2024年02月08日 [長年日記]
§ [DnD][5e] 同行モンスター
これはさまざまなクリーチャーを冒険者パーティに同行するNPCとして使うためのガイドラインである。
パーティのキャラクターたちと単体で同じくらいの強さを持つクリーチャーをパーティに参加させたい場合、その目安はレベルと等しい脅威度より2段階下の脅威度を持つクリーチャーである。レベル1の場合は脅威度1/4、レベル2の場合は脅威度1/2、レベル3の場合は脅威度1……と求められる。
同行モンスターはGMが管理し、判定や戦闘への参加が必要な場合、パーティが指示してGMが操作するとよい。
同行モンスターが戦闘に参加する場合、経験点を算出する際には彼らも人数として数えるのがよいだろう。
友好的なモンスターとの旅は彼らとの交流や事情を知らない旅先での誤解など、冒険行にさまざまなアクセントを加えることになるはずだ。
同行モンスターの成長:捕食
ここでは同行モンスターの一風変わった強化方法として、他のクリーチャーから因子を取り込み、その存在を大きく変化させる捕食を提案する。
このルールを適用すると、同行モンスターは戦闘などで倒したクリーチャーを取り込み、スタータス・ブロックを置き換えることができる。これを“捕食”と“変異”と呼ぶ。
クリーチャーの捕食は大休憩で行なえる。捕食を行なうには死亡しているか同意しているクリーチャー1体が必要である。捕食を行なうと、捕食したクリーチャーの種別と捕食されたクリーチャーの種別から好きな方を選び、その中から(捕食したクリーチャーの脅威度+捕食されたクリーチャーの脅威度÷2)(端数切り上げ)までの脅威度を持つクリーチャーに変異させることができる。
変異した場合、捕食したクリーチャーは大休憩の終了とともに変異後のクリーチャーのステータス・ブロックになる。
GMはパーティに参加しているキャラクターたちのレベルよりも脅威度の計算で上になってしまうような捕食を認めないことにしてもよい。
人数が足りないときにいろいろ連れ回すようにしているときの感覚を文書化して、おまけをつけたですぅ。