ネコぶんこ


2012年05月18日 およそどの世界の、どの民族の状態も、またその慣習や宗派も、同一の形態、一定の態様で持続するものではない。 編集

§ [DnD][4e] 2011年05月05日『セクハラには力押しで』

エスペランザ(エラドリンのメイジ8):力術をよくする秘術使いのエラドリン。割とトリガーハッピー。

グスタフ・トラップ(ヒューマンのシーフ8):幼いころから黒竜に盗賊としての訓練を受け、そろそろ独り立ちするように言いつけられて旅立った青年。

セヴン(ドワーフのウォーロード8):斧を偏愛するドワーフ。兜の飾りに取り外し可能な仕込み斧をつけている。

イド(ハーフエルフのパラディン8):遍歴の騎士。たぶん三人につけられたブレーキ兼companion。主人公。

カーレリアの危機から九日後。パーティは最近街から馬で三日ほど行った場所にたむろしている巨人たちの調査を依頼された。それというのも、そこは“風の王”と呼ばれていた邪神の空中神殿から落下した塔が埋まっているとされる場所だからだ。“風の王”について調査していた老ウィザード、ベリオスが予定を過ぎても帰っていないので、彼の調査もあわせて依頼された。

というわけで四人と数匹の獣が現場に向かうと、遺跡が埋まっているはずの丘がなくなって周囲に泥がうず高く積み上げられ、“風の王”の遺跡がむき出しになっていた。そして土がむき出しになっている広場では双頭の巨人、エティンが何人か休んでいる。

パーティがそちらへ向かうとエティンが何か話しかけてきた。しかし、巨人語を理解できるのがひとりもいなかったため、しばらく噛み合わないやり取りが続いた後に戦いが始まった。

戦闘では巨人の豪腕で全員が押し込まれてあわやというところになったが、なんとか回復量がまさりパーティは勝利した。

一休みして遺跡の中を覗くと、縛り上げられたベリオスが床に転がされていた。彼を解放して話を聞くと、遺跡の調査をしている最中にエティンを従えたミノタウロスたちが踏み込んできて捕らえられたという。しかし、仲間がいるならウィザードとしてもそれなりの力があるので役に立つだろうと、ベリオスは復讐戦も兼ねて一行に同行することとなった。

途中の二階層は書庫や研究室のような施設が並んでいたが、ミノタウロスたちが衛視として配置したエレメンタルたちが襲ってくるため調査や物欲どころではない。パーティは階段の近辺で密集陣形を組み、後続が出なくなるまで撃ち続けては次の階層へ向かって突破した。

後顧の憂いをすり潰して屋上に出ると、そこにはデーモンのネルドラズゥと“風の王”の信徒であるミノタウロスたちが儀式を行なっていた。“風の王”のデーモンたちはかつての大戦でポータルを破壊され、元の次元界へ帰還する手段を失っている。故郷への帰還という数百年の妄執に取り憑かれた彼らは、儀式を破壊されまいと襲い掛かってきた

パーティはネルドラズゥがセヴンを連れて瞬間移動を繰り返すので回復面で若干苦戦したが、先にイドが壁になって敵の数を減らしていたのがうまくいってデーモンとその信徒たちを地獄へ送り返し、カーレリアへと帰還するのだった。

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2013年05月18日 このタイプはグループを自分の言いなりにさせようなどとは思わないが、非常に自己中心的で信用できない。 編集

§ [Promiscuus] いちごジャム

今日はいちごジャムを作りましたぁ。

材料

  • いちご:250g
  • 砂糖:250g
  • レモン汁:15ml

手順

  1. 鍋に入れたいちごに砂糖100gをまぶし、1時間ほど置いて水分を出す(写真1)。
  2. 鍋を弱火にかけていちごに火が通るまで10分ほど煮る。
  3. いちごに火が通ったら残りの砂糖とレモン汁を加え、あくをとりながら砂糖が溶けきるまで煮る(写真2)。
  4. ジャムを水にたらしても溶けないようになったらできあがり(写真3)。

と、レシピを書いたはいいけど今回は煮詰めすぎて水飴みたいなジャムになってしまったので、少し軟らかいかもというところで一度火を止めてから冷やして様子を見たほうがよさそうですぅ。


2014年05月18日 編集

§ [Promiscuus] ナウなヤングとサイバーパンク

ナウなヤングは死語としての寿命が凄く長くて死語といえばこれという感じの死語な風情があるけど、考えてみればサイバーパンクもこれと同じように、なんとなく共有認識が取れている(陳腐化した)要素を使ってジャンルとして長生きしながらエッジに斬り込む、枯れているからこそ普遍的な未来像として説明できるんじゃないかと考えていた今日この頃ですぅ。


2019年05月18日 編集

§ [DnD][5e] The Descentでの発表

WotCの配信イベント、The Descentで新製品の発表があったので、RPGに直接関係するものを紹介するですぅ。

Baldur's Gate: Descent into Avernus

『Baldur's Gate: Descent into Avernus』は今年のAdventurers Leagueなどで使われるストーリィライン用アドベンチャーで、対応レベルは1~13ですぅ。PCゲームでもおなじみ、ソード・コーストのゴッサム・シティと形容されたバルダーズ・ゲートから冒険を始め、堕天使ザリエルの陰謀に巻き込まれて九層地獄ヘルのアヴェルヌスをInfernal War Machinesで疾駆する……というダークなプロットで、他人には言えない秘密を持ったりするPC作成オプションもそれを助けるようですぅ。

また、このアドベンチャーはアヴェルヌスについての情報を多く含んだサプリメントとしての要素もあり、休憩や死亡時の変則的処理、デヴィルとの取引のルール、乗り物の改造ルール……などなど盛りだくさんの内容になってるですぅ。

Baldur's Gate: Descent into Avernusの通常版は既にAmazon.co.jpで予約可能になっていて、Amazon.comではダイスやカード、地図がセットになったDice & Miscellany Setも予約可能になってるですぅ。

また、最近のサプリメントではおなじみの別アートの特装版と、様々なノベルティがセットになったPlatinum Edition($499)も発売されるですぅ。

Platinum Editionに封入される25mmミニチュアを乗せられるInfernal War Machineは、WizKidsから$69.99で単品売りもされる予定ですぅ。

Essentials Kit

Essentials Kitは『スターター・セット』のような箱入りセットで、これまで五年のノウハウと、現在の新規プレイヤが動画でPC作成を学んでいることなどからフィードバックし、チュートリアルなどが再デザインされたルールブックとのことですぅ。

その内容は、プレイヤ用にはウィザード、クレリック、ファイター、ローグにバードを加えた5クラスを1~6レベルで作成するための64ページの要約版ルールブックが用意されているですぅ。

DMとテーブル全体で使うものとしては、1~6レベルまでのアドベンチャー「Dragon of Icespire Peak」、冒険の舞台になるファンダリンのポスターマップ、魔法のアイテムや状態、クエスト、クリーチャなどのカード一式、戦闘のサマリ、d20が2つ入っていて有利不利の時も手間がかからないダイスのセットなどが入っているですぅ。

この他にも目を引くギミックとして、UAの助手ルールを使って複数キャラを操作し、プレイヤ1人とDMで1on1セッションを行なうためのルールも入っているそうですぅ。

RPGに直接関係ある製品ふたつについてはこんな感じで、どちらにも魅力を感じる日本語版も出るとイイナと願っておくですぅ。


2024年05月18日 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:豊穣の槍(3レベル)

今週の小冒険は3レベルのキャラクター4人用ですぅ。少々クトゥルフちっくなものを目指したですぅ。

データまわりはCC4.0のSRDを引用しているので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は3レベルのキャラクター4人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

キャラクターたちが滞在している街には、豊穣を祈願する槍の祭りというものがある。

祭りでは街の近くにある洞窟に住む“豊穣の山羊”に槍を突き刺し、その肉と血を取る役割があり、キャラクターたちはそれに任命される。

キャラクターたちが洞窟を下り、無事に“豊穣の山羊”から血を取ってくれば冒険は成功である。

冒険への導入

キャラクターたちが滞在している街では、豊穣を祈願する槍の祭りというものがある。この祭りでは街の近くにある洞窟に住む“豊穣の山羊”に祭りの儀式で使う槍を突き刺し、その肉と血を取る役割がある。

今回の祭りではキャラクターたちが“豊穣の山羊”に挑む役割を与えられ、洞窟に送り出されることになる。成功すれば多大な名誉が得られるだろう。

1.山羊の穴

“豊穣の山羊”は町外れにある山羊の穴と呼ばれる洞窟に住んでいる。

山羊の穴の入口は井戸のような縦穴で、その壁には梯子として使えるように一定間隔でくさびが打ち込まれている。

山羊の穴に入るとき、キャラクターたちは「山羊は横穴の突き当たりにいる」と教えられ、“豊穣の山羊”の肉と血を取るための槍を渡される。これは棒の先端に尖った黒曜石がつけられた槍で、スピアとして扱う。

縦穴は30m(100フィート)続き、底には自然洞窟の横穴がある。横穴に光はなく“暗闇”である。

2.山羊へと続く道

横穴は進むにつれて湿気と温度が増してきて、非常に蒸し暑くなる。そして、天井からは液体がしたたり落ちてくる。この液体は強酸性であるため、難易度13の【敏捷力】セーヴィング・スローに失敗したキャラクターは2d8[酸]ダメージ、成功したキャラクターは半減ダメージを受ける。難易度10の【知力】〈自然〉判定に成功すれば、生き物の中には食べ物を消化する時に強酸の液を分泌する種類がおり、これもそれに近いものではないかと類推できる。

さらに進むと、目の前にぶよぶよとした塊が見えてくる「3.豊穣の山羊」へ進むこと。

3.豊穣の山羊

洞窟の突き当たりには巨大な黒い肉塊とも言うべきものが液体にまみれてのたうっている。これが地上で説明を受けた“豊穣の山羊”に違いない。“豊穣の山羊”のデータはブラック・プディングのものを使う。このクリーチャーは能動的に移動することはないが、ダメージを受けると悲鳴のような音を響かせて天井から消化液を分泌する。

消化液の雨は先ほどの洞窟と同じく、難易度13の【敏捷力】セーヴィング・スローに成功せねばならず、失敗したキャラクターは2d8[酸]ダメージ、成功したキャラクターは半減ダメージを受ける。

来る時に預かったスピアで“豊穣の山羊”にダメージを与えればその先に肉と血がつき、祭りの準備は整う。あとは逃げるだけだが、横穴ではもう一度消化液が降ってくる。忘れずにセーヴィング・スローとダメージの処理を行なうこと。

ブラック・プディング

大型・粘体、無属性


AC:7

hp:85(10d10+30)

移動速度:6m(20フィート)、登攀6m(20フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
16(+3) 5(-3) 16(+3) 1(-5) 6(-2) 1(-5)

ダメージ完全耐性:[酸]、[斬撃]、[電撃]、[冷気]

状態完全耐性:恐怖状態、消耗状態、聴覚喪失状態、伏せ状態、魅了状態、盲目状態

感覚:暗視18m(60フィート)(この半径外は見えない)、受動〈知覚〉8

言語:-

脅威度:4(1100XP)


蜘蛛歩き:プディングは能力値判定の必要なく、天井での逆さ歩きを含む登攀が困難な表面を登攀することができる。

腐食性の体:プディングに触れたり1.5m(5フィート)以内から近接攻撃をヒットさせたクリーチャーは4(1d8)[酸]ダメージを受ける。プディングに接触した金属製や木製の非魔法的な武器は腐食し、ダメージを与えた後、武器はダメージ・ロールに永続かつ累積する-1ペナルティを受ける。ペナルティが-5になると、武器は破壊される。プディングにヒットした非魔法的な矢弾はウーズにダメージを与えた後に破壊される。

プディングは1ラウンドに2インチの厚さの非魔法的金属を、浸蝕して食べることができる。

不定形:プディングは無理矢理入り込む必要なく、幅3cm(1インチ)以上の狭い場所を通過できる。

アクション

擬足:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い5フィート、目標1体。ヒット:6(1d6+3)[殴打]ダメージおよび18 (4d8) [酸]ダメージ。さらに目標が非魔法的な金属製の鎧を着ている場合、その鎧はACに永続かつ累積する-1ペナルティを受ける。ペナルティでACが10まで落ちた鎧は破壊される。

リアクション

分裂:中型あるいは大型以上のプディングが[斬撃]あるいは[電撃]ダメージを受け、10以上のヒット・ポイントがあるなら、2つの新たなプディングに分裂する。新たなプディングはそれぞれ元のプディングの半分(端数切り捨て)と同じヒット・ポイントを持つ。新たなプディングは元のプディングよりも1段階小さなサイズである。

結末

キャラクターたちが帰ってきたら“豊穣の山羊”の血と肉を大地に捧げ、今年の豊作を祈る祭りが開かれ、キャラクターたちは一番いい料理を振る舞われる。

世界にはさまざまな神話生物がおり、ものによってはこのように平和的共存がはかられている場所もあるのだ。

This work includes material taken from the System Reference Document 5.1 (“SRD 5.1”) by Wizards of the Coast LLC and available at https://dnd.wizards.com/resources/systems-reference-document. The SRD 5.1 is licensed under the Creative Commons Attribution 4.0 International License available at https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/legalcode.