ネコぶんこ


2020年07月25日 [長年日記]

§ [DnD][GnG][5e] アドベンチャー:発掘現場(1~3レベル)

今週も5e用巨大ロボサプリメント、Gears & Gigantes用の小さな冒険ですぅ。

データ系は一部OGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は1~3レベル程度のキャラクター向けの短時間で終わるアドベンチャーである。

界賊の野営地から脱出した技術奴隷ハイデンが、冒険者に助けを求める。彼を捕らえていた界賊ナグサックは、この地に眠るギアの輸送に役立つ魔法のアイテムを発掘している。これを阻止してほしいというのがハイデンの頼みだ。

彼の話を聞いた冒険者がナグサック一味と戦い、発掘を阻止すれば冒険は成功になる。

冒険への導入

冒険者が旅をしていると、ぼろをまとった若者が助けを求めてやってくる。彼は他の次元界で界賊に捕まって技術奴隷として連れ回されているハイデンと名乗り、この先の山で界賊ナグサック一味がギアの輸送に使える魔法のアイテムを発掘しているので、これを阻止してくれと訴える。

冒険者が渋るようなら、ハイデンは魔法のアイテムを発掘すればギアの輸送が楽になることを示唆し、それを報酬として持ち帰っても構わないと言う。

1.正面からか裏からか

発掘現場は山の中腹にあるくぼ地状の広場で、背後には深い森がある。広場の入り口付近には3体のギアが巡回している。冒険者が正面から行くなら「2.警備との戦い」、森に行くなら「3.森の主」を参照すること。

2.警備との戦い

発掘現場の近くまで来ると、界賊のギアが冒険者を止めにかかる。それでも進むようなら、彼らは戦闘態勢に入る。

バグベアのツェルプ

超大型・人造、混沌にして悪


AC:16(キャスト)

hp:130(上限130)

移動速度:40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
15(+2) 14(+2) 13(+1) 8(-1) 11(+0) 9(-1)

技能:〈隠密〉+6、〈生存〉+2

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1(200XP)


ギアの耐性:このギアの搭乗者はそれを直接目標にした、または精神感応で受けた効果以外からの消耗状態、石化状態、毒状態、麻痺状態、麻痺状態、魅了状態への完全耐性を持つ。

機械の膂力:このギアが重い物を動かしたりこじ開けたりする【筋力】判定に有利を得る。

精神感応:このギアが受ける[精神]ダメージはギアのコクピットに搭乗しているクリーチャーが受ける。搭乗者がいない場合、ギアは[精神]への完全耐性を持つ。

獰猛:バグベアが近接武器攻撃をヒットさせたら、そのダメージにダイスを1つ追加する(攻撃には計算済み)。

不意討ち攻撃:バグベアが戦闘の最初のラウンドにクリーチャーを不意討ちして攻撃したなら、目標は追加で7(2d6)ダメージを受ける。

アクション

超大型バトルアックス:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い10フィート、目標1体。ヒット:20(4d8+2)[斬撃]ダメージ。

ギア用マスケット:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程40/120フィート、目標1体。ヒット:15(2d12+2)[刺突]ダメージ。

バグベア

中型・人型生物(ゴブリン類)、混沌にして悪


AC:16(ハイド・アーマー、シールド)

hp:27(5d8+5)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
15(+2) 14(+2) 13(+1) 8(-1) 11(+0) 9(-1)

技能:〈隠密〉+6、〈生存〉+2

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1(200XP)


獰猛:バグベアが近接武器攻撃をヒットさせたら、そのダメージにダイスを1つ追加する(攻撃には計算済み)。

不意討ち攻撃:バグベアが戦闘の最初のラウンドにクリーチャーを不意討ちして攻撃したなら、目標は追加で7(2d6)ダメージを受ける。

アクション

モーニングスター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:11(2d8+2)[刺突]ダメージ。

ジャヴェリン:近接/遠隔武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィートまたは射程30/120フィート、目標1体。ヒット:9(2d6+2)[刺突]ダメージ、遠隔の場合は5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

3.森の主

発掘現場の裏手にある森へ回り込むと、そこに住むジャイアント・エイプの夫妻(つまり2体だ)が縄張りを侵略する者を攻撃してくる。彼らはいずれもhpが半減すると撤退する。

ジャイアント・エイプ

超大型・野獣、無属性


AC:12

hp:157(15d12+60)

移動速度:40フィート、登攀40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
23(+6) 14(+2) 18(+4) 7(-2) 12(+1) 7(-2)

技能:〈運動〉+9、〈知覚〉+4

感覚:受動〈知覚〉14

言語:-

脅威度:7(2900XP)


アクション

複数回攻撃:エイプは拳で2回攻撃する。

拳:近接武器攻撃:攻撃+9、間合い10フィート、目標1体。ヒット:22(3d10+6)[殴打]ダメージ。

岩:遠隔武器攻撃:攻撃+9、射程50/100フィート、目標1体。ヒット:30(7d6+6)[殴打]ダメージ、遠隔の場合は5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

4.発掘現場

くぼ地の中ではギアに乗ったナグサックとその部下が奴隷たちに何かを発掘させている。界賊一味は冒険者を見ると、警備の者の手薄さを罵りながら攻撃してくる。ナグサックのザオベラ、バグベアのツェルプ2体との戦闘になる。

ナグサックのザオベラ

超大型・人造、混沌にして悪


AC:16(キャスト)

hp:130(上限130)

移動速度:40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
18(+4) 14(+2) 14(+2) 10(+0) 11(+0) 10(+0)

技能:〈運動〉+5、〈知覚〉+2

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:3(200XP)


ギアの耐性:このギアの搭乗者はそれを直接目標にした、または精神感応で受けた効果以外からの消耗状態、石化状態、毒状態、麻痺状態、麻痺状態、魅了状態への完全耐性を持つ。

機械の膂力:このギアが重い物を動かしたりこじ開けたりする【筋力】判定に有利を得る。

精神感応:このギアが受ける[精神]ダメージはギアのコクピットに搭乗しているクリーチャーが受ける。搭乗者がいない場合、ギアは[精神]への完全耐性を持つ。

獰猛:ナグサックが近接武器攻撃をヒットさせたら、そのダメージにダイスを1つ追加する(攻撃には計算済み)。

不意討ち攻撃:ナグサックが戦闘の最初のラウンドにクリーチャーを不意討ちして攻撃したなら、目標は追加で7(2d6)ダメージを受ける。

アクション

複数回攻撃:ナグサックは巨大バトルアックスで2回攻撃する。

巨大バトルアックス:近接武器攻撃:攻撃+6、間合い10フィート、目標1体。ヒット:26(5d8+4)[斬撃]ダメージ。

ギア用リボルバー・ピストル:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程40/120フィート、目標1体。ヒット:20(4d8+2)[刺突]ダメージ。

ナグサック

中型・人型生物(ゴブリン類)、混沌にして悪


AC:17(スプリント)

hp:58(9d8+18)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
18(+4) 14(+2) 14(+2) 10(+0) 11(+0) 10(+0)

技能:〈運動〉+5、〈知覚〉+2

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1(200XP)


獰猛:ナグサックが近接武器攻撃をヒットさせたら、そのダメージにダイスを1つ追加する(攻撃には計算済み)。

不意討ち攻撃:ナグサックが戦闘の最初のラウンドにクリーチャーを不意討ちして攻撃したなら、目標は追加で7(2d6)ダメージを受ける。

アクション

複数回攻撃:ナグサック2回の近接攻撃を行なう。

モーニングスター:近接武器攻撃:攻撃+6、間合い5フィート、目標1体。ヒット:13(2d8+4)[刺突]ダメージ。

ジャヴェリン:近接/遠隔武器攻撃:攻撃+6、間合い5フィートまたは射程30/120フィート、目標1体。ヒット:11(2d6+4)[刺突]ダメージ、遠隔の場合は7(1d6+4)[刺突]ダメージ。

結末

ナグサック一味を倒すと、奴隷たちから大変感謝される。彼らをもよりの村や町に送り届けることが次の仕事になるだろう。

また、ナグサックが発掘させていたものは魔法のアイテムで、以下の効果がある。冒険者が望むなら、これを入手しても構わない。

ジャイアント・フローティング・ディスク

Giant Floating Disk/巨大浮遊板

その他の魔法のアイテム、レア

この3インチ四方の立方体についているスイッチを押すと、君から視認可能な何ものにも占められていない場所に、直径30フィート厚さ1インチの力場製の円盤が生成される。この円盤は次にスイッチを押すまで持続する。円盤は地上から5フィートの高さに浮き続け、20フィートの距離を置いて君について行く。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。