ネコぶんこ


2021年12月04日 [長年日記] 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:タレッタ遺跡(3レベル)

今週の小冒険は3レベル向けのちょっとしたダンジョンですぅ。

データ関係はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は3レベルのキャラクター2~4人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

キャラクターたちはゴブリンの略奪隊が来ていると目されるタレッタ遺跡へ向かう。遺跡に住みついているゴブリンたちを倒し、彼らの長を倒せばアドベンチャーは終了となる。

冒険への導入

街道から数時間離れた距離(12マイル)にあるタレッタの遺跡から、ゴブリンの略奪部隊が現われ、周辺の住民を脅かしている。

キャラクターたちは正義に導かれてか、あるいは腕試し、はたまた金のため(略奪隊の親玉には300gpの賞金がかけられている)

1.遺跡の入口

タレッタは、洞窟と人工的に掘られた区画が入り交じった旧世代の街の遺跡である。

街道からの脇道に近い場所に、ゴブリンたちが出入りしている入口がある。

入口は階段で奥へと下降しており、その近くには2人のゴブリンと1頭のウォーグが見張りをしている。

戦いになってもゴブリンはキャラクターたちに立ち向かうことなく、「3.中継の間」まで逃げ、仲間に敵襲を報せようとする。

ウォーグは戦況が不利と見るや、「2.ウォーグの厩舎」へ向かい、仲間を連れてこようとする。

ウォーグ

大型・魔獣、中立にして悪


AC:13(外皮)

hp:26(4d10+4)

移動速度:50フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
16(+3) 13(+1) 13(+1) 7(-2) 11(+0) 8(-1)

技能:〈知覚〉+4

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉14

言語:ウォーグ語、ゴブリン語

脅威度:1/2(25XP)


鋭敏聴覚・嗅覚:ウォーグは聴覚あるいは嗅覚を使った【判断力】〈知覚〉判定に有利を得る。

アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い5フィート、目標1体。ヒット:10(2d6+3)[刺突]ダメージ。目標がクリーチャーであるなら、目標は難易度13の【筋力】セーヴィング・スローを行なわなければならず、失敗したら伏せ状態になる。

ゴブリン

小型・人型生物(ゴブリン類)、中立にして悪


AC:15(レザー・アーマー、シールド)

hp:7(2d6)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
8(-1) 14(+2) 10(+0) 10(+0) 8(-1) 8(−1)

技能:〈隠密〉+6

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1/4(50XP)


器用な脱出:ゴブリンはそのターンにボーナス・アクションとして離脱あるいは隠れ身アクションを行なえる。

アクション

シミター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[斬撃]ダメージ。

ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程80/320フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

2.ウォーグの厩舎

ここにはタレッタ遺跡に住むゴブリンたちと共同生活をしているウォーグが5頭住んでいる。彼らはゴブリンと同盟を組み、略奪隊の足となる代わりに平時はだらけて過ごしている。

ウォーグ

大型・魔獣、中立にして悪


AC:13(外皮)

hp:26(4d10+4)

移動速度:50フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
16(+3) 13(+1) 13(+1) 7(-2) 11(+0) 8(-1)

技能:〈知覚〉+4

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉14

言語:ウォーグ語、ゴブリン語

脅威度:1/2(25XP)


鋭敏聴覚・嗅覚:ウォーグは聴覚あるいは嗅覚を使った【判断力】〈知覚〉判定に有利を得る。

アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い5フィート、目標1体。ヒット:10(2d6+3)[刺突]ダメージ。目標がクリーチャーであるなら、目標は難易度13の【筋力】セーヴィング・スローを行なわなければならず、失敗したら伏せ状態になる。

3.中継の間

タレッタ遺跡のかつての住民たちが行き交っていた通路の中継地点である。入口から下りてきた通路の他にも、左手と右手に通路が分岐している。

ここにはゴブリンが5人とバグベアが1人おり、侵入者に備えている。

ゴブリン

小型・人型生物(ゴブリン類)、中立にして悪


AC:15(レザー・アーマー、シールド)

hp:7(2d6)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
8(-1) 14(+2) 10(+0) 10(+0) 8(-1) 8(−1)

技能:〈隠密〉+6

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1/4(50XP)


器用な脱出:ゴブリンはそのターンにボーナス・アクションとして離脱あるいは隠れ身アクションを行なえる。

アクション

シミター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[斬撃]ダメージ。

ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程80/320フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

バグベア

中型・人型生物(ゴブリン類)、混沌にして悪


AC:16(ハイド・アーマー、シールド)

hp:27(5d8+5)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
15(+2) 14(+2) 13(+1) 8(-1) 11(+0) 9(-1)

技能:〈隠密〉+6、〈生存〉+2

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1(200XP)


獰猛:バグベアが近接武器攻撃をヒットさせたら、そのダメージにダイスを1つ追加する(攻撃には計算済み)。

不意討ち攻撃:バグベアが戦闘の最初のラウンドにクリーチャーを不意討ちして攻撃したなら、目標は追加で7(2d6)ダメージを受ける。

アクション

モーニングスター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:11(2d8+2)[刺突]ダメージ。

ジャヴェリン:近接/遠隔武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィートまたは射程30/120フィート、目標1体。ヒット:9(2d6+2)[刺突]ダメージ、遠隔の場合は5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

4.左手の通路

左手の通路は、しばらく進むと絶壁に囲まれた天井のない中庭状の場所に出る。暖かな陽に照らされたそこには木が植わっているが、これは1体のアウェイクンド・ツリーである。

このアウェイクンド・ツリーとは共通語(ツリーはかなり古い言い回しで喋る)で会話でき、少し前に洞窟から小さな人(ゴブリンのこと)がやってきたこと、邪魔臭いので軽く脅かしたらもう来なくなったことなどを話す。

アウェイクンド・ツリー

超大型・植物、無属性


AC:13(外皮)

hp:59(7d12+14)

移動速度:20フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
19(+4) 6(-2) 15(+2) 10(+0) 10(+0) 7(-2)

ダメージ脆弱性:[火]

ダメージ耐性:[殴打]、[刺突]

感覚:受動〈知覚〉10

言語:作成者の知る言語1つ

脅威度:2(450XP)


外見偽装:ツリーは動かないでいる間、ただの木と区別がつかない。

アクション

叩きつけ:近接武器攻撃:攻撃+6、間合い10フィート、目標1体。ヒット:14(3d6+4)[殴打]ダメージ。

5.右手の通路

右手の通路を先に進むと、広く天井の高い空間に到着する。ここは10フィートごとに段がついており、壁には居住空間である横穴が掘られ、段の上は通路になっている。

これはかつてここに住んでいた何者かが作ったもので、ゴブリンたちはそれを再利用しているにすぎない。

空間の中央ではかがり火が焚かれ、周囲はゴブリンたちが略奪隊の獲物を積み上げている。3000cp、1200sp、90gp、50gp相当の交易品が8箱積まれている。

この広間には戦えるゴブリンが10人、バグベアが2人いる。その中で頭にひときわ大きな羽根飾りをつけたゴブリンが1人いる。彼はカドラスという名でゴブリンの長にあたる。

ゴブリン

小型・人型生物(ゴブリン類)、中立にして悪


AC:15(レザー・アーマー、シールド)

hp:7(2d6)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
8(-1) 14(+2) 10(+0) 10(+0) 8(-1) 8(−1)

技能:〈隠密〉+6

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1/4(50XP)


器用な脱出:ゴブリンはそのターンにボーナス・アクションとして離脱あるいは隠れ身アクションを行なえる。

アクション

シミター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[斬撃]ダメージ。

ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程80/320フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

バグベア

中型・人型生物(ゴブリン類)、混沌にして悪


AC:16(ハイド・アーマー、シールド)

hp:27(5d8+5)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
15(+2) 14(+2) 13(+1) 8(-1) 11(+0) 9(-1)

技能:〈隠密〉+6、〈生存〉+2

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1(200XP)


獰猛:バグベアが近接武器攻撃をヒットさせたら、そのダメージにダイスを1つ追加する(攻撃には計算済み)。

不意討ち攻撃:バグベアが戦闘の最初のラウンドにクリーチャーを不意討ちして攻撃したなら、目標は追加で7(2d6)ダメージを受ける。

アクション

モーニングスター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:11(2d8+2)[刺突]ダメージ。

ジャヴェリン:近接/遠隔武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィートまたは射程30/120フィート、目標1体。ヒット:9(2d6+2)[刺突]ダメージ、遠隔の場合は5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

結末

カドラスとバグベアを倒せば、ゴブリンたちは戦意喪失し、降伏する。略奪隊の脅威も去る。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。


2021年11月27日 [長年日記] 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:沼に沈んだ神殿(5レベル)

今週の小冒険は5レベル向けの遺跡探検ですぅ。

データ系はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は5レベルのキャラクター2~4人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

沼地に沈んだ神殿の解放を依頼されたキャラクターたちは、ついにその地にやってくる。

この神殿はブラック・ドラゴンのプルパスがねぐらと定めており、復興するためにやってくる信徒たちを追い払い、悪いときは餌にしているのだ。

キャラクターたちがプルパスを打ち払えば冒険は終了となる。

冒険への導入

キャラクターたちはさる豊穣の神を信仰する者たちから、沼沢地で朽ちている彼らの聖地、シェブの神殿を奪還するよう依頼される。神殿はかつて彼らの祖先たちが大いなる儀式を行なった聖地なのだが、いつしか悪しき竜に蹂躙され、信徒は追い払われてしまったのだ。

神殿は文明の地より120マイル(歩いて5日)ほど離れた場所にある。GMは望むならその道中にも遭遇などを盛り込み、アドベンチャーにするのもよいだろう。

1.不本意な門番

シェブの神殿は地上にあった原始的な石造りの構造物が半壊し、緑がかった不気味な色をした沼地へと瓦礫が崩れ落ちている。

その周囲は内と外を区別する石柱で区切られており、この石柱がある辺りに1人のトロールが座っている。彼はぶつくさと愚痴を呟きながら、焼けただれた傷口を掻いている。

彼は冒険者を見つけると、のろのろと立ち上がって通せんぼをするが、どう見てもやる気がなさそうだ。

話をするなら、彼は[酸]の攻撃を行なえるプルパスに脅され、ここで見張りをさせられているトロールだとわかる。名前を求められれば“ブツクサ”だと名乗る。一番の関心事は自分が死なずにプルパスから逃れられることで、キャラクターたちと結託することも厭わない。

トロル

大型・巨人、混沌にして悪


AC:15(外皮)

hp:84(8d10+40)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
18(+4) 13(+1) 20(+5) 7(-2) 9(-1) 7(-2)

技能:〈知覚〉+2

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉12

言語:巨人語

脅威度:5(1800XP)


鋭敏嗅覚:トロルは嗅覚による【判断力】〈知覚〉判定に有利を得る。

再生:トロルはそのターン開始時に10hpを回復する。トロルが[酸]あるいは[火]ダメージを受けると、この利益はトロルの次のターン開始時まで作用しなくなる。トロルが死ぬのはそのターン開始時に0hpかつ再生が行なわれなかった時だけである。

アクション

複数回攻撃:トロルは3回の攻撃を行なう。1回は噛みつき、および2回は爪で。

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+7、間合い5フィート、目標1体。ヒット:7(1d6+4)[刺突]ダメージ。

爪:近接武器攻撃:攻撃+7、間合い5フィート、目標1体。ヒット:11(2d6+4)[斬撃]ダメージ。

2.シェブの神殿

シェブの神殿は巨石を組み合わせて作られた原始的な構造物で、中央部には黒い石を削った神像の足元らしきものが残っている。

神殿の半分は崖の下に崩れ落ち、瓦礫を階段のようにして沼地の縁を歩けるとわかる。難易度10の【筋力】〈運動〉判定あるいは【敏捷力】〈軽業〉判定に成功すれば、沼地の岸辺に下りていける。失敗した場合、沼の中に落下する。沼は強い酸性で、この中でターンを開始したキャラクターは5(1d10)[酸]ダメージを受ける。

3.沼地の縁

キャラクターが沼地の縁に降り立ったなら、沼の中に住んでいる獰猛な捕食者、ジャイアント・シャークが飛びかかってくる。下りてくるときに沼へ落下したキャラクターがいるなら、そのキャラクターを最優先の攻撃目標にする。ジャイアント・シャークは水の中から間合いに入っている者にしか攻撃できない。このジャイアント・シャークは[酸]への完全耐性を持つ。

ジャイアント・シャーク

超大型・野獣、無属性


AC:12(外皮)

hp:126(11d12+55)

移動速度:0フィート、水泳50フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
23(+6) 11(+0) 21(+5) 1(-5) 10(+0) 5(-3)

技能:〈知覚〉+3

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉13

言語:-

脅威度:5(1800XP)


水中呼吸:シャークは水中でしか呼吸できない。

血の狂乱:シャークはそのヒット・ポイントが最大値ではないクリーチャーに対する近接攻撃ロールに有利を得る。

アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+9、間合い5フィート、目標1体。ヒット:22(3d10+6)[刺突]ダメージ。

4.酸の沼の黒竜

沼地の縁には小さなくぼみがあり、そこでは沼の水に浸かったプルパスがまどろみを楽しんでいるが、目の前をキャラクターたちがうろつくならばこれを食そうと首を持ち上げる。

ヒット・ポイントが半分以下になったらプルパスは一旦酸の沼に逃げ込み、そこから飛んで逃げ去ろうとする。

ヤング・ブラック・ドラゴン

大型・ドラゴン、混沌にして悪


AC:18(外皮)

hp:127(15d10+45)

移動速度:40フィート、水泳40フィート、飛行80フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
19(+4) 14(+2) 17(+3) 12(+1) 11(+0) 15(+2)

セーヴィング・スロー:【敏】+5、【耐】+6、【判】+3、【魅】+5

技能:〈隠れ身〉+5、〈知覚〉+6

ダメージ完全耐性:[酸]

感覚:疑似視覚30フィート、暗視120フィート、受動〈知覚〉16

言語:共通語、竜語

脅威度:7(2900XP)


水陸両用:ドラゴンは空気中と水中で呼吸できる。

アクション

複数回攻撃:ドラゴンは1回の噛みつきおよび2回の爪で、3回攻撃する。

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+7、間合い10フィート、目標1体。ヒット:15(2d10+4)[刺突]ダメージおよび4(1d8)[酸]ダメージ。

爪:近接武器攻撃:攻撃+7、間合い5フィート、目標1体。ヒット:11(2d6+4)[斬撃]ダメージ。

酸のブレス(再チャージ5~6):ドラゴンは幅5フィートの長さ30フィートの直線上に酸を噴射する。範囲内のクリーチャーはそれぞれ難易度14の【敏捷力】セーヴィング・スローを行なわねばならず、失敗したら49(11d8)[酸]ダメージを受け、成功した場合は半分のダメージを受ける。

結末

ドラゴンを撃退すれば、豊穣の神の信徒たちは神殿を復興するために巡礼団を結成する。彼らの顛末も新しい冒険の題材になるだろう。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。


2021年11月20日 [長年日記] 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:カエル島の財宝(5レベル)

今週の小冒険は5レベル向けの野外探検ですぅ。

データ系はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は5レベルのキャラクター2~4人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

キャラクターたちは財宝の地図を手に入れ、付近の漁師からカエル島と呼ばれる島にやって来た。大陸から少し離れた場所にある小さな島だ。

この島にはかつてカエルに似た姿のデーモン、ヘズロスのデ'シャマゲルを祀っていた教団が住みついていた。しかし、今はもはや彼らの姿もなく、野生の動物や怪物が闊歩する島になっている。

キャラクターたちがカエル島の財宝を見つけるか、諦めて帰るなら冒険は終了になる。

冒険への導入

キャラクターたちは財宝の地図を手に入れ、付近の漁師からカエル島と呼ばれる孤島にやってきた。GMは望むなら航海の始まりからを冒険とし、旅の間の遭遇などを行なってもよい。

島はぐるりを切り立った断崖と暗礁に囲まれ、唯一上陸できそうな場所も砂州であるため、乗ってきた船でそのまま上陸することはできず、はしけで上陸することになる。

1.砂州のクロコダイル

島で唯一安全に上陸できそうな砂州は、1匹のジャイアント・クロコダイルが縄張りにしている。ここにやってくる海鳥や島の動物を狩っているのだ。

このクロコダイルは砂を被って身を隠している。難易度14の【判断力】〈知覚〉判定に成功すれば、これを見破って危険を知ることができる。

ジャイアント・クロコダイルの目的は餌なので、血の滴る新鮮な生肉や魚があれば、それを投げ入れることで気をそらすこともできるだろう。

ジャイアント・クロコダイル

超大型・野獣、無属性


AC:14(外皮)

hp:85(9d12+27)

移動速度:30フィート、水泳50フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
21(+5) 9(-1) 17(+3) 2(-4) 10(+0) 7(-2)

技能:〈隠密〉+5

感覚:受動〈知覚〉10

言語:-

脅威度:5(1800XP)


息止め:クロコダイルは30分まで息を止めることができる。

アクション

複数回攻撃:クロコダイルは1回の噛みつきおよび1回の尻尾で、2回攻撃を行なう。

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+8、間合い5フィート、目標1体。ヒット:21(1d8+5)[刺突]ダメージ、および目標はつかまれた状態(脱出難易度16)になる。このつかみが終了するまで、目標は動けない状態になり、クロコダイルは他の目標に噛みつきを行なえない。

尻尾:近接武器攻撃:攻撃+8、間合い10フィート、クロコダイルにつかまれていないクリーチャー1体。ヒット:14(2d8+5)[殴打]ダメージ。目標がクリーチャーなら、難易度16の【筋力】セーヴィング・スローに成功しなければ伏せ状態になる。

2.カエル島概観

カエル島は上陸地点の砂州が最南端で、そこには川が流れ込み、周囲はゆっくりと登り坂になり、最北端は山になっている。

砂州から山までは南の植物が生い茂る密林になっており、西側には湧き水を出す洞窟と池がある。

島は1日もあれば海岸沿いを一周できるくらいの規模だと考えてもらうといい。

砂州から最初に見えるのは、「北の山」で、その下に広がる密林の様子はよくわからない。

難易度15の【判断力】〈知覚〉判定に成功したうえで、難易度15の【知力】〈自然〉判定に成功すれば、東は植生が違う。具体的に言うと水辺の植物が生えているとわかる。

宝の地図には、島の真ん中から東方向にバツ印がつけられている。ここを目指すなら、「5.バツ印の場所」へ向かうことになる。

3.密林を行く

密林の中を迷わず進むには、難易度15の【判断力】〈生存〉判定が必要になる。これはキャラクターたちの1人が成功すればよい。

判定に失敗した場合、「4.密林の恐竜」で書かれているような恐竜の住み家にぶつかるとしてもいい。

4.密林の恐竜

密林の東側には、数匹のトリケラトプスが住んでいる。彼らは草を食み、それぞれの縄張りからあまり離れずに生きているので、おおむね1匹としか遭遇しない。東に進むことを選んだキャラクターたちは、彼らとぶつかることになる。

トリケラトプス

超大型・野獣、無属性


AC:13(外皮)

hp:95(10d12+30)

移動速度:50フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
22(+6) 9(-1) 17(+3) 2(-4) 11(+0) 5(-3)

感覚:受動〈知覚〉10

言語:-

脅威度:5(1800XP)


踏み荒らし突撃:トリケラトプスがクリーチャーに向かって最低20フィート直進し、同じターンに牙による攻撃でそれにヒットしたなら、その目標は難易度13の【筋力】セーヴィング・スローに成功しなければ、伏せ状態になる。目標が伏せ状態なら、トリケラトプスはボーナス・アクションとしてそれに1回の踏みつけ攻撃を行なえる。

アクション

牙:近接武器攻撃:攻撃+9、間合い5フィート、目標1体。ヒット:24(4d8+6)[刺突]ダメージ。

踏みつけ:近接武器攻撃:攻撃+8、間合い10フィート、伏せ状態のクリーチャー1体。ヒット:22(3d10+6)[殴打]ダメージ。

5.バツ印の場所

島の東の方には湧き水を出す洞窟があり、その出口付近には池がある。川をさかのぼってきたり、「バツ印の場所」を目指してきたなら、キャラクターたちはここにやってくる。

ここの池にはフロッグがたくさん住んでいる。

フロッグ

超小型・野獣、無属性


AC:11

hp:1(1d4-1)

移動速度:20フィート、水泳20フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
1(-5) 13(+1) 8(-1) 1(-5) 8(-1) 3(-4)

技能:〈知覚〉+1〈隠密〉+3

感覚:暗視30フィート、受動〈知覚〉11

言語:-

脅威度:0(0XP)


水陸両用:フロッグは地上と水中で呼吸ができる。

その場跳躍:フロッグは失踪することなく、20フィートの幅跳びと10フィートの高飛びを行なえる。

6.洞窟の入口

池に注ぎ込む水源には洞窟がある。地面がぬかるんでいるため、キャラクターはターン開始時に難易度10の【筋力】判定に成功しなければ、次のターン開始時まで動けない状態になる。

洞窟の入口にはスタージが6匹巣くっており、ぬかるみに足を取られた獲物を狙っている。

スタージ

超小型・野獣、無属性


AC:14

hp:2(1d4)

移動速度:10フィート、飛行40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
4(-3) 16(+3) 11(+0) 2(-4) 8(-1) 6(-2)

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9

言語:-

脅威度:1/8(25XP)


アクション

吸血:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d4+3)[刺突]ダメージ、およびスタージは目標に吸いつく。吸いついている間、スタージは攻撃しない。その代わり、スタージのターンが開始する毎に、目標は血を吸われて5(1d4+3)ヒット・ポイントを失う。

スタージは5フィートを移動したことにして離れることができる。目標が10ヒット・ポイントの血を吸われるか、目標が死ぬと離れる。目標を含むクリーチャーはアクションを消費することでスタージを引き離すことができる。

7.神像の部屋

洞窟の奥はかつてデーモンを祀っていた教団が使っていた居住区になっており、最深部にはヒューマンの赤子ほどの大きさの黄金でできた二足歩行するカエルの像が立っている。この洞窟や池付近のフロッグたちは、彼らが育てていたものでもある。

部屋の隅には古い銅製の櫃があり、200cp、6000sp、4000gp、80ppが入っている。

カエルの像は5000gpほどする値打ち物だが、これに振れるとここの信仰対象だったヘズロウのデ'シャマゲルが現われ、侵入者たちに罰を与えようとする。

デ'シャマゲルはキャラクターたちの1人が倒れると、自分たちの立場をわきまえたなら別の陸地へ連れて行くよう慈悲深そうな声色で誘ってくる。

ヘズロウ

大型・フィーンド(デーモン)、混沌にして悪


AC:16(外皮)

hp:136(13d10+65)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
19(+4) 17(+3) 20(+5) 5(-3) 12(+1) 13(+1)

セーヴィング・スロー:【筋】+5、【耐】+8、【判】+4

ダメージ抵抗:[電撃]、[火]、[冷気];非魔法的な攻撃による[殴打]、[斬撃]、および[刺突]

ダメージ完全耐性:[毒]

状態完全耐性:

感覚:暗視120フィート、受動〈知覚〉11

言語:深淵語、テレパシー120フィート

脅威度:8(3900XP)


悪臭:ヘズロウから10フィート以内でターンを開始したクリーチャーは、難易度14の【耐久力】セーヴィング・スローに成功しなければ次のターンの開始時まで毒状態になる。セーヴィング・スローに成功した場合、そのクリーチャーは24時間ヘズロウの悪臭への完全耐性を得る。

魔法抵抗:ヘズロウは呪文およびその他の魔法効果へのセーヴィング・スローに有利を得る。

アクション

複数回攻撃:ヘズロウは1回の噛みつきおよび2回の鉤爪で、3回の攻撃を行なう。

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+7、間合い5フィート、目標1体。ヒット:15(2d10+4)[刺突]ダメージ。

鉤爪:近接武器攻撃:攻撃+7、間合い5フィート、目標1体。ヒット:11(2d6+3)[斬撃]ダメージ。

8.北の山

北の山は積み重なった岩でできており、他の場所ではあれほど生えていた木もまばらだ。

この山はデ'シャマゲルの信徒たちも手を出さなかったジャイアント・エイプが住んでいる。エイプは縄張りに侵入した者を激しく攻撃するが、離れるならば追撃はしない。

エイプのねぐらには50gp相当の宝石が30個散らばっている。

ジャイアント・エイプ

超大型・野獣、無属性


AC:12

hp:157(15d12+60)

移動速度:40フィート、登攀40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
23(+6) 14(+2) 18(+4) 7(-2) 12(+1) 7(-2)

技能:〈運動〉+9、〈知覚〉+4

感覚:受動〈知覚〉14

言語:-

脅威度:7(2900XP)


アクション

複数回攻撃:エイプは拳で2回攻撃する。

拳:近接武器攻撃:攻撃+9、間合い10フィート、目標1体。ヒット:22(3d10+6)[殴打]ダメージ。

岩:遠隔武器攻撃:攻撃+9、射程50/100フィート、目標1体。ヒット:30(7d6+6)[殴打]ダメージ、遠隔の場合は5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

結末

カエル島の探検が終われば、キャラクターたちを乗せた船は陸地を目指して出帆する。結果はどうだっただろうか。

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