2014年06月14日 [長年日記]
§ [DnD][5e] 5e関係の追加情報(06月14日)
Origins Game Fairの講演で発表された5eの新情報から、めぼしいものを訳したですぅ。今後追加される要素などがちらほら見えてきましたぁ。主要なソースはEN Worldの「Origins D&D 5E Panel Highlights」ですぅ。
- 『Dungeon Master's Guide』にはサイドバーでTHAC0が解説されるなど、ゲームを改造するためのハッカーズ・ガイド的色彩が強くなる。
- モンスタのステータス・ブロックはそれ自体で完結したものに。
- 今後もフィードバックを将来の製品に反映させる。
- 罠は定型的挑戦より物語や状況を重視したものになる。『Dungeon Master's Guide』では罠のダメージを5段階に分けており、危険要因や地形というよりモンスタのように扱われる。
- 高レベルのプレイはボーナス・アクションのルールと呪文の精神集中でより速くなる。さまざまなものがあるから高レベルのプレイは遅くなるので、それらはサブシステム化した。
- 余暇での活動は『Player's Handbook』に収録され、『Dungeon Master's Guide』でより複雑なオプションが加わる。魔法のアイテムがどこにあるか調査し、冒険でそれを手に入れるなど、冒険の題材を物語として語れるようになる。財産の使いどころでもある。
- 魔法のアイテム作成は『Dungeon Master's Guide』に収録されるオプションの要素。作成には設計図や式を知る必要がある。
- 『Hoard of the Dragon Queen』は1~8レベル、『The Rise of Tiamat』は9~15レベル対応。
- 『Dungeon Master's Guide』に収録されている戦闘オプションは、挟撃、キャラクタを武器として使う方法、味方を巻き込む攻撃、長期的な負傷など。
- 『Monster Manual』では特徴的なモンスタに複数の亜種を準備している。
- 数値からモンスタを構築することもできるし、物語を優先して数値を調整することもできる。
- 『Starter Set』のネタばれ「ドラゴンには手を出すな」。
- アドベンチャーには何日かかかり、少人数でのプレイはよりやりやすくなった。『Starter Set』は20時間ほどのプレイができる。
- 『Dungeon Master's Guide』にはエンカウンターズでの情勢変動を含んだダガーフォードが収録される。
- 将来の製品計画は物語やキャンペーンの運営に関係するアドベンチャーを重視し、クラスや種族テーマのものは少ない。
- ミニチュアの展開も物語に合わせたものになる。
- 『Dungeon Master's Guide』には技能を自作するオプションがある。
- 雰囲気とシステムはコアの範囲では雰囲気寄り。
- ゲームを改造するサブシステムをプレイヤは遠ざけることもできる。
- 『Dungeon Master's Guide』はDMがさまざまなものを自作することを助ける。
- 『Dungeon Master's Guide』には次元界についての情報も収録。
- ゲームの三本柱である戦闘、探索、交流のうち、探索は世界を学ぶことに焦点をあてている。ルールで探索を示して支援するしくみもある。
- 属性は存在するが、システムとしては大きなものではない。重視されているのは特徴、束縛、理想だ。
- 『暴虐の悪竜(Tyranny of Dragons)』はフォーゴトン・レルムのソードコーストが舞台。