ネコぶんこ


2022年11月02日 [長年日記] 編集

§ [Ludus] 九州コミティア6お疲れ様会

10月30日は九州コミティア6お疲れ様でしたぁ。こっちの方で告知してなくて死だったのに、本を手に取っていただけてありがたいかぎりですぅ。

そんなこんなでサークルのサイトを更新して試読や作品リンクを作り直したですぅ。

今回の新刊、『わたしとお姉さんと観覧車で』はアンミラとか(また)コミケとか横浜観光とかで、横浜在住の友人知人から聞いた横浜の横浜性についての話を反映したりなんだったり楽しんでいただければ幸いですぅ。

いつも通りBOOTHで通販も承ってますぅ。お値段は600円+送料185円ですぅ。

§ [DnD][5e] 『呪われた島の財宝

Open Game Licenseとスモールパブリッシャーズリミテッドライセンスは排他的ではないのう、それならこういうのはどうじゃと『ロードス島戦記RPG』に登場したロードス島のゆうめい魔法のアイテムを5e用にコンバートした『呪われた島の財宝』をFANBOXで支援者様向けに公開したですぅ。

今回データにしたのはウィザーズ・スタッフ、コズムキーパー、コズムガード、ジャスティスコート、シャドウウィルダー、ソウルクラッシュ、ソリッドスラッシュ、マナ・クリスタル(魔晶石)、ファイア・プロテクター(竜鱗の盾)、ライトリフレクター、リピーティング・クォレル(追撃の太矢)、ローフルブレードですぅ。


2022年11月05日 [長年日記] 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:覚醒(1レベル)

今週の小冒険は久しぶりにファンタジィな話ですぅ。

データ関係は主にOGLのものを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は1レベルのキャラクター1人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

このアドベンチャーを行なう前にキャラクターを1人作成し、そのキャラクターで挑むこと。君はこの冒険をゲームマスターなしで行なうこともできる。その場合、アドベンチャーを読んで行き先や行動を決め、敵が出たなら自分でキャラクターと敵の両方を操作すること。

冒険への導入

洞窟の中に1人倒れていた“君”は、洞窟の先を目指して歩き始める。洞窟の外に出ることができれば冒険に一区切りつけることができる。

1.隧道

君は気がついたら暗い場所に倒れていた。ここは“暗闇”なので、何らかの照明が必要だ。おあつらえ向きに手を伸ばしたところには松明とほくち箱がある。

明かりを確保してあたりをながめ回すと、縦横10フィート(3メートル)ほどの洞窟だ。ここが行き止まりで先の方へ道が続いている。先に進むしかないようだ。

2.黒い影

しばらく洞窟を歩くと、天井の方から羽ばたきの音とキィキィと鳴く声が聞こえ、君に向かって何かが飛びかかってきた。コウモリだ!

ここで2匹のバットが血走った目で君にかじりついてきて、戦闘になる。君が勝利したら「3.コボルドの横穴」へ進め。hpが0以下になったら君は意識が遠のき、気がついたら「1.隧道」で目を覚ます。

バット

超小型・野獣、無属性


AC:12

hp:1(1d4-1)

移動速度:5フィート、飛行30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
2(-4) 15(+2) 8(-1) 2(-4) 12(+1) 4(-3)

感覚:疑似視覚60フィート、受動〈知覚〉11

言語:-

脅威度:0(10XP)


鋭敏聴覚:バットは聴覚による【判断力】〈知覚〉判定に有利を得る。

音波探知:バットは聴覚喪失状態の時に疑似視覚を使用できない。

アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+0、間合い5フィート、クリーチャー1体。ヒット:1[刺突]ダメージ。

3.コボルドとの遭遇

コウモリをやりすごした君が先へ進むと、爬虫類のような肌をした小柄な二足歩行する生物に出逢う。こうした生物がこの世界ではコボルドと呼ばれていることを、君はなんとなく“知っている”。その生物は片手に大ぶりのナイフを構えており、それを君に向けて「何者ダ」と誰何してくる。

君が事情を話すなら、そのコボルドは「あの行き止まりにはたまに奇妙なものが現われル。お前もどこかから現われたのだろウ」と少し癖のある言葉で説明してくれ、「飯ぐらいは食わせてやル」と「4.コボルドの横穴」へ案内する。

君は驚いてか、あるいは特に何も考えないでか、コボルドに攻撃をしてもよい。そうした場合、コボルドは手にしたナイフで必死に応戦する。倒したら先へ行き「5.光の中へ」に進んでもいいし、「4.コボルドの横穴」を見て回ってもいい。

コボルド

小型・人型生物(コボルド)、秩序にして悪


AC:12(外皮)

hp:5(2d6-2)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
7(-2) 15(+2) 9(-1) 8(-1) 7(-2) 8(-1)

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉8

言語:共通語、竜語

脅威度:1/8(25XP)


陽光過敏:コボルドは陽光の中では攻撃ロール、そして視覚を利用した【判断力】〈知覚〉判定に不利を受ける。

群れ戦術:少なくとも1体のコボルドの味方がクリーチャーから5フィート以内にいて、その味方が無力状態でない限り、コボルドはそのクリーチャーに対する攻撃ロールに有利を得る。

アクション

ダガー:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:4(1d4+2)[刺突]ダメージ。

スリング:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程30/120フィート、目標1体。ヒット:4(1d4+2)[殴打]ダメージ。

4.コボルドの横穴

ここはコボルドが寝起きしている横穴だ。壁に作られた小さい穴に注がれた獣脂が燃えているため、“明るい”空間である。

「3.コボルドとの遭遇」でコボルドと友好的に接触したなら、彼から少しかび臭い保存食をひとつ分けてもらえる。この麻袋の中には干した肉と甘くないビスケットが入っており、コボルドは欠けたカップに入った水もふるまってくれ、「もう少し歩けば外に出られル」と言って君を「5.光の中へ」に送り出してくれる。

「3.コボルドとの遭遇」でコボルドを倒してここに押し入ってあらためるなら、部屋の奥にあるずだ袋の中に保存食が5袋と銀貨13枚(13sp)があることに気づける。持っていってもいいし、そのままにしてもいい。ここにあるのはそれくらいだ。もう「3.コボルドとの遭遇」へ戻り(もうコボルドはいないが)、先へ進むか後へ戻るかを決めたまえ。

5.光の中へ

コボルドのいた場所からしばらく歩くと、洞窟の先に光が見える。出口だ。

明るさに目が慣れて周囲を見回すと、君はそこが背の低い広葉樹が生い茂り、小鳥たちが鳴く森の中だと認識できる。外界へ出ることに成功したのだ。

結末

君は洞窟から森の中に出ることができた。これから何が起こるのだろう。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。


2022年11月12日 [長年日記] 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:森の老人(1レベル)

今週の小冒険は引き続き1人でも遊べる1レベル用のですぅ。

データ関係は主にOGLのものを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は1レベルのキャラクター1人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

このアドベンチャーを行なう前にキャラクターを1人作成し、そのキャラクターで挑むこと。君はこの冒険をゲームマスターなしで行なうこともできる。その場合、アドベンチャーを読んで行き先や行動を決め、敵が出たなら自分でキャラクターと敵の両方を操作すること。

冒険への導入

洞窟の外に出た“君”は、森の中を旅してきた様子の老人と出会う。彼の話を聞き、今後どうするかを決めれば冒険に一区切りがつく。

1.洞窟の出口

洞窟の中で倒れていた君は外に脱出することができた。だが、視界には見慣れない森が広がっている。

どうしたものかと辺りを見回していると、緑色の服を着た白髯の老人が「ほーい」と声を掛けてきた。

2.緑の老人

緑色の帽子とローブに身を包み、白い髭を垂らした老人が君に近づいてくる。

老人は笑いながら君の後ろにある洞窟が開いた岩山を見て「そのお山が震えたゆえ見に来たのだが、やはりお客人か」と言い、「お山が震えるとどこからかお客人が来るのだよ」と、わかるようなわからないような説明を続ける。

もし君が彼を攻撃するようなら、老人は「乱暴はよくないぞ」と君をたしなめながらグレーター・インヴィジビリティを発動させて消え、さらに言葉を続ける。

老人は「お前さんがここに招かれた者なら、わしは試練と導きをせよと言いつかっておる」と言い、手に持っているナイフである一点を指し示す。「わしが指した先には池があって、大けなカニがおる。そいつを倒して爪を片方持ってきてくれんか」と君に告げる。「3.蟹の池」へ進め。

魔道士

中型・人型生物(任意の種族)、任意の属性


AC:12(メイジ・アーマーで15)

hp:40(9d8)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
9(-1) 14(+2) 11(+0) 17(+3) 12(+1) 11(+0)

セーヴィング・スロー:【知】+6、【判】+4

技能:〈魔法学〉+6、〈歴史〉+6

感覚:受動〈知覚〉11

言語:任意の言語4つ

脅威度:9(5000XP)


呪文発動:魔道士は9レベルの術者である。この呪文発動能力値は【知力】である(呪文セーヴ難易度14、呪文攻撃+6)。魔道士は以下のウィザード呪文を準備している。

初級呪文(無限回):ファイアー・ボルトプレスティディジテイションメイジ・ハンドライト

1レベル(4スロット):シールドディテクト・マジックマジック・ミサイルメイジ・アーマー

2レベル(3スロット):サジェスチョンミスティ・ステップ

3レベル(3スロット):カウンタースペルファイアーボールフライ

4レベル(3スロット):アイス・ストームグレーター・インヴィジビリティ

5レベル(1スロット):コーン・オヴ・コールド

アクション

ダガー:近接/遠隔武器攻撃:攻撃+5、間合い5フィートあるいは射程20/60フィート、目標1体。ヒット:4(1d4+2)[刺突]ダメージ。

3.蟹の池

老人に示された方角へ行くと、緑に濁った池がありそのほとりで甲羅の大きさが3フィート(90cm)はくだらないジャイアント・クラブが甲羅干しをしている。

君は難易度9の【敏捷力】〈隠密〉判定に成功すれば、クラブに気づかれず不意討ちをすることができる。

君に攻撃されるとクラブは怒り狂い、死ぬまで戦う。

クラブを倒したら、戦利品として爪を切っていこう。「4.次の材料」へ進め。

もし君が負けたら、気がつくと洞窟の前で老人が介抱してくれている。hpを全回復させ、ふたたびクラブに挑戦するといい。

ジャイアント・クラブ

中型・野獣、無属性


AC:15(外皮)

hp:13(3d8)

移動速度:30フィート、登攀30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
13(+1) 15(+2) 10(+0) 1(-5) 9(-1) 3(-4)

技能:〈隠密〉+4

感覚:疑似感覚10フィート、受動〈知覚〉9

言語:-

脅威度:1/8(25XP)


水陸両生:クラブは空気中でも水中でも呼吸できる。

アクション

爪:近接武器攻撃:攻撃+3、間合い5フィート、目標1体。ヒット:4(1d6+1)[殴打]ダメージ、および目標はつかまれた状態(脱出難易度11)になる。クラブには爪が2つあり、それぞれ1体の目標をつかむことができる。

4.次の材料

君がクラブの爪を持ってくると老人は手を叩いて祝福し、「さて、次はこの辺りにある」死人ゴケを拾ってきてくれんか。なあに、生えてる姿がどくろに見えるだけの無害なやつじゃよ」と、次の仕事を与えてくる。

君は老人から教えてもらった死人ゴケを探すために、難易度13の【判断力】〈生存〉判定を行なうこと、失敗したら1時間ほど無駄にしてしまう。

死人ゴケを探したら、老人に渡そう「5.試練の終わりと宝物」へ進め。

失敗を8回続けると日が傾いてしまう。いつの間にか老人はテントを張り、君に泊まるようにうながす。翌朝からまた探す作業をしよう。

5.試練の終わりと宝物

ジャイアント・クラブの爪と死人ゴケを老人に渡すと、彼は丁寧にナイフでそれらから何かを削り取って懐から出した瓶の中に入れ、よく振り混ぜる。

そして老人は「成功じゃ」と叫ぶと、その瓶を渡し「この油をお前さんの武器に塗れば、それを魔法の武器にしてくれるぞ。なまものなので急いで塗るんじゃ」と言う。

君が武器に油を塗ったら武器は青白い光を放つ。おめでとう、これで君の得物は強化された。

+1ウェポン

Weapon, +1/+1武器

武器(任意)、アンコモン(+1)

君は攻撃およびダメージ・ロールにこの武器のボーナスを加算する。ボーナスは武器のレアリティ欄のとおり。

結末

老人はまだやるべきことがあると君をうながす。次回を待て。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。


2022年11月19日 [長年日記] 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:虫退治(1レベル)

今週の小冒険も引き続き1人でも遊べる1レベル用のですぅ。

データ関係は主にOGLのものを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は1レベルのキャラクター1人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

このアドベンチャーを行なう前にキャラクターを1人作成し、そのキャラクターで挑むこと。君はこの冒険をゲームマスターなしで行なうこともできる。その場合、アドベンチャーを読んで行き先や行動を決め、敵が出たなら自分でキャラクターと敵の両方を操作すること。

冒険への導入

老人に武器を強化してもらった“君”に、彼は森に棲み着いている毒虫を退治するよう頼む。その願いを聞き届け、虫を退治すれば冒険に一区切りがつく。

1.老人のテント

武器を強化してもらった君は緑のローブを着た老人のテントに案内される。彼はここに長いこと滞在しているようで、石で組まれたかまどには鍋が置かれており、そこでシチューが煮えている。

老人は君にシチューをふるまいながら、話を切り出す。「さて、腹は太ったかえ。ところで、最近この辺りには人や動物の血を吸う悪い毒虫が住んで森のみんなが困っとる。あんたが修行がてら倒してくれるとありがたいんじゃが。もちろんただとは言わん。金貨3枚やろう」

彼は君が仕事を請ける気になるまで辛抱強く頼み込んでくる。もし報酬を上乗せさせたいなら、難易度10の【魅力】〈説得〉判定を行なうこと。成功すれば、老人はさらに金貨を2枚約束してくれる。

2.虫の巣へ

「今日は歩き疲れたんでお前さんひとりで言ってくれんか」老人はそう言ってテントの側にあるハンモックでいびきをかき始める。

テントを張ってあるこの広場から出ている獣道のひとつが虫の巣に通じているそうだ。君はそちらへ向かって歩き出す。

3.キバイバラの群生地

虫の巣へ行く道を歩いていると、釣り針のようにとがった棘を持つイバラ、キバイバラが群生している場所に出る。棘に触らないよううまく通り抜けるには、難易度10の【敏捷力】〈軽業〉判定が必要だ。失敗した場合、5(1d10)[刺突]ダメージを受ける。

また、難易度10の【判断力】〈生存〉判定に成功したなら、キバイバラの群落を避けて先へ行けるルートを開拓できる。

ここでhpが0になったなら、君は老人のテントの前で目を覚ます。昼寝の終わった老人が倒れた君を見つけてきたらしい。もう日が暮れそうなので、翌日また挑戦すること。

4.虫の巣

キバイバラの茂みを抜けると大きな木とそのうろが見え、その近くから不快な羽音が聞こえる。そして2匹のスタージが君めがけて滑空してくる。戦いだ。

スタージは縄張りに入ってきた君を餌にしようとして死ぬまで戦う。

ここでhpが0になったなら、君は老人のテントの前で目を覚ます。昼寝の終わった老人が倒れた君を見つけてきたらしい。もう日が暮れそうなので、翌日また挑戦すること。

スタージ

超小型・野獣、無属性


AC:14

hp:2(1d4)

移動速度:10フィート、飛行40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
4(-3) 16(+3) 11(+0) 2(-4) 8(-1) 6(-2)

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9

言語:-

脅威度:1/8(25XP)


アクション

吸血:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d4+3)[刺突]ダメージ、およびスタージは目標に吸いつく。吸いついている間、スタージは攻撃しない。その代わり、スタージのターンが開始する毎に、目標は血を吸われて5(1d4+3)ヒット・ポイントを失う。

スタージは5フィートを移動したことにして離れることができる。目標が10ヒット・ポイントの血を吸われるか、目標が死ぬと離れる。目標を含むクリーチャーはアクションを消費することでスタージを引き離すことができる。

5.凱旋

君がスタージを倒してテントに戻ってくると、老人は手を叩いて喜ぶ。彼もこうしてハンモックで寝ている時にチクリとやられたのだ。

老人はテントに入ると物入れの箱をがちゃがちゃとかき混ぜ、赤いビロウドのマントをくれる。「これには防護の魔法がかかっておる」そう言って金貨と一緒に、君へ渡してくる。

クローク・オヴ・プロテクション

Cloak of Protection/防御の外套

その他の魔法のアイテム、アンコモン(要同調)

君はこのクロークを着ている間、ACおよびセーヴィング・スローに+1のボーナスを得る。

結末

老人は旅に出るにも明日からでよかろうと君に休んでいくように言う。次回を待て。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。


2022年11月20日 [長年日記] 編集

§ [DnD][5e] 『5e Zine vol.03』お蔵出し

フォーゴトン・レルム探訪』をフィーチャーしてフォーゴトン・レルムの紹介やM:tGの設定でD&Dを遊ぶための情報を詰め込んだ情報同人誌、『5e Zine vol.03』の在庫が見つかったのでBOOTHに登録しましたぁ。


2022年11月21日 [長年日記] 編集

§ [DnD][5e] 『ダンジョンズ&ドラゴンズ購入ガイド2022』公開

12月に出るダンジョンズ&ドラゴンズ第5版の購入ガイドを、『ダンジョンズ&ドラゴンズ購入ガイド2022』を書きましたぁ。こちらはD&Dの情報同人誌『5e Zine vol.04』に寄稿する予定のものを先出しする形になりますぅ。

今回はサイトで可能な限り画像を使わないゲッシュを破り、わかりやすく(?)製品見本画像をつけてみたですぅ。


2022年11月26日 [長年日記] 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:森からの旅立ち(1レベル)

今週の小冒険で1人でも遊べる1レベル用のやつは完結ですぅ。

データ関係は主にOGLのものを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は1レベルのキャラクター1人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

このアドベンチャーを行なう前にキャラクターを1人作成し、そのキャラクターで挑むこと。君はこの冒険をゲームマスターなしで行なうこともできる。その場合、アドベンチャーを読んで行き先や行動を決め、敵が出たなら自分でキャラクターと敵の両方を操作すること。

冒険への導入

毒虫を退治してきた“君”に、老人はその様子なら森を出て近くの町にも行けるだろうと請け負う。森を出て町に到着すれば冒険は終了だ。

1.老人との語らい

老人は君にクローク・オヴ・プロテクションをあげると、そろそろ近くの町へ旅をしてもいい頃だろうと言う。

君の腕前ならば町でよろず頼み事を聞くことで金を稼げるだろう。とも老人は言い、ひとまず町を見に行くよう促す。町はここを昼に出て街道を西に歩けば夕方には着くほどの距離だ。

老人はシチューをひとすくい君にふるまうと、2日分の保存食も渡す。

2.森の外へ

獣道を通って森の外に出ると、多くの旅人の足で踏み固められた街道に突き当たる。西の方を見れば地平線の辺りにいくつかの建物が見える。

3.もみあう人影

街道をしばらく歩くと、向こう側で3人の旅人に向かってシミターを抜いて威嚇している2人組の山賊が見える。彼らは旅人たちに荷物を下ろすように指示しているようだ。この状況を打破できるのは君しかいない。

君はそのまま近づいてもいいし、難易度10の【敏捷力】〈隠密〉判定に成功したなら忍び寄ることもできる。

4.剣戟

山賊たちの方へ行くなら彼ら2人と戦うことになる。君が忍び寄っていたのなら、不意討ちをすることができる。

山賊は1人が倒れると武器を捨てて降伏して君の家来になると誓い、旅人たちは荷物を取り戻し、君に深く感謝して町へ向かう。

君のhp0になったら、気絶しているうちに身ぐるみを剥がされて街道に置き去りにされる。

山賊

中型・人型生物(任意の種族)、任意の秩序以外の属性


AC:12(レザー・アーマー)

hp:11(2d8+2)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
11(+0) 12(+1) 12(+1) 10(+0) 10(+0) 10(+0)

感覚:受動〈知覚〉10

言語:任意の言語1種類(普通は共通語)

脅威度:1/8(25XP)


アクション

シミター:近接武器攻撃:攻撃+3、間合い5フィート、目標1体。ヒット:4(1d6+1)[斬撃]ダメージ。

ライト・クロスボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+3、射程80/320フィート、目標1体。ヒット:5(1d8+1)[刺突]ダメージ。

5.町に到着

山賊との遭遇後、しばらく歩けば町に到着する。途中で山賊を倒しているなら、旅人たちはそのことを吹聴し、君は一躍町の有名人になれるだろう。

身ぐるみはがされてやっと到着したなら衛兵たちから深く同情され、腕に覚えがあるなら山賊退治に加わらないかと誘われる。

結末

君の旅はこうして始まる。これからどこへ行くかは君次第だ。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。