2024年08月10日 [長年日記]
§ [DnD][5e] アドベンチャー:村人を救出せよ(3レベル)
今週の小冒険はいよいよ明日リリースな夏コミの新刊ソード・ワールドRの3レベルのキャラクター4人用ですぅ。
ソード・ワールドからゲスト出演しているデータ以外、データまわりはCC4.0のSRDを引用しているので、そちらの参考にもどうぞですぅ。
冒険の概要
キャラクターたちが立ち寄った村で、森から帰ってこない木こりのタッドを探してくれと依頼される。
タッドは繁殖期を迎えたグリズリーの雄と雌に追われている。グリズリーを倒してタッドを救出すれば冒険は成功である。
冒険への導入
キャラクターたちがある村を訪れると、昨日森へ入ったまま帰ってこない木こりのダットを探してほしいと依頼をされる。依頼料は村で出し合った銀貨で1人あたり200ガメルである。
ダットは昔悪い連中の仲間で腕っ節自慢なため、ゴブリン程度ならなんとか戦える。そんな彼が戻ってこないなら、より強い者に襲われたかもしれないと村人たちは心配している。
1.森へ
ダットが向かった森は村のすぐそばにあり、村人たちはここで採集や狩りをしている。
難易度13の【判断力】〈生存〉判定に成功すれば、森の奥を目指すダットの足跡がある。
ここで成功までに行なった判定の回数は今後の展開に関わる。GMは記録しておくこと。
2.不穏な足跡
ダットの足跡をしばらく追跡すると、森の少し開けた場所で他の足跡に踏み荒らされたようになっている場所がある。
ここで別の足跡の主が何か調べるには、難易度11の【知力】〈自然〉判定が必要になる。成功すれば、この足跡がグリズリーのものとわかる。
ダットと別の足跡を追跡するなら、難易度7の【判断力】〈生存〉判定が必要になる。成功すれば、何かの足跡は2組あり、それがダットを追ってさらに森の奥へ進んでいることがわかる。
ここで成功までに行なった判定の回数は今後の展開に関わる。GMは記録しておくこと。
3.木の上の木こり
さらに森を進むと、2体のグリズリーが大木を倒そうと体当たりをしている現場に出くわす。木の上には1人の男がいる。彼こそが木こりのダットだ。
ダットの足跡を辿る判定に5回以上かかった場合、大木は倒されあわれダットは熊に殺されている。
キャラクターたちがグリズリーを攻撃するなら、つがいは攻撃対象をキャラクターたちに定め、襲いかかってくる。
グリズリー
大型・野獣(動物)、無属性
AC:11(外皮)
hp:34(4d10+12)
移動速度:9m(30フィート)
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
19(+4) | 10(+0) | 16(+3) | 2(-4) | 13(+1) | 7(-2) |
技能:〈知覚〉+3
感覚:受動〈知覚〉13
言語:-
脅威度:1(200XP)
鋭敏嗅覚:グリズリーは嗅覚による【判断力】〈知覚〉判定に有利を得る。
アクション
複数回攻撃:グリズリーは1回の噛みつきおよび1回の爪で2回の攻撃を行なう。
噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い1.5m(5フィート)、目標1つ。ヒット:8(1d8+4)[刺突]ダメージ。
爪:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い1.5m(5フィート)、目標1つ。ヒット:11(2d6+4)[斬撃]ダメージ、目標はつかまれた状態になる(脱出難易度14)。つかみが終了するまで目標は動けない状態で、グリズリーはつかんでいる目標以外を攻撃することはできない。。
結末
ダットの生死に関わらず、村人たちは礼を払ってくれる。グリズリーを倒した証拠を持ってくれば、1体あたり200ガメルを追加報酬として受け取れる。
This work includes material taken from the System Reference Document 5.1 (“SRD 5.1”) by Wizards of the Coast LLC and available at https://dnd.wizards.com/resources/systems-reference-document. The SRD 5.1 is licensed under the Creative Commons Attribution 4.0 International License available at https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/legalcode.
本作は、「著:水野良/グループ SNE」が権利を有する『ソード・ワールド RPG』の二次創作作品です。
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