ネコぶんこ


2013年01月04日 特定の状況で、ほぼ例外なく負け犬の側についてしまう傾向。 編集

§ [DnD][4e][Dungeon] Dungeon210号(Dungeon Issue #210)

目次

戦争しかない!(This Means War!)
著者:クリストファー・パーキンス

1月のアドベンチャーは3本すべてがそれぞれ違った視点から戦争を扱っている。

禿鷲の饗宴(The Vulture's Feast)
著者:ブライアン・コルティーホおよびクリストファー・パーキンス

悪しき指揮官は彼女の新たな同盟者たるゼンタリムのために饗宴の準備をし、同様に彼らへの貢ぎ物を持っている。ハーパーズはこの不浄なる同盟を砕くために君の助けを必要としている。フォーゴトン・レルムの6~8レベルのキャラクター用D&Dアドベンチャー。

ガードモア修道院防衛戦(Siege of Gardmore Abbey)
著者:スティーヴ・タウンゼンド

夜をもたらすものの軍勢はガードモア修道院を包囲したが、修道院の勇敢なる守り手が迎え討たないわけはない! このD&Dアドベンチャーは6人の作成済み6レベル・キャラクター用にデザインされており、Penny Arcade Expo 2011のコンベンションで限定的に初公開された。

グルームシュの血族(Blood of Gruumsh)
著者:スティーヴ・ウィンター

古きエルフの聖域にはオークが見つけ出して殺したい秘密が眠っている。君はグルームシュの血族との激戦を生き残ることができるか? 4~6レベルのキャラクター用D&Dアドベンチャー。

今月はDungeonも戦争特集ですぅ。


2014年01月04日 編集

§ [Promiscuus] ねた

昨日まで割とばたばたしていたので、今日は結構ぼんやりした気がするですぅ(いつも)。


2016年01月04日 編集

§ [DnD][5e] 『いにしえのキット(KITS OF OLD)』

Unearthed Arcana

マイク・ミアルス――2015年01月04日

1990年代にAD&D第2版をプレイしていたなら、君は――The Complete Fighter's Handbookで最初に導入された――キットというキャラクター・オプションを覚えているだろう。

今月のUnearthed Arcanaは、バードとファイターの新たなクラス・オプションとしてその時代に人気だったキットをいくつかコンバートした――そして、君がどんな昔のキットを第5版にコンバートされてほしいのかを把握したい。

君たちはこのシリーズで発表される素材を第5版プレイテストの第一波と同じように考えることができる。これらのゲームの仕組みは草案の形式なので、君たちのキャンペーンで使用可能であるがプレイテストとデザインの繰り返しで完全に調節されたものではない。これらはとても気まぐれで、不安定なものかもしれない。もし君たちがこれらを使うなら、どんな問題が起こっても裁定を下せる準備をしてくれ。これらはインクではなく、鉛筆で書かれている。これらの理由もあり、このコラムで提示される素材はD&D組織化プレイのイベントで合法的なものではない。

Unearthed Arcanaで発表される素材は私たちがいつか出版されるサプリメントに収録したいものから、私たちの自宅でやっているキャンペーンのハウス・ルールのうち共有してみたいものまで多岐にわたり、コア・システムのオプションから特定のセッティングの素材まである。一度それを公開すれば、君たちはそれがどのようにうまくいき、それを改善するために私たちができることがあるかを知るために君たちは私たちに接触することができる。

UNEARTHED ARCANA: KITS OF OLD

今月のUAはキットをサブクラス化したやつですぅ。


2019年01月04日 編集

§ [Ludus] 『オラクルエンジン』紹介

私もテストプレイに一枚噛んでるRPG、『オラクルエンジン』がクラウドファンディング中なので、辺境のblogなれど記事で支援できまいかと考え、微力ながらおすすめポイントをちょっと書いていくですぅ。

一、万能リソース“オラクル”の独自性

このシステムでは判定を強化し、敵の攻撃を受け止め、必殺の一撃を放つことのすべてに関わる万能リソース“オラクル”をその場その場で使いこなし、堕落獣ドラゴンと呼ばれる強大な敵を打ち崩していく快感に独自の味わいがあるですぅ。

そしてプレイヤはオラクルの操作と、戦場を表わすマップでのやりとりを介して実際にキャラを使ってる没入感を味わうことができるですぅ。

二、PC(装備)の高いカスタマイズ性

PCが持つデータは彼らの得物である“オラクルウェポン”の表現に九割方が割かれており、パーツを組み合わせて自分だけのガジェットを作る楽しみが凝縮されているですぅ。

また、オラクルウェポンは上手く乗りこなさないと振り回されるままならなさを持っているので、ここにランダマイザの妙と、リソースで豪快にごり押す楽しみの両方が詰まっているですぅ。

三、特技コンボゲーの極北

『オラクルエンジン』はゲーム・フィールド大賞準入選という経歴からわかるように、FEARの流れを汲む特技コンボゲーの中でも最近減ってきた重量級ですぅ。データと共にPCの腹案をこね回したい人におすすめできるですぅ。

データ形式としては、レベル制ではなく、特技ごとに経験点を消費していく並列型のシステムですぅ。

また、表記揺れなどに気を使ったライティングがされているので、わかりやすさも高い印象ですぅ。

とりあえず大きな特長はこれくらいで、ワールドについては、北から来る堕落獣の脅威にさらされているノイン王国という、まああんな感じだよ、ワカル? という感じのジェネリックめな世界設定がついていて、PCはアカデミーと呼ばれる訓練機関の見習いからベテランのドライバー(オラクルウェポンの使い手をこう呼ぶ)まで、さまざまな幅はあれ、堕落獣と戦う立場は堅持するようにとなっているですぅ。

セッション運営はフェイズ制で、ミドルとクライマックスの間にオラクルやマップにPCを有利にするオブジェを配置するなど、リソース獲得のためのシーン、ランニングインを挟んでクライマックスになるようになってますぅ。

ランニングインからクライマックスにかけてダイスを振り特技を参照する要素が凝縮されているので、ミドルは演出がメインのセッション運営になることが多そうですぅ。

というわけで『オラクルエンジン』がもっと知られたらイイナとつらつら書いたですぅ。

クラウドファンディングは目標額に達成しなくても出資者には出しただけのブツが提供される(満額以上の達成したら物理同人誌を発売する)らしいし、ルール自体は私がぽつぽつプレイしているように実在するので、重めのゲームが少ないなーとお思いの方は、PDF版からでも出資して損はないとかなんとかいってみるですぅ。


2025年01月04日 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:蛇の財宝(3レベル)

今週の小冒険はD&Dで3レベルのキャラクター4人用ですぅ。

データまわりはCC4.0で公開されているSRD5から引用して独自に翻訳しているので、そちらのご参考にもですぅ。

冒険の概要

ジャングルの中につがいの蛇が財宝を守るという伝説がある。キャラクターたちはそれを手に入れるため、ジャングルに挑む。

キャラクターたちがジャングルの奥にある神殿を見つけ、探索を完了させたら冒険は終了である。

冒険への導入

ジャングルの中にはつがいの蛇がおり、新しく年が始まる日、そこに財宝が生まれるという伝説がある。キャラクターたちはそれを手に入れるため、ジャングルへと挑むのだ。

1.目的地はどこだ

ジャングルはもよりの共同体からすぐ近くにあるが、つがいの蛇が住むとされる場所はよくわかっていない。キャラクターたちは文書庫で、難易度18の【知力】〈歴史〉判定を行なうこと。判定に成功すれば、キャラクターたちは伝説の断片をつなぎ合わせ、目指すべき場所を見つけ出すことができる。失敗したなら、また同じ時間(8時間とするのが妥当だろう)かけて調査をする必要がある。

情報のつなぎ合わせに成功すれば、つがいの蛇がいるとされる場所はジャングルの中にある、このあたりから見て90km(60マイル)の古代のジッグラト(ピラミッド状の建造物)だとわかる。

2.ジャングルの中へ

ジャングルの中は道など整備されておらず、草木が生い茂った移動困難な地形である。キャラクターたちがジッグラトを目指すなら、1日ごとに難易度15の【判断力】〈生存〉判定を行なうこと。成功すれば、道に迷わずジッグラトへの方角へ進める。失敗した場合、1d6時間道に迷い、もう1度判定を行なうこと。

GMはこの道中にランダムな遭遇などを行なってもよい。

3.リザードフォークとの遭遇

75km(50マイル)旅したところで、キャラクターたちは狩りをしている10体のリザードフォークたちに出会う。会話をするなら、彼らはジッグラトを聖なる遺跡と考えているため、キャラクターたちがそこに向かっていることにはとやかく言わないが、そこを荒らして財宝をいただこうとしていることを知ると態度は険悪になり、最悪の場合は戦闘になる。GMはキャラクターたちの態度を見ながらリザードフォークのロールプレイをすること。

リザードフォーク

中型・人型生物(リザードフォーク)、真なる中立


AC:15(外皮、シールド)

hp:22(4d8+4)

移動速度:9m(30フィート)、水泳9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
15(+2) 10(+0) 13(+1) 7(-2) 12(+1) 7(-2)

技能:〈隠密〉+4、〈生存〉+5、〈知覚〉+4

感覚:受動〈知覚〉13

言語:竜語

脅威度:1/2(100XP)


水陸両棲:リザードフォークは15分まで息を止めることができる。

アクション

複数回攻撃:リザードフォークはそれぞれ異なる武器で、2回の近接攻撃を行なう。

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

ヘヴィ・クラブ:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[殴打]ダメージ。

ジャヴェリン:近接/遠隔武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)または射程9/36m(30/120フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

スパイクト・シールド:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[殴打]ダメージ。

4.ジッグラト

90km(60マイル)の旅を終えると、頂上の崩れたジッグラトがキャラクターたちの前に姿を現わす。かつては石造りの道があったようだが、今はそれらも植物に埋もれている。

遠くからジッグラトを見てみるなら、難易度15の【判断力】〈生存〉判定に成功すれば、遠目にもわかるほど大きな蛇が2体、崩れたジッグラトの上で眠っているのを見ることが出来る。

5.眠る蛇たち

蛇たちはジャイアント・コンストリクター・スネークである。彼らはお互いを補い合うように丸くなっており、その中心には黄金色の球体がある。蛇たちはキャラクターたちが近づいても半ばまどろんでいる。難易度12の【敏捷力】〈隠密〉判定に成功すれば、近くを通っても目を覚まさせることはない。

黄金色の球体はこの蛇たちの卵である。これは直径1.5m(5フィート)ほどの大きさで、人里に持って帰れば2000GPにはなる値打ちものだ。

ジャイアント・コンストリクター・スネーク

超大型・野獣、無属性


AC:12

hp:60(8d12+8)

移動速度:9m(30フィート)、水泳9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
19(+4) 14(+2) 12(+1) 1(-5) 10(+0) 3(-4)

技能:〈知覚〉+2

感覚:疑似感覚3m(10フィート)、受動〈知覚〉12

言語:-

脅威度:2(450XP)


アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+6、間合い3m(10フィート)、目標1体。ヒット:11(2d6+4)[刺突]ダメージ。

しめつけ:近接武器攻撃:攻撃+6、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:13(2d8+4)[殴打]ダメージ、および目標はつかまれた状態になる(脱出難易度16)。このつかまれた状態が終了するまで、そのクリーチャーは動けない状態になり、スネークは別の目標をしめつけられない。

結末

キャラクターたちは見つけた“お宝”をどうしただろうか? 様々な終わり方があるはずだ。

This work includes material taken from the System Reference Document 5.1 (“SRD 5.1”) by Wizards of the Coast LLC and available at https://dnd.wizards.com/resources/systems-reference-document. The SRD 5.1 is licensed under the Creative Commons Attribution 4.0 International License available at https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/legalcode.