ネコぶんこ


2026年03月02日 [長年日記] 編集

§ [PF] カフィアの記録帳:初めての冒険

なんかTwitterでフォローしている方々が次々とプレイレポートを上げているので、私も触発されて書かんとすですぅ。これはPCが書いた文章というテイでのレポートになりますぅ。内容にはパスファインダーRPGのビギナー・ボックスの大ネタバレなので注意ですぅ。

続くかどうかは気分次第ですぅ。

遙か遠くにあり近くでもある夜天におわす夢を見守るものにこのつたない文を捧げます。

この冒険譚には、その前置きとしてまずはわたくしのことを開示すべきでしょう。ここに記されることはすべてわたくしの責にありますゆえ。

わたくしの名はカフィア・ダマラ・ライム。ダマラはヒューマンである父の名、ライムはエルフである母の名で、彼らはわたくしが幼い頃からたびたび冒険の旅へ出ているため、わたくしはサンドポイント近くの僧院で育ちました。とはいえ――偉大なる夢見よお許しください―― わたくしは信仰よりも勉学に魅せられ、さまざまな書物を読み、錬金術を学ぶ毎日を過ごしました。

わたくしは僧院に十五の頃まで過ごした後はサンドポイントの外れにあり、一年の大半を父母が留守にしている家を守り、そこで日々稼いだわずかな蓄えから書物を購い、錬金の業を研究することに費やしていました。

ですがある日、日課を済ませてサンドポイントの酒場を訪れたさい、大剣を背負いゴルムの聖印を身につけたホルトというヒューマンの僧侶、そして鎧を着込み盾と長剣を持ったスティーヴというハーフオークの――そのいでたちからわたくしは彼を最初戦士と誤解しましたが――これまたゴルムを崇める蛮族と出会ったのです。彼らはサンドポイントの近くにある洞窟を攻略しようと話していました。

しかしかれらには斥候役が存在しないため、若干の不安があるようでした。ここでわたくしはあなたより天啓を授かりました。この変わり者たちについて行けば、あなたに捧げるにあたう冒険譚を書けるのではないかと。

そこでわたくしは彼らに同行することを願うとふたつ返事でそれが認められ、大きな盾を持ったレティシアという女戦士も同行を申し出たため、四人で冒険に出ることとあいなったのです。

前置きが長くなりましたが、かくしてサンドポイントのはずれにある洞窟へと踏み込んだわたくしたちを待っていたのは、そこをねぐらにするゴブリンどもでした。彼らのかしらと思われる者は冠をいただき、王を気取っておりました。ですが、前を行く三人の戦士たちの敵ではなく、ばっさばっさと斬り倒し、魔法の指輪やポーションなどいくばくかの財宝を得て、洞窟のさらに奥へと向かうのでした。

ゴブリンのねぐらから先には大蜘蛛や動く骸骨などがおりました。われわれは彼らも討ち倒し、そこにあった財宝を得て――悪党や野獣どもが蒐めた財貨を我ら善なる勢力が得ることに何の躊躇がございましょう!――仕掛けられた謎もわたくしのひらめきにより解き明かし、洞窟の深奥へと踏み込みます。

そこにはきらめく財宝の上に寝そべる、こたびの冒険での討伐を依頼されていたサンドポイントの周辺を荒らしているブラック・ファングと呼ばれている黒竜を目にしました。

我らが狙うは竜の首ひとつ。先陣を切ったのはスティーヴでした。そこへレティシア、ホルトも飛び込むと、狡猾なる竜は洞窟の天井にある穴から空へと逃げようとするではありませんか。ですが、そこは怒号を上げながらも冷静なスティーヴの強弓が竜を射貫き、ここにサンドポイントを脅かす悪竜は屠られ、貯め込まれていた財宝はわれらの栄光を示すものとなったのです。

以上がわたくしたちが最初に行なった冒険のあらましでございます。

願わくばこの文章が、栄光あるあなたの輝きをさらに増す一助にならんことと思いつつ、筆を置く次第です。

――星歌の不出来なる歌い手、カフィア・ダマラ・ライムここに記す。