ネコぶんこ


2014年08月24日 [長年日記]

§ [NOVA] 2014年08月24日『Artificial Romance』

御堂アキラ(28・♂・カブト●、クグツ◎、カブトワリ):千早重工後方処理課所属の工作員。鍛えられた肉体にサングラスをかけ、ベクターIVを担ぐタフガイ。社に絶対の〈忠誠〉を誓う根っからのクグツだが、今回は何の因果かデビューを控えたアイドルの護衛をすることになり、自らの秘められた感情を自覚していく。音楽はほとんど聴かないし興味もない。プレイヤはアシタカ氏。

クルス・和人(?・♂・バサラ、フェイト◎、クグツ●):N.I.K.本部づきの探偵で、表沙汰にできないような事態を処理するプロフェッショナルでもある。肉体をサイバーアップした〈実験体〉かつ、結果だけもたらすなら便利な〈通過〉使いの超能力者。音楽はあまり聴かないが、だからこそ音楽家である佐村和也と良き友人としてつき合えている。プレイヤは隠者氏。

ニコライ・葛木(?・♂・カゲ、レッガー●、イヌ◎):北米産まれの警察企業、Lone Star N◎VA所属の警官。自らの悪徳を満たせるチャンスでは躊躇しないが、それが警官としての実績に結びつくタイプのイヌ。ただし手加減ができないのでホシはよく殺してしまう。音楽は警邏中にラジオで流行歌を聴き、意外なことにアイドル関係にも造詣が深い。プレイヤは森聖氏。

セフィロス(15・♂・カブキ◎、ミストレス、ニューロ●):『DtoX』事件で毒気が抜け、マンデインの平凡な生活にも身を入れ始めたニューロキッズ。ウェブでは〈芸術:電子芸術〉〈電脳〉〈†オンステージ〉〈†ジャンヌ・ダルク〉〈†ターボブースト〉でオーディエンスを盛り上げるニューロビートの人気アーティスト。音楽は“災厄”前のLPやCDまで集め、創作に利用しているため、メロディに微妙なライバル意識を持つ。プレイヤは荒原の賢者氏。

今回は『アウターエッジ』のシナリオをXにコンバートしたアクトだったですぅ。ゲストのメロディをアキラが護衛する物語が主軸で、これが割れ鍋に綴じ蓋というか、両方アレだからうまい化学反応が起きてなかなかいい話になったですぅ。それには納得いかんとセフィロスが乱入してさらに思わぬ方向へと展開して、次回へ続くことにあいなりましたぁ。

その一方で、ブラックハウンドのメモリ巡査が一夜限りのアイドルデビューを果たしたり、アマデウスという亡霊に引導が渡されたりと、他のゲストにも色々な波乱があってしっとりしながも賑やかに続編へ続いていったですぅ。

カット進行ではセフィロスのニューロビートに乗って攻撃しつつアキラがベクターIVで派手な〈†インターセプト〉を決めて達成値が制御値にすら届かないとか、メモリ親衛隊を使った《制裁》で判定前に重圧を受けて攻撃が潰されたりとゲストがとても酷い目にあっていたですぅ。

今回のシナリオはN◎VAのミュージックシーンに関わることだったので最初にキャストと音楽の関係性についてちょっと質問したけど、そのおかげか音楽周りを結構意識して演出ができていたようで、これはよかったですぅ。