2019年05月02日 [長年日記] 編集
§ [Ludus] 『Shadowrun: Sixth World』発表
お前はすべてを危険にさらせるか?
第六世界。もっとも活発なRPGセッティングのひとつ、その最新版では、影がより深く暗くなった。2080年までにこの星のほとんどは企業という王たちに支配され、世界規模の超巨大企業はその支配下でメタヒューマンを締め上げている。
しかしもっとも深い影に反乱の光はまたたく、人々は彼らをシャドウランナーと呼んだ。彼らは皆――魔法の力をねじ伏せて己の力に変え、マトリックスの電子的深淵に自らの頭脳をさらし、肉と血をクロームと鋼鉄に置き換え――危ない奴らだ。
立て、彼らと行き、そして危険に飛び込め!
というわけで、サイバーパンクRPG『シャドウラン』30周年の今年、最新版『Shadowrun: Sixth World』が発表されたですぅ。
製品展開としては、まず6月にこれひとつでゲームをプレイできる『Beginner Box』が発売され、8月にはルールブック、その他は追々公式サイトで出していくみたいですぅ。
ルールの特色としてはエッジのルールを改変することでスタックしていく修正値を簡略化したことを目玉に、魔法とマトリックスのルールも大きく変えたようですぅ。ルールブックの厚さは300ページ程度になる予定らしいですぅ。
各国語版は既に作業中とあり、ラインナップはブラジル(ポルトガル語)、ドイツ、フランス、イタリア、ロシアが明記され、他も交渉中とあるので、日本もなんとかなってほしいけど、つい先日5thが出たばかりなので、どうなることやらですぅ。
2019年05月16日 [長年日記] 編集
§ [DnD][5e] 『帰ってきたアーティフィサー(THE ARTIFICER RETURNS)』
Unearthed Arcana
帰ってきたアーティフィサー
2月に、私たちは新たなキャラクター・クラス、魔法の発明名人アーティフィサーの改訂版を公開した。今日、私たちはそのクラスにより多くの要素を詰めて戻ってきた!以下が追加された要素だ:
- 新たなサブクラス――アーキヴィストおよびバトル・スミス
- 『ザナサーの百科全書』の呪文も含めた改訂版呪文リスト
- 新たな鼓吹――エンハンスド・ワンド、リピーティング・ショット、およびリパルション・シールド
- 改訂されたマルチクラス――呪文スロットが切り上げに
私たちはクラスの様々な変更を考えているが、再構成を始める前に、私たちは君たちからの意見を聞きたい。新しいバージョンのアーティフィサーを読み、そしてプレイで試してほしい。近日中に調査をD&Dのウェブサイトで行なう。君たちが何を考えたか、その調査で教えてほしい。
これはプレイテスト用
Unearthed Arcanaの内容は、プレイテストと君の想像力をひらめかせるために発表される。これらのゲーム・メカニクスは草案の段階で、君のD&Dキャンペーンで使えはするが、ゲーム・デザインの最終段階を通ったものではない。これらはゲームの公式な一部ではない。これらの理由から、このコラムの内容はD&Dアドヴェンチャラーズ・リーグのイベントでは非合法となる。
ダウンロード
2019年05月18日 [長年日記] 編集
§ [DnD][5e] The Descentでの発表
WotCの配信イベント、The Descentで新製品の発表があったので、RPGに直接関係するものを紹介するですぅ。
Baldur's Gate: Descent into Avernus
『Baldur's Gate: Descent into Avernus』は今年のAdventurers Leagueなどで使われるストーリィライン用アドベンチャーで、対応レベルは1~13ですぅ。PCゲームでもおなじみ、ソード・コーストのゴッサム・シティと形容されたバルダーズ・ゲートから冒険を始め、堕天使ザリエルの陰謀に巻き込まれて九層地獄ヘルのアヴェルヌスをInfernal War Machinesで疾駆する……というダークなプロットで、他人には言えない秘密を持ったりするPC作成オプションもそれを助けるようですぅ。
また、このアドベンチャーはアヴェルヌスについての情報を多く含んだサプリメントとしての要素もあり、休憩や死亡時の変則的処理、デヴィルとの取引のルール、乗り物の改造ルール……などなど盛りだくさんの内容になってるですぅ。
『Baldur's Gate: Descent into Avernus』の通常版は既にAmazon.co.jpで予約可能になっていて、Amazon.comではダイスやカード、地図がセットになった『Dice & Miscellany Set』も予約可能になってるですぅ。
また、最近のサプリメントではおなじみの別アートの特装版と、様々なノベルティがセットになったPlatinum Edition($499)も発売されるですぅ。
Platinum Editionに封入される25mmミニチュアを乗せられるInfernal War Machineは、WizKidsから$69.99で単品売りもされる予定ですぅ。
Essentials Kit
Essentials Kitは『スターター・セット』のような箱入りセットで、これまで五年のノウハウと、現在の新規プレイヤが動画でPC作成を学んでいることなどからフィードバックし、チュートリアルなどが再デザインされたルールブックとのことですぅ。
その内容は、プレイヤ用にはウィザード、クレリック、ファイター、ローグにバードを加えた5クラスを1~6レベルで作成するための64ページの要約版ルールブックが用意されているですぅ。
DMとテーブル全体で使うものとしては、1~6レベルまでのアドベンチャー「Dragon of Icespire Peak」、冒険の舞台になるファンダリンのポスターマップ、魔法のアイテムや状態、クエスト、クリーチャなどのカード一式、戦闘のサマリ、d20が2つ入っていて有利不利の時も手間がかからないダイスのセットなどが入っているですぅ。
この他にも目を引くギミックとして、UAの助手ルールを使って複数キャラを操作し、プレイヤ1人とDMで1on1セッションを行なうためのルールも入っているそうですぅ。
RPGに直接関係ある製品ふたつについてはこんな感じで、どちらにも魅力を感じる日本語版も出るとイイナと願っておくですぅ。