ネコぶんこ


2009年09月11日 フォームに直接書いてたら手違いで消してギャー 編集

§ [DnD][4e] ディーヴァのインヴォーカー

PHB2』の日本語版が出ることだし、ディーヴァのインヴォーカーを『シャドウフェル城の影』の書式風に作りましたぁ。

ディーヴァはいわゆるアヤナミ星人光の王レイディ・3ジェインな魂が不滅の種族ですぅが、不死性とシステムの折り合いをそこそこ上手くつけてるんじゃないかと思ったですぅ。

インヴォーカーのほうは高レベルの祈祷にレイン・オヴ・カラーレス・ファイアがあったり『Divine Power』でApocalypse from the Skyが追加される、天使を召喚して戦闘させたり敵を塩にしたりするようなイイ雰囲気のクラスですぅ。

§ [Promiscuus] tDiary 2.2.2へ

今日の更新をしたらtDiaryが400 Bad Request (OpenURI::HTTPError)を吐くので何かと思ったら、tDiaryがAmazon APIの仕様変更で更新されていたのを見落としてましたぁ。深夜から朝にかけて表示が不安定でご迷惑をおかけしたかもしれないですぅが、更新したのでもう大丈夫なはずですぅ。

ついでに表示もちょっといじりましたぁ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

§ chanel bags [Great!attempting bring chanel bags http://chanelbagsnow.o..]

§ penis extender [penis penis extender http://www.cheappenisextenders.com]


2010年09月11日 「違うよ。予測するんじゃなく網を張るんだ。関係者が都合良く動いてくれるように、予め四方八方に水面下で圧力をかけておく――と云うのが蜘蛛の手口だ。この場合も岐路が無限にあることに変わりはないんだが、張った網に掛かった場合のみ有効に活用し、掛からなかった場合は無視をすると云う手口なんだな」 編集

§ [DnD][4e] 『Essentialで変更されるもの(Changes Coming in Essentials)

以下の文書にはHeroes of the Fallen Landで追加されるルールの変更がいくらか含まれており、それは現在Wizards Play Networkに加盟している店のほとんどで入手可能である。この文書で発表される変更は古いパワーをより明確にし我々のデザイン哲学の変化が反映されたものである。

より詳細な解説は、以下のリンクで行なっている。

パワー、装具、特技、そして種族についての解説はここで。

魔法のアイテムの変化については、ここで。

これらの変更は近日中にルール・アップデート文書とデジタル・ツールに反映される。

ダウンロード(173キロバイトのPDF)

Essentialによる変更点が発表されていたので、取り急ぎ訳しましたぁ。私が参照できる日本語版ルールブックはPHBしかなく、他のページ数などは英語版を参照しているので、ツッコミなどで教えていただければ気がついたときに修正しようと思いますぅ。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

§ jonn2 [comment2, ]


2012年09月11日 「それは良さそうだけどさ、ダグ、ロケットが水中に落ちて、プルトニウムが沈んじゃったらどうする」 編集

§ [DnD][4e] 『メンゾベランザンへようこそ(Welcome to Menzoberranzan)』

デザイン&デベロップメント

著者:ジェームズ・ワイアット

8月に発売されたMenzoberranzan: City of Intrigueは、さまざまな面で未来を感じさせる――少なくとも今の私たちが考えている未来を示すソースブックになった。この本で私たちは設定という素材について、これらの本をより使いやすくより面白くする新しい方法を調査し、少し新しいやり方を使ってみた。

ルール? ルールってなんだ?

Menzoberranzanのページをめくった君がまず気づくのは、ルールについての記述がほとんどないことだ。君は第4版のパワー、モンスター、あるいはトラップのステータス・ブロックを見つけられない。君はこの本に収録されたいくつかの独立したルールのモジュールによって、キャラクターの派閥での立ち位置や、キャラクターのドラウ社会全体における身分の指針を得ることができる。しかし、そうしたルールの光はどんなゲーム・システムや版からも独立し、雰囲気の占める割合が重いものだ。

雰囲気が重くのしかかるやり方こそ、私たちがこの本でやりたかったことだ。私たちはメンゾベランザンに住むドラウの陰謀と裏切りで彩られた社会からアンダーダークの裏街道の雰囲気を伝え、君がロルスの道をうまく歩めるようにと多大な努力をした。この世界へと没入する感覚は、君に街の門を守っているドラウの警備兵がどれくらいヒット・ポイントを持っているか伝えるよりも――そうした情報は君が選んだモンスターの本から簡単に選ぶことができる――重要だ。

また、こうした雰囲気を強調するやり方は、私たちからのメンゾベランザン周辺でキャンペーンを行なうことについての助言にも及んでいる。事実、一番最初になる第1章は『キャンペーンの雰囲気』という章題で、君にこの陰謀の都で繰り広げられる人生のどこに着目してドラウを中心にしたキャンペーンを行なえばいいのかを説いている。君は政治の陰謀に集中したい? 思想的な企て? 地上への侵攻や、それとも他のアンダーダーク住民との戦いがいい? それらの幅広い分野にはとても多くの可能性があり、私たちは君がそれらのオプションについて考えるのを助けるためにそれぞれ見開きを用意した。

私たちはまた本の後のほうでもプレイヤーへの素材として同じ体裁をとった。ドラウのテーマや伝説の道(私たちはこれらを他の媒体で補った)を半ダース準備するよりはむしろ、私たちは君にドラウはどんな存在なのか理解してもらうことに集中した。ドラウの奮い立たせるものは何か? 君はどんな秘密を仲間に隠しているのだろう? 君はなぜ冒険の仲間を信用できないのだろう? 君たち全員が異なる家の者だったら? ドラウ社会での君の立ち位置は? これらの質問(とこの本のこの章にあるガイダンス)はどんなルールのオプションより、君がプレイするドラウの魂に入り込むことを助けるだろう。

呪文荒廃? 呪文荒廃ってなんだ?

君がやってみたいドラウのキャンペーンを作っていくのを助けるのと同じ精神で、私たちはメンゾベランザンという都市を、その歴史のある一部分だけ紹介するよりはむしろ、いつとは限らない存在にしようとした。この本で『キャンペーンの雰囲気』の次に続くのは『キャンペーンの時代』の章で、ここでは都市の歴史を紹介してそれぞれの時代でプレイすることを提案している。君はこの都市でキャンペーンを行いたいかもしれないが、長年にわたって小説とゲームのソースブックで展開されてきた名家と事件の膨大な量に束縛されると感じたことはないだろうか? キャンペーンの舞台は創設の時代(長い歴史の闇に覆われている都市が創設された、R・A・サルヴァトーレのダーク・エルフ三部作から見て5千年以上昔のできごと)のようなその時代の資料が本当に少ない時代も含め、あらゆる求めに応じなければならない。“蜘蛛の女王の戦争”、“災厄の時”、“呪文荒廃”そして今も進んでいるロルスが魔法の女神となるための計画(“魔織”)のすべてがここで紹介され、さらに私たちは本の別な場所でも紹介するので゛、君はどんな情報がどの時代のものなのかを把握できる。

たとえば、君は巻末にあるすばらしい都市の地図――マイク・スライによる――を調べて気になった場所の記号を見れば、君はそのナルボンデリューン地区に建つバリソン・デルアームゴ家の屋敷が――呪文荒廃の時代、家人衆の兵舎だったと知ることができる。そして“ぼろぼろのビホルダー”について読めば、それはイーストマイアにあるさまざまな武器を扱う店で、君はそこの所有者が蜘蛛の女王の戦争の直後に都市を訪れ、呪文荒廃の時代からずっとそこにいるということを知ることができる。

私たちは主だったドラウの名家についても、それぞれの家について一般的に知られている情報とその真相を時代ごとに解説している。そして私たちはある時代のその家に訪れる運命について1つ2つ言及し、そこを利用してその家で特に力を持った人物、その時代における家格、そしてその家の目標と挑戦についても話している。たとえばゾララリン家は著名で不思議なウィザードをどの時代ででも輩出する魅力的な一家だが、呪文荒廃の時代――特に魔織を想像しようとしているとき――彼らは特別な重要性を持つ。

もちろん、この項にはこのことだけではなく、呪文荒廃の時代以外、蜘蛛の女王の戦争などフォーゴトン・レルムの小説やゲーム製品で触れられてきた時代についても無視していない。だが、メンゾベランザンでの変化は考えられているよりも少ないため、変わらなかったものに焦点をあてるのは比較的簡単なことだった。

建築素材

これは素材を準備する新たな方法ではなく、君はすでにNeverwinter Campaign Settingで同じ方法を経験している。Menzoberranzanが目指した目標の1つは、君がやりたいキャンペーンを構築するためのさまざまな方法に対応できる素材を君に提供することだった。君のキャンペーンの雰囲気と時代に加え、この本に詳細が記された17の派閥(あるいは君が作成した他の派閥)からいくつかを選ぶことで、都市に渦巻く陰謀とたくらみの雰囲気を君がとらえることを、この本は助ける。君がおよそ3つの派閥に焦点を絞り、キャンペーンで重要だとプレイヤーに告げ、彼らをこれらの3家との関係による立ち位置に集中させることで、これら3派閥の間で変化する関係と競争を前へ押し出すことができる。残りは都市の舞台裏へ潜ませておき、君が物事に変化が起きる時だと決断したときだけ前に出てくる。

これらの派閥は主にドラウ社会の輪郭を形成する背信と陰謀の雰囲気を強めるため、蜘蛛の都を舞台にしたキャンペーンでもっとも重要な建築素材だ。しかしこの、大きな力を持つ存在に注目し、彼らと他との関係に光を当てる方法は私たちがNeverwinterで行なった方法と非常に似ている。君が派閥を選んで彼らの興味を調べれば、冒険のアイデアはすぐ心に飛び込んでくるだろう。

当然、君がこの本で発見できる建築素材がこれらだけであるということもない。都市や周辺のアンダーダークで重要な場所は、安全地帯にしろ死と隣り合わせの冒険の舞台にしろ、君のキャンペーンで印象深い場所として使うことができる。もっとも個人的なものでは、君のプレイヤーがそのキャラクターの過去に隠された悪徳や犯罪を決める助けになる一覧もある。

これら3つの方向は、私たちが将来セッティングの資料を発表するときにやってみたい方向を示している。Menzoberranzan: City of Intrigue(そしてNeverwinter Campaign Setting)はその方向への第一歩だが、私たちは未来の製品でより洗練されたものにして、君のゲームでそれがもっとよく使われるようになることを望んでいる。

ジェームズ・ワイアット

ジェームズ・ワイアットはウィザーズ・オブ・ザ・コースト、ダンジョンズ&ドラゴンズのR&Dでクリエイティヴ・マネージャを勤めている。彼はダンジョンズ&ドラゴンズ第4版リード・デザイナの1人でダンジョン・マスターズ・ガイド第4版の主要な著者だった。彼はまたエベロン・キャンペーン・ガイドに協力し、エベロンの世界を舞台としたダンジョンズ&ドラゴンズの小説も何冊かものしている。


2013年09月11日 大八島の国を造り、次に国の数を造り、又、世の主無からんやとて、一女三男を生み給ふ。 編集

§ [NOVA] 2013年05月19日『The Great Killing』

“ノマ”ノムラ・マサル(23・♂・マネキン=マネキン◎、クロマク●):稲垣光平とはお互い“ああはなりたくない”という点で相通じるところがある暗黒街の顔。〈人使い〉が仕事のクロマクである。プレイヤは森聖氏。

デューク・東郷(20?・♂・カゲ、カブトワリ●、マヤカシ◎):駆け出しだった頃の“彼”。ライトアームとジャッカルのまったく忍んでいない二挺拳銃だが、死の予言にかけては第一人者。プレイヤは荒原の賢者氏。

ガモウ・ユウジ(?・♂・エグゼク=エグゼク◎、ハイランダー●):ひとつの個体からさまざまに調整された無数の〈クローン〉によって構成される軌道の“法人”。さまざまな企業や個人から調査依頼を受けている。プレイヤは隠者氏。

今回のシナリオはカーライル・シンジケートの円卓の騎士と殺し屋たちを見つけ出しては狩りたてるしごく単純なものだけど、殺し屋やフィクサーといったプロフェッショナルな悪人のキャストとがっちり噛み合って実に爽快なアクトになったですぅ。

ゲストのニューロがゴーストに致命傷を受けてバックアップをロードしていると、データを置いてるサーバをガモウが《買収》したり、セットアップ前にデュークが《不可知》から〈※禅銃〉を繋げ、さらに先軍の思想を尖らせたノムラが〈マネキン:シスター〉からの〈人使い〉を飛ばしてまた〈※禅銃〉が飛んでくるといった無慈悲な殺しっぷりもかえって爽やかだったですぅ。

そして、いつもライトアームやジャッカルのように装弾数少ない銃で弾が切れる前にゲストを始末していたデュークが弾切れしたとき「俺にリロードさせるとは」みたいなセリフでかっこつけていたところは実にカブトワリぽくてよかったですぅ。


2014年09月11日 編集

§ [Promiscuus] 未来デバイスの呪い

Apple Watchの発表を見ていたら、腕時計型デバイスはガーンズバック連続体のようにあのへんの世代の考える近未来アイテムが行き着く先の呪いのようなものかもしれないという思いを新たにしたですぅ。

これがちょっと下の世代に行くとVR眼鏡に憑かれているけど、こういう理想未来デバイスの呪いが成長期の映画や小説での体験に直結してそうなのは、富野監督がいう人の嗜好は十代前半で決まる論に信憑性がありそうだと感じさせてくれるですぅ。


2018年09月11日 編集

§ [DnD][5e] 『ドラゴンマーク(DRAGONMARKS)』

キース・ベイカーとルーティ・ルーテンベルク、ベン・ペトリショール――2018年09月10日

今月、私たちは皮膚に現れる神秘的な印形、ドラゴンマークをまとうキャラクターの作成方法について検証していく。このマークは魔力の源で、それを持つ者のある行為を強化する。エベロンの世界で、ドラゴンマークは特定の血統と結びついている。これらのマークを持つ一族はドラゴンマーク氏族として結びつき、それぞれの産業を支配する強力な力になっている。たとえこれらのマークがエベロンと関係しているにしても、君たちは同様に他の世界でそれらを使って検証することができる。

今月のUnearthed Arcanaの素材もまた、dmsguild.comで発売中のWayfinder's Guide to Eberronに基づいたものだ。今月後半、調査がD&Dウェブサイトで行なわれる。君たちが今日のUnearthed Arcanaで何を考えたか、その調査で教えてほしい。君たちのフィードバックが変化を促したなら、私たちは変化を含めるためにWayfinder's Guide to Eberronを無料でアップデートする。

これはプレイテスト用

Unearthed Arcanaの内容は、プレイテストと君の想像力をひらめかせるために発表される。これらのゲーム・メカニクスは草案の形式で、君のキャンペーンで使えはするがゲーム・デザインと編集の最終段階を通ったものではない。これらはゲームの公式な一部ではない。これらの理由から、このコラムの内容はD&Dアドヴェンチャラーズ・リーグのイベントでは非合法となる。


2019年09月11日 編集

§ [Ludus] 5e Magazine(仮)企画趣意書

Twitterで他のRPGを既にプレイしている人、知っている人がD&Dを知るきっかけになるような本を出したいという話になり、このたび合同誌の企画を立てることになりましたぁ。

そこで企画書を広く公開し、参加者をオープンに募ることとなったので、この場で発表しますぅ。

ターゲット

RPGをプレイし、SNSで情報収集を行なったり、同人誌即売会やホビーショップに行くそこそこ熱心な人。

D&Dには詳しくないが、名前は聞いたことがある、存在は認識しているような人。

内容

D&Dの経験がない、薄い人のプレイを軌道に乗せるためのサポートになるような記事をメインにした合同誌。

  • 割と高い買い物なので買い方とか。
  • 他のRPGとの文化の違いが大きめだと見られてそうなので(そんなことはない……はずだが)、そういう認識を埋めるような記事はどうか。
  • 単発でプレイできるようなアドベンチャー、軽く遊べるソロアドベンチャーなど。

その後も余裕があれば夏冬のイベント合わせで補完本を出したい。

形態

同人誌(B5、左綴じ横書き、2段組)。

ライセンスはOGL準拠を諦め、本文内には製品名を明記してもいいようにする。ただし、レビュー、紹介ととられる範囲にとどめるように。アドベンチャーや小説などを書く場合、製品版の設定はだめ。書影もNG。

リリース時期

2019年冬コミ(C97)を予定。

頒布形態

同人誌即売会での頒布(サークル未定)。電子書籍。

残部はショップに委託。

費用や報酬

印刷費は主催持ち。

報酬は参加者1人あたり2部(保存用と布教用)の現物。

原稿の再利用

制限なし。

出典を書いて宣伝してくれると嬉しい。

〆切など

9月22日まで参加者募集(Twitterなどでコンタクトを取ると吉)。

10月31日原稿〆切。

11月半ば、入稿(できたらいいな)。

原稿作成と手順

各自内容を申請→原稿作成→とりまとめて編集へ……。

文字はテキストファイル、絵はPSD。

紙面フォーマットはB5の2段組、1行22文字、48行×2段。

以上の通りですぅ。よろしくお願いしますぅ。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

§ Hermelinda [Yamap provides more convenient details on reservations a..]


2021年09月11日 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:奇妙な騎士志願の話(2レベル)

今週の小冒険はアーサー王と円卓の騎士の物語を下敷きにした『円卓騎士異伝』のアドベンチャーで、奇妙な騎士志願の挑戦を受けるアドベンチャーですぅ。

『円卓騎士異伝』はまだ書いている途中で申し訳ないけど、ルールは変えてないのでアーサー王ものがわかるならプレイできる……はずですぅ。

データ系はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は2レベルのキャラクター2~4人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

騎士であるキャラクターは、ブリテンの各地を旅している。そんな旅の途中、橋の前に立って旅人を誰何するオーガと出会う。彼の名はブロンといい、育ててくれたお婆のために騎士を目指しているので、騎士に弟子入りを志願している。

ブロンを倒してしまって道の安全を取り戻したり、あるいは彼を弟子として取り立てるなどして、橋をふたたび使えるようにすればアドベンチャーは終了となる。

冒険への導入

キャラクターたちはアーサー王の騎士としてブリテンの各地を旅している。そんな旅の途中、ある橋に通りかかると、そこには奇妙な番人がいた。

1.騎士志願の巨漢

橋を通りかかると、そこには1人のオーガがいる。彼は鉄製の兜をかぶり、キャラクターたちを呼び止める。「お前は騎士か。騎士ならば俺を弟子にしてくれ」

オーガ

大型・巨人、混沌にして悪


AC:11(ハイド・アーマー)

hp:59(7d10+21)

移動速度:40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
19(+4) 8(-1) 16(+3) 5(-3) 7(-2) 7(-2)

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉8

言語:共通語、巨人語

脅威度:2(450XP)


アクション

グレートクラブ:近接武器攻撃:攻撃+6、間合い5フィート、目標1体。ヒット:13(2d8+4)[殴打]ダメージ。

ジャヴェリン:近接/遠隔武器攻撃:攻撃+6、間合い5フィートまたは射程30/120フィート、目標1体。ヒット:11(2d6+4)[刺突]ダメージ。

2.ブロンの話

オーガをそのまま倒してしまうようなことがないなら、彼はブロンと名乗り、自分を育ててくれたお婆のために騎士というものになりたいので、騎士を探していたと話す。

キャラクターたちが騎士だと言うなら、「騎士は強い者だとお婆に聞いた。ちょっと戦ってくれ」とブロンは手合わせを頼む。彼のhpを半減させればブロンはキャラクターたちの強さを認め、ブロンは彼らの命令に従うようになる。

3.相談

他の街にいる騎士や、城に戻ってアーサー王などに相談するなら、オーガであろうと忠誠を誓うなら受け入れるのが王の度量であると、ブロンの志願を認める。

ただし、彼らは騎士になるには探索を行なうよう命じ、その同行者としてキャラクターたちを指定する。

4.探索行

ブロンに命じられたのは、ヨークシャーのヒースの野に建つ塔に住み、何者をも近づけないマーシュ姫を王の宮廷に連れてくる探索行である。

難易度12の【知力】〈歴史〉判定に成功すれば、マーシュ姫の住む塔の近くには生き物を石にしてしまう怪物、バジリスクが巣くっているという伝説に気づける。

5.ヒースの野

旅の途中はGMの判断でランダムな遭遇を行なってもよい。だが、以下の遭遇は必ず発生する。

ヒースの野の塔が見えるところまで近づくと、石になった動物がところどころに見える。

これはバジリスクの犠牲者で、バジリスクはキャラクターたちも犠牲者にしようと不意討ちを試みる。難易度9の【判断力】〈知覚〉判定に成功したキャラクターは、不意討ちを受けない。

バジリスク

中型・魔獣、無属性


AC:15(外皮)

hp:52(8d8+16)

移動速度:20フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
16(+3) 8(-1) 15(+2) 2(-4) 8(-1) 7(-2)

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9

言語:-

脅威度:3(700XP)


石化のにらみ:クリーチャーがバジリスクから30フィート以内でそのターンを開始し、お互いが視認可能な場合、バジリスクが無力状態でないなら、バジリスクはそのクリーチャーに難易度12の【耐久力】セーヴィング・スローを行なわせることができる。セーヴに失敗すると、クリーチャーは魔法の力で石に変化し始め、拘束状態になる。それは次のターンの終わりにもセーヴィング・スローを行なわなければならない。成功すれば、この効果は終了する。失敗すれば、そのクリーチャーはグレーター・レストレーションの呪文かその他の魔法で解放されるまで石化状態になる。

不意討ちされていないクリーチャーは、ターンの開始時にセーヴィング・スローを行なわないために目をそらせる。そうした場合、次のターン開始時までバジリスクを見ることが出来ず、ふたたび目をそらすことができる。その間にバジリスクを見たなら、すぐにセーヴを行なう必要がある。

バジリスクが“明るい光”の下で30フィートから自らの姿が反射したものを見たなら、バジリスクは競争相手と間違え、その視線を向ける。

アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い5フィート、目標1体。ヒット:10(2d6+3)[刺突]ダメージおよび7(2d6)[毒]ダメージ。

5.マーシュ姫との対話

バジリスクをなんとかしたなら、マーシュ姫の塔に近づける。彼女は塔の上から、中から釘を打ち付けられた扉を開けられたなら王の晩餐会に行くと騎士たちに語る。

この扉を開けるためには難易度20の【筋力】判定が必要である。扉が開いたなら、マーシュ姫は素直に城へ向かうための支度をする。

結末

マーシュ姫を宮廷に連れてくれば、ブロンは騎士としての叙勲を受ける。キャラクターたちもその武勇と知性を評価され、王より祝福の言葉がある。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。