ネコぶんこ


2022年01月01日 [長年日記] 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:氷と炎の竜(20レベル)

今週の小冒険は少人数の20レベル向けですぅ。

データ関係はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は20レベルのキャラクター1~2人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

世界の果て、北の大壁と呼ばれる山脈にある炎の山には、エインシェント・レッド・ドラゴンのシュザリネイゼがいる。彼は戯れにヒューマノイドの文明を襲撃し、彼らの営みをその炎と爪で“収穫”する癖がある悪の竜である。

キャラクターたちがさまざまな理由でシュザリネイゼと戦う決意を固め、炎の山にやってきたところから冒険は始まり、シュザリネイゼと戦うか、撤退したり敗北すればアドベンチャーは終了となる。

冒険への導入

世界の果てと呼ばれる場所の1つに、北の大壁と呼ばれる大山脈がある。そこの高峰、炎の山には、太古より生きてきた赤竜、シュザリネイゼがいる。彼は戯れにヒューマノイドの文明を襲撃し、彼らが築き上げてきたものを崩し、奪い取ることを習慣にしており、いくつもの国や都市戯れに滅ぼされてきた。

キャラクターたちはかような悪竜と戦う決意を固めた勇士の1人で、長い旅路を経て炎の山にやってきたところである。なお、GMは近隣の文明圏から北の大壁までの旅路をプレイするアドベンチャーを準備してもよい。

1.過酷な環境

炎の山は雪と氷に覆われ、地面の上は移動困難な地形である。また、[冷気]への抵抗、完全耐性を持っていないか、防寒具をまとっていないキャラクターは、ゲーム内時間1時間ごとに難易度10の【耐久力】セーヴィング・スローを行ない、失敗したら1段階の消耗段階を受ける。

炎の山には近隣にある巨人などの集落がシュザリネイゼに貢ぎ物を持っていくための獣道があり、キャラクターたちはそれを頼りに進むことができる。シュザリネイゼのねぐらまではふもとから20マイルほどである。

2.フロスト・ジャイアントの集落

山道を登り始めてすぐの場所に、フロスト・ジャイアントの野営地がある。ここには戦える者が4人おり、キャラクターたちが難易度13の【敏捷力】〈隠密〉判定に失敗したなら、彼らは見慣れぬ小さき者たちを狩ろうとしてくる。

彼らは2人倒されたら500gp相当のオパールを4つ差し出すなどして、キャラクターたちに降伏を試みる。

キャラクターたちが事情を訊ねるなら、彼らはこの辺りにある集落から来た狩りの一団で、シュザリネイゼのねぐらにも何度か行ったことのある者もいる。道案内を要求するなら、キャラクターたちを間違いなくシュザリネイゼのねぐらまで案内しようとする。

フロスト・ジャイアント

超大型・巨人、中立にして悪


AC:15(つぎはぎの鎧)

hp:138(12d12+60)

移動速度:40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
23(+6) 9(-1) 21(+5) 9(-1) 10(+0) 12(+1)

セーヴィング・スロー:【耐】+8、【判】+3、【魅】+4

技能:〈運動〉+9、〈知覚〉+3

ダメージ完全耐性:[冷気]

感覚:受動〈知覚〉13

言語:巨人語

脅威度:8(3900XP)


アクション

複数回攻撃:フロスト・ジャイアントはグレートアックスで2回の攻撃を行なう。

グレートアックス:近接武器攻撃:攻撃+9、間合い10フィート、目標1体。ヒット:25(3d12+6)[斬撃]ダメージ。

岩:遠隔武器攻撃:攻撃+9、射程60/240フィート、目標1体。ヒット:28(4d10+6)[殴打]ダメージ。

2.温かな泉

獣道に沿って歩いてきたなら、10マイルほど進んだ場所で雪が溶け、湯気を立てる泉になっている場所を発見できる。これはルモアハズが寝ている場所だ。近づけば怪物は起きてキャラクターたちに襲いかかってくる。

フロスト・ジャイアントが道案内をしているなら、こういうところにある温泉には大きな虫が住んでいるから注意しろと声をかける。

ルモアハズ

超大型・魔獣、無属性


AC:17(外皮)

hp:195(17d12+85)

移動速度:30フィート、穴掘り20フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
24(+7) 13(+1) 21(+5) 4(-3) 10(+0) 5(-3)

ダメージ完全耐性:[火]、[冷気]

感覚:暗視60フィート、振動感知60フィート、受動〈知覚〉10

言語:-

脅威度:11(7200XP)


熱された体:ルモアハズに触れた、あるいは5フィート以内から近接攻撃をヒットさせたキャラクターは10(3d6)[火]ダメージを受ける。

アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+11、間合い11フィート、目標1体。ヒット:40(6d10+7)[刺突]ダメージおよび10(3d6)[火]ダメージ。目標がクリーチャーだった場合、それはつかまれた状態(脱出難易度17)になる。このつかみが終了するまで、目標は動けない状態になり、ルモアハズは他の目標に噛みつきを行なえない。

呑み込み:中型以下のつかんでいるクリーチャーにルモアハズは1回の噛みつきを行なう。攻撃がヒットしたなら、そのクリーチャーは噛みつきのダメージを受け、呑み込まれた状態になり、つかみは終了する。呑み込まれた状態で、クリーチャーは盲目状態および動けない状態になり、ルモアハズの外からの攻撃および他の効果に完全遮蔽を得て、ルモアハズのターン開始時ごとに21(6d6)[酸]ダメージを受ける。

ルモアハズが中にいるクリーチャーから1ターンに30ダメージ以上を受けたなら、ルモアハズはターンの終了時に難易度15の【耐久力】セーヴィング・スローに成功しなければ、呑み込んでいるキャラクターを吐き出し、それらはルモアハズから10フィート以内の空間に伏せ状態で出てくる。ルモアハズが死んだなら、呑み込まれているクリーチャーへは動けない状態ではなくなり、15フィートの移動距離を費やすことで、死体から出てきて伏せ状態になる。

3.ねぐらの入口

無事に登山を終えたら、地熱で氷雪がなくなっている山頂近くにある洞窟が見えてくる。ここがシュザリネイゼのねぐらだ。ねぐらの入口には竜を象った浮き彫りがしてある。

フロスト・ジャイアントが来ている場合、ねぐらを見てしまったら呪われるので、案内はここまでと言う。

4.スンダー兄弟

竜のねぐらの中は、天井まで50フィートはあり、通路は一番細いところでも20フィートだ。温度は外とは違って熱で暑いくらいになっている。

少し進むと部屋のように広くなった空間があり、その中心では沸き立つ溶岩を使って鍛冶仕事をしているファイアー・ジャイアントがいる。彼らはスンダー兄弟といい、シュザリネイゼに奉仕する職人だ。

彼らは侵入者を認めると、溶岩の中で仕事を手伝っていた2体のファイアー・エレメンタルとともに襲いかかってくる。

溶岩は移動困難な地形で、中に踏み込むと、踏み込んだ時とターンを開始するごとに7(2d6)[火]ダメージを受ける。

先へ進むと道は上る道と下りる道の二手に分かれており、下りる方は「5.偽の宝物庫」、上る方は「6.赤竜の部屋」に続いている。

ファイアー・エレメンタル

大型・エレメンタル、真なる中立


AC:13

hp:102(12d10+36)

移動速度:50フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
10(+0) 17(+3) 16(+3) 6(-2) 10(+0) 7(-2)

ダメージ耐性:非魔法的攻撃による[殴打]、[刺突]、および[斬撃]

ダメージ完全耐性:[毒]、[火]

状態完全耐性:動けない状態、気絶状態、消耗状態、石化状態、つかまれた状態、毒状態、麻痺状態、伏せ状態、

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10

言語:火界語

脅威度:5(1800XP)


照明:エレメンタルは半径30フィートに“明るい”光を放ち、さらに30フィート先まで“薄暗い”光を放つ。

火の姿:エレメンタルは幅1インチ以上の空間なら、無理矢理入り込むことなく通り抜けられる。エレメンタルに触れたり、5フィート以内で近接攻撃をヒットさせたクリーチャーは5(1d10)[火]ダメージを受ける。また、エレメンタルは敵対的なクリーチャーの占有する空間に入り、その空間で止まることもできる。そのターンの最初にクリーチャーの占有する空間に入る時、そのクリーチャーは5(1d10)[火]ダメージを受け、発火し、誰かがアクションとして火を消さない限り、そのクリーチャーはそのターン開始時に5(1d10)[火]ダメージを受ける。

水への過敏性:エレメンタルは水中を5フィート移動するごとに、または水1ガロンを浴びせられるごとに、1[冷気]ダメージを受ける。

アクション

複数回攻撃:エレメンタルは2回の接触による攻撃を行なう。

接触:近接武器攻撃:攻撃+6、間合い5フィート、目標1体。ヒット:10(2d6+3)[火]ダメージ。目標がクリーチャーあるいは可燃性の物体だった場合、発火する。クリーチャーが火を消すための1回のアクションを行なうまで、目標はそのターン終了時に5(1d10)[火]ダメージを受ける。

ファイアー・ジャイアント

超大型・巨人、秩序にして悪


AC:18(プレート)

hp:162(13d12+78)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
25(+7) 9(-1) 23(+6) 10(+0) 14(+2) 13(+1)

セーヴィング・スロー:【敏】+3、【耐】+10、【魅】+5

技能:〈運動〉+11、〈知覚〉+6

ダメージ完全耐性:[火]

感覚:受動〈知覚〉16

言語:巨人語

脅威度:9(5000XP)


アクション

複数回攻撃:ファイアー・ジャイアントはグレートソードで2回の攻撃を行なう。

グレートアックス:近接武器攻撃:攻撃+11、間合い10フィート、目標1体。ヒット:28(6d6+7)[斬撃]ダメージ。

岩:遠隔武器攻撃:攻撃+11、射程60/240フィート、目標1体。ヒット:29(4d10+7)[殴打]ダメージ。

5.偽の宝物庫

ここはシュザリネイゼが彼にとって“とるにたらない”財宝を使って作った罠の部屋だ。40フィート×40フィートの部屋の床にはぎっしりと金貨と白金貨が敷き詰められており(50000gp、25000pp)、部屋の中心には人型の像がある。

しかし、実はこの部屋は力場の床と溶岩の床の二重底になっており、中心の像はアイアン・ゴーレムである。

コインの1枚でも動かされたらアイアン・ゴーレムは起動し、20フィート先にあるスイッチを押す。そうすると力場の床は解除され、部屋の中にあったものは20フィート下にある溶岩の床へ落下し、11(2d10)[殴打]ダメージを受ける。ゴーレムが起動するとシュザリネイゼの部屋にある警報装置が鳴り、侵入者を彼に報せるが、彼がこの部屋に来ることはない。

この溶岩は移動困難な地形で、踏み込んだ時とターンを開始するごとに7(2d6)[火]ダメージを受ける。

アイアン・ゴーレム

大型・人造、無属性


AC:20(外皮)

hp:210(20d10+100)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
24(+7) 9(+1) 20(+5) 3(-4) 11(+0) 1(-5)

ダメージ完全耐性:[精神]、[毒]、[火];非魔法的でアダマンティンによるものではない[殴打]、[斬撃]、[刺突]

状態完全耐性:恐怖状態、消耗状態、石化状態、毒状態、麻痺状態、魅了状態

感覚:暗視120フィート、受動〈知覚〉10

言語:作成者の言語を理解できるが話せない

脅威度:16(15000XP)


形状耐性:ゴーレムはその形を変える呪文や効果の影響を受けない。

魔法抵抗:ゴーレムは呪文およびその他の魔法的効果へのセーヴィング・スローに有利を得る。

魔法の武器:ゴーレムの武器攻撃は魔法的である。

火吸収:ゴーレムは[火]ダメージを受けると、それはダメージを受けずに与えられた[火]ダメージに等しいヒット・ポイントを回復する。

アクション

複数回攻撃:ゴーレムは2回の近接攻撃を行なう。

叩きつけ:近接武器攻撃:攻撃+13、間合い5フィート、目標1体。ヒット:20(3d8+7)[殴打]ダメージ。

剣:近接武器攻撃:攻撃+13、間合い10フィート、目標1体。ヒット:23(3d10+7)[斬撃]ダメージ。

毒のブレス(再チャージ6):ゴーレムは15フィートの円錐形に毒ガスを吐き出す。範囲内のクリーチャーは難易度19の【耐久力】セーヴィング・スローを行ない、セーヴに失敗したら45(10d6)[毒]ダメージ、成功すれば半減ダメージを受ける。

6.シュザリネイゼの部屋

シュザリネイゼの部屋はかつて溶岩だまりがあった場所で、直径120フィートになる半球状の空間だ。部屋は溶岩で満たされており、その中にある直径60フィートの小島に彼はいる。天井は火口の上を薄い火山岩が覆ったドームになっている。

この溶岩は移動困難な地形で、踏み込んだ時とターンを開始するごとに7(2d6)[火]ダメージを受ける。

シュザリネイゼは集めてきた財宝の上でまどろんでいるが、侵入者を見つけると目に獰猛な捕食者としての光が灯り、狩りを始める。

シュザリネイゼはヒット・ポイントが100以下になると、溶岩のドームを突き破って外へ脱出を試みる。

小島には55000gp、30000ppがある。

エインシャント・レッド・ドラゴン

巨大・ドラゴン、混沌にして悪


AC:22(外皮)

hp:546(28d20+252)

移動速度:40フィート、登攀40フィート、飛行80フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
30(+10) 10(+0) 29(+9) 18(+4) 15(+2) 23(+6)

セーヴィング・スロー:【敏】+7、【耐】+16、【判】+9、【魅】+13

技能:〈隠密〉+7、〈看破〉+16

ダメージ完全耐性:[火]

感覚:疑似視覚60フィート、暗視120フィート、受動〈知覚〉26

言語:共通語、竜語

脅威度:24(62000XP)


伝説的抵抗(3回/日):ドラゴンがセーヴィング・スローに失敗した場合、それはその代わりに成功したことを選べる。

アクション

複数回攻撃:ドラゴンは畏怖すべき存在を使用できる。その後、1回の噛みつきおよび2回の爪による3回の攻撃を行なう。

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+17、間合い15フィート、目標1体。ヒット:21(2d10+6)[刺突]ダメージおよび14(4d6)[火]ダメージ。

爪:近接武器攻撃:攻撃+17、間合い10フィート、目標1体。ヒット:17(2d6+10)[斬撃]ダメージ。

尾:近接武器攻撃:攻撃+17、間合い20フィート、目標1体。ヒット:19(2d8+10)[殴打]ダメージ。

畏怖すべき存在:ドラゴンから120フィート以内にいてそれを認識しているドラゴンの選択したすべてのクリーチャーは、それぞれ難易度21の【判断力】セーヴィング・スローを行なわねばならず、失敗したら1分間恐怖状態になる。クリーチャーはそれのターン終了時にセーヴィング・スローを行なうことができ、成功すると自身への効果を終了する。クリーチャーのセーヴィング・スローが成功した場合、あるいはクリーチャーの効果が終了した時、そのクリーチャーは同じドラゴンによる畏怖すべき存在の影響を24時間受けなくなる。

火のブレス(再チャージ5~6):ドラゴンは90フィートの円錐状に火を噴射する。範囲内のクリーチャーはそれぞれ難易度24の【敏捷力】セーヴィング・スローを行なわねばならず、失敗したら91(26d6)[毒]ダメージを受け、成功した場合は半分のダメージを受ける。

伝説的アクション

ドラゴンは以下にある3回の伝説的アクションを行なえる。伝説的アクションは1度に1つだけ、別のクリーチャーのターン終了時にのみ使用できる。ドラゴンはそのターン開始時に、使用された伝説的アクションを回復する。

感知:ドラゴンは【判断力】〈知覚〉判定を行なう。

尾撃:ドラゴンは尾による攻撃を行なう。

翼打ち(2アクション分):ドラゴンは翼を羽ばたかせる。ドラゴンから10フィート以内のクリーチャーすべては難易度25の【敏捷力】セーヴィング・スローを行なわなければならず、失敗したら17(2d6+10)[殴打]ダメージを受けて伏せ状態になる。その後、ドラゴンはその飛行移動速度の半分まで飛行できる。

結末

シュザリネイゼを倒せば辺境を脅かす脅威が除かれることになり、ヒューマノイドの文明は大きく広がるだろう。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。


2022年01月08日 [長年日記] 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:死霊のゆりかご(20レベル)

今週の小冒険は少人数の20レベル向けですぅ。

データ関係はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は20レベルのキャラクター1~2人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

竜鱗山脈の奥深くにある黒い谷には、死者の魂が死後の世界へ行くための夜の門がある。だが、ここにピット・フィーンドのブルゴナハが要塞を築き、死者の魂を我が物としている。

夜の門を管理する神格、ディーラはかの地の異変を察知し、キャラクターたちに神託を送り、助けを求める。

キャラクターたちが夜の門に到着したところから冒険は始まり、ブルゴナハの要塞、死霊のゆりかごを陥落させれば冒険は終了となる。

冒険への導入

ある日、キャラクターたちは死者をあの世へ導く神格、ディーラから神託を受ける。死者の国へ通じる門のひとつ、夜の門がピット・フィーンドのブルゴナハに占拠され、死者が奴隷として連れて行かれているというのだ。

キャラクターたちが神託に耳を貸すなら、ディーラは夜の門へと至れる黒い谷へキャラクターたちをテレポートさせる。

キャラクターが少人数の場合、ヤング・ゴールド・ドラゴンのアエイレスが同行する。彼女は女性格のゴールド・ドラゴンで、世界を見て回る旅をしている。善良だが、他人の言ったことをうのみにしやすい弱点がある。

ヤング・ゴールド・ドラゴン

大型・ドラゴン、秩序にして善


AC:18(外皮)

hp:178(17d10+85)

移動速度:40フィート、飛行80フィート、水泳40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
23(+6) 14(+2) 21(+5) 16(+3) 13(+1) 20(+5)

セーヴィング・スロー:【敏】+6、【耐】+9、【判】+5、【魅】+9

技能:〈隠密〉+6、〈看破〉+5、〈説得〉+9、〈知覚〉+9

ダメージ完全耐性:[火]

感覚:疑似感覚30フィート、暗視120フィート、受動〈知覚〉19

言語:共通語、竜語

脅威度:10(5900XP)


水陸両用:ドラゴンは空気中でも水中でも呼吸できる。

アクション

複数回攻撃:ドラゴンは1回の噛みつきおよび2回の爪で、3回の攻撃を行なう。

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+10、間合い10フィート、目標1体。ヒット:17(2d10+6)[刺突]ダメージ。

爪:近接武器攻撃:攻撃+10、間合い5フィート、目標1体。ヒット:13(2d6+6)[斬撃]ダメージ。

ブレス攻撃(再チャージ5~6):ドラゴンは以下のブレス攻撃を行なえる。

火のブレス:ドラゴンは30フィートの円錐形に火を吐く。範囲内のクリーチャーは難易度17の【敏捷力】セーヴィング・スローを行ない、セーヴに失敗したら55(10d10)[火]ダメージを受け、成功したら半減ダメージを受ける。

弱体化のブレス:ドラゴンは30フィートの円錐形にガスを吐く。範囲内のクリーチャーは難易度17の【筋力】セーヴィング・スローに失敗したら【筋力】で行なう攻撃ロール、【筋力】判定、および【筋力】セーヴィング・スローに1分間の間不利を受ける。成功したら半減ダメージを受ける。クリーチャーはそのターンの終了時にこのセーヴィング・スローを繰り返すことができ、成功すれば効果は終了する。

1.夜の門

夜の門は幅500フィート、高さ500フィートほどはあろうかという巨大な門で、ヒューマン、ドワーフ、ジャイアントなど、様々な種族の死者が巡礼のように詰めかけている。

しかし、門の向こうには死者の国へ続く道ではなく、黒い金属で造られた上下が逆さまの城が突き刺さっており、そこからもう1つの門が口を開けている。

これはブルゴナハの要塞、死霊のゆりかごである。

2.門衛

死霊のゆりかごの入口は、2人のホーンド・デヴィルが門衛をしている。彼らは死者の国へ行くにはここを通るしかないが、それには城主のブルゴナハの下で百年の労役を行なう必要があり、門を通った者はそれを承諾したものとみなすと大声で何度も繰り返している。

これには実際に契約の魔法としての効果があり、この言葉を“聞きながら、知って”入ったキャラクターたちはブルゴナハ、およびその部下に対して魅了状態となる。この魅了状態中は特別に、ブルゴナハやその部下に対して能動的に敵対することもできるが、そうするたびに27(5d10)[精神]ダメージを受ける。

ここのホーンド・デヴィルを倒して門を通るときに契約の内容を“聞かなかった”など、契約が成立しない場合、この魅了状態を受けることはない。

ここのホーンド・デヴィルが倒された場合、8時間すると代わりの者がやってくる。

ホーンド・デヴィル

大型・フィーンド(デヴィル)、秩序にして悪


AC:18(外皮)

hp:178(17d10+85)

移動速度:20フィート、飛行60フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
22(+6) 17(+3) 21(+5) 12(+1) 16(+3) 17(+3)

セーヴィング・スロー:【筋】+10、【敏】+7、【判】+7、【魅】+7

ダメージ抵抗:[冷気];非魔法的な銀製のもの攻撃による[殴打]、[斬撃]、[刺突]

ダメージ完全耐性:[毒]、[火]

状態完全耐性:毒状態

感覚:暗視120フィート、受動〈知覚〉18

言語:地獄語、テレパシー120フィート

脅威度:11(7200XP)


悪魔の瞳:魔法の暗闇はデヴィルの暗視を阻害しない。

魔法抵抗:デヴィルは呪文およびその他の魔法効果へのセーヴィング・スローに有利を得る。

アクション

複数回攻撃:デヴィルは2回の鋤および1回の尻尾で、3回の攻撃を行なう。それは任意の近接攻撃に代え火炎投げを使用できる。

鋤:近接武器攻撃:攻撃+10、間合い10フィート、目標1体。ヒット:15(2d8+6)[刺突]ダメージ。

尻尾:近接武器攻撃:攻撃+10、間合い10フィート、目標1体。ヒット:10(1d8+6)[刺突]ダメージ。目標がアンデッドあるいは人造以外のクリーチャーなら、それは難易度17の【耐久力】セーヴィング・スローに成功しなければ、地獄の傷によってそれのターンが開始する度に10(3d6)ヒット・ポイントを失う。デヴィルの攻撃がこの傷を得た目標にヒットするごとに、傷によるダメージは10(3d6)上昇する。どのクリーチャーもアクションを使って難易度12の【判断力】〈医術〉判定に成功することで、傷を塞ぐことを試みることができる。目標が魔法の治癒を受けると傷は閉じる。

火炎投げ:遠隔呪文攻撃:攻撃+7、射程150フィート、目標1体。ヒット:14(4d6)[火]ダメージ。目標が可燃性の物体で身につけたり運搬されていない場合、それには火がつく。

2.競り市

死霊のゆりかごに入ってしばらく歩くと、死者たちの魂を取引する競り会場がある。ここを仕切っているのはブルゴナハの執事、ラークシャサのファルプールで、彼女は部下に死者たちを数人、数十人単位で並べさせ、次々競りを行なっている。

ここで競りを止めさせようとした場合、ラークシャサのファルプールと、部下のチェイン・デヴィル、取引に来ていたグラブレズゥと戦闘になる。

グラブレズゥ

大型・フィーンド(デーモン)、混沌にして悪


AC:17(外皮)

hp:157(15d10+75)

移動速度:40フィート、飛行60フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
20(+5) 15(+2) 21(+5) 19(+4) 17(+3) 16(+3)

セーヴィング・スロー:【筋】+9、【耐】+9、【判】+7、【魅】+7

ダメージ抵抗:[電撃]、[火]、[冷気];非魔法的な攻撃による[殴打]、[斬撃]、[刺突]

ダメージ完全耐性:[毒]

状態完全耐性:毒状態

感覚:超視覚120フィート、受動〈知覚〉13

言語:深淵語、テレパシー120フィート

脅威度:9(5000XP)


生得呪文発動:グラブレズゥの呪文発動能力値は【知力】である(呪文セーヴ難易度16)。グラブレズゥは以下の呪文を、物質構成要素なしに生得で発動できる。

無限回:ダークネスディスペル・マジックディテクト・マジック

1回/日:コンフュージョンパワー・ワード・スタンフライ

2レベル(3スロット):スピリチュアル・ウェポンホールド・パースン

魔法抵抗:ヴロックは呪文およびその他の魔法効果へのセーヴィング・スローに有利を得る。

アクション

複数回攻撃:グラブレズゥは2回のはさみおよび2回のこぶしで、4回の攻撃を行なう。あるいはそれに代え、2回のはさみ攻撃および1回の呪文発動を行なう。

はさみ:近接武器攻撃:攻撃+9、間合い10フィート、目標1体。ヒット:16(2d10+5)[殴打]ダメージ。目標が中型以下のクリーチャーの場合、それはつかまれた状態(脱出難易度15)になる。グラブレズゥは2本のはさみを餅、それぞれで1つの目標をつかめる。

こぶし:近接武器攻撃:攻撃+9、間合い5フィート、目標1体。ヒット:7(2d4+2)[殴打]ダメージ。

チェイン・デヴィル

中型・フィーンド(デヴィル)、秩序にして悪


AC:16(外皮)

hp:85(10d8+40)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
18(+4) 15(+2) 18(+4) 11(+0) 12(+1) 14(+2)

セーヴィング・スロー:【耐】+7、【判】+4、【魅】+5

ダメージ抵抗:[冷気];非魔法的な銀製のもの攻撃による[殴打]、[斬撃]、[刺突]

ダメージ完全耐性:[毒]、[火]

状態完全耐性:毒状態

感覚:暗視120フィート、受動〈知覚〉11

言語:地獄語、テレパシー120フィート

脅威度:8(3900XP)


悪魔の瞳:魔法の暗闇はデヴィルの暗視を阻害しない。

魔法抵抗:デヴィルは呪文およびその他の魔法効果へのセーヴィング・スローに有利を得る。

アクション

複数回攻撃:デヴィルは鎖で2回の攻撃を行なう。

鎖:近接武器攻撃:攻撃+8、間合い5フィート、目標1体。ヒット:11(2d6+4)[斬撃]ダメージ。デヴィルが既にクリーチャーをつかまれた状態にしていない場合、目標はつかまれた状態(脱出難易度14)になる。つかみが終了するまで目標は動けない状態になり、それのターン開始毎に7(2d6)[刺突]ダメージを受ける。

鎖操り(小休憩あるいは大休憩後に回復):鎖が身につけられていたり運ばれていない限り、デヴィルが視認でき60フィート以内にある最大4本までの鎖に、魔法で剃刀の刃のような棘を生やしてデヴィルが操ることができる。

操られている鎖はそれぞれがAC20、20ヒット・ポイント、[刺突]ダメージへの抵抗、および[精神]および[雷鳴]ダメージへの完全耐性を持つ物体である。デヴィルがそのターンに複数回攻撃を行なうとき、操っている鎖それぞれにつき1回、追加で鎖による攻撃を行なうことができる。操られている鎖は1体のクリーチャーをつかまれた状態にすることができるが、つかみの間は攻撃を行なうことができない。操られている鎖はヒット・ポイントが0になるか、デヴィルが無力状態になるか死ぬと、元の物に戻る。

ラークシャサ

中型・フィーンド、秩序にして悪


AC:16(外皮)

hp:110(13d8+52)

移動速度:40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
14(+2) 17(+3) 18(+4) 13(+1) 16(+3) 20(+5)

技能:〈看破〉+8、〈ペテン〉+10

ダメージ脆弱性:善のクリーチャーが装備した魔法の武器による[刺突]

ダメージ完全耐性:非魔法的な攻撃による[殴打]、[斬撃]、[刺突]

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉13

言語:共通語、地獄語

脅威度:13(10000XP)


魔法への限定的完全耐性:ラークシャサは望まない限り6レベル以下の呪文から影響を受けたり感知されることはない。その他すべての呪文や魔法の効果へのセーヴィング・スローには有利を得る。

生得呪文発動:ラークシャサの生得呪文発動能力は【魅力】(呪文セーヴ難易度18、呪文攻撃+10)である。ラークシャサは生まれつき以下の呪文を、物質構成要素なしに発動できる:

無限回:ディスガイズ・セルフディテクト・ソウツマイナー・イリュージョンメイジ・ハンド

各3回/日:インヴィジビリティサジェスチョンチャーム・パースンディテクト・マジックメジャー・イメージ

各1回/日:トゥルー・シーイングドミネイト・パースンフライプレイン・シフト

アクション

複数回攻撃:ラークシャサは爪で2回攻撃する。

爪:近接武器攻撃:攻撃+7、間合い5フィート、目標1体。ヒット:9(2d6+2)[斬撃]ダメージおよび目標がクリーチャーの場合、それは呪われる。この魔法的な呪いは目標が小休憩あるいは大休憩を取る毎に効果を現わし、目標の思考を恐ろしい幻と夢で満たす。呪われた目標は小休憩あるいは大休憩を終えても何の利益も得られない。呪いはリムーヴ・カースの呪文か同等の魔法によって解除されるまで持続する。

3.天守への通路

ブルゴナハが住む天守へ続く通路は、競り市が開かれている広間からは巧みに隠されている。難易度20の【知力】〈捜査〉判定で見つけることができる。また、ブルゴナハの部下が命乞いをするくらい痛めつければ、力尽くで聞き出すこともできる。

4.黒い氷

ブルゴナハの天守は黒い氷でできた螺旋階段で下の階と繋がっている。この黒い氷は負の力が籠もっており、アンデッドを賦活させる効果があり、これに接しているアンデッドは判定に有利を得る。ここには6体のレイスがおり、通路への侵入者を迎え撃つ。

レイス

中型・アンデッド、中立にして悪


AC:13

hp:67(9d8+27)

移動速度:0フィート、飛行60フィート(ホバリング)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
6(-2) 16(+3) 16(+3) 12(+1) 14(+2) 15(+2)

ダメージ耐性:[酸]、[電撃]、[火]、[雷鳴]、[冷気];銀の武器ではない非魔法的攻撃による[殴打]、[斬撃]、および[刺突]

ダメージ完全耐性:[死霊]、[毒]

状態完全耐性:拘束状態、消耗状態、石化状態、つかまれた状態、毒状態、伏せ状態、麻痺状態、魅了状態

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉12

言語:生前に知っていた言語すべて

脅威度:5(1800XP)


非実体移動:レイスはクリーチャーや物体の占める空間を移動困難地形として通り抜けることができる。物体の中でターンを終えたなら、5(1d10)[力場]ダメージを受ける。

陽光過敏:陽光の下で、レイスは攻撃ロール、視覚による【判断力】〈知覚〉判定に不利を得る。

アクション

生命力吸収:近接武器攻撃:攻撃+6、間合い5フィート、目標1体。ヒット:21(4d8+3)[死霊]ダメージ。目標は難易度14の【耐久力】セーヴィング・スローに成功しなければ、ヒット・ポイント最大値を受けたダメージと同じだけ低下させる。この低下は目標が大休憩を終了するまで持続する。この効果によって最大ヒット・ポイントが0以下になった場合、目標は死亡する。

スペクター作成:レイスは10フィート以内の1分以内に暴力で死んだ人型生物を目標にする。目標の魂は死体からもっとも近い何者にも占められていない空間でスペクターとなり復活する。このスペクターはレイスの支配下にある。レイスは一度に7体を超えるスペクターを支配できない。

5.死者を盗む者、ブルゴナハ

螺旋階段の先には天守がある。ここにはピット・フィーンドのブルゴナハが、取引で手に入れた財貨を愛でながら茶を飲んでいる(酒は酔って判断を誤らせるからだ)。彼は侵入者に気づくと、

この部屋には50000gp、20000pp、ブルゴナハが自らに似せて作らせた彫刻や絵画などの芸術品3点(いずれも7500gp)がある。

ピット・フィーンド

大型・フィーンド (デヴィル)、秩序にして悪


AC:19(外皮)

hp:300(24d10+168)

移動速度:30フィート、飛行60フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
26(+8) 14(+2) 24(+7) 22(+6) 18(+4) 24(+7)

セーヴィング・スロー:【敏】+8、【耐】+13、【判】+10

技能:〈隠密〉+7、〈看破〉+16

ダメージ抵抗:[冷気]; 非魔法的な銀の武器ではない[殴打]、[斬撃]、[刺突]

ダメージ完全耐性:[毒]、[火]

感覚:超感覚120フィート、受動〈知覚〉14

言語:地獄語、テレパシー120フィート

脅威度:20(25000XP)


恐怖のオーラ:ピット・フィーンドから20フィート以内でターンを開始するピット・フィーンドに敵対的なクリーチャーはピット・フィーンドが無力状態でない限り、難易度21の【判断力】セーヴィング・スローを行なわなければならない。セーヴに失敗すると、そのクリーチャーは次のターン開始時まで恐怖状態になる。クリーチャーのセーヴィング・スローが成功したなら、そのクリーチャーは以後24時間、このピット・フィーンドの恐怖のオーラに完全耐性を得る。

魔法抵抗:ピット・フィーンドは呪文およびその他の魔法的効果へのセーヴィング・スローに有利を得る。

魔法の武器:ピット・フィーンドの武器攻撃は魔法的である。

生得呪文発動:ピット・フィーンドの生得呪文発動能力は【魅力】(呪文セーヴ難易度21)である。ピット・フィーンドは生まれつき以下の呪文を、物質構成要素を必要とせずに発動できる:

無限回:ディテクト・マジックファイアーボール

各3回/日:ウォール・オヴ・ファイアホールド・モンスター

アクション

複数回攻撃:ピット・フィーンドは1回の噛みつき、1回の爪、1回のメイス、および1回の尻尾で、4回の攻撃を行なう。

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+14、間合い5フィート、目標1体。ヒット:22(4d6+8)[刺突]ダメージ。目標は難易度21の【耐久力】セーヴィング・スローに成功しなければ毒状態になる。これによる毒状態の間、目標はヒット・ポイントを得られなくなり、それは21(6d6)[毒]ダメージを各ターンの開始時に受ける。この毒状態の目標はターンの終了時毎にセーヴィング・スローを繰り返せ、成功すればこの毒状態は終了する。

爪:近接武器攻撃:攻撃+14、間合い10フィート、目標1体。ヒット:17(2d8+8)[斬撃]ダメージ。

メイス:近接武器攻撃:攻撃+14、間合い10フィート、目標1体。ヒット:15(2d6+8)[殴打]ダメージおよび21(6d6)[火]ダメージ。

尻尾:近接武器攻撃:攻撃+14、間合い10フィート、目標1体。ヒット:24(3d10+8)[殴打]ダメージ。

結末

ブルゴナハを倒せば、死霊のゆりかごを縛る呪いは消える。死者たちは通常通り死者の国へ行けるようになる。キャラクターたちはディーラから感謝の言葉を受け、御使いにならないか勧誘を受ける。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。


2022年01月15日 [長年日記] 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:秘蹟を盗みしもの(20レベル)

今週の小冒険は少人数の20レベル向けですぅ。

データ関係はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は20レベルのキャラクター1~2人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

かつて神々の元から創造の権能が記録されている石板の一部を盗んで地下世界に逃げ込んだグリザレイトというエンジェルがいた。彼は今も自らの領域で生命を操っている。

キャラクターたちは神々から石板のかけらを奪還するよう神託を受け、地下世界の探索に赴くことになる。

キャラクターたちがグリザレイトの領する地底空洞にやってきたところからアドベンチャーは始まる。グリザレイトの元から石板のかけらを奪還すれば冒険は終了となる。

冒険への導入

キャラクターたちは数千年前に創造の権能の一部を盗み、物質界に逃げ込んだグリザレイトの元から権能を刻んでいた石板のかけらを奪還してほしいと神々から神託を受ける。

キャラクターたちが神託に耳を貸すなら、神々はグリザレトが逃げ込んだ地下空洞の入口近くまでキャラクターたちを瞬間移動させる。

キャラクターが少人数の場合、ヤング・ゴールド・ドラゴンのアエイレスが同行する。彼女は女性格のゴールド・ドラゴンで、世界を見て回る旅をしている。善良だが、他人の言ったことをうのみにしやすい弱点がある。

ヤング・ゴールド・ドラゴン

大型・ドラゴン、秩序にして善


AC:18(外皮)

hp:178(17d10+85)

移動速度:40フィート、飛行80フィート、水泳40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
23(+6) 14(+2) 21(+5) 16(+3) 13(+1) 20(+5)

セーヴィング・スロー:【敏】+6、【耐】+9、【判】+5、【魅】+9

技能:〈隠密〉+6、〈看破〉+5、〈説得〉+9、〈知覚〉+9

ダメージ完全耐性:[火]

感覚:疑似感覚30フィート、暗視120フィート、受動〈知覚〉19

言語:共通語、竜語

脅威度:10(5900XP)


水陸両用:ドラゴンは空気中でも水中でも呼吸できる。

アクション

複数回攻撃:ドラゴンは1回の噛みつきおよび2回の爪で、3回の攻撃を行なう。

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+10、間合い10フィート、目標1体。ヒット:17(2d10+6)[刺突]ダメージ。

爪:近接武器攻撃:攻撃+10、間合い5フィート、目標1体。ヒット:13(2d6+6)[斬撃]ダメージ。

ブレス攻撃(再チャージ5~6):ドラゴンは以下のブレス攻撃を行なえる。

火のブレス:ドラゴンは30フィートの円錐形に火を吐く。範囲内のクリーチャーは難易度17の【敏捷力】セーヴィング・スローを行ない、セーヴに失敗したら55(10d10)[火]ダメージを受け、成功したら半減ダメージを受ける。

弱体化のブレス:ドラゴンは30フィートの円錐形にガスを吐く。範囲内のクリーチャーは難易度17の【筋力】セーヴィング・スローに失敗したら【筋力】で行なう攻撃ロール、【筋力】判定、および【筋力】セーヴィング・スローに1分間の間不利を受ける。成功したら半減ダメージを受ける。クリーチャーはそのターンの終了時にこのセーヴィング・スローを繰り返すことができ、成功すれば効果は終了する。

1.地下空洞への道行き

神々の力で瞬間移動したのは、地下世界の中でもかなり深い場所である。ここからグリザレイトが支配する領域へ行くには、難易度20の【判断力】〈生存〉判定で、彼の力で歪められた生物を見つけて追いかける必要がある。

判定に成功して15マイルほど下ると、グリザレイトが根城にしている地下空洞があるが、そこに行くまでの洞窟にはパープル・ワームが寝ており、これに対処しなければ先へは進めない。

パープル・ワーム

巨大・魔獣、無属性


AC:18(外皮)

hp:247(15d20+90)

移動速度:50フィート、穴掘り30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
28(+9) 7(-2) 22(+6) 1(-5) 8(-1) 4(-3)

セーヴィング・スロー:【耐】+11、【判】+4

感覚:疑似視覚30フィート、振動感知60フィート、受動〈知覚〉9

言語:-

脅威度:15(13000XP)


洞窟掘り:ワームは穴掘り移動速度を半分にして硬い岩も掘り進み、その跡に直径10フィートの洞窟を残す。

アクション

複数回攻撃:ワームは1回の噛みつきおよび1回の尻尾の棘で、2回攻撃を行なう。

噛みつき:近接武器攻撃:間合い10フィート、目標1体。ヒット: 22(3d8+9) [刺突]ダメージ。目標が大型以下のクリーチャーなら、難易度19の【敏捷力】セーヴィング・フローに成功しなければワームに呑み込まれてしまう。呑み込まれたクリーチャーは盲目状態および動けない状態になり、ワームの外からの攻撃および他の効果に完全遮蔽を得て、ワームのターン開始時ごとに21(6d6)[酸]ダメージを受ける。

中にいるクリーチャーから1ターンに30ダメージ以上を受けたなら、ワームはターンの終了時に難易度21の【耐久力】セーヴィング・スローに成功しなければ、呑み込んでいるクリーチャーすべてを吐き出し、それらはワームから10フィート以内の空間に伏せ状態で出てくる。ワームが死んだなら、呑み込まれているクリーチャーへは動けない状態ではなくなり、20フィートの移動距離を費やすことで、死体から出てきて伏せ状態になる。

尻尾の棘:近接武器攻撃:19(3d6+9)[刺突]ダメージ、および目標は難易度19の【耐久力】セーヴィング・スローを行ない、失敗したら42(12d6)[毒]ダメージを受け、成功したら半減ダメージを受ける。

2.地下空洞

グリザレイトが自らの領域にしている地下空洞は直径5マイル、高さ2500フィートほどだ。

空洞の内部には密林が広がっているが、ここの植物に緑色をしたものは1つとしてなく、小さな虫についている脚の数はすべて奇数というような、不可思議な生命が溢れた場所である。

地下空洞の中心には太陽のような球体が光っている。これはグリザレイトが自らの神性を元に輝かせている光で、この地下空洞で過ごしたグリザレイトの被造物ではない者は24時間ごとに難易度25の【耐久力】セーヴィング・スローを行なう。セーヴに失敗したら【耐久力】が2増加し、【魅力】が4低下する。この効果で【魅力】が0になったキャラクターは死亡し、肉と魂が混じり合ったどろどろとの原形質と化す。こうなったキャラクターはグリザレイトを倒さなければレイズ・デッドの呪文やそれに似た魔法で死亡状態から復活させることはできなくなる。能力値を増減させる効果はグレーター・レストレーションの呪文やそれに似た魔法で癒やすことができる。

3.合成獣の森

地下空洞一面に広がる森には、グリザレイトが創造したキマイラが徘徊している。

ここに踏み込んだキャラクターたちも、5頭のキマイラから襲撃される。

キマイラ

大型・魔獣、混沌にして悪


AC:14(外皮)

hp:114(12d10+48)

移動速度:30フィート、飛行60フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
19(+4) 11(+0) 19(+4) 3(-4) 14(+2) 10(+0)

技能:〈知覚〉+8

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉18

言語:竜語を理解できるが話せない

脅威度:6(2300XP)


アクション

複数回攻撃:キマイラは1回の噛みつき、1回の角、および1回の爪で3回攻撃を行なう。火のブレスが使える時は、噛みつきあるいは角の代わりにブレスを使える。

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+7、間合い5フィート、目標1体。ヒット:11(2d6+4)[刺突]ダメージ。

角:近接武器攻撃:攻撃+7、間合い5フィート、目標1体。ヒット:10(1d12+4)[刺突]ダメージ。

爪:近接武器攻撃:攻撃+7、間合い5フィート、目標1体。ヒット:11(2d6+4)[斬撃]ダメージ。

火のブレス(再チャージ5~6):ドラゴンの頭が15フィートの円錐状に火を吐く。この中にいるすべてのクリーチャーは難易度15の【敏捷力】セーヴィング・スローを行ない、セーヴに失敗したら31(7d8)[火]ダメージを受け、成功したら半分を受ける。

4.グリザレイトの根城へ

グリザレイトの根城は地下空洞の深奥、歪んだ木のうろにある。ここを見つけ出すには、難易度20の【判断力】〈生存〉判定で、より生命が歪んでいる方向へ行く必要がある。

キャラクターたちが入ってきた場所から3マイルほどでそこに到着できる。

4.うろを守るもの

グリザレイトの木には、彼がドラゴンや蛇を混ぜて創造したビーヒアが体を巻き付け、大いびきをかいて眠っている。これをうまく起こさずに通り抜けるには、難易度16の【敏捷力】〈隠密〉判定が必要になる。

ビーヒア

超大型・魔獣、中立にして悪


AC:17(外皮)

hp:168(16d12+64)

移動速度:50フィート、登攀40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
23(+6) 16(+3) 18(+4) 7(-2) 14(+2) 12(+1)

技能:〈隠密〉+7、〈知覚〉+6

ダメージ完全耐性:[電撃]

感覚:暗視90フィート、受動〈知覚〉16

言語:竜語

脅威度:11(7200XP)


アクション

複数回攻撃:ビーヒアは1回の噛みつきおよび1回の巻きつきで、2回攻撃する。

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+14、間合い10フィート、目標1体。ヒット:22(3d10+6)[刺突]ダメージ。

巻きつき:近接武器攻撃:攻撃+14、間合い5フィート、大型以下のクリーチャー1体。ヒット:17(2d10+6)[殴打]ダメージおよび17 (2d10 + 6) [斬撃] ダメージ。既にビーヒアがクリーチャーに巻きつきをしていないなら、目標はつかまれた状態(脱出難易度16)になり、つかみが終了するまで動けない状態になる。

電撃のブレス(再チャージ5~6):ビーヒアは長さ20フィート、幅5フィートの直線上に電撃を放つ。この直線上のクリーチャーは難易度16の【敏捷力】セーヴィング・スローを行ない、セーヴに失敗したら66 (12d10) [電撃]ダメージを受け、成功したら半減ダメージを受ける。

呑み込み:中型以下のつかんでいるクリーチャーにビーヒアは1回の噛みつきを行なう。攻撃がヒットしたなら、目標は呑み込まれた状態になり、つかみは終了する。呑み込まれた状態で、クリーチャーは盲目状態および動けない状態になり、ビーヒアの外からの攻撃および他の効果に完全遮蔽を得て、ビーヒアのターン開始時ごとに21 (6d6) [酸]ダメージを受ける。ビーヒアは1度に1体のクリーチャーしか呑み込めない。

呑み込んでいるクリーチャーから1ターンに30ダメージ以上を受けたなら、ビーヒアはターンの終了時に難易度14の【耐久力】セーヴィング・スローに成功しなければ、クリーチャーを吐き出し、それはビーヒアから10フィート以内の空間に伏せ状態で出てくる。ビーヒアが死んだなら、呑み込まれているクリーチャーへは動けない状態ではなくなり、15フィートの移動距離を費やすことで、死体から出てきて伏せ状態になる。

5.偽りの創造者、グリザレイト

木のうろの中には、あらゆる色に変わりながら輝く原形質に満たされた池があり、ソーラーのグリザレイトが原形質をこね回して生命を創造している。

グリザレイトはキャラクターたちの侵入に気づくと、池に満ちた原形質に何事か命令し、うろの床を満たさせる。彼は今までもこうして侵入者たちを生命の素にしてきたのだ。

うろの中にある池は不完全な創造の力で作られた生命の素に満たされており、ここに侵入したものは侵入した最初の瞬間と、そのターンの開始時に【耐久力】が2増加し、【魅力】が4低下する。この効果で【魅力】が0になったキャラクターは死亡し、肉と魂が混じり合ったどろどろとの原形質と化す。こうなったキャラクターはグリザレイトを倒さなければレイズ・デッドの呪文やそれに似た魔法で死亡状態から復活させることはできなくなる。能力値を増減させる効果はグレーター・レストレーションの呪文やそれに似た魔法で癒やすことができる。

石板のかけらはうろの奥に置かれている。本ほどの大きさの石の塊で、重さは10ポンドである。

ソーラー

大型・セレスチャル、秩序にして善


AC:21(外皮)

hp:243(18d10+144)

移動速度:50フィート、飛行150フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
26(+8) 22(+6) 26(+8) 25(+7) 25(+7) 30(+10)

セーヴィング・スロー:【知】+14、【判】+14、【魅】+17

技能:〈知覚〉+14

ダメージ抵抗:[光輝];非魔法的な攻撃による[殴打]、[斬撃]、[刺突]

ダメージ完全耐性:[死霊]、[毒]

状態完全耐性:恐怖状態、消耗状態、毒状態、魅了状態

感覚:超視覚120フィート、受動〈知覚〉24

言語:すべて、テレパシー120フィート

脅威度:21(33000XP)


エンジェルの武器:ソーラーの武器攻撃は魔法的である。ソーラーが何らかの武器をヒットさせると、その武器は追加で6d8 [光輝]ダメージを与える(攻撃には計算済み)。

神性感知:ソーラーは嘘を聞くとそれがわかる。

魔法の武器:ピット・フィーンドの武器攻撃は魔法的である。

生得呪文発動:ソーラーの呪文発動能力は【魅力】(呪文セーヴ難易度25)である。ソーラーは生まれつき以下の呪文を、物質要素なしに発動できる:

無限回:インヴィジビリティディテクト・イーヴル・アンド・グッド

各3回/日:ディスペル・イーヴル・アンド・グッドブレード・バリアーリザレクション

各1回/日:コミューンブレード・バリアーコントロール・ウェザー

魔法抵抗:ソーラーは呪文およびその他の魔法効果へのセーヴィング・スローに有利を得る。

アクション

複数回攻撃:ソーラーはグレートソードで2回攻撃する。

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+15、間合い5フィート、目標1体。ヒット:(4d6+8)[斬撃]ダメージおよび27(6d8)[光輝]ダメージ。

抹殺のロングボウ:近接武器攻撃:攻撃+13、射程150/600フィート、目標1体。ヒット:15(2d8+6)[刺突]ダメージおよび27(6d8)[光輝]ダメージ。目標のクリーチャーのヒット・ポイントが100以下なら、それは難易度15の【耐久力】セーヴィング・スローに成功しなければ死亡する。

空飛ぶ剣:ソーラーがグレートソードを手放すと、それは5フィート以内の何にも占有されていない空間に魔法的に浮かぶ。ソーラーがソードを視認できるなら、50フィートまで飛行移動させて目標に1回の攻撃を行なうか、ソーラーの手に戻すかを、ボーナス・アクションとして精神で命令を下せる。浮かんでいるソードはソーラーが死ぬと落下する

癒やしの接触(4回/日):ソーラーが他のクリーチャーに接触する。目標は魔法的に40 (8d8 + 4)ヒット・ポイントを回復し、あらゆる呪い、病気、毒状態、盲目状態、聴覚喪失状態から解放される。

伝説的アクション

ソーラーは以下にある3回の伝説的アクションを行なえる。伝説的アクションは1度に1つだけ、他のクリーチャーのターン終了時にのみ使用できる。ソーラーはそのターン開始時に、使用された伝説的アクションを回復する。

瞬間移動:ソーラーは身につけるか持ち運んでいる装備品とともに、120フィート以内の視認可能で何にも占有されていない空間へ魔法的に瞬間移動する。

灼熱の爆発(2アクション分):ソーラーは魔法的な神々しいエネルギーを放出する。半径10フィート以内の目標になったクリーチャーは難易度23の【敏捷力】セーヴィング・スローを行ない、セーヴに失敗したら14 (4d6) [火]ダメージおよび14 (4d6) [光輝]ダメージを受けるか、成功したら半減ダメージを受ける。

盲目のにらみ(3アクション分):ソーラーから30フィート以内の視認可能なクリーチャー1体を目標にする。目標は難易度15の【耐久力】セーヴィング・スローに成功しなければレッサー・レストレーションの呪文などの魔法で解除されるまで盲目状態になる。

結末

グリザレイトを倒すと、地下空洞の太陽は輝きを失う。ここが長い時をかけて元の空洞に戻るか、はたまた新たな生態系が生まれるかは時のみが知る。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。