ネコぶんこ


2014年06月07日 [長年日記]

§ [DnD][5e] 『Dungeons & Dragons Q&A: Starter Set and Basic rules』動画要約

Starter Set』と『ベーシック』についての質疑応答が行なわれた動画、『Dungeons & Dragons Q&A: Starter Set and Basic rules』が公開されたので、めぼしいところを書き出したですぅ。

箇条書きで読みやすいように情報の並びを変えて同じような内容はひとつの項目にまとめてしまったので、動画を見ながら確認する用途には難しいかもしれないけどそこはご了承していただきたいですぅ。

  • 『ベーシック』に収録される呪文は1レベルにつきおよそ5つほどで、バーニング・ハンズ、チャーム・パースン、アイデンティファイ、メイジ・アーマー、マジック・ミサイル、スリープ、シールドなど、特徴的な呪文を重点的に収録している。
  • 『ベーシック』には背景が収録され、キャラクター・カスタマイズの第一歩になる。手短な自作のガイドラインもついている。
  • 『ベーシック』にルールを拡張するモジュールは収録されない。
  • 『ベーシック』に特技は収録されていない。
  • 『ベーシック』では象徴的な体験をしてもらい、DnDプレイヤの共通言語になるようになっている。
  • 『ベーシック』最強のモンスターは、レッド・ドラゴン。
  • 『ベーシック』でもっとも力を入れているのは一度のプレイにゲームを凝縮すること。DMがキャラクタは何ができるるかを把握し、ダンジョンを探検して財宝を探す単純なことを明確に理解できるよう、一貫性を持たせている。
  • ボード、カード、ミニチュアなどさまざまな卓上ゲームはこの5年で凄まじく成長したが、RPGは違った。4時間ゲームの時間を取ってプレイは5分というのは、参入障壁だった。無料、速い、すぐできる、というボードゲームにも似た要素で風穴を開けたい。
  • Starter Set』のアドベンチャーは『ナイツ・ダーク・テラー』にインスパイアされたもの。冒険の中心になる村とクエストを提供したうえで、プレイヤーの欲求に応えられる野外のマップや場所が設定されていて、DMはそこを舞台にアドベンチャーを自作することもできる。
  • 作成済みキャラクタは、何をしていいかわからない人が持つプレイへの障壁を取り除くもの。まずはプレイしてから二回目にキャラクタを作ってもらう。
  • Starter Set』は一部店舗では7月3日に発売し、ベーシックも同日から公開される。
  • Starter Set』の舞台はフォーゴトン・レルムだが、他のセッティングでも使える。Dark SunやSpelljammerは難易度が高いだろうが。
  • Player's Handbook』にはさまざまなセッティングの要素が含まれている。
  • Dungeon Master's Guide』で銃、恐怖、余暇、大規模戦闘、4e風のもの(小休憩や遭遇毎パワー)などが追加される。
  • Dungeon Master's Guide』は自作とデザイン、キャンペーンに強い指向性を与える方法など、熟練者に向けた内容。
  • 成長は1セッションあたり1~2レベルで、1年未満で20レベルになる。これは大学の1年次に対応させたもので、フィードバックによれば多くの人は学校などでプレイしている。30年かかるキャンペーンは素晴らしいが現実的ではない。