ネコぶんこ


2023年11月04日 [長年日記] 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:ゴブリン族の大志(1レベル)

今週の小冒険は1レベルのキャラクター4人用ですぅ。

データ関係はOGLのものを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は1レベルのキャラクター用の短時間で終わるアドベンチャーである。

キャラクターたちが滞在している共同体(村や町)の近くにはコボルドの共同体があったのだが、これまでお互いに中立状態だったが、ホブゴブリンのスドゥンと彼の率いるゴブリン一党がやってきたことで事情が変わる。

スドゥンは自分の勢力を率いることを夢見ており、その手始めとして手下のゴブリンと共に気弱なコボルドたちを征服したのだ。

スドゥンの命令で、コボルドたちは隣の共同体から家畜泥棒を始める。困った人々は、キャラクターたちに助けを求めた。

コボルドたちを撃退し、スドゥンの野望をくじけば冒険は終了となる。

冒険への導入

このアドベンチャーはキャラクターが滞在している共同体(村や町)が、家畜泥棒の被害に遭っていることから始まる。

既に牛や豚が何頭も盗まれて人々は大変困っているため、腕に覚えのあるキャラクターたちに撃退を依頼したのだ。報酬は全員で50gpである。

村外れにあるマルファ氏の牧場が度々狙われているので、キャラクターたちはそこを張り込むのはどうかと促される。

1.家畜泥棒

キャラクターたちがマルファ氏の牧場で張り込みをしているなら、夜中にゴソゴソと音がする。難易度12の【判断力】〈知覚〉判定に成功すれば「大丈夫か」「ああ、ここの奴らはもう寝てるはずだ」と声が聞こえる。

音の主は家畜泥棒の3体のコボルドたちである。弱気な上にやりたくもない仕事をやらされている彼らは1人でも倒されると伏して命乞いをする。

コボルドの命を助けたなら「2.尋問」、倒したなら「3.追跡」に進むこと。

コボルド

小型・人型生物(コボルド)、秩序にして悪


AC:12(外皮)

hp:5(2d6-2)

移動速度:9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
7(-2) 15(+2) 9(-1) 8(-1) 7(-2) 8(-1)

感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉8

言語:共通語、竜語

脅威度:1/8(25XP)


日光過敏:コボルドは陽光の中では攻撃ロール、そして視覚を利用した【判断力】〈知覚〉判定に不利を受ける。

群れ戦術:少なくとも1体のコボルドの味方がクリーチャーから5フィート以内にいて、その味方が無力状態でない限り、コボルドはそのクリーチャーに対する攻撃ロールに有利を得る。

アクション

ダガー:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:4(1d4+2)[刺突]ダメージ。

スリング:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程9/27m(30/120フィート)、目標1体。ヒット:4(1d4+2)[殴打]ダメージ。

2.尋問

コボルドたちをとらえたなら、彼らは最近自分たちの住み家にホブゴブリンの率いるゴブリンたちがやって来て、我が物顔で指図してくるのだと訴え、逆にゴブリン退治を依頼してくる。彼らはどれだけ出せるかはわからないが、住み家にある金品を出してもいいとまで言う。

コボルドたちは道案内も率先して引き受ける。

村人たちに事情を訊ねるなら、確かにコボルドの集落があったがお互い手出しせずに平和にやっていたので、家畜泥棒がなくなるならコボルドたちはそのままでいいと言う。

話がまとまったら「4.警戒体制」に進む。

3.追跡

コボルドたちを全員倒した場合、彼らがどこから来たか追跡する必要がある。難易度12の【判断力】〈生存〉判定に成功すれば足跡をたどっていくことに成功する。

30分ほど追跡すると丘のふもとに洞窟があるのが見えてくる。

コボルドの洞窟を発見したら「4.警戒体制」に進む。

4.警戒体制

コボルドの洞窟の入口はスドゥンの配下であるゴブリンと、彼の率いるコボルド2体が監視している。とはいえ彼らは戦の素人なので、洞窟の入口に座っているだけだ。

キャラクターたち全員が難易度9の【敏捷力】〈隠密〉判定に成功すれば、不意討ちラウンドを得られる。

倒したゴブリンやコボルドに尋問するなら、ゴブリンたちはスドゥンというホブゴブリンに率いられた軍団(といっても数人である)で、ゆくゆくは大帝国を築くための第一歩としてコボルドの住み家を“征服”したのだと語る。

スドゥンの居所を訊くなら、彼はコボルドの住み家で一番いい場所を取っていると言われる。

コボルドの住み家に入るなら「5.コボルドの家」に進むこと。

ゴブリン

小型・人型生物(ゴブリン類)、中立にして悪


AC:15(レザー・アーマー、シールド)

hp:7(2d6)

移動速度:9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
8(-1) 14(+2) 10(+0) 10(+0) 8(-1) 8(−1)

技能:〈隠密〉+6

感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉9

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1/4(50XP)


器用な脱出:ゴブリンはそのターンにボーナス・アクションとして離脱あるいは隠れ身アクションを行なえる。

アクション

シミター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[斬撃]ダメージ。

ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程24/96m(80/320フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

コボルド

小型・人型生物(コボルド)、秩序にして悪


AC:12(外皮)

hp:5(2d6-2)

移動速度:9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
7(-2) 15(+2) 9(-1) 8(-1) 7(-2) 8(-1)

感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉8

言語:共通語、竜語

脅威度:1/8(25XP)


日光過敏:コボルドは陽光の中では攻撃ロール、そして視覚を利用した【判断力】〈知覚〉判定に不利を受ける。

群れ戦術:少なくとも1体のコボルドの味方がクリーチャーから5フィート以内にいて、その味方が無力状態でない限り、コボルドはそのクリーチャーに対する攻撃ロールに有利を得る。

アクション

ダガー:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:4(1d4+2)[刺突]ダメージ。

スリング:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程9/27m(30/120フィート)、目標1体。ヒット:4(1d4+2)[殴打]ダメージ。

5.コボルドの家

コボルドの洞窟に入ると、4体のコボルドたちが震えながらキャラクターたちの前に立ちはだかる。しかし、キャラクターたちがスドゥンたちを倒しに来たのだと言えば、彼らは喜んで道を開ける。

彼らは1人でも倒されると降伏する。

コボルドの住み家にはひとつだけ扉がある。この先にスドゥンがいる。入るなら「6.一番いい場所」に進むこと。

コボルド

小型・人型生物(コボルド)、秩序にして悪


AC:12(外皮)

hp:5(2d6-2)

移動速度:9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
7(-2) 15(+2) 9(-1) 8(-1) 7(-2) 8(-1)

感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉8

言語:共通語、竜語

脅威度:1/8(25XP)


日光過敏:コボルドは陽光の中では攻撃ロール、そして視覚を利用した【判断力】〈知覚〉判定に不利を受ける。

群れ戦術:少なくとも1体のコボルドの味方がクリーチャーから5フィート以内にいて、その味方が無力状態でない限り、コボルドはそのクリーチャーに対する攻撃ロールに有利を得る。

アクション

ダガー:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:4(1d4+2)[刺突]ダメージ。

スリング:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程9/27m(30/120フィート)、目標1体。ヒット:4(1d4+2)[殴打]ダメージ。

6.一番いい場所

扉の先はもともとコボルドの族長が使っていた部屋で、粗末ながら壁に彫刻などで飾り付けがされている。

今はホブゴブリンのスドゥンと配下のゴブリン(どちらも1体づつだ)が住んでおり、キャラクターたちが入ってくると彼は獲物を手にニヤリと笑い、戦いを挑んでくる。

ゴブリン

小型・人型生物(ゴブリン類)、中立にして悪


AC:15(レザー・アーマー、シールド)

hp:7(2d6)

移動速度:9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
8(-1) 14(+2) 10(+0) 10(+0) 8(-1) 8(−1)

技能:〈隠密〉+6

感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉9

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1/4(50XP)


器用な脱出:ゴブリンはそのターンにボーナス・アクションとして離脱あるいは隠れ身アクションを行なえる。

アクション

シミター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[斬撃]ダメージ。

ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程24/96m(80/320フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

ホブゴブリン

中型・人型生物(ゴブリン類)、秩序にして悪


AC:18(チェイン・メイル、シールド)

hp:11(2d8+2)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
13(+1) 12(+1) 12(+1) 10(+0) 10(+0) 9(-1)

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1/2(100XP)


武の有利:ターンに1回、無力状態ではないこのホブゴブリンの味方がクリーチャーの5フィート以内にいるなら、そのクリーチャーを目標にした武器攻撃がヒットした場合、このホブゴブリンは追加で7(2d6)ダメージを与える。

アクション

ロングソード:近接武器攻撃:攻撃+3、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d8+1)[斬撃]ダメージ、あるいは両手で持っている場合、6(1d10+1)[斬撃]ダメージ。

ロングボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+3、射程150/600フィート、目標1体。ヒット:5(1d8+1)[刺突]ダメージ。

結末

スドゥンを倒せば、家畜泥棒騒動は終わる。コボルドたちを助けた場合、彼らからも20gpの報酬を得られる。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。


2023年11月11日 [長年日記] 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:珍味を追って(1レベル)

今週の小冒険は1レベルのキャラクター4人用ですぅ。

データ関係はOGLのものを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は1レベルのキャラクター用の短時間で終わるアドベンチャーである。

キャラクターたちが滞在している町の近くには断崖があり、そこには“熊のてのひら”という珍しいキノコが生える。今年もまたその季節になり、冒険者たちも挑戦してみてはどうかと提案される。

さまざまな自然の障害を突破し、“熊のてのひら”を手に入れたら冒険は終了となる。

冒険への導入

このアドベンチャーはキャラクターが滞在している町が収穫の季節を迎えたところから始まる。

キャラクターたちはこの町の外れにある断崖の上に“熊のてのひら”という珍しいキノコが生えるので、それを背負いカゴ一杯に取ってくれば50gpを支払うと町の雑貨屋をしているグリーン・ハグのパーバに言われる。

依頼を受けるようなら、パーバは断崖の上には熊が住みついているから注意するように言い、キャラクターたちに背負いカゴを貸す。

1.断崖の下

断崖の下までやってくると、そこには先人が作った鎖の梯子が吊るされている。

この鎖梯子を登っていく分に判定は必要ない。梯子を登り終わると、そこにはテーブル状になった平たい岩棚がある。

2.次に行く場所を見つける

岩棚から、次に行くべき場所を見つけるには、難易度10の【知力】〈捜査〉判定か、難易度10の【判断力】〈知覚〉判定が必要になる。

【知力】〈捜査〉判定に成功したなら、岩棚の近くにロープを張っていたらしいピトンの痕跡を見つけられる。

【判断力】〈知覚〉判定に成功したなら、ここから見える範囲にここよりは少し広い別の岩棚を見つけることができる。

両方に成功したなら、ピトンは広い岩棚に向かう方向に刺されていたことがわかる。

3.次の岩棚を目指せ

次の岩棚までの距離は12m(40フィート)あり、向かうためには難易度10の【筋力】〈運動〉判定か【敏捷力】〈軽業〉判定が必要である。

判定に失敗したら9m(30フィート)滑落して3d6[殴打]ダメージを受け、また鎖梯子を登るところからやりなおしである。

なお、ロープなどつたう物を準備したなら、判定をするまでもなく次の岩棚へ行くことができる。

4.熊の寝床……そして

この岩棚にはブラック・ベアが1体いる。ベアはここを家だと思っており、踏み込んできた者たちを攻撃する。キャラクターたちが戦闘していると、おこぼれを狙って2体のブラッド・ホークもキャラクターをつつき回してくる。

ブラック・ベアはhpが半減したら登攀移動速度を使って逃げ出す。ブラッド・ホークはブラック・ベアがいなくなると飛び去ろうとする。

ブラック・ベア

中型・野獣、無属性


AC:11(外皮)

hp:19(3d8+6)

移動速度:12m(40フィート)、登攀9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
15(+2) 10(+0) 14(+2) 2(−4) 12(+1) 7(−2)

技能:〈知覚〉+3

感覚:受動〈知覚〉13

言語:-

脅威度:1/2(100XP)


鋭敏嗅覚:ベアは嗅覚による【判断力】〈知覚〉判定に有利を得る。

アクション

複数回攻撃:ベアは1回の噛みつき、および1回の爪で、2回の攻撃を行なう。

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+3、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

爪:近接武器攻撃:攻撃+3、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:7(2d4+2)[斬撃]ダメージ。

ブラッド・ホーク

小型・野獣、無属性


AC:12

hp:7(2d6)

移動速度:6m(20フィート)、飛行18m(60フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
6(-2) 14(+2) 10(+0) 3(-4) 14(+2) 5(-3)

技能:受動〈知覚〉+4

感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉14

言語:-

脅威度:1/8(25XP)


鋭敏視覚:ホークは視覚による【判断力】〈知覚〉判定に有利を得る。

群れ戦術::少なくとも1体のホークの味方がクリーチャーから1.5m(5フィート)以内にいて、その味方が無力状態でない限り、ホークはそのクリーチャーに対する攻撃ロールに有利を得る。

アクション

くちばし:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:4(1d4+2)[刺突]ダメージ。

5.脅威は去って

ブラック・ベアを追い払うと、岩棚の奥に“熊のてのひら”が見つかる。パーバ婆さんから借りたカゴを満たせる量があるので、持って帰れば報酬が得られる。

ただし、帰る際にも岩棚の間を移動する必要があり、失敗すれば滑落してキノコは散り散りになってしまう。それには注意すること。

結末

キャラクターたちは無事にキノコを持ち帰ることができただろうか。成功すれば、来年も同じ仕事を任されるかもしれない。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。


2023年11月12日 [長年日記] 編集

§ [Ludus] コミケ受かってた

冬コミ受かってましたぁ。というわけで、12月30日は東ポ55bでお待ちしてますぅ。また5e関係をなんかする予定ですぅ。

11月頭にはDACに行ってたし、D&Dづけですぅ。


2023年11月18日 [長年日記] 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:人を追う狩人(1レベル)

今週の小冒険は1レベルのキャラクター4人用ですぅ。

データ関係はOGLのものを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は1レベルのキャラクター用の短時間で終わるアドベンチャーである。

キャラクターたちが滞在している村の近くでは、ハイエナの群れが村人や旅人を襲う事件が多発している。

ハイエナたちを率いているのは、ノールの狩人、ギャララである。ハイエナの襲撃を倒してギャララを追い詰め、彼を倒せば事件は終わる。

冒険への導入

このアドベンチャーはキャラクターが滞在している村の近辺で、ハイエナが群れをなして村人や旅人を襲っていることから始まる。

ウルフほどではないので侮られがちだが、ハイエナも多くなれば脅威になる。キャラクターたちは人々の安全のためにもハイエナを倒してくれと村人たちに依頼される。報酬は全員で50gpである。

依頼を受けたなら、最近ハイエナが出た場所も教えてもらえる。彼らは村から出た街道筋を狩り場と定めているらしい。

1.現場に行くか襲われるか

村を出て街道沿いを歩くと、数日前にハイエナに襲われた人の出た現場に行き当たる。

キャラクターたちはここで現場検証をして手がかりを探してもいいし、しばらくうろついてハイエナに自分たちを襲撃させてもよい。

現場検証をするなら「2.現場百遍」、ハイエナに襲われてみるなら「3.おとり捜査」へ進む。

2.現場百遍

ハイエナが人を襲った現場に行くと、そこにはもみ合った跡と何頭か分のハイエナの足跡がある。

ここの足跡を追跡してハイエナのねぐらを目指すなら、難易度14の【判断力】〈生存〉判定が必要になる。

成功すれば、キャラクターたちは足跡を追跡し「4.赤布のノール」へ進む。失敗してしまった場合、うろついているキャラクターたちをハイエナが獲物と見定めて襲いかかってくる「3.おとり捜査」に進むこと。

3.おとり捜査

街道筋をしばらくうろつくと、キャラクターたちを見つけたハイエナが襲いかかってくる。ハイエナは4頭で、よく見るとそれぞれ赤い布を首に巻いている。

ハイエナは死ぬまで戦おうとする。

ハイエナを倒すなどして落ち着いた状況を作れれば、彼らの足跡を追跡できる。この場合の【判断力】〈生存〉判定の難易度は11である。

判定に成功したら「4.赤布のノール」へ進むこと。失敗したら調査をしている途中にまたハイエナが襲ってきたものとして、「3.おとり捜査」を繰り返してもよい。

ハイエナ

中型・野獣、無属性


AC:11

hp:5(1d8+1)

移動速度:15m(50フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
11(+0) 13(+1) 12(+1) 2(−4) 12(+1) 5(−3)

技能:〈知覚〉+3

感覚:受動〈知覚〉13

言語:-

脅威度:0(10XP)


群れ戦術:少なくとも1体のハイエナの味方がクリーチャーから5フィート以内にいて、その味方が無力状態でない限り、このハイエナはそのクリーチャーに対する攻撃ロールに有利を得る。

アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+2、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:3(1d6)[刺突]ダメージ。

4.赤布のノール

街道から外れた森の中に、ハイエナを馴らして人間狩りに使っているノールのギャララがいる。彼の周囲には4頭のハイエナがいる。このたびの騒動は彼の仕業だ。ギャララはハイエナたちと同じ赤い布を首に巻いており、これが彼らの絆の証であることがわかる。

キャラクターたちがハイエナに人を襲わせている理由を問い質すなら、彼は「人だとて狩りに犬を使うではないか」とうそぶき、キャラクターたちに襲いかかってくる。

ノール

中型・人型生物(ノール)、混沌にして悪


AC:15(ハイド・アーマー、シールド)

hp:22(5d8)

移動速度:9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
14(+2) 12(+1) 11(+0) 6(-2) 10(+0) 7(-2)

感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉10

言語:ノール語

脅威度:1/2(100XP)


大暴れ:ノールが近接攻撃でクリーチャーのヒット・ポイントを0に減らしたターン、ノールはボーナス・アクションとして移動速度の半分まで移動し、噛みつき攻撃を行なうことができる。

アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:4(1d4+2)[刺突]ダメージ。

スピア:近接/遠隔武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)または射程9/36m(30/120フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ、あるいは両手持ちでの近接攻撃の場合6(1d8+2)[刺突]ダメージ。

ロングボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+3、射程45/180m(150/600フィート)、目標1体。ヒット:5(1d8+1)[刺突]ダメージ。

ハイエナ

中型・野獣、無属性


AC:11

hp:5(1d8+1)

移動速度:15m(50フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
11(+0) 13(+1) 12(+1) 2(−4) 12(+1) 5(−3)

技能:〈知覚〉+3

感覚:受動〈知覚〉13

言語:-

脅威度:0(10XP)


群れ戦術:少なくとも1体のハイエナの味方がクリーチャーから5フィート以内にいて、その味方が無力状態でない限り、このハイエナはそのクリーチャーに対する攻撃ロールに有利を得る。

アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+2、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:3(1d6)[刺突]ダメージ。

結末

ギャララを倒せばハイエナ騒動は収まる。村から出ることを不安がっていた村人や旅人もやがて元に戻る。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。


2023年11月25日 [長年日記] 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:珍獣捕獲作戦(1レベル)

今週の小冒険は1レベルのキャラクター4人用ですぅ。

データ関係はOGLのものを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は1レベルのキャラクター用の短時間で終わるアドベンチャーである。

キャラクターたちが滞在している町の近くにある山に、鷲の頭と翼を持つ馬のヒポグリフが現われた。町の領主である“伯爵”はこれをとらえた者に報償を出すと布告した。

キャラクターたちが山に挑戦してヒポグリフを捕獲すればアドベンチャーは終了となる。

冒険への導入

キャラクターたちが滞在している町の近くにある山に、ヒポグリフが巣をかけた。町の領主“伯爵”はこの珍獣を乗騎として望み、500gpの賞金をかけた。

今、町に滞在している冒険者たちの話題はヒポグリフとその賞金でもちきりだ。キャラクターたちが旅立つ様子がないなら、滞在している宿の娘に尻を叩かれることになる。

1.山のふもと~獣道

くだんの山までは町から歩いて半日ほどだ。GMは望むならランダムな遭遇を起こしてもよい。

山のふもとから頂上までは踏みならされた獣道があり、道案内や探索は必要なさそうだ。しかし、途中で道は2つに分かれる。岩山に穿たれた暗く細い洞窟に入るなら「2.洞窟」、崖沿いの細い道を進むなら「3.崖沿いの道」へ進むこと。

2.洞窟

洞窟は地下水がポタポタ落ちるひんやりと湿っぽい空間だ。2人ほどで並んで進むことができる。明かりのない“暗闇”の空間だ。

洞窟の天井には石筍に擬態したダークマントルがおり、通りがかった先頭のキャラクターに向かって覆い被さってくる。ダークマントルは死ぬまで戦おうとする。

ダークマントルをなんとかしたなら「4.ヒポグリフを捕まえろ」へ進む。

ダークマントル

小型・怪物、無属性


AC:11

hp:22(5d6+5)

移動速度:3m(10フィート)、飛行9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
16(+3) 12(+1) 13(+1) 2(-4) 10(+0) 5(-3)

技能:〈隠密〉+3

感覚:疑似感覚18m(60フィート)、受動〈知覚〉10

言語:-

脅威度:1/2(100XP)


偽装:ダークマントルは動かないかぎり、鍾乳石や石筍などの洞窟の地形と見分けがつかない。

反響感覚:ダークマントルは聴覚喪失状態では疑似感覚を使えない。

アクション

握りつぶし:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い1.5m(5フィート)、クリーチャー1体。ヒット:6(1d6+3)[殴打]ダメージ、およびダークマントルは目標にへばりつく。目標が中型以下でダークマントルが攻撃ロールに有利を得ているなら、目標の頭を呑み込んでへばりつき、ダークマントルがこのようにへばりついているなら、目標は盲目状態かつ呼吸ができない。

ダークマントルは目標にへばりついている間、目標以外のクリーチャーを攻撃できないが、その攻撃ロールに有利を得る。ダークマントルの移動速度は0になって移動速度へのボーナスも受けられず、目標と共に移動する。

難易度13の【筋力】判定に成功したクリーチャーはダークマントルを引き剥がせる。ダークマントルは自身のターンに1.5m(5フィート)移動することで目標から自分を外すことができる。

暗黒のオーラ(1回/日):ダークマントルから半径4.5m(15フィート)に魔法的な暗闇が発せられ、それと共に移動し、角を曲がって広がる。暗闇はダークマントルが(呪文への精神集中のように)精神集中を維持している限り、最大10分まで持続する。暗視はこの暗闇を見通せず、自然の光が暗闇を照らすこともできない。暗闇のどこかが2レベル以下の呪文で作られた光の区域と重なる場合、光を作成している呪文は打ち消される。

3.崖沿いの道

この道は足場に石ころがたくさん転がっており、移動困難地形として扱う。

山道を進んでいくと、首にかけた鈴をガラガラと鳴らして大きな山羊が道を通せんぼする。この山羊はふもとの村で飼われていたが潰して肉にされる前に逃げ出し、この山の“ぬし”になった個体だ。“ぬし”は9ダメージを受けたら崖を滑り降りてその場から逃げ出そうとする。

ジャイアント・ゴートをなんとかしたなら「4.ヒポグリフを捕まえろ」へ進む。

ジャイアント・ゴート

大型・野獣、無属性


AC:11(外皮)

hp:19(3d10+3)

移動速度:12m(40フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
17(+3) 11(+0) 12(+1) 3(−4) 12(+1) 6(−2)

感覚:受動〈知覚〉11

言語:-

脅威度:1/2(100XP)


確かな足元:ゴートは伏せ状態にする効果への【筋力】あるいは【敏捷力】セーヴィング・スローに有利を得る。

突撃:ボアが目標まで少なくとも6m(20フィート)直線で移動して牙による攻撃が目標にヒットしたなら、目標は追加で5(2d4)[斬撃]ダメージを受ける。目標がクリーチャーの場合、それは難易度13の【筋力】セーヴィング・スローに成功しなければ伏せ状態になる。

アクション

頭突き:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:8(2d4+3)[殴打]ダメージ。

4.ヒポグリフを捕まえろ

頂上近くにある平たい場所に、その辺りにあった木の枝などを組み合わせてヒポグリフが巣をかけている。ヒポグリフはこの一帯を縄張りとしているので、踏み込んできたキャラクターには容赦なく攻撃する。

ヒポグリフを手懐けるには、難易度18の【魅力】〈動物使い〉判定に成功する必要がある。干し肉などの餌になる物を食べさせながらなら、判定に有利を得られる。

倒した場合、気絶したものとして扱って地上までパーティ全員で抱えて帰ることも可能とする。

ヒポグリフを乗用に調教するには、手懐けて1ヶ月かけ、難易度12の【魅力】〈動物使い〉判定に成功する必要がある。

ヒポグリフ

大型・怪物、無属性


AC:11

hp:19(3d10+3)

移動速度:12m(40フィート)、飛行18m(60フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
17(+3) 13(+1) 13(+1) 2(-4) 12(+1) 8(-1)

技能:〈知覚〉+5

感覚:受動〈知覚〉15

言語:-

脅威度:1(200XP)


鋭敏視覚:ヒポグリフは視覚による【判断力】〈知覚〉判定に有利を受ける。

アクション

複数回攻撃:ヒポグリフは1回のくちばしおよび1回の爪で、2回の攻撃を行なう。

くちばし:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:6(1d10+3)[刺突]ダメージ、あるいは両手持ちでの近接攻撃の場合6(1d8+2)[刺突]ダメージ。

爪:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:10(2d6+3)[斬撃]ダメージ、あるいは両手持ちでの近接攻撃の場合6(1d8+2)[刺突]ダメージ。

結末

キャラクターたちはヒポグリフをとらえることができただろうか? その後は報償をもらうか、あるいは自分たちのペットにするか……さまざまなことが考えられる。

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