2008年10月08日 小さいことはなんとやら 編集
§ [Promiscuus] 百舌の早贄あるいは深なおし
前回DnDをして以来バッグに入れっぱなしと思ってたけどサテデータを入れようと探したら無くてギャワーとなっていたmicroSDが、バッグに入れてたフィギュア入れから発見されたですぅ。
と思ったらキーの間に挟まってギャワー。
2012年10月08日 使えるうちにジェットを使え 編集
§ [DnD] 『2013年:来年に起こること』
2012年の終わりも近づき――(Gen Conの基調講演でマイク・ミアルスが発表したデジタル方面も含め)2013年に何が発売予定なのかを公開し始める時期がやってきた。
物理的な製品としては、まずオーク、オーガ、そして彼らと同盟したモンスターを扱ったボックス、『Dungeon Command: Blood of Gruumsh』。2013年2月にこのボックスを見つけてほしい。
そして2月には――第1版の『Unearthed Arcana』! これはゲイリー・ガイギャックスによるそれの前書きだ。
第1版のゲーム・システム最初の数冊(『Monster Manual』、『Players Handbook』、そして『Dungeon Masters Guide』)以降、ゲームの様子や実態は変化してきた。私自身のキャンペーン、DRAGON Magazineで出版された記事、そして多くのダンジョン・マスターとプレイヤーによって寄せられた新しい要素が増えている。この本にはひとつの目的がある。『Unearthed Arcana』はAD&Dのゲーム・システムに新たな奥行きをもたらす。ここに集められたものは現在進行中のキャンペーンに大きく手を入れることなく、新鮮な視点でのプレイを提供するものだ。ここで提示されるものは既存の“多元宇宙の法”を曲げないが、かつて理解されてそう見られていたものを越えた洞察と展望をもたらす……。
空想のキャンペーン環境を創造したすべてのダンジョン・マスターは、もう少し何かを学び、もう少し何かを得れたいと感じていると思う。それがこのゲーム・システムの多元宇宙だ。いってみれば、人はより遠く探検し、何かを発見したい。発見を待っている知られていない知識の領域に踏み込み、大きなことをなしえたいのである。そして、私たちの現実世界では、たとえばゲームの多元宇宙は常に未開地と未探査の場所に満ちている。このことは本当に、AD&Dのゲーム・システムをとてもすばらしく魅力的にしている。
『October: In the Works』でちょっと出た来年の情報ですぅ。
ここに出てない分も、2013年には『Dungeons of Dread』、『Against the Slave Lords』など旧作シナリオの再販から『Premium 2nd Edition Advanced Dungeons & Dragons Player's Handbook』、『Premium 2nd Edition Advanced Dungeons & Dragons Dungeon Master's Guide』、『Premium 2nd Edition Advanced Dungeons & Dragons Monstrous Manual』といった2ndコア、そして3.5eの『Premium 3.5 Edition Dungeons & Dragons Spell Compendium』再販が予定されていて、デジタル版も含めて旧版リソースが再販されていくみたいですぅ。
2014年10月08日 編集
§ [Promiscuus] MUSIC BOX
以前NHKで深夜に当時のニュース映像に乗せて流行歌を流していた番組があり、それに昔のゲームセンタやらWindows 95発売の様子が入っててまた観たいと検索してMUSIC BOXという番組名はわかったけど、もう放送をしてないしNHKオンデマンドにも登録されてないようでゲンナリですぅ。
2018年10月08日 編集
§ [Liber] ブラッド・キング/ジョン・ポーランド『ダンジョンズ&ドリーマーズ』
この本は「ネットゲームコミュニティの誕生」と副題がついている通り、『ウルティマ』のロード・ブリティッシュたちが切り拓いたコンピュータゲーム黎明期、id Softwareの『DOOM』などが開拓したオンラインゲームの時代、そして、それらが育んできたプレイヤたちの時代……を三部構成にして、コンピュータゲームがいかにしてプレイヤを取り込み、コミュニティが育ってきたのかを振り返っている内容ですぅ。
基本的に北米が舞台だけど、出てくるタイトルはちょっとゲームをやっていればぶつかったことはある……はず……なので、あのゲームにはそういう背景があったのかみたいな読み方もでき、ゲーム好きなら誰もが楽しめるようになってるですぅ。また、コンピュータRPGの底流になったTRPGについてもちょっと触れられているですぅ。
電子版の訳者後書きによれば第2版の翻訳プロジェクトも進行中だとかで、これを応援する意味でも是非買って(ダウンロードして)読んでいただきたいですぅ。
2022年10月08日 編集
§ [DnD][5e][MnM] アドベンチャー:死のフロア(5レベル)
今週の小冒険はMansions & Monstersで少人数の5レベル向けですぅ。
データ関係は主にOGLのものを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。
冒険の概要
この冒険は5レベルのキャラクター2~3人用の短時間で終わるアドベンチャーである。
駅前にある雑居ビルの4階は常に入居者がなく、エレベータも止まらないようになっている。なぜならここは数年前からデッドゾーンと化し、怪物が徘徊しているからだ。
オーナーはデッドゾーンがあることを了解して閉鎖したまま運営を続けていたが、数時間前にデッドゾーンが拡大。エレベータは3階で止まってしまい、5階より上とは携帯電話での連絡すら取れない事態になってしまった。
キャラクターたちは急遽呼び集められ、この事態への対処を依頼されることになる。4階でこのデッドゾーンの核に力を注ぎ込んでいるレイスを倒し、核になっている神棚のようなものを破壊すればデッドゾーンは霧散する。
冒険への導入
キャラクターたちは夕方、突然密売人に呼ばれる。今回の仕事は駅前にある雑居ビル4階のデッドゾーンの破壊である。このデッドゾーンは以前から存在していたが放置されていたもので、かなりの危険が見込まれる。報酬は2財力点だ。
1.デッドゾーンの入口
階段の3階部分から少し昇ると、めまいと頭痛を感じる。デッドゾーンへ入ったのだ。
4階に上がると血だまりがある。難易度10の【判断力】〈知覚〉判定に成功すれば、血が点々と404号室に続いていることに気づける。
2.4階の部屋一覧
雑居ビルの4階は主に事務所として使われている。4階には401、402、403、404、405号室まで5つの部屋とトイレがある。
3.402号室
この部屋には神棚のようなものがあり、その下には地蔵のような石像が安置されている。この石像はガーゴイルで、部屋に入ってきたものに襲いかかる。
神棚のようなものには血の塗りつけられた石で組み上げられた祭壇がある。これは核とその力を増幅されている魔法儀式である。これらの並びを崩せばデッドゾーンは縮小し、霧散する。
ガーゴイル
中型・エレメンタル、混沌にして悪
AC:15(外皮)
hp:52(7d8+21)
移動速度:30フィート、飛行60フィート
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
15(+2) | 11(+0) | 16(+3) | 6(-2) | 11(+0) | 7(-2) |
ダメージ耐性:アダマンティン以外の非魔法的な攻撃による[殴打]、[斬撃]、あるいは[刺突]
ダメージ完全耐性:[毒]
状態完全耐性:消耗状態、石化状態、毒状態
感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10
言語:地界語
脅威度:2(450XP)
外見偽装:ガーゴイルは動かないかぎり、ただの像と見分けがつかない。
アクション
複数回攻撃:ガーゴイルは1回の噛みつきおよび1回の爪で、2回の攻撃を行なう。
噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。
爪:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[斬撃]ダメージ。
4.403号室
この部屋にはこのフロアで死んだ犠牲者たちがしまわれている。死体はミイラ化、あるいは白骨化している。血抜きは別の場所で行なわれているのか、部屋は綺麗なものだ。
この部屋に人が入ると、スケルトンと化している死体が2体襲いかかってくる。
スケルトン
中型・アンデッド、秩序にして悪
AC:13(ぼろぼろの鎧)
hp:13(2d8+4)
移動速度:30フィート
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
10(+0) | 14(+2) | 15(+2) | 6(-2) | 8(-1) | 5(-3) |
ダメージ脆弱性:[殴打]
ダメージ完全耐性:[毒]
状態完全耐性:消耗状態、毒状態
感覚:暗視30フィート、受動〈知覚〉9
言語:生前知っていた言語すべてを理解するが話せない
脅威度:1/4(50XP)
アクション
ショートソード:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。
ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程80/320フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。
5.404号室
この部屋には実験室のような器具が揃えられており、血の入ったビーカーのようなものが大量に並べられている。部屋の中央には背広を着た男の死体が横たえられている。
部屋の奥には黒い影のようなレイスがおり、ひゅうひゅうと喉に穴が空いたような音をあげながら「門が大きくなったのだ。邪魔はさせん」と叫んで襲いかかってくる。
レイス
中型・アンデッド、中立にして悪
AC:13
hp:67(9d8+27)
移動速度:0フィート、飛行60フィート(ホバリング)
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
6(-2) | 16(+3) | 16(+3) | 12(+1) | 14(+2) | 15(+2) |
ダメージ耐性:[酸]、[電撃]、[火]、[雷鳴]、[冷気];銀の武器ではない非魔法的攻撃による[殴打]、[斬撃]、および[刺突]
ダメージ完全耐性:[死霊]、[毒]
状態完全耐性:拘束状態、消耗状態、石化状態、つかまれた状態、毒状態、伏せ状態、麻痺状態、魅了状態
感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉12
言語:生前に知っていた言語すべて
脅威度:5(1800XP)
非実体移動:レイスはクリーチャーや物体の占める空間を移動困難地形として通り抜けることができる。物体の中でターンを終えたなら、5(1d10)[力場]ダメージを受ける。
陽光過敏:陽光の下で、レイスは攻撃ロール、視覚による【判断力】〈知覚〉判定に不利を得る。
アクション
生命力吸収:近接武器攻撃:攻撃+6、間合い5フィート、目標1体。ヒット:21(4d8+3)[死霊]ダメージ。目標は難易度14の【耐久力】セーヴィング・スローに成功しなければ、ヒット・ポイント最大値を受けたダメージと同じだけ低下させる。この低下は目標が大休憩を終了するまで持続する。この効果によって最大ヒット・ポイントが0以下になった場合、目標は死亡する。
スペクター作成:レイスは10フィート以内の1分以内に暴力で死んだ人型生物を目標にする。目標の魂は死体からもっとも近い何者にも占められていない空間でスペクターとなり復活する。このスペクターはレイスの支配下にある。レイスは一度に7体を超えるスペクターを支配できない。
結末
デッドゾーンがなくなれば5階より上に取り残されていた人たちもビルから外に出ることができる。
もし先にデッドゾーンを破壊してもレイスは翌朝になるまでここにいる。その後はデッドゾーンの崩壊に気づき、どこかへ姿を隠す。
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