自の特徴を持つ可能性があるということだ。

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  1. 犬歯:とても大きな口を持ち、ときにその6インチはあり濃い病毒を含む鋭い牙で武器を手に持つことなく、残忍に切り裂き噛みつく。
  2. 邪悪な黒い枝角:枝の数と複雑な形が地位を意味するため、階級社会で地位のために争う者の間での暴力によらない争いを単純にする。
  3. 単眼:もっとも暗い洞窟に住むこれら単眼のオークは奥行きの感覚が完全に欠如しているので飛び道具を使わず、ひそかに敵を尾行して機会が来れば数で圧倒するのを好む。
  4. 悪魔の相:これらはまるでデヴィルのような角と、外なる至高の悪の存在から恩寵として与えられたコウモリの翼の名残を持っている。
  5. 猿の相:華奢なつくりだがより豊富な筋肉を持ち明らかに腕と指が長いオークは、樹木に適応して暗い森の樹上に出没する。
  6. 混沌の腐敗:おそらく暗黒の妖術に長く触れ続けたせいか、これら不運で哀れな者たちの皮膚と筋肉や血管はひび割れと膿みでとても醜いうえに臭気を発するほどに崩れている。そのため全身を包帯で覆った外見であることが多い。
  7. すさまじい肥満:地位は体重で決まる。地球でいうトガリネズミのように、彼らは毎日の食事でその体重を支え続けなければ、痩せて(最終的には)飢える危険を持っている。
  8. 毛深い:長く不潔でとてもべたべたした黒と灰色の体毛がオークの体中から生えている。この分厚いおおいは環境に対してだけではなく、戦闘でも強い防御力を発揮する。
  9. 長身で細い:このオークは身長8フィートほどで、近接戦闘を避けて彼らの剛弓から放たれる巨大な矢で敵をハリネズミのようにすることを好む。
  10. 水陸両棲:沼オークは色とりどりのひだがついたえら、魚のように飛び出た眼と水かきがある指を持つ。彼らは陸地と水中の両方で活動できる。
  11. 蟲の眼:彼らの先祖は求められた奉仕ができなかったため蟲の神によって呪われ、360度を見渡せるふくらんだ複眼を与えられたために兜を使っていない。
  12. 豚の鼻:デイビッド・サザーランドとトランパイアに捧ぐ。

著者について

ジェイソン・ショルティスは昼間は社会福祉事業で働くが、夕方には自由となって文章や絵を描いたり、ロック・バンドで演奏している。D&Dは彼の心で特別な地位にある。彼のほぼ毎日更新されるブログ、『The Dungeon Dozen』にはもっぱら12面体ダイス用のランダム表が書かれている。