2015年06月05日 [長年日記] 編集
§ [Promiscuus] 関東行
ちょっと思うところあって三日の夜から今日までかけて高速バスで関東の方へ行っていたですぅ。
あっちでは横浜に行って氷川丸を見学したり、このへんに某さんがいたのかーと散策したりして、東京へとんぼ返りして鳥獣戯画展と諸星大二郎原画展を回り、Twitterのフォロアさんにお逢いする短いながらも密度のある時間を過ごしましたぁ。
2015年06月07日 [長年日記] 編集
§ [DnD][5e] 2015年06月07日「Lost Mines of Phandelver」
ガンダー三世(マウンテン・ドワーフのファイター2→3):兵士出身で冒険者になった、将来は鍛冶屋になりたいドワーフ。プレイヤは隠者氏。
プルートゥ(マウンテン・ドワーフのクレリック2→3):東の海を渡ってきた貴族出身のドワーフ。美丈夫である。プレイヤは荒原の賢者氏。
ヨロシーサ(ハーフエルフのバード2→3):カーレリアの盗賊ギルド経由で領主からの仕事も請け負う間者。主に運びをしている。プレイヤは森聖氏。
一度カーレリアに帰った三人とシルダは、ゴブリンたちを使っていたグロールの大長のもとへ連れ去られたバルジアンを奪還するため、沼地へと旅立った。
七日かけてたどり着いた大長の根城はかつて砦だった廃墟で、まだ崩れきってない場所に屋根をかけるなどしてゴブリノイド達が生活していた。パーティはそこへそっと近づくと、瓦礫に身を隠しながらカード遊びに興じていたホブゴブリンを制圧し、グロールの大長がいる場所を聞き出す。
倒すべき敵の居場所がわかると、次はそこを警護する警備兵のホブゴブリンを倒し、飼い犬を愛でながらグロールとドラウが密談をしている部屋を攻め、彼らを倒すと、そこにはぼろぼろになったバルジアンがいた。
グロールの首を刎ねてこれを掲げて敵を降伏させ、安全を確保すると、バルジアンから事情を聞く。敵は彼から、一族が魔法の力を使った鍛冶をしていたという洞窟の場所を聞き出し、そこへ向かったようだ。パーティも一日休みを取ると、二日かけて道を戻り、洞窟へと入っていった。
洞窟の中では通路に巣食うオーカー・ジェリーくらいしかおらず、あっさりと炉の部屋へ到着。そこを占拠していたドラウを倒し、かつてグンドレン、バルジアン兄弟の一族が守っていた遺跡の悪は滅びた。
こうして一行は街道へ戻って馬車をつかまえ、カーレリアに戻るのだった。
というわけで、RTSしてるような勢いで『Lost Mine of Phandelver』を終了させたですぅ。5eはのってきたらどんどん加速していける、手癖で回しやすいシステムなのが大きな美点だと感じたセッションだったですぅ。
2015年06月09日 [長年日記] 編集
§ [DnD][5e] 『選択ルール(VARIANT RULES)』
Unearthed Arcana
今月のUnearthed Arcanaでは、キャンペーンで使えるいくつかの選択ルールを提示する。
議論を呼ぶためのプレイヤーがテーブルの上ですべてのダイス・ロールを行なうオプション。キャラクターが戦闘で苦しみ消耗するさまをよりよく再現するために使うヴァイタリティ・ポイント。そしてキャンペーンに特化したカスタマイズされた属性システム。これらのオプションのいくつかは、以前の版で選択ルールとして表現されていたものだから、旧版D&Dプレイヤーに馴染みやすいものでなければならない。
君たちはこのシリーズで発表される素材を第5版プレイテストの第一波と同じように考えることができる。これらのゲームの仕組みは草案の形式なので、君たちのキャンペーンで使用可能であるがプレイテストとデザインの繰り返しで完全に調節されたものではない。これらはとても気まぐれで、不安定なものかもしれない。もし君たちがこれらを使うなら、どんな問題が起こっても裁定を下せる準備をしてほしい。これらはインクではなく、鉛筆で書かれている。こうした理由から、このコラムの内容はD&D組織化プレイでは非合法となる。
Unearthed Arcanaで発表される素材は私たちがいつか出版されるサプリメントに収録したいものから、私たちの自宅でやっているキャンペーンのハウス・ルールのうち共有してみたいものまで多岐にわたり、コア・システムのオプションから特定のキャンペーン・セッティングのためにデザインされた素材まである。一度それが公開されれば、君たちはそれがどのようにうまくいき、それを改善するために私たちができることがあるかを知るために君たちは私たちに確認することができる。
今回のUAはちょっとした選択ルール集ですぅ。
2015年06月23日 [長年日記] 編集
§ [DnD][5e] 『SAGE ADVICE(SAGE ADVICE)』
Rules Roundup
多くの使用頻度の高いシステムがそうであるように、D&Dのルールも常に分析されており、時折、私たちはそれを止めて新たな資源を現在の状況に投入することを好む。
D&Dのグループのために働く新たな道具を与えるために、第5版『Player's Handbook』の6月10日における訂正の発表に続き、ばらばらになっているSage Adviceをゲームに活用できるいくつかの索引も発表する。
ツイッターから私のもっとも妥当なルールについての応答を私たちは編集し始め、来月、私たちはいつもの質疑応答に戻る。君がSage Adviceに将来答えてほしい質問があるなら、sageadvice@wizards.comに質問を送ってほしい。
Sage Advice大辞典
Sage Adviceが1月に始まって以来、私たちはそれを一ヶ所にまとめてほしいと要望を受け取り続けていた。私たちはれを受け、君が質問の答えを見つけることをより簡単にするために以下のPDFを作成した。
このPDFはSage Adviceの質問を集めるだけではなく、ゲームの公式ルールでどこにあるかも書かれている。さらに、私たちはこの文書をSage Adviceを発表するたびに更新する(このコラムの終わりにある質問も含まれる)。このPDFは効果的なゲームのFAQになる。
呪文リスト
『Player's Handbook』は君にあらゆる呪文を使えるクラスの呪文リストを与えるが、時々君は他の基準で呪文を探したくなるかもしれない。この新しいPDFは君はすべての儀式を一ヶ所で見つけられるようになり、呪文の魔法の系統や呪文レベルで呪文を調べることができるようになる。
このPDFにはクラス別呪文リストの新しい版も含んでおり、呪文の魔法の系統とそれが儀式であるかどうかを君に教える。
この資源は特に君がエルドリッチ・ナイトの類型を持つファイター、アーケイン・トリックスターの類型を持つローグ、そしてPact of the Tomeを持つウォーロックをプレイしているなら大いに助けとなる。
『Player's Handbook』のエラッタ
最新版の『Player's Handbook』のエラッタへのリンクはここにある。
我らがカスタマー・サービス・チームの一員“鷲の目”サム・シンプソンは、6月10日に公開された文書には『Player's Handbook』第3刷にあるいくつかの細かな点を見落としていることに気づいた。そういうわけで、文書をバージョン1.1に更新した。バージョン1.0から変更された部分の一覧は以下の通り。
- レンジャーのCompanion(野獣が小休憩にヒット・ダイスを消費できることが今の文書で明示された)。
- Wild Magic Surge(Surgeは1ターン1回発生させることができる)。
- Pact of the Tome(初級呪文は同じ呪文リストから選ぶ必要はない)。
- Suffocating (“or are choking”という言葉は、現在は最初の文で見つけることができる)。
エラッタについての質問
なぜ『Player's Handbook』のエラッタはXを変更してYをそうしない?
『Player's Handbook』第1刷用のエラッタは、いくつかの質問を誘発させた。なぜあれを変更した?なぜ他は変更しなかった?力術強化のように、それらが強すぎたから変更された?
そうした質問に対する答えは明確だ。私たちは文章の間違いを修正した。エラッタは不完全であったり、本に印刷された内容が的外れだった文章を修正する。厳密にいえば新版でエラッタを出すことは、そのような目的のためだ。バランスの調整とゲームの諸要素の再設計は、プレイ・テスト、Unearthed Arcanaの記事、新デザイン、そしてこの版が寿命の後半になって訪れる改訂が受け持つ。
私たちはしばしばゲームをプレイし、定期的にゲームに冠するツイッターの投稿、Redditの議論、ウェブサイトの掲示板、アンケートの結果、電子メール、そしてカスタマー・サービスのレポートを検討している。Contagionの呪文について懸念がある? そう認識している。Beastmasterが力不足だと感じている? しばらくの間、そのサブクラスに対してそういう認識を持っていた。事実、私たちのゲームの中で注目すべきことと、数ヶ月や数年先に実験したいことの長いリストの中にある。
しかし、その実験はエラッタとは無関係である。訂正――これがエラッタの役割だ。もし君がエラッタの文章を読んで「私たちはもう力術強化をエラッタに書かれてるようにプレイしていたよ」と考えるなら、エラッタの作業は意図通りに機能している。それは新たなデザインの驚きでいっぱいにすることが目的ではない。それは私たちが君に何か話し忘れていた、不注意にも間違ったことを話した、あるいは君たちのうち何人かがデザインの意図を把握し、他の人たちはそうでないような、十分に明白ではない文章への答えだ。
いくつかのモンスターは魔法のものでない武器による[殴打]ダメージに抵抗や完全耐性を持っている。『PH』のエラッタで素手打撃はどういう風に変更の影響を受ける?
素手打撃への変更はこれから公開される『Monster Manual』のエラッタと関係している。変更されている通り、素手打撃は武器ではないが、キャラクターは近接武器攻撃をするためにそれを使用できる。そのような打撃は魔法のものでない武器による[殴打]ダメージへの抵抗や完全耐性を持つクリーチャーのそれを無視できるはずはない。
『Monster Manual』のエラッタが公開されるまでの単純な修正なら次の通り。ステータス・ブロックに魔法のものでない武器による[殴打]に抵抗か完全耐性を持っている場合、その最後の部分を“魔法のものでない武器攻撃”と読み替える。
著者について
ジェレミー・クロフォードはダンジョンズ&ドラゴンズ第5版の共同リード・デザイナであり、ゲームの編集長でもある。彼は新たな『Player's Handbook』のリード・デザイナであり『Dungeon Master's Guide』にも関わっている。彼は2007年にウィザーズ・オブ・ザ・コーストに入社して以来、多くのD&D関連書籍に携わってきた。君は彼にツイッターで連絡することができる(@JeremyECrawford)。
2015年06月26日 [長年日記] 編集
§ [NOVA] 2015年06月11日~2015年06月26日「ファイブカード!!」
“ヴェンデッタ”セフィ(16・♀・カブキ◎、ミストレス、ハイランダー●):三年より前の記憶を持たない少女。あるギャンブラーに拾われ、ギャンブルの才能を開花させて世渡りをしており、フリーダムへ挑むこととなる。
セオリーボス(?・♂・タタラ◎●、マヤカシ、ニューロ):量子トロン研究の前段階となる家賃、電気代、その他生活費を稼ぐために手広く仕事をするタタラ。今回も食と住のため川渡白夜からイカサマの片棒を担ぐ依頼を受ける。
海牛翻(23・♂・カブト=カブト●、レッガー◎):本物になる男だと主張するマッチョな巨漢。今回はフリーダムのオーナー、ジェイク・ジョンソンに護衛として雇われている。
“長腕”石島梓(17・♂・ タタラ、カブトワリ、イヌ◎●):腕に仕込んだ自作の銃で戦う機動捜査課の巡査。変則的な射撃で敵を仕留める。今回はジェイク・ジョンソンの殺害予告を捜査するためフリーダムへ乗り込む。
『ビハインド・ザ・ダーク』収録のシナリオ「ファイブカード!!」に参加したですぅ。シナリオの内容には触れないけど、閉鎖空間でのコンゲームを楽しめるいいシナリオでしたぁ。