ネコぶんこ


2014年05月24日 [長年日記]

§ [DnD][5e] 『独占インタビュウ:“D&Dの”リズ・シュー氏、新版の展望を語る(Exclusive Interview: 'D&D's' Liz Schuh on the New Edition Launch)』

On the eve of the announcement of Wizards of the Coast’s launch of the new edition of Dungeons & Dragons (see "New 'D&D' Dates, Info and Pics"), we asked Liz Schuh, Head of Publishing & Licensing for D&D, some key questions about the release schedule, the creative team, the name of the new edition, the first storyline, and the comics.  We talked to Schuh about The Sundering, the transmedia gaming event that led the way into the launch, last summer (see "Exclusive Interview on 'D&D': The Sundering").

ICv2 - Exclusive Interview: 'D&D's' Liz Schuh on the New Edition Launch

予定、チーム、物語、そしてコミックなど

公開日:2014年05月19日、午前10時49分

ウィザーズ・オブ・ザ・コーストによるダンジョンズ&ドラゴンズ新版の発表(『New 'D&D' Dates, Info and Pics』参照)を明日に控え、私たちはD&Dの出版・権利を統括するリズ・シュー氏に発売予定、クリエイティヴ・チームの陣容、新版の名称、最初の物語、そしてコミックなどいくつかの大きな疑問点について質問を投げかけた。私たちは去年の夏、シュー氏からメディア間ゲーム・イベント『破砕(The Sundering)』の開始についても話を聞いた(『Exclusive Interview on 'D&D': The Sundering』参照)。

最初の6冊の書籍が発売される予定について説明できますか?

私たちは今年の夏から秋にかけての5ヶ月連続で新しいものが何か出るように予定を立てました。Starter Setが7月に発売され、8月にはPlayer's HandbookHoard of the Dragon Queenが続きます。Monster Manualの発売は9月、The Rise of Tiamatが10月に現われ、そしてDungeon Master's Guideが11月に商品棚へやって来ます。こうして小売店に毎月新たなものをもたらす一方、プレイヤには毎月発売されるものを楽しむ時間を与えています。小売店は第3版の段階的な発売と、毎月店に一定の集客効果があったことを覚えているでしょう。

Hoard of the Dragon Queenの発売はPlayer's Handbookと同じ日です。これはダンジョンズ&ドラゴンズ躍進の年を開始し、そして事件が盛りだくさんの『暴虐の悪竜(Tyranny of Dragons)』の物語を店舗とそのテーブルの周りで活動させる素晴らしい方法です。

本の製作者クレジットはどうなってますか?

素晴らしい製作者集団がコア・ルールブックの作業を進め、彼らの努力は公開プレイテストの驚くべき反応を引き出してくれました。コア・ルールは社内スタッフ、信頼すべきパートナ、そして熱心なファンによる熱意ある共同作業の結果生まれたものです。コア書籍のリード・デザイナはマイク・ミアルスとジェレミー・クロフォードで、それをゲーム・デザイナ、編集者、イラストレータ、アート・ディレクタ、そしてグラフィック・デザイナの複合チームが支えてきました。

Hoard of the Dragon QueenThe Rise of TiamatはKobold Pressとの提携による産物です。ウォルフガング・バウアーとスティーヴ・ウィンターがデザインを主導し、彼らもまた欠くことのできない工業的パートナから助けられました。完全な製作者クレジットは、本の中にあります。

ウィザーズが“Next”を外して新版をただの“ダンジョンズ&ドラゴンズ”や“D&D”と呼称するという認識は正しいのでしょうか? ウィザーズが版について言及することはありますか?

ルールの第5版にあたるこのゲームの新たな段階では、あらゆるプレイスタイルのプレイヤがゲームのテーブルを囲んで再会できるようにしているから、私たちはそれをただダンジョンズ&ドラゴンズ(あるいはD&D)TRPGと呼ぶのです。より詳しい特定の内容が必要になるなら、私たちは第5版の製品でプレイヤに助言を行ないます。

ティアマトは『暴虐の悪竜』の製品両方で登場しますか?

Hoard of the Dragon QueenThe Rise of Tiamatはプレイヤをドラゴンのねぐら深くへと導き、彼らをD&D史上もっとも恐るべきドラゴンに挑ませます。プレイヤはカルト・オヴ・ザ・ドラゴン、さらにはそれに味方するドラゴンやサーイのレッド・ウィザードと戦いながら、“悪竜の女王”そのものと戦う準備もしなければなりません。このアドベンチャーはHoard of the Dragon Queenで始まり、The Rise of Tiamatで最高潮に達します。

なぜレルムなんでしょう?

『暴虐の悪竜』の物語はフォーゴトン・レルムで起こります。プレイヤの冒険はウォーターディープからフェイルーン、そしてサーイへとフェイルーンをまたにかけ、悪と戦うことになります。

『暴虐の悪竜』の物語は『Neverwinter』やウィザーズが出版するアドベンチャーの間で関係があるのですか? そしてその物語はIDW Publishingのコミックとも関係がありますか?

私たちはCryptic Studios、IDWなど、パートナと密接に連携した作業をして、すべてのD&Dゲーム、すべての形式の娯楽で物語を描いていくようにしています。ファンの皆さんがそれぞれの製品で行なうひとつひとつの冒険は独立したものですが、すべてにまたがる物語とも密接に関係しています。『Neverwinter』の新モジュールは『Tyranny of Dragons』のタイトルで8月14日に開始され、この物語をPCやテーブルで体験するかどうかに関わらず、『暴虐の悪竜』は“五つの頭持つ悪竜の女王”ティアマト率いる悪のドラゴンの群れと英雄たちを戦わせます。ダンジョンズ&ドラゴンズのコミックも『暴虐の悪竜』と関係した新シリーズがIDWから出版されます。今年の後半にはより多くのニュースや最初の製品が供給されます、ご期待ください。