2015年05月01日 [長年日記]
§ [DnD][5e] 『能力値判定(The Ability Check)』
Sage Advice
それが壮大な陰謀の物語であれ、長篇の戦闘であれ、あるいは完全に別の何かであるにせよ、D&Dのキャンペーンは必然的に3種類の主なd20判定のうちのひとつ、能力値判定に必然的に頼ることになる。
このゲームで縦横無尽に活躍するものこそ今月のSage Adviceで焦点をあてるものだ。その後、私は呪文発動について先月のコラムへの反応として出てきたいくつかの質問に答えている。将来答えてほしい質問はsageadvice@wizards.comで受け付けている。
能力値判定
ゲームのルールの心臓部には(『Player's Handbook』の第7章と第9章で説明されるように)3つのd20判定、能力値判定、命中判定、そしてセーヴィング・スローがある。命中判定は通常戦闘に限られており、3つの判定ではもっとも狭く使われるが、能力値判定とセーヴィング・スローは多くの異なった状況の中で発生する。能力値判定は特に、しばしば――戦闘で、社会的な交流の中で、そして探索の最中に――飛び出してくる。ルールはいつでも君が6つの能力値のうちのひとつを使い、能力値判定を行なえるとしている。判定に技能か含まれるか否かは関係なく、これが真実だ。【筋力】判定、【敏捷力】判定、【魅力】〈説得〉判定、【判断力】〈知覚〉判定――これらはすべて能力値判定の例だ。
命中判定やセーヴィング・スローは基本的に特殊な能力値判定なのか? それは違う。この3種類の判定は、どれもがd20をロールすることが必要で、修正値を加え、そして合計を難易度と比較し、さらにすべてに有利と不利の影響を受けるため、同じものの3つの顔として簡単に見誤られる。ようするに、それらは成功か失敗かを決めることの同じ手続きを共有している。
このように共有された手順にもかかわらず、3種類の判定はそれぞれ別のものだ。ゲームの中にある何かの要素、たとえばガイダンスの呪文のようなものは、どれかに効果を及ぼせば、ルールに特記がないかぎりほかの2つは影響を受けない。次のいくつかの質問はふたたびこの問題に触れる。
もし君がヘックスの呪文を発動して影響を受ける能力値として【筋力】を選んだら、目標は【筋力】を使う命中判定やセーヴィング・スローにも不利を受ける? 受けない、ヘックスの呪文の解説にはそれが選ばれた能力値を使う能力値判定に影響すると書かれている。この解説には命中判定やセーヴィング・スローについて何も書かれていない。これはたとえば、もし君が【耐久力】を選んだとすれば、呪文の目標は精神集中が【耐久力】を要求するセーヴィング・スローで【耐久力】判定ではないため、呪文を維持するための精神集中には不利を受けない、ということになる。
呪文の意図が奇妙だ? この呪文は古典的な凶兆――民間伝承で見られるもの――で、それは戦闘以外で役立つもののはずだ。戦闘では、この呪文は追加の死霊ダメージをいくらか与える。戦闘を離れたら、たとえば君はこの呪文を発動して彼や彼女の【魅力】判定に不利を与えることで、狡猾な外交官に一泡吹かせることができる。
バードのなんでも屋(Jack of All Trades)の特徴はバードの習熟ボーナスを使わない命中判定とセーヴィング・スローにも適用できる? できない。この特徴は能力値判定のためだけにある。イニシアチブ判定が【敏捷力】判定であることを忘れないように、バードが彼や彼女の習熟ボーナスを既にそれへ加えていない場合、何でも屋はバードのイニシアチブに利益をもたらすことができる。
君が【筋力】〈運動〉判定で誰かとつかみ合いや押し合いをするとき、君は命中判定をしていることになる? もう一度いおう、その答えはノーだ。その判定は能力値判定なので、命中判定に付随するようなゲームの効果はあてはまらない。前の質問に戻ってみれば、ヘックスの呪文を使えば格闘家の力を減らすことに使える。そして格闘家の目標が回避アクション(Dodge action)の影響下にあっても、回避は能力値判定に影響しないため、そのアクションではこの格闘を防げない。
さらなる呪文発動についての質問
君がターンあたりに発動できる呪文の数には制限があるのか? 君のターンに君は呪文をX回しか発動できないというルールはないが、いくつかの実質的な限界はある。主な制限要素は君のアクションだ。大部分の呪文は発動にアクションを必要とし、ファイターのアクション増加のような特徴を使わないかぎり、君は1回のアクションだけを君のターンに持っている。
もし君がボーナス・アクションでヒーリング・ワードのような呪文を発動したら、君は別の呪文を君のアクションで発動できるが、その別の呪文は初級呪文でなければならない。この特殊な制限はボーナス・アクションを使う呪文に特有なことは心に留めてほしい。たとえば、もし君が2つめの呪文をアクション増加で発動するなら、君はそれで初級呪文を発動することには縛られない。
君のターンに君も反応アクションで呪文を発動できる? 君はそれができる! それが起こる一般的な状況はこうだ、ウィザードのコーネリアスは彼のターンにファイアーボールを発動させ、彼の敵はカウンタースペルを彼に向けて発動する。コーネリアスはカウンタースペルを準備しているので、彼は反応アクションでそれを発動してファイアーボールが止められる前に彼の敵のカウンタースペルを阻止する。
君は呪文の効果を維持するための精神集中に視線を必要とする? 呪文に特記がないかぎり、君にそれは必要ない。
キャラクターが複数のクラスのレベルを持っている場合、キャラクターの初級呪文はキャラクター・レベルと呪文発動できるクラスのレベル、どちらを参照する? 初級呪文はキャラクター・レベルに比例する。たとえば、バーバリアン2/クレリック3はセイクリッド・フレイムを5レベルのキャラクターとして発動する。著者紹介:ジェレミー・クロフォードはダンジョンズ&ドラゴンズ第5版の共同リード・デザイナであり、ゲームの編集長でもある。彼は新たな『Player's Handbook』のリード・デザイナであり『Dungeon Master's Guide』にも関わっている。彼は2007年にウィザーズ・オブ・ザ・コーストに入社して以来、多くのD&D関連書籍に携わってきた。君は彼にツイッターで連絡することができる(@JeremyECrawford)。
§ [DnD][5e] 『Dragon+(Dragon+)』
Let the Adventure Begin
君のダンジョンズ&ドラゴンズの書架に最新の追加がある、Dragon+を見よう!
その中で君はインタビュウ、D&D関係すべて――君がコントローラ、マウスとキイボードあるいはペンと紙のどれでプレイしているかは問題ない――を網羅する特集にコミックを見つけられる。iOSとアンドロイド機器で無料で使え、君はたとえどこに行っても最新のダンジョンズ&ドラゴンズの情報と物語を知ることができる。
創刊号で、私たちは新たな元素の邪悪(Elemental Evil)の物語と、卓上アドベンチャーの『Princes of the Apocalypse』とNeverwinter MMOをどうプレイしていくかに深く迫っていく。私たちはまたダン・タッジと椅子に座ってn-Spaceの新しいゲーム、Sword Coast Legendsについて話しているし、タヴィス・メイデンの可愛らしい新作コミック『Gauntlet Gophers』の第一回も見てほしい。ここにはまだあるが、私たちは君が飛び込んで自分でそれを発見するようにしたい。
Dragon+は冒険の新たな戸口を開き、私たちはそれがどこへ向かうか見たくて興奮している。私たちはまさに始め、それによる追加と変化を見ながら前へ進むのだ。そして君のこのアプリについての感想をLetter from the Editorの中にある調査から私たちに話すのも忘れないでほしい!
著者について
トレヴァーの“本職”はD&Dのことを他のファンに語ることで、パートナーとして彼らのvidja gamesで働いているが、彼はひそかに世界征服をたくらむユアンティ組織の一員である。
§ [NOVA] 鈴吹太郎/F.E.A.R.『ビハインド・ザ・ダーク』
『トーキョーN◎VA THE AXLERATION』四冊目のサプリメントは、犯罪結社や企業の特殊部隊などに大きくスポットを当てて掘り下げるものですぅ。また、N◎VA好例の読者投稿によるオーガニゼーションやパーソナリティ、時事情報が採用され、世界をアップデートするものにもなってますぅ。
まずはニューロエイジの情報を最新版に書き換えるワールド・アップデートが掲載されていて、裏社会、企業、テロリズム、アストラルのそれぞれで『TNX』直後に起こった情勢変化が紹介されているですぅ。
ここでは河渡とカーライル、日系企業とヘイロンの確執、サロン・ドルファンと日本軍など大きな対立構造を紹介しつつ、半グレを意識したようなニューロギャングの存在やゾクの新たな動き、企業のストリート市場への注力と抗争の激化、“氷の静謐”の再編によるセクト分裂、聖母殿によるN◎VAへの干渉など、さまざまな組織に所属するキャストがアクトへ噛めたり、ちょっとひねりを入れたシナリオを組むためのフックに充実したものになっているですぅ。
次のマップガイドはN◎VAアサクサ、スラム、新中華街の新しいスポット紹介と、初登場かもしれない歓楽街アーコロジーのウェットシティの詳細な解説が載っているですぅ。
ここで紹介されるスポットは『ストレイライト』で紹介されてこれまでの『TNX』で紹介されていなかったものの補完とまったくの新規物件の両方があり、日向荘や李心療治療医院の説明が楽になった古株キャストもいれば、大江山地下迷宮をダンジョンものシナリオの舞台にできると喜ぶRLもいるんじゃないかという内容になってるですぅ。また、和光アーコロジーの撤退で廃業になったミスミチタン工場跡はうつろうN◎VAの栄枯盛衰を感じたですぅ。
ウェットシティのガイドは接客がすべて生身の人間であることや高級店には河渡が噛んでるといった前提情報とともに、従来からある高級店メインのノースサイドと新設されたファミリー向けのサウスサイドの両方の有名店がいくつか紹介されているですぅ。
次のオーガニゼーションは既存の組織の中でも裏の仕事を取り扱い、キャストとも関わりの深そうなところを再定義したり追加したりしているですぅ。イワサキのブラック・オペレーションを統括するイワサキ情報処理局が紹介されたり、河渡連合の中でも河渡組がピンで紹介されたり、マーダー・インクも独立項目になるなど、より深く掘り下げられましたぁ。
その一方で、漂商行、ブラックドラゴン、ゴールデンドラゴン・ピクチャーズとヘイロンの子会社が裏社会から軍事、メディアと揃い、攻性のメガコーポにも色々な顔が揃ってきたですぅ。ブラックハウンドも機動捜査課のほかに公安部や特別監察室といった内部闘争を扱えるだけの設定を出してきてますぅ。
パーソナリティはヘイロン・ケミカルのCEO“毒蛇”アンジェリーナ・ショーとマーダー・インクの“お嬢”モードレッド・カーライルを筆頭に、夜の世界や世界の秘密に関わる者たちや、懐かしいけどすっかり様変わりしたあの人、リプレイのキャストなどが十人紹介されているですぅ。
ところで、モードレッド・カーライルのコネはクーゲルとキース・シュナイダーから【生命】で取られているのはファミリィだから当然として、【感情】でも取られているのはふたりの普段の態度や行ないを見るにちょっと以外な感じがあったですぅ。
ルールセクションでは、これまでシナリオ・ルールとして運用されてきたペルソナ・ハンドアウト(公開ハンドアウト)とキー・ハンドアウト(非公開ハンドアウト)を使うルールがダブルハンドアウトとして一般ルール化し、それに合わせてシナリオのタイプや作り方が提示されることになりましたぁ。
このダブルハンドアウトは、キャストもそれぞれ秘密の情報を握り、いつ出すかでアクトの進行をコントロールできるプチRL気分を味わえる面白いルールなので、付属シナリオの『ファイブカード!!』がそれだしぜひ試してみてほしいですぅ。
もうひとつの新ルールは、リサーチフェイズで調査を行なうときにぱっとシーンを思いつけない場合、シーンタロットからランダムシーンチャートを参照して演出の入りを決めるランダムシーンルールですぅ。ちょっとした付随効果もあるので、その辺の運用が面倒なら演出だけいただくなど、RLやプレイヤが適当に取捨選択して使うのがよさそうですぅ。
そして次はいよいよMore data! More power! な方々お待ちかねの追加データの前に、新サンプルキャラクターのボニー(4WDバン)乗りのサポート役な“運び屋”、D版ニューロデッキのようにスーツを着てクリスタルウォールと銃を構えた“ボディガード”、純粋にサポート役でヒロイン役でもあるハイランダー“地上の天使”、情報収集の鬼なイヌ“監察医”と精神戦型アヤカシの“闇の交渉人”と、既存のものでは補えなかった領域をサポートするサンプル五体が紹介されているですぅ。
N◎VAはキャスト作成に癖がある割にはいろいろな立場でプレイすることが多いゲームなので、こういう心遣いは助かりますぅ。
そしていよいよ追加データのまずはスタイル技能だけど、ここでの大注目は取得している〈†元力〉と〈†血脈〉を強化する〈元力II〉と〈血脈II〉ですぅ。そのスタイルでは困難なことができるようになったり、他にないユニークな効果だったりなかなか面白いことになってるですぅ。また、バサラは〈大魔法使い〉のおかげでついに六統十二元すべて操れるバサラを作れるようになり、アヤカシは従来のように〈†血脈〉をひとつに絞ることでメリットを得られる〈純血統〉が追加されましたぁ。また、十四番目の血脈〈†血脈:海魔の一族〉で七人ミサキから船幽霊、クトゥルフまでもができるようになってしまったですぅ。
他に目立つのは何らかのスタイル技能を前提にそれを強化するもので、火力不足や使用回数制限に泣いていたキャストを救済したり、支援力を増したりしているですぅ。
追加アウトフィットの武器と防具は『ゲーマーズ・フィールド』からの再録も含め、暗殺用針の訃死枝、傘に偽装した散弾銃で白兵戦もできるガンブレラ、指そのものを射出するミサイルのユビヌキタス、リキシという闘技者がつけていた防具の廻志、“着る毛布”ラグウェアーなど色物も多いけど、武器オプションではピッチャー、美麗装飾、カテナチオ、ワンオブサウザンド、超巨大武器、Death13など旧版でおなじみのものが帰ってきてるですぅ。
サイバーウェアは既存のものを強化するものが多く、キャストの成長ルートをわかりやすく整備している感じがあるですぅ。全身義体も八種類と順調にその数を増し、イワサキの野分が帰ってきたり、BIOSからは変異器官を装備できるようになる憑華がリリースされているですぅ。
そしてIANUSはカスタマイズ可能なアウトフィットのいちカテゴリとなり、千早から汎用のスペリオール、イワサキから軍用の兵者など各社から特別なIANUSが色々とリリースされてますぅ。ここでちょっと驚いたのは、割と格安普及モデルを出すイメージの強かったチャマーが芸術活動を支援するIANUSのヴィルトゥオーソを出してたところですぅ。御霊IIIがちょっと廉くなったのは、技術革新のおかげだととっておくですぅ。また、IANUSにはIANUSオプションというのがあって、それを使ってちまちま能力を上げることができるですぅ。
トロンは芸術品型のスクラプチャが追加されたので、冬寂をやりやすくなったかもしれないですぅ。水晶玉型のクリスタップや巻物型の絵巻もあるので、コスプレ系ニューロには朗報ですぅ。また、ハードウェアのエグゾフレームはサイバーウェアなタップを使っても外部装置と接続して最大限のパフォーマンスを出す演出に使えそうなのでとても使いたいですぅ。
生体装備は誰でも装備できる人造変異の解説で、それらが結構一般化しているとともに素材のためにヒルコ狩りが行なわれていることが示唆されていて、ニューロエイジを映す鏡になっているのがいいところですぅ。
ヴィークルは地上車両、航空機、ウォーカーが追加され、装甲トラックの大轟天、ヴィル・ヌーヴの企業BAGの自動車、和光がリリースする脚部装着型の個人用航空機(条例違反には注意)、インドの企業ラーガムによる昆虫型ドローン類、ギアが製作したミサイルドローンのロケットボーイ、なぜかヤオヨロズが製作した対レーザー装備満載のミラーGなど、個性的なものが揃ってますぅ。ヴィークルオプションでも、住居オプションを装着できるリヴィングヴィークルや音楽を流すHIコンポなど、演出に使えそうなものがちらほらあるですぅ。
カルチャーウェア、その他、サービスなどは、毎回そうだけどまさにニューロエイジを活写したものになっているですぅ。世の親はSSSと契約してサーベイランスを子に着せて安全を守り、アサクサ商店街は商魂たくましく観光客向け商品のセッターシューズやファンキャップを売り、ピンクダイヤモンズやサキ=ニチヤが輝きを放っていたファッションの世界にもヤオヨロズが攻勢をかけてきているというような情報が、アウトフィットのページを眺めているだけで伝わってくるのはN◎VAならではですぅ。
スマートクローゼットやライブラリは現実世界での私がほしいくらいだけど、購入値が高くてしょむぼりですぅ。アビストマックの“フードファイト大会での使用は禁止されている”という記述も、ニューロエイジの風景が見えるし、これを《不可蝕》して勝つレッガーもいるだろうからネタになるですぅ。そして、48時間食欲や睡眠欲を絶つ仙霞は、鬼といい24ワークといい、この手のドラッグがなくならないとはニューロエイジのクグツたち、特に裏の仕事の人たちは連勤残業当たり前そうだし大変だと感じてしまうですぅ。
マジックアイテムは腕時計型アヤカシセンサーのアヤカシウォッチがある一方、あの魔人ができる五芒星の書かれた白手袋の五星手が並んでいることに時代を感じるですぅ。無事子みたいな、都市伝説になってる得体の知れないものが混じってるのもN◎VAらしくていいですぅ。
新たなアウトフィット小分類のフーズはDの『ワールドオーダー』で追加されたものとほぼ同じで、アクト中に購入して食べることで効果を得られるものですぅ。カゲをやっているなら、村正寿司を三人前頼んでさっとつまみながら店内のDAKニュース見ておあいそしたいものですぅ。
サービスでは大盛り、特盛りなどフーズを強化するものから、いつの間にかチャンネル99の人気番組になってるデイリーリドル99、N.I.K.の調査契約など、ちょっと懐かしいものも並んでるですぅ。バックグラウンドもカッパーディスクやスマッシュヒットなどアーティスト向けの再録から、写し、真打ちといったクロガネ用の新しいもの、機甲聖人や牙の紋章など、キャストの立場を裏打ちするものまで揃っているですぅ。エキストラは、小うるさそうな24エージェントにキャストを囲んでる記者団が追加されましたぁ。
あとは、章の間ごとにNEWRO AGE NOWというニュース画面を模したコラムがあって、シナリオやリプレイで起こった事件のあらましや、投稿ネタが紹介されているですぅ。カーロスが自分の火星ブログを持ってる、N◎VAスポもウェブでバリバリ頑張ってる、ブルーベリーも新曲出してる、F.E.I.R.がN◎VAに復帰してるなど、欄外からもいろいろネタ拾えて面白い試みですぅ。
そして、最後も最後、シナリオが収録されている部分の尻尾には、『超越者たち』と題され、超AIたちの動向やオメガ・プロジェクトの概要、プログラム・ノモスとプログラム・カオスの目的と確執、そして災厄の真実が紹介されているですぅ。
既存二十六体とクロガネの超AIについて判明している分については『TNX』現在の動向を一覧表にしてくれていて、さらに人類へのスタンスも書いてあるので助かるのだけど、ベータの半身が日本所有ということはまた迷光仕掛けをするしかないのかという感じですぅ。
それはそうと、ノモスもカオスも人類の良化存続のために陰謀を張り巡らしているのだけど、それを横目で見ながら“親父さん”声のアルファ=オメガが「見込みのあるやつにしか説教はせんよ」などと呟いたらうすら怖くて楽しいんじゃないかと思いついたですぅ。
というわけで、長くなったけど『ビハインド・ザ・ダーク』の紹介でしたぁ。全体として取り回しやすい、今シナリオを作ってアクトを廻しているRLやプレイヤにあると便利な情報をまとめたものだと関心しましたぁ。この辺りの肌触りはDの『マーダーインク』から明確にどんどんいい方向へ変わっていっているので、これからのニューロエイジも楽しみですぅ。
そして最後に、私の投稿がどれだけ採用されたかネタばらしをすると、河渡連合白鷺会の相談役に“村雨丸”犬塚治平を採用してもらってるけど、なかなか死にそうなポジションですぅ。そして、マップガイド:N◎VAアサクサやNEWRO AGE NOW 4で紹介されたニューイヤー六区フェスとそれへのメロディ参戦、そしてフェスのプロモーター久能三政と久能カンパニーでしたぁ。さらに、『クロス・ザ・ライン』に続いてトロンの紹介で“ファンタスマ”セオリーボスのクォートが採用され、ひきこもりニューロらしさが増したですぅ。IANUS関係もかなり詳細な文章を送ったので、もしかしたら各社からのIANUSに関わっているのかもしれないと妄想しているですぅ。