2025年09月27日 [長年日記] 編集
§ [DnD][5e] アドベンチャー:サメ誘拐事件(1レベル)
今週の小冒険はサイファイ・フューチャーの1レベル・キャラクター4人用ですぅ。
今回は新しい試みとして、モンスターの後ろにカッコ書きでTRPGミニチュアショップのホットゴブリンさんが扱っているミニチュアを推奨ミニチュアとして紹介してますぅ。これを見てイメージを膨らませていただければですぅ。
データまわりはサイファイ・フューチャー独自のもの以外CC4.0で公開されているSRD5から引用して独自に翻訳しているので、そちらのご参考にもですぅ。
このアドベンチャーを使ったリプレイの公開やプレイ配信などは好きに行なっていただいて構わないですぅ。その時はご一報いただけると嬉しいですぅ。
冒険の概要
地球で貴族の称号を持っているサラザール卿は、その特権を利用して取り引きが禁じられている珍獣を宇宙の各地から取り寄せ、自宅に飼っている。
そんなサラザール卿のコレクションから小型のスペース・シャーク、スペース・リーフ・シャークが逃げ出した。
この脱走をくわだてたのは、動物の解放を訴えているギャングのブラック・ドルフィンである。彼らはスペース・リーフ・シャークを誘拐し、それを欲しがっている金持ちに高値で売りつけようとしているのだ。
シャークの行方を追い、奪還すれば冒険は終了である。
冒険への導入
センターに自分の屋敷を持つサラザール卿は、地球からやってきた本物の貴族だ。彼はその特権を利用してさまざまな星から珍しい生き物を買い、ペットにしている。
サラザール卿のコレクションは厳しく管理するという市との契約で公認されたものになっているが、そんな彼のコレクションから宇宙空間で生きるスペース・シャークの一種、スペース・リーフ・シャークが失踪した。
シャークの失踪に心を痛めたサラザール卿は、腕の立ちそうなプロフェッショナルを雇い、その捜索に当たらせるのだった。報酬は2【財力点】である。
1.サラザール卿の屋敷
サラザール卿の屋敷はセンターにある、壁に囲まれ広い庭を持つ旧世紀西欧風の建物だ。一家が暮らす本館の他に大きな別棟があり、ここで彼のコレクションが飼育されている。
屋敷は監視カメラ他のセキュリティで守られているが、難易度15のコンピュータを使用した【知力】判定に成功すれば、1時間ほどセキュリティの記録が偽データで上書きされていることがわかる。
サラザール卿と話をするなら、彼は「ジョウ君がお腹をすかせていたら食べさせてくれ」と、サメの餌を渡してくる。
2.サラザール卿の屋敷周辺
サラザール卿の屋敷周辺は都市の中心部であるセンターのため治安がよく、不法居住者などはいない。
夕方になると屋敷の周囲には仕事帰りを当て込んだ屋台や食べ物の移動販売の車がいくつか店を出す。彼らに聞き込みをするなら、数日前にスーツ姿でもない集団が周辺を徘徊していて違和感を覚えたことを聞ける。
この街区を調べて回るなら、難易度15の【知力】〈捜査〉判定で、普段は使わない場所のマンホールが開けられた痕跡を発見できる。この難易度は、店の者たちの証言を聞いていれば場所が絞れるため、12になる。
3.捜査の今後
アウタークラウドに珍しい動物を盗むような集団がいるのかを知りたいなら、難易度15の【知力】〈事情通〉、あるいは警官やジャーナリストなどへの適切な技能を使った【魅力】判定などで、ブラック・ドルフィンという動物愛護と動物の解放を掲げつつ、希少動物を裏取引しているギャングの集団がいることがわかる。
ブラック・ドルフィンを突き止めたなら、難易度18の【知力】〈事情通〉、あるいは警官やジャーナリストなどへの適切な技能を使った【魅力】判定などで、その下部組織のホワイト・ボーンズが最近スペース・リーフ・シャークを入手し、ブラックマーケットで買い手を募集していることがわかる。
ホワイト・ボーンズのアジトへ行くなら、「4.ホワイト・ボーンズのアジト」へ進むこと。
マンホールに入って探索を続けるなら「5.マンホールの中へ」へ進むこと。
4.ホワイト・ボーンズのアジト
ホワイト・ボーンズのアジトは、ボンズ・スシというスシ・バーである。ここの店員は皆ホワイト・ボーンズの構成員で、昼はスシ屋、夜は動物窃盗団の顔を持っている。
ホワイト・ボーンズの戦力は板前に偽装したギャング(ダンジョンシェフ)が2人、小僧に偽装したワナビー(武侠マスクド秘密捜査官 Alt)が4人である。
ボンズ・スシの店内にある大型冷蔵庫は下水道に繋がっており、そこには動物用の檻が並べられ、そこにはスペース・リーフ・シャークがいる。詳細は「5.マンホールの中へ」を参考にすること。
ギャング
中型・人型生物あるいは人造
AC:12
hp:32(5d8+10)
移動速度:9m(30フィート)
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
15(+2) | 12(+1) | 14(+2) | 12(+1) | 11(+0) | 12(+1) |
技能:〈ペテン〉+3
装備:メタル・バトン、オートマチック・ピストル、レザー・ジャケット
感覚:受動〈知覚〉10
言語:バベル言語
脅威度:1/2(100XP;習熟ボーナス+2)
特徴
群れ戦術:最低1体の味方がクリーチャーの1.5m(5フィート)以内にいて無力状態でないなら、ギャングはそのクリーチャーへの攻撃ロールに有利を得る。
アクション
メタル・バトン:近接攻撃ロール:+4、間合い1.5m(5フィート)。ヒット:5(1d6+2)[殴打]ダメージ。
オートマチック・ピストル:遠隔攻撃ロール:+3、射程12/36m(40/120フィート)。ヒット:8(2d6+1)[刺突]ダメージ。
ワナビー
中型・人型生物あるいは人造
AC:12
hp:11(2d8+2)
移動速度:9m(30フィート)
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
11(+0) | 12(+1) | 12(+1) | 10(+0) | 10(+0) | 10(+0) |
装備:ナイフ、オートマチック・ピストル、レザー・ジャケット
感覚:受動〈知覚〉10
言語:バベル言語
脅威度:1/8(25XP;習熟ボーナス+2)
アクション
ナイフ:近接攻撃ロール:+3、間合い1.5m(5フィート)または射程6/18m(20/60フィート)。ヒット:3(1d4+1)[刺突]ダメージ。
オートマチック・ピストル:遠隔攻撃ロール:+3、射程12/36m(40/120フィート)。ヒット:8(2d6+1)[刺突]ダメージ。
5.マンホールの中へ
マンホールの中は、うっすらとだが足跡が残っていたりサメのフンが落ちていたりして、追跡できそうな状態だ。難易度15の【判断力】〈生存〉判定に成功すれば、10分以上追跡した結果、下水道の一角に動物用の檻が並べられているのを発見である。
下水道に並べられた檻はいくつかあるが、何かが入っているのはスペース・リーフ・シャーク(ゴブリンシャーク)が浮いているものだけだ。鍵は機械式で、難易度15の鍵開け道具を使用した【敏捷力】判定で解錠される。
スペース・リーフ・シャークは警戒しており、連れて行こうとすると激しく暴れる。しかし、サラザール卿からもらった餌を与えると、与えた者を飼い主と思い、尻尾を振りながらついてくる。そうでない場合、ヒット・ポイントを0にして取り押さえる必要がある。
スペース・リーフ・シャークと戦闘になった場合、3ラウンド以内に戦闘が終わらず、ホワイト・ボーンズたちを片付けていないなら、騒ぎを聞きつけて上からギャング2人とワナビー4人もやってきて乱戦になる。
スペース・リーフ・シャーク
中型・野獣
AC:12
hp:22(4d8+4)
移動速度:1.5m(5フィート)、飛行9m(30フィート)
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
14(+2) | 15(+2) | 13(+1) | 1(-5) | 10(+0) | 4(-3) |
技能:〈知覚〉+2
感覚:疑似視覚9m(30フィート)、受動〈知覚〉12
言語:-
脅威度:1/2(100XP;習熟ボーナス+2)
特徴
群れ戦術:最低1体の味方がクリーチャーの1.5m(5フィート)以内にいて無力状態でないなら、シャークはそのクリーチャーへの攻撃ロールに有利を得る。
アクション
噛みつき:近接攻撃ロール:+4、間合い1.5m(5フィート)。ヒット:7(2d4+2)[刺突]ダメージ。
結末
無事サラザール卿にスペース・リーフ・シャークのジョウを引き渡したら、報酬が得られる。
This work includes material taken from the System Reference Document 5.1 (“SRD 5.1”) by Wizards of the Coast LLC and available at https://dnd.wizards.com/resources/systems-reference-document. The SRD 5.1 is licensed under the Creative Commons Attribution 4.0 International License available at https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/legalcode.
2025年09月24日 [長年日記] 編集
§ [Ludus] RPGもん向け電子書籍フォーマット話
なんとなくRPGもんに向けた電子書籍フォーマットの話があったらいいんじゃないかなと思ったので、書くですぅ。
ふたつの規格
本当はまだいろいろあるけど、RPGもんに大きく関わる電子書籍の規格は大きく分けてEPUBとPDFがありますぅ。
AmazonのKindleや楽天のkobo、その他各種電子書籍販売サイトのほとんどはEPUBを使ってますぅ。
PDFはRPGもんに関わりある範囲だとDLsiteやDriveThruRPGで売られている多くの製品で使われているですぅ。
次の項目ではそれぞれの規格の内容について少し紹介するですぅ。
EPUB
こちらは非常にいいかげんでわかりやすさを優先して紹介すると、HTML(主にウェブサイトを書くための言語)に似た言語で、主に見出しや段落など、そのテキストが持つ意味を記述する言語ですぅ。
この形式はさまざまな端末でその端末に合った見え方をするのが長所といえるですぅ。
反面、複雑な表組みやビジュアル表現はできないので、RPGのルールブックを表現するには大きなハンデを背負っていますぅ。
この形式で提供されるRPGのほとんどは、マンガなどと同じように、ページの内容を画像として貼り付けることで複雑なビジュアル表現を可能にしてますぅ。そのため、文字列の検索やコピー&ペーストには対応していないものになっていますぅ。
かくのごとく表現の規格としてはRPGに厳しい一方、KADOKAWA傘下のブックウォーカーが使っていること、その他の大手電子書籍ストアも揃って採用していて、そのほとんどがIDに紐付いたプロテクトに対応していることなどから、多くのルールブックがEPUBで出版されているのが現状で、それは当面変化がない……はずですぅ。
PDFは印刷したのとほぼ同じ見た目で見ることができるファイル形式ですぅ。文字の部分は検索可能な文字として扱われ、複雑な表なども作られたままに見られますぅ。
図版や表を多用するRPGには便利なものの、快適な閲覧にはそれなりに広い画面が必要になるし、画像を大量に使うと容量も大きくなって読み込みにも時間がかかるなど、ダウンロードして専用ソフトで閲覧する以外のアクセスはちょっと厳しいことになりますぅ。
また、不正コピー防止のためのプロテクトもEPUBより弱く、日本語圏で代表的なDLsiteやコノスなどのストアはプロテクトをかける仕組みがないことも、ビジネスとして企画を通す点でのハードルになっている雰囲気があるですぅ。
番外、あるいはオチ
こうして二大フォーマットを紹介したあと、サテ日本で圧倒的なシェアを誇るクトゥルフ神話TRPGはというと、電子書籍ではなくAndroidやiOS用のクトゥルフ神話TRPG ルールブックPLUSというアプリで電子版を配信していますぅ。ルールブックを読むための最適化や文字列の検索にも対応している良い環境……を作るにはシェアがこれくらいいるのねーと鼻水を垂らして見ているですぅ。
2025年09月20日 [長年日記] 編集
§ [DnD][5e] アドベンチャー:コールガール連続失踪事件(1レベル)
今週の小冒険はサイファイ・フューチャーの1レベル・キャラクター4人用ですぅ。
今回は新しい試みとして、モンスターの後ろにカッコ書きでTRPGミニチュアショップのホットゴブリンさんが扱っているミニチュアを推奨ミニチュアとして紹介してますぅ。これを見てイメージを膨らませていただければですぅ。
データまわりはサイファイ・フューチャー独自のもの以外CC4.0で公開されているSRD5から引用して独自に翻訳しているので、そちらのご参考にもですぅ。
このアドベンチャーを使ったリプレイの公開やプレイ配信などは好きに行なっていただいて構わないですぅ。その時はご一報いただけると嬉しいですぅ。
冒険の概要
キャラクターたちはスプロールでマネキネコ街で商売をしているコールガール(娼婦)のジェーンに呼び出され、最近頻発しているコールガール失踪事件の相談をされる。市警も捜査を行なっているが進展がないので、キャラクターたちに依頼をするのだ。
この事件の犯人は、スプロールの該当地域の担当者でこの事件の捜査を受け持っている警官、マックだ。彼は警官として獲物に接触し、宇宙海賊のマルコスに売っているのだ。
キャラクターたちが捜査を始めると、マックはジョーに罪をなすりつけて殺し、捜査圏外に逃げようとする。マックとマルコスが接触する現場を押さえ、彼らを追及すれば冒険は終了である。
冒険への導入
ここではいくつかの導入を例示する。
- スプロールのマネキネコ街で商売をしているコールガールのリーダー格、ジェーンに呼ばれ、最近頻発している失踪事件の相談を受ける。彼女は事件を解決してくれれば1【財力点】を払うと約束してくれる。
- 馴染みのコールガール、ダリアが失踪した。キャラクターは彼女が心配になり、事件を調べてみることにした。
- キャラクターはアウタークラウド市警の嘱託警官として、マネキネコ街で頻発しているコールガール失踪事件の捜査をすることになる。解決すればボーナスとして1【財力点】が得られる。
1.情報収集
以下はこの事件に関する情報である。カッコ書きされている難易度は、【知力】〈事情通〉やコンピュータを使用した【知力】判定、警官やジャーナリストなどへの適切な技能を使った【魅力】判定などの難易度である。
コールガール失踪事件(難易度10):スプロールのマネキネコ街では、このところコールガールが失踪する事件が頻発している。オフの日に忽然と姿を消してしまうのが共通点だ。
市警の動き(難易度10):アウタークラウド市警では、マネキネコ街を担当する刑事のジョーとマック、そして(契約警官としての導入をキャラクターが選んだ場合)契約警官に事件の捜査を任せている。
ジョーとマック(難易度15):アウタークラウド市警のベテラン刑事のバディ。ジョーは市警の備品であるエイドスで、マックは生身の人間。彼らは長年マネキネコ街を担当しており、住民からも慕われている。
この他、コールガールの家に行くなら「2.コールガールの家に行く」、ジョーとマックに会ってみるなら「3.ジョーとマックに会う」へ進むこと。
2.コールガールの家に行く
コールガールの家を捜査してみるなら、彼女たちのほとんどはマネキネコ街のあまり高くない集合住宅に独り暮らしをしていたことがわかる。
家に何かないか調べるなら、難易度15の【判断力】〈知覚〉判定をすると、紙のメモ用紙に手書きで日付と時刻を書いたものが見つかる。これは失踪者の家すべてにあり、筆跡はすべて同じである。
筆跡を鑑定してみるなら、コンピュータを使用した難易度18の【知力】判定で、市警のジョー型エイドスと一致していることがわかる。
実際のところ、これはマックが市警で運用されている複数のジョー型エイドスに書かせている。これについて調べるなら、数百人いるジョー型エイドスと接触し、マックからメモを頼まれたか訊ねる必要がある。
3.ジョーとマックに会う
ジョー(カスタムヒーローEF 0E00GGJ00E)とマック(傭兵)は、ジョーがディスプレイに表情が投影されるタイプのコモナー型ヒュレーで、身長180cmほどの男性人格。マックが白髪が目立つ痩せ型で身長170cmほどの男だ。
彼らはマネキネコ街の喫茶店で捜査について話をしている事が多い。彼らは事件については鋭意捜査中であると話し、より掘り下げた話を訊くならコールガールたちはオフの日にいなくなっていることから、知っている誰かに誘い出されている可能性を指摘する。
コールガールたちの家にあったメモについて追及するようなら、ジョーは身に覚えがないと弁明する。難易度18の【判断力】〈看破〉判定に成功すれば、ジョーは嘘を言っていないとわかる。市警に訴えても、行動記録メモリをスキャンした結果、異常なしと太鼓判を押される。
4.ジョーの死
事件の捜査開始から数日後、マネキネコ街の路地裏でジョーが死んでいるのが発見される。手に持った銃で頭部パーツのコンピュータ部分を撃ち抜いており、自殺とみられる。
現場では制服の巡査数名が処理をしているが、マックの姿は見えない。巡査たちに訊ねると、昨日の夜から連絡がつかないと話される。
キャラクターたちがジョーのメモリを調べてみるなら、難易度18のコンピュータを使用した【知力】判定に成功すれば、ジョーの視覚メモリの一部が復元され、そこにはコールガール失踪事件についてマックを問い詰めるジョーの声と、彼を撃つマックの姿が映っている。
キャラクターたちがマックがネットで使っている私用のアカウントを調べたいなら、難易度11の【知力】〈事情通〉判定に成功すればアカウントを発見できる。そこから情報を得るなら難易度15のコンピュータを使用した【知力】判定が必要で、成功すれば宇宙港の近くにあるバー、プレステージに行く予定が昨日の夜インプットされたことがわかる。
5.マックとの決着
バー、プレステージには、マックと彼が連れ出したコールガールを売っていた“顧客”、宇宙海賊のマルコス(ドワーフ戦士シェフ)がいる。マルコスは丸々と太った男で、赤いゴーグルをしている。彼らは下手を打ったマックがマルコスの船で高飛びする算段を相談しているところだ。
キャラクターたちがマックとマルコスを追及するなら、彼らはバーの中であることなどお構いなしに武器を取り出し、突破して宇宙港へ行こうとする。
マックは警官、マルコスは宇宙海賊のデータを使用する。マルコスはレーザー・ピストルを持っていない。
宇宙海賊
中型・人型生物あるいは人造
AC:14(シールドで16)
hp:33(6d8+16)
移動速度:9m(30フィート)
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
10(+0) | 16(+3) | 12(+1) | 8(-1) | 12(+1) | 14(+2) |
セーヴ:【敏】+5
装備:ナイフ(6)、レーザー・ピストル、レザー・ジャケット
感覚:受動〈知覚〉11
言語:バベル言語
脅威度:2(450XP;習熟ボーナス+2)
アクション
ナイフ:近接/遠隔攻撃ロール:+5、間合い1.5m(5フィート)または射程6/18m(20/60フィート)。ヒット:5(1d4+3)[刺突]ダメージ
レーザー・ピストル:遠隔攻撃ロール:+3、射程12/36m(40/120フィート)。ヒット:13(3d6+3)[光輝]ダメージ
心奪うふるまい:【判断力】セーヴィング・スロー:難易度12、宇宙海賊が見ることのできる9m(30フィート)以内のクリーチャー1体。失敗:目標は宇宙海賊の次のターン開始時まで、魅了状態になる。
警官
中型・人型生物あるいは人造
AC:14(シールドで16)
hp:11(2d8+2)
移動速度:9m(30フィート)
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
13(+1) | 12(+1) | 12(+1) | 10(+0) | 11(+0) | 10(+0) |
技能:〈知覚〉+2
装備:メタル・バトン、オートマチック・ピストル、ライト・コンバット・アーマー、シールド
感覚:受動〈知覚〉12
言語:バベル言語
脅威度:1/4(50XP;習熟ボーナス+2)
アクション
メタル・バトン:近接攻撃ロール:+3、間合い1.5m(5フィート)。ヒット:4(1d6+1)[殴打]ダメージ
オートマチック・ピストル:遠隔攻撃ロール:+3、射程12/36m(40/120フィート)。ヒット:8(2d6+1)[刺突]ダメージ
結末
マックを取り押さえると、彼は数年前から宇宙海賊を挟んでグリーゼ667C星系のアプスーにコールガールたちを売っていたことを白状する。彼はこれで得た金を市警の幹部に“上納”して隠蔽させていたが、要求額が増えてきたので連続失踪事件を演出せねばならなくなったと悪態をつく。
ジョー殺害事件の数日後、ジョーの代わりになるジョー型エイドスを搭載した刑事がマネキネコ街にやってくる。世はすべてこともなし。ということだ。
This work includes material taken from the System Reference Document 5.1 (“SRD 5.1”) by Wizards of the Coast LLC and available at https://dnd.wizards.com/resources/systems-reference-document. The SRD 5.1 is licensed under the Creative Commons Attribution 4.0 International License available at https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/legalcode.