ネコぶんこ


2013年09月26日 草薙剣をば桑の枝に懸け置き給ひしを、岩戸姫これをとり、紀大夫が田、一夜の内に森になりたる社の杉に寄せ掛けて置かれたりけるが、夜な夜な剣より光立ちければ、彼の光杉に燃え付きて焼け倒れにけり。 [長年日記]

§ [MM] 2013年07月14日『悔改めて初の行爲をなせ』

パルサ・ナック(男・青年・術者1/裁縫師2):御標で示された役割の穴埋めを行なうために世界を飛び回る職業的英雄。裁縫師組合の走狗。左の地ではないカレドニアという土地からやってきた。プレイヤは森聖氏。

ヨハン(男・青年・僧侶3):聖教会生え抜きの僧侶でありつつ、破滅の御標に導かれ、オスカー・ワイルドから世界の真実を教えられた青年。現在は放浪の騎士として見聞を広げている。プレイヤは荒原の賢者氏。

アネット・リリー(女・少女・旅人1/からくり2):ヴィクトリア時代のイギリスで兎の穴に落ちて左の地まで旅をしてきた身の丈28cmの少女。普段は執事のセバスチャンが抱く人形に偽装している。プレイヤは隠者氏。

今回はいつもの面子で『モノトーンミュージアムRPG』初プレイだったですぅ。

シナリオ自体は旅先の街で勇者として選ばれて魔王を倒したパルサが御標により次代の魔王となり、それを討伐する次の勇者としてヨハンが選ばれ……というありがちな呪いの連鎖ものだけど、このシステム独自の御標や歪み、剥離すればするだけ使える逸脱能力がプレイに独特の感触を与えてくれましたぁ。

そういうわけで、独特のふわふわした感覚をシステムが担保してくれていると好感触を得たですぅ。

GM視点からプレイのコツを語るとするなら、PCが情報収集を行なったりして歪んだ御標を逸脱するような行動を取ったら、直後に今まで話していたエキストラや調べていた書物などへバンバン歪みを発生させ、PCは無事だけどかかわった人や物がどんどん歪んでいくようにすれば御標や歪みをより積極的に演出できるですぅ。

即興で歪みを作る場合のポイントは、話を訊き終えたり書物を読み終えた時点で歪みを発生させ、歪みを引き受けなくてもPCは危害を受けず、システム面でもシナリオの進行上でもペナルティを受けないようにすることですぅ。歪みを引き受けるかどうかをPCの生き様に委ねるようにする場合でも、シナリオは次に進めるようにしておけば進行も楽になりますぅ。

もちろんこれは萎縮してしまうプレイヤがいないとは限らない手法だけど、御標に背を向け異形へ身をやつすプレイをかっこいいと感じる面子相手にはダークヒーローを演出できるうまい手だと考えているですぅ。

逸脱能力は異形や伽藍が持っている逸脱能力の数や進行上増える剥離値にもよるけど、プレイヤに『アルシャード』や『天下繚乱』のプレイ経験があるようなら、PCひとりあたり4回程度使わせるくらいの勢いのほうが凄まじい力を操っていると実感してもらいやすい印象ですぅ。