ネコぶんこ


2011年08月02日 どこか異様なカルチャーショックの混淆によって力を得て、コンピュータとそしてアンフェタミンに耽溺した容疑者は、スナックとドラッグをデスクのはじの手の届くところに置き、椅子の下には便器を置いて、コンピュータの前に一日半もすわりっぱなしになっていた。 編集

§ [Ludus] PaizoとWizKidsは塗装済みミニチュアのPathfinder Battlesシリーズを発表する

『Heroes & Monsters』セットが12月に登場し、次のセットも計画されている

Paizo Publishing and WizKids Games announce Pathfinder Battles, a new ongoing prepainted miniatures brand to debut in December with Heroes & Monsters, a blind-packed, randomized set of 40 miniatures based on the smash-hit Pathfinder Roleplaying Game. Additional sets will follow throughout 2012 and beyond, including a 60-figure Rise of the Runelords set scheduled for June 2012. These sets join the already announced Pathfinder Beginner Box Heroes pack of four high-quality nonrandom prepainted plastic miniatures, due in October 2011.

Paizo and WizKids Launch Ongoing Pathfinder Battles Prepainted Miniatures Line

Paizo PublishingとWizKids GamesはPathfinder Battlesを発表する。これは大ヒット中のPathfinder Roleplaying Gameを題材にした塗装済みミニチュアで、12月に40種類のミニチュアをランダム封入したブラインドパックのHeroes & Monstersが発売される。

追加セットは2012年とそれ以降も続き、2012年6月には『Rise of the Runelords』――60種類のフィギュアによるセット――が予定されている。これらのセットには既に発表された2011年10月に予定されているPathfinder Beginner Box Heroesに封入された4体の高品質でランダムではない塗装済みプラスチック・ミニチュアも含まれている。

『Pathfinder Beginner Box Heroes』発表への反響は凄いものでした」とWizKids Gameのラックス・チャンドラ社長は語る「私たちは賞を受けたPathfinder Roleplaying Gameのイメージを使った変化に富んだフィギュアを、Pathfinder Battlesのミニチュアとして完全な形でゲーマに届けることができます」。

「WizKidsは『Beginner Box Heroes』『Heroes & Monsters』の仕事で常に私たちの心を打ってくる」とPaizoのCEO、リサ・スティーヴンスは語る「私たちは毎日WizKidsの原型師から届けられるイメージに驚かされいて、これらのフィギュアが世界中のゲームをする卓に現われるのが待ちきれません」

塗装済みのファンタジー・ミニチュア、Pathfinder Battlesはpaizo.comと世界中のWizKids代理店経由で2011年12月に発売される。

Pathfinder Battles Q&A:

Q:Pathfinder Battles fantasy miniaturesはどんなパック構成ですか? A:Pathfinder Battles fantasy miniaturesには様々な構成があります。最初に発売される『Heroes & Monsters』の“ブリック”には19パックの中が見えない標準的なブースター・パックで構成され、16パックに中型1体か小型2体、そして3つの大型パックには大型モンスターが1体、それぞれ封入されています。開封前のブリックではミニチュアのだぶりが極力少なくなっており、買い手がフィギュアをだぶらせないようにしています(ランダム商品ですから、保障された検証はありませんが)。工場から出荷されたケース(4ブリック)を購入した買い手はフィギュアのほぼ完全なセットを手に入れるはずです。

『Heroes & Monsters』は12月に発売予定です。将来、6月のRise of the Runelordsを含むPathfinder Battlesのセットは、複数体のフィギュアが入ったブラインド・ブースターになります。

さらに、WizKidsはセットから選んで色違いや原型に手を加えたフィギュアを使ったランダムではない詰め合わせ、Pathfinder Battles Encounter Packsも発売予定です。これら未来のセットについての詳細は近いうちに発表されます。

Q:なぜ塗装済みプラスチック・ミニチュアはパッケージをランダム化したのですか?

A:塗装済みプラスチック・ミニチュアは作成に費用がかかります。形を作り色を塗るのは高価で、プラスチック・フィギュアの鋳型もまた高価です。これらの経費すべてをまかなうためには、あなたが多くのミニチュアを買う必要があります。これらのフィギュアが別々に発売されるなら、いくつかは他よりも多く売れ、そして一部――あるいはより多く――が損を出してしまいます。ランダム化されたミニチュアならあなたはどのフィギュアでも確実にある程度売る事ができ、あなたは損をすることなく適切な値段で得る事ができます。多くのフィギュアを同じ価格にする事の利点はもうひとつあり、いくつかのミニチュアにより多く費用をかけられるということで――あなたはより大きかったり精密だったり、あるいはより複雑な塗装(そしてこれらはより高価です)を行なうことができます。ようするに、普通のミニチュアを多く売る事でより珍しいフィギュアにより多くの費用をかけられるのです。

ランダム化されたミニチュアはより多くの多様性を提供できます。あなたがより多くのフィギュアを手にすることができるだけではなく、一部がより入手困難ということは、ゴブリンやスケルトンなどのように多くのフィギュアが必要になるものはたくさん、そしてあまり使われる機会がない珍しいモンスタやキャラクタのフィギュアを珍しいフィギュアにできることを意味します。

もうひとつの要因は実店舗の小売店についてです。小売店がブースター・パック一種類を置くことは、個別にパッケージされたミニチュアよりも非常に簡単なことです。最初のセット、『Heroes & Monsters』には、40種類のミニチュアが含まれています。それらを個別に売る事はそれらすべてを在庫にしておく努力を小売店に強い――それらミニチュアを並べることに多くの空間を使うよう要求します。そして来年の『Rise of the Runelords』はフィギュア60種類からなっており、個別のミニチュアとして発売されるなら小売店は100種類の商品を検討して並べなければならないでしょう。線を引き続けるのが難しいように、個別のミニチュアはすぐに大部分の小売店はついていけなくなります。ランダム化されたミニチュアはケースで小売店に流通するので、通常彼らはそれぞれのセットについてひとつの商品を発注するだけで済むから在庫の管理が楽です。そして少ないブースター・パックを並べるなら大きな場所も必要なく、小売店は簡単にすべての商品を在庫して並べ続けることができます。

より複雑な在庫管理ができるより小売店、ミニチュアを並べるより大きな場所を持っている小売店は、ほぼ確実にランダムな箱を開けてシングル売りをしたり、彼らが顧客の要求にあわせたフィギュアのまとめ売りをしたり、コンプリート・セットを売るでしょう。

塗装済みのプラスチック・ミニチュアを売り出す最高の方法は会議で何度も検討され、ランダム封入形式とそれを補う非ランダムの小規模なボックス・セットはもっとも成功していると判りました。PaizoはWizKidsと共にお客様が適切な価格で欲しいミニチュアを確実に購入できるように働くことを約束します。

Q:Pathfinder Battlesのセットはどれくらい発売されますか?

A:最初のセットは『Heroes & Monsters』で、2011年12月に発売予定です。第2のセット『Rise of the Runelords』は、最初のPathfinder Adventure Pathの5回目になる記念日を祝うために2012年6月中に発売します。追加のPathfinder Battles Encounter Packsはこれら大規模なふたつが発売される間に行ないます。さらなるセットとEncounter Packsは2012年とそれ以降も続けます。

Q:それぞれのPathfinder Battlesは何種類のフィギュアで構成されていますか?

A:最初のセット『Heroes & Monsters』は40種類のミニチュアです。1ケース(4ブリック)を発注した小売店には、3インチのベースに座る他のフィギュアより抜きん出た特別な宣伝用ミニチュアのブラック・ドラゴンを購入する権利があります。2012年6月発売予定の『Rise of the Runelords』セットは、標準セットに60種類のフィギュア、そして来るべき時に発表する宣伝用フィギュアで構成されています。Pathfinder Battles Encounter Packsはそれぞれ6体が一般的な構成となります。

Q:Pathfinder Battles fantasy minituresはPaizo subscriptionの適用範囲ですか?

A:Pathfinder Battles fantasy minituresはPaizoがライセンスを出したWizKidsが作成したもので、今のところPaizo subscriptionの適用範囲ではありません。Paizoはお客様の多くがこれらのミニチュアを支持するなら、subscriptionや類似したサーヴィスを提供するための方法を探している、とも表現できます。

Q:これはReaper Minituresから出ているPathfinder Minituresのラインに影響しますか?

A:Reaper Minituresは2009年の秋から未塗装で金属製のPathfinder Minituresを生産していて、彼らはそれを続けます。Paizoは良い商品――塗装済みのプラスチック製でも未塗装の金属製でも、良質のミニチュアを多様な好みを持つすべてのゲーマに届けることを約束します。

Q:Pathfinder BattlesはReaperの原型ですか?

A:これらはすべてWizKidsが原型を新造しています。

Paizo Publishingについて

Paizo Publishing, LLCはファンタジー・ロールプレイング・ゲーム、アクセサリ、ボード・ゲーム、そして小説の主要な出版社である。PaizoのPathfinder Roleplaying Gameは、卓上ゲーム史上もっとも大規模な公開プレイテストの結果生まれ、今日のRPG市場におけるベストセラーのひとつである。Pathfinder Adventure PathはテーブルトップRPGでもっとも有名で一番売れている月刊商品である。Paizo.comは主要なオンラインのホビー小売店で、さまざまな出版社の商品数万点を世界中の顧客に提供している。創立以来9年で、Paizo Publishingは主要な賞40以上を授与され、ホビー・ゲーム業界でもっとも有力な企業のひとつになった。

WizKids Gamesについて

National Entertainment Collectibles Association Inc. (NECA)の全面子会社で、ニュージャージーに拠点を置くWizKids/NECAは想像力を働かせるゲームの開発と出版を専門的に行なっている。HeroClixブランドは今日の市場でもっとも成功しているコレクタブル・ミニチュア・ゲームで、2億5千万以上のミニチュア・ゲーム・フィギュアを世界中で販売している。より詳しい情報はwww.wizkidsgames.comで。

五月下旬の『PaizoとWizKidsによる新しいミニチュアについての発表!』から二ヶ月ほど経ち、Paizoの塗装済みミニチュアについて詳細が出てきましたぁ。

本文中の補足をすると、Heroes & Monstersはpaizo.com価格で中型1体か小型2体が入っているStandard Boosterが$3.99、大型が1体入っているLarge Boosterが$5.99、Standard Booster16箱とLarge Booster3箱のBrickが$74.99、Brick4つのCaseが$274.99で、Caseひとつでだいたいコンプリートできるようなアソートみたいですぅ。

封入数減らして単価を廉くすることで値頃感を出してるようだけど、成功してほしいものですぅ。


2012年08月02日 そして、そういう服が買えるというのも、大半の“全地球的十代”の王子様王女様と御同様に、街に存在する数少ない莫迦莫迦しいほど高すぎるアパートメントを手に入れるわけにもいかないので、みんな親元に住んでいるからだ。 編集

§ [DnD][4e] 『Menzoberranzanプレビュー:蜘蛛の都(Menzoberranzan Excerpts: City of Spiders)』

バート・キャロル

悪意に満ちたドラウの力ある名家は、堕ちた女神の目にかなうようそれぞれたゆみない努力を捧げており、メンゾベランザンこそそうした驕慢の頂である。だがしかし、その積み重なった利己、放蕩、そして悪徳の奥を覗けば、豊かな歴史、文化、そして芸術を持つ壮大な文明を見つけることができる。このたまらない美と罪の二律背反こそ、ドラウの社会への強力な関心を呼び起こすものだ。この本で紹介される高名なアンダーダークの都市メンゾベランザンは、かの有名なドラウのレンジャー、ドリッズト・ドゥアーデンの出身地でもある。しかしこれは彼の物語ではない――これは君たちが紡ぐべき無数の物語だ。

Menzoberranzan: City of Intrigueは最大級の汎用性を持つようデザインされた。たとえ君がダンジョンズ&ドラゴンズのどの版を使っていたとしても、君はこの本に書かれているほぼすべてのことがらがゲームで使えることを知るだろう。君はこの本でドリッズトが生まれるよりも前の年代でも、蜘蛛の女王の戦争のまっただ中でも、あるいは現代のフォーゴトン・レルムだろうが、キャンペーンを設定して運営できる。メンゾベランザンは君が望むどんな方法ででも使える、君と君のプレイヤーたちが探検できるすべてを備えて待っている環境だ。

今日のMenzoberranzan: City of Intrigueのプレビューで、私たちは『第4章:蜘蛛の都』の内容を見ていく。

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メンゾベランザンのキャンペーン

悪のドラウのキャラクターで陰謀と裏切りに満ちた冒険を行なうことは、ほとんどの『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のキャンペーンとは大きく異なった経験になりえる。これら6つの特徴はMenzoberranzan: City of Intrigueのキャンペーンが提示する精神を簡潔に示している。

1.君はドラウだ

このキャンペーン・セッティングでは、君は休暇で蜘蛛の都を訪ねた地上の住人という二足のわらじを履くことはできない。違う、君は住人なのだ。ドラウにせよ奴隷にせよ、貴族の子弟にせよ庶民にせよ、メンゾベランザンこそが君の故郷だ。これは君にとって地上エルフの悪意に満ちた宣伝を無視してD&Dのもっとも象徴的で影に潜んだ種族のひとつをロールする機会になる。

2.悪による支配

メンゾベランザンは悪の巣窟だ。ドラウの文化は裏切りと殺人が当たり前であり、それは快楽を求める行為でもある。このセッティングのドラウは日ごろからデーモンと乱痴気騒ぎをし、流血を伴なう見下げ果てた行為に手を染める。ドラウ社会の信条は巧妙に提示されるが、プレイヤーが幻惑されてはいけない。メンゾベランザンの住民は邪悪で移り気な嗜虐主義者で、彼らは自分たちの地位を他者へ苦痛と惨劇を味わわせることで向上させようとしている。

3.ロルスこそが至高

ドラウ社会ではロルス教団ほど、他のいかなる勢力より根を張っているところはない。千年を越えるドラウの宗教儀礼には他の神性も存在しているが、すべてはロルスから派生したもので、蜘蛛の女王の影でかろうじて見ることができる程度だ。ヴァイラウンやゴーナドウアのようなものはいくつかの時代で信者を持っていたが、ロルスへの信仰――そして恐怖――のせいで、少数しか存在しなかった。彼女がすべてで、彼女は孤独、そして彼女こそがドラウの宗教の中心に立っている。

4.すべてに身分が

混沌より生まれる存在にもかかわらず、ドラウの社会は非常に根強い身分によって支配されている。すべてのドラウは他者――他のドラウも含む――を3種類に分けている。

  • 強者、これらはなだめて懐柔せねばならない(少なくとも彼らに取って代わるまでは)。
  • 自分を高めるために利用できる者、できる限りあらゆる方法で奪い続けるための存在だ。
  • 弱者、単純作業か捨て駒程度にしかならない役立たずだ。

ドラウの目で見れば、毎日は君の身分を向上させるか、邪魔者を排除する新たな機会に満ちている。

5.秘密は財産

ドラウは無鉄砲に未知へと突っ込む無思慮な野蛮人ではない。事実、メンゾベランザン人と呼ばれるメンゾベランザンの住民は、彼らの努力が及ぶ限りで非常に注意深く計算高い。富と力は確かに重んじられるが、真にドラウが取り引きするのは秘密である。情報は力であり、それを使うことで彼や彼女は身分を超えた力を行使できるのだ。ドラウの陰謀は伝説的で、それらのうちでも長期に及ぶ策謀はメンゾベランザンのキャンペーンでもその一部に不可欠なものである。

6.ここはアンダーダーク

冒険は都市の中だけに限定されない。ドラウの数多き陰謀はプレイヤー・キャラクターをアンダーダークの暗い深みへと向かわせることができる。ドラウはその冷酷さと悪徳において名高いが、彼らの息の根すら止めるクリーチャーが世界の深淵には存在する。その危険性にもかかわらず、一部のメンゾベランザン人は深淵に溢れる富を利用する機会には躊躇しない。影の道近くの暗がりの領域、そしてその向こうでも、アンダーダークの冒険は待ち受けている。

バート・キャロル

バート・キャロルは1980年からのD&Dプレイヤー(そしてイラストに塗り絵をした第1版のMonster Manualが好きだった)で、2004年からウィザーズ・オヴ・ザ・コーストで働いている。彼は現在D&Dのウェブサイトのプロデューサで、ブログもhttp://ourheroesjourney.wordpress.comで書いている。君は彼をツイッターで見つけることもできる(@wotc_bart)。


2013年08月02日 最初の例では、ここに到達する者は中心からもっとも遠く、すなわちより多くの興味と努力を成し遂げた者ということになる。 編集

§ [DnD][4e][Dungeon] Dungeon217号(Dungeon Issue #217)

目次

編集部より:謎を解け(Editorial: Unravel the Mystery)
著者:クリストファー・パーキンス

最新のD&D Encountersシーズンに合わせた今月のテーマは、とても面白いと約束しよう。

二重底の鼠(Rats in the Undercellar)
著者:ティム・エラゴン

ノームの心に潜む悪を知るものはいるだろうか? バルダーズ・ゲートの鼠は知っている! このD&Dアドベンチャーはフォーゴトン・レルムを舞台とした1~2レベルのキャラクター用だ。

崩れる言霊(Massacre at Misty River)
著者:クレイグ・キャンベル

それはあどけない言葉遊びから始まったが、事態は悪化の一途を辿っている。このD&Dアドベンチャーは3~5レベルのキャラクター用だ。

美しき嘘(The Art of Deception)
著者:アレクサンダー・ウィンター

アールディング男爵夫人は夫が本物に見えないことを恐れている。彼女は狂っているのだろうか、真実を告げているのだろうか? このD&Dアドベンチャーは14~16レベルのキャラクター用だ。

今月はDungeonもミステリ特集ですぅ。


2014年08月02日 編集

§ [TRR][Oni] リプレイ『鬼の話~はじめに』

はじめに

これから[Oni]のタグで始める文書は、2010年に行なった『天下繚乱RPG』のオンラインセッションのログをリプレイとして編集したものですぅ。

なにぶん古いものだけど、編集を挟むことで当時の感覚を今の感性で再編できればと考え、書いた分を公開していくことにしましたぁ。

リプレイに参加していただいた方も現在はそれぞれにご多忙でセッション方面では疎遠だけれど、また何かプレイしたいものですぅ。

なお、幸いにもこのリプレイでこのシステムをプレイしようとする方がおられた場合、書籍版の在庫は流通にあるもの限りのようだけど、公式サイトからのリンクで電子書籍版を購入することができるですぅ。

それでは次回から、リプレイ『鬼の話』を始めるですぅ。


2016年08月02日 編集

§ [DnD][5e] 『篤信者(THE FAITHFUL)』

Unearthed Arcana

マイク・ミアルスとジェレミー・クロフォード――2016年08月01日

今月のUnearthed Arcanaは、秘術使いが彼らの信仰を神に対して示すことができる新たな2つのオプションを提供する。

ウォーロックのキャラクターには、謎めいた不可思議な神格と結びつき、知識と伝承のために召されたPact of the Seekerを。ウィザードには、神格によって秘術の教えに導かれ、信仰の領域の利益を得る魔法使いを作成できる秘術の学派、Theurgyを。

君たちはこのシリーズで発表される素材を第5版プレイテストの第一波と同じように考えることができる。これらのゲームの仕組みは草案の形式なので、君たちのキャンペーンで使用可能であるがプレイテストとデザインの繰り返しで完全に調節されたものではない。これらはゲームの公式なパーツではない。これらの理由もあり、このコラムで提示される素材はD&D組織化プレイのイベントで合法的なものではない。

Unearthed Arcanaで発表される素材は私たちがいつか出版されるサプリメントに収録したいものから、私たちの自宅でやっているキャンペーンのハウス・ルールのうち共有してみたいものまで多岐にわたり、コア・システムのオプションから特定のセッティングの素材まである。一度それを公開すれば、君たちはそれがどのようにうまくいき、それを改善するために私たちができることがあるかを知るために君たちは私たちに接触することができる。

UNEARTHED ARCANA: THE FAITHFUL

今回はよそのクラス特徴に触れるやつが弱いはずがないTheurgyが紹介され、久しぶりに劇物が来た感のあるUAですぅ。


2018年08月02日 編集

§ [Ludus] 『Pathfinder 2』プレイテスト開始

今日から『Pathfinder 2』プレイテストが始まり、ダウンロード可能になったですぅ。

大まかなシステムとしては、キャラは3つのアクションと1つのリアクションを持ち、それをターン、ラウンド毎に消費して行動するようになっていて、アクションの細分化や割り込みの煩雑さを軽減しようとしているのが特徴ですぅ。

キャラメイクは祖先(Ancestry、従来の種族に相当する)と背景、クラスを選択後、祖先特技、クラス特技、技能特技、一般特技などの枠から、特殊な行動をできるようにしたり、常時何らかの効果を受けられる《特技》を修得していく、DnD 4eアリアンロッドに近い感覚のものになってますぅ。呪文使いクラスの場合、さらに呪文を選ぶようになってるですぅ。

特技や呪文、技能は、名称、レベル、効果、消費するアクション数などがデータブロック形式にまとめられ、ゲーマにはわかりやすい構成になってるですぅ。また、攻撃、移動など基本的なアクションもデータブロック形式に整理されているですぅ。

魔法のアイテムはレベルが設定され、もちろんパーティに報酬として出すべき量などはルールである程度示唆されているですぅ。PF2では魔法のアイテムにはレベル+【魅力】を基準にしたResonance Pointが設定され、装備することや使うことでRPが消費されるので、魔法のアイテムで鈴なりになったり、ワンドを振り回すのがある程度抑止されると考えられているようですぅ。

ざっと読んだ感じ、PFがこれまで培ってきたものを一度全部見直し、よりモダンな記述に改めた印象ですぅ。詳しいレビュウはどんどん出てくるだろうけど、今日はこの辺をファーストインプレションとするですぅ。