2010年03月11日 鼻にきび 編集
§ [DnD][3.5e] 2009年08月31日
“オウル”イーグルオウルL型(秩序にして善、女性のハーフ・セレスチャル・ウォーフォージド、モンク4/ヴァリアント・ローグ4/ナイトソング・エンフォーサー5/オカルト・スレイヤー5/パイアス・テンプラー1)
“法術の伝道師”イルダーナフ(秩序にして善、男性の人間、クロイスタード・クレリック3/チャーチ・インクィジター2/パラノースティック・アポスル4/ルアサー2/ディヴァイン・ディサイプル5/コンテンプラティブ1/ハイエロファント1)
“レイヴン”サーシャ・スベンツキ(中立にして善、男性の人間、ヴァリアント・コンジュアラー3/マスター・スペシャリスト4/マルコンヴォーカー8/パラノースティック・アポスル4)
“鮮血の復讐姫”リリシア・ド・ウィンストン(秩序にして中立、女性のハーフ・ヴァンパイア、オリエンタル・サムライ(フェニックス)4/ファイター4/ヴァリアント・モンク2/オリエンタル・ウェポン・マスター7/プレイナー・チャンピオン2)
コンちゃん(真なる中立、男性のコンコーダント・キラー(『MM4』)、来訪者19):サーシャがグレーター・プレイナー・バインディングで招請した。
二日の時間をかけてすべての準備を整えた冒険者たちは災厄の中心、黒き月へと跳ぶ。
世界滅亡まで、あと七日。
黒き月の表面には、隙間なく金属で覆われた殺風景な風景が広がっていた。入り口を探して徘徊するパーティの前にレイスが出現するが、実力の差は圧倒的でその場に突き出ていた物見の塔らしき突起の中へ追い立てられるように消えていく。
「ここかあ」
扉のような継ぎ目を見つけたリリシアが居合いで一閃すると、その先に通路が口を開けていた。空気の排出を告げる警報が鳴り響き隔壁が降りてくるので、急いで一行は中へ進んで黒き月の中心を目指す。途中で見回りのレイスに遭遇するが、あっさりと倒してさらに先へ進むと、複数のナイトウォーカーが護る縦穴にたどり着いた。
「我が主にご報告せねば」と捨て台詞を吐いて穴へ飛び込んだナイトウォーカーを追って、コンちゃんに先導されてパーティも穴を降下する。数マイル降りたところで眼下に広がったのは、鬱蒼と広がる森林だった。
森の奥をよく見れば壁があるので、この森林が黒き月の地下に作られているのは間違い無いらしい。村らしきものも見えたが、色々と怖いのでパーティはロープ・トリックで休息してから地上へ降りる。
「ようこそ旅の方、小さな村ですがゆっくりしていってください」
「怪しイ」
怪しいところのない村人だが、周囲の環境から鑑みるとどうしても怪しい。しかし、彼らに敵意は無いように見えるのでいろいろと話を聞くと、彼らはかつて地上が大きな戦いで滅ぼうとしていた時、偉い魔法使いたちに連れられてこの土地へ逃げてきたのだという。魔法使いは今でもたまに地上の生き残りを連れてきたり、見どころのある者を彼らの国へ招くという。
「なるほどここは人間牧場か」
「この状況で真実を話すのは得策じゃないよなあ」
「して魔法使いの国へはどうやって行く?」
「魔法使いは村はずれにある神殿に使いを送ってきます。村が飢饉になると食料もくれる。ありがてえことです」
その話を聞いて、一行は神殿へと向かった。美しい女司祭がひとりで切り盛りしていると聞いてさらに怪しみ、墓地に囲まれた神殿へやってくると扉をこじ開けて侵入する。中は綺麗に掃き清められ、等身大の神像がいくつか祀られていた。
「神像はマチュア・ナバッスゥ(『FC1』)です」
「やっと安心できた気がする」
「よし殺す」
「それじゃあエナジー・ドレイン四回くらい」
「持っててよかったスカラベ・オヴ・プロテクション」
ナバッスゥを壊滅させて司祭の部屋に乗り込もうとした時、壁の向こう側からテレパシーが届く。
「お待ちなさい、妾に敵意は無くってよ」
「あんたの部下を殺した」
「構いません。忘れましょう」
「こういう手合いは苦手だ」
確かに、出てきた司祭の外見は妙齢の美女だった、が。
「で、貴女はデーモン・ロードの一柱だったと」
「昔日の栄光既に無く、この
ここが続く限り、村人たちの信仰で妾の存在も保てますもの。そう彼女は言い、けだるそうに床の片隅にある隠し扉を開けるよう指を振った。そこにある縦穴は、ヴァンパイアたちが起居する第三層、
「お往きなさいな」
「何故」
「皆様が黒き月の支配者を倒せば妾は開放される。返り討ちにあえばこの営みが続くだけ。どちらに転んでも構わないことですもの」
「貴女みたいなのばかりだと助かるのですが」
「そうはいかないと思いますわ。何しろ、下にはここの者たちに随分ご執心なオルクス様がいらっしゃいますから」
「ナバッスゥは監視役だったと?」
「そうでもありますわね」
覚悟を決めた冒険者たちが縦穴を降下し始めたところで彼女は思い出したように呟く。
「そこ、フォービダンスがかかってるからお気をつけになって」
サーシャのグラヴズ・オヴ・デクスタリティは壊れたが、一行は内陣へと降り立った。
世界滅亡まで、あと六日。
2012年03月11日 「Doom」のコミュニティは、実際のリリースよりもはるか前に、彼らの妄想めいた関心によって形成されていったのである。 編集
§ [DnD][DnDNext] 『急所攻撃(Sneak Attack)』
2012年03月08日、木曜日、午前10時20分
投稿者:Evil_Reverend乱戦の中でドラウのローグ、ルークは奪命の一撃を叩き込む機会を窺っていた。彼はこの技が決まれば一矢で敵を不帰の旅へ導けると知っている。
先週、ブルースは彼お気に入りのクラスについて語っていた。私の場合アサシンだが、それをもうひと回り拡大しよう。これを書いている現在、ブルースのブログ記事による投票の結果によると、お気に入りのクラスではウィザード/マジックユーザーだけを上位にしてローグが2位につけているので、君たちの多くはローグを愛しているだろうから。というわけで、ローグの話をしよう。具体的には、ローグの急所攻撃について。
『Supplement I: Greyhawk』を振り返ってみれば、ローグ(あるいはシーフ)は“物陰からの静かなる一刺し(strike siliently from behind)”という能力を持っていた。ローグは命中力と大幅に伸ばし、ヒットすれば2倍(あるいはそれ以上の)ダメージを与えられた。この特殊攻撃はローグが得る数多い――登攀、隠れ身、開錠など――能力のひとつだったが、その追加ダメージを出す可能性はローグが“ファイティング・マン”と並び立つのを助けた。ゲームは第1版から第2版へと進化し、追加ダメージを与えるための必要条件はローグが目標から完全に知覚されず忍び寄らねばならない、と厳しいものになっていた。結局、シーフは気前のいいDMではなかった場合以外、あばら骨の間にナイフを滑り込ませて戦闘で追加ダメージを与えるために、非常に苦労することとなった。
そして第3版。バックスタブは急所攻撃となった。ローグは彼らが挟撃している敵かACへの【敏捷力】ボーナスを失っている敵を叩けば追加ダメージをざらりと振れた。ローグは頻繁に追加ダメージをを与えることができたが、生体組織を持つ生きているクリーチャーにしか追加ダメージは与えられず――ローグはアンデッドを、人造を、粘体を、そして闇に棲む者どもを呪った。第4版でローグが追加ダメージを戦術的優位を与えているあらゆる目標に毎ラウンド、つまりは毎ターン追加ダメージを与えており、私たちはこれらの制限が緩められるのを感じた。
このことは私たちに重要な問いを投げかける。物陰からの静かなる一刺しから進化してきた有利な状況による利益をクラスの仕組みとしてどうやってゲームの中核に組み込めばよいだろう。
だがこれは本当に必要なことだろうか? 急所攻撃はローグのアイデンティティに必要なものだろうか? 私たちはローグが非常に限定的な状況だけで追加ダメージを与えることを想起できているだろうか? 私たちには急所攻撃がオプションでクラスの中心的なアイデンティティではないローグを想像できるだろうか?
どう思われるだろう?
奇襲攻撃(あるいはそのような何か)はすべてのローグが持つべきであるほどにクラスと関係したものだろうか?
奇襲攻撃
- もちろん! 君は奇襲攻撃をする勇気が無いんだ!
- おそらく。私は奇襲攻撃がオプションになっても耐えられる。
- 不要、私は奇襲攻撃が嫌いでバックスタブのような何かに戻ってきて欲しい。
- 不要、私は奇襲攻撃もバックスタブも嫌いだ。
- 上記のどれでもない。
2013年03月11日 もしルールが不十分なら、プレイヤーはその基盤となる世界の理解と、さらなる推論に時間を費やさなければならない。 編集
§ [DnD][4e][LnL] 『今週のD&D(This Week in D&D)』
伝説と伝承
私がこれを書いている金曜日には、Emerald City Comiconがある。D&Dの仕事ですばらしいことのひとつに、ゲームをプレイする人には面白い人が多いことがある。フェリシア・デイが会社を訪れ、私たちは速報ポッドキャストのために席へつくことができた。私が自慢しているか? この話が重要か? どちらもそのとおり。フェリシアのGeek & Sundry Networkは3月30日の土曜日に国際卓上の日(International TableTop Day)を企画している。卓上ゲームの作り手として私は君たちにゲームを手にするよう訴えるべき立場にあるため、何人かの友人を集めて参加することになっている。ゲームは楽しみだ。それをみんなと共有してほしい。
適材適所
これはあらゆる軍が最後の戦いへ備えるための格言だ。既に行なった変更のためにもはや機能しないかもしれないシステムやゲームについての仮定に固執しがちな点で、ゲームのデベロップには似たところがある。たとえば、私たちはD&D Nextで魔法の呪文を選択を以前の版よりもゆるいやり方にしている。もし君がD&D Nextで間違い――君がファイアー・エレメンタルの群れに囲まれているのに傷つけることができないバーニング・ハンズの呪文を準備してしまった――をしでかしても、君はいつでもその魔法をアシッド・アローとして発動したり、レイ・オヴ・フロストのような初級呪文に頼ることができる。
この点において、私たちの呪文デザインは過去によく機能した哲学を踏襲している。私たちはそれらのように呪文を融通がきいて広く役立つようにしようとした。同時に私たちは何にでも使える呪文は望ましくなく、呪文が状況にきちんとかみ合うべきだともした。はたしてD&D Nextのテストでそれは明確なものとなり、私たちは呪文をより特化できる余裕を持てるようになった。
たとえば、現在のテストでフォグ・クラウドは君の敵の視界を遮るが、君と君の味方には影響を与えない。私たちは現在これの使いどころをもっと厳しくし、より使いどころで悩まないように変更しようと考えている。私たちは呪文をもう少し単純で効果をすべてに適用できるようにするだろう。君は仲間にも影響が及ぶようならフォグ・クラウドを使おうとしないだろう。それが嫌なら、君は何か別のものを発動することができる。フォグ・クラウドを準備しても、他の呪文を使う能力が使えなくなるわけではない。
この方法はプレイテストの長所のひとつだ。新たなルールのゲームを公開して1週間後にひどく複雑だったり壊れた呪文が古い前提と関係していたことがわかることほどいらいらすることはない。
オプションの管理
私たちはヒット・ポイント以外何も得るものがない死にレベルと、キャラクターの能力が積み重なることで生じる複雑性をどうするかについても話した。この議題は単純なオプションから複雑なそれへの移行を管理する面において非常に重大で、それは君がどんなキャラクターをプレイしたいかに基づくものだ。
私たちは現在、新たな能力を加えるか既存のものを強化する機会を与えてクラスに少しづつ手を入れていくようにすることを考えている。たとえば、君がファイターなら新たな武技を修得するか既存のものを強化するかを選択するというふうにだ。ファイターの武技の命中率を上げ、より大きなボーナスを得るように強化することができる。
この変化は小さいが、それはシステム曲線が受け手のやりたい事に合わせるのを助ける。これはまた、キャラクター・レベルを持ったノン・プレイヤー・キャラクターの管理をとても簡単なものにする。君はモンスターを修正したりNPCを作成するためにある出版用アドベンチャーやクラス使用ガイドラインが、本当に最低限で機能的なキャラクターを作成できると予想して構わない。たとえば、NPCのウィザードは呪文を3つだけ準備するかもしれないが、それらの呪文がレベルなりに強化されて発動するなら、君のNPCが弱体化したことにはならない。
さらなる複雑さの追求
より管理を簡単にすることの話をしたが、複雑さは私にとって大きな問題だ。私はテーブルでD&Dをプレイしてみようとしてあきらめてしまった人たちの話を非常に多く聞いている。私たちは多くの人が教えてくれる誰かを見つけることでD&Dに飛び込んでくることを知っているが、なぜそれが本当に必要できないゲームをデザインできないのだろう? 熟練のプレイヤーによる手ほどきなしでみんながゲームへ簡単に飛び込むことができ、単純なゲームから複雑なものへと移行できるようにするのは、デザインで重要なところだ。クラスと種族についてのプレイテストが終わった後に私たちが向かう先にあるのは、そういう巨大な課題だと君たちもわかっているはずだ。
マイク・ミアルス
マイク・ミアルスはD&Dのリサーチ&デザイン・チームのシニア・マネージャだ。彼はレイヴンロフトのボードゲームやD&D RPGのサプリメント何冊かを手がけている。
2023年03月11日 編集
§ [DnD][5e] アドベンチャー:獣の乗り手たち(3レベル)
今週の小冒険は1~2人の3レベル向けですぅ。
データ関係はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。
冒険の概要
この冒険は3レベルのキャラクター1~2人用の短時間で終わる、冒険の合間に挿入するためのアドベンチャーである。
キャラクターたちが街道を旅していると、丘の向こうから鬨の声が聞こえる。声の主はこの辺りで野盗を働いているゴブリンとウォーグの同盟だ。
キャラクターたちはこの襲撃を生き延び、旅を続けなければならない。
冒険への導入
キャラクターたちが街道を歩いていると、丘の向こうから甲高い鬨の声と複数の足音が聞こえてきた。面倒ごとが向こうから飛び込んできたようだ。
1.襲われる一般人
ウォーグに乗ったゴブリンがキャラクターたちの近くにいた旅人(一般人)に襲いかかる。これを見逃したらゴブリンは旅人を殴りつけて荷物を略奪してしまう。止めるには割って入るしかない。
これに割り込むなら、ゴブリンはキャラクターたちを攻撃目標と定めて襲いかかる。
一般人
中型・人型生物(任意の種族)、任意の属性
AC:10
hp:4(1d8)
移動速度:30フィート
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
10(+0) | 10(+0) | 10(+0) | 10(+0) | 10(+0) | 10(+0) |
感覚:受動〈知覚〉10
言語:任意の言語1つ(大抵は共通語)
脅威度:0(10XP)
アクション
クラブ:近接武器攻撃:攻撃+2、間合い5フィート、目標1体。ヒット:2(1d4)[殴打]ダメージ。
ウォーグ
大型・魔獣、中立にして悪
AC:13(外皮)
hp:26(4d10+4)
移動速度:50フィート
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
16(+3) | 13(+1) | 13(+1) | 7(-2) | 11(+0) | 8(-1) |
技能:〈知覚〉+4
感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉14
言語:ウォーグ語、ゴブリン語
脅威度:1/2(25XP)
鋭敏聴覚・嗅覚:ウォーグは聴覚あるいは嗅覚を使った【判断力】〈知覚〉判定に有利を得る。
アクション
噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い5フィート、目標1体。ヒット:10(2d6+3)[刺突]ダメージ。目標がクリーチャーであるなら、目標は難易度13の【筋力】セーヴィング・スローを行なわなければならず、失敗したら伏せ状態になる。
ゴブリン
小型・人型生物(ゴブリン類)、中立にして悪
AC:15(レザー・アーマー、シールド)
hp:7(2d6)
移動速度:30フィート
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
8(-1) | 14(+2) | 10(+0) | 10(+0) | 8(-1) | 8(−1) |
技能:〈隠密〉+6
感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9
言語:共通語、ゴブリン語
脅威度:1/4(50XP)
器用な脱出:ゴブリンはそのターンにボーナス・アクションとして離脱あるいは隠れ身アクションを行なえる。
アクション
シミター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[斬撃]ダメージ。
ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程80/320フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。
2.隠密部隊
「1.襲われる一般人」の遭遇を終えたなら、難易度16の【判断力】〈知覚〉判定を行なう。成功したなら、2体のゴブリンがキャラクターたちの隙を突いて後ろから奇襲しようとしているのがわかる。失敗した場合、このゴブリンたちから不意討ちを受けてしまう。
ゴブリン
小型・人型生物(ゴブリン類)、中立にして悪
AC:15(レザー・アーマー、シールド)
hp:7(2d6)
移動速度:30フィート
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
8(-1) | 14(+2) | 10(+0) | 10(+0) | 8(-1) | 8(−1) |
技能:〈隠密〉+6
感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9
言語:共通語、ゴブリン語
脅威度:1/4(50XP)
器用な脱出:ゴブリンはそのターンにボーナス・アクションとして離脱あるいは隠れ身アクションを行なえる。
アクション
シミター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[斬撃]ダメージ。
ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程80/320フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。
3.頭目
キャラクターたちが不意討ちしてきたゴブリンを倒した頃合いで、ゴブリンたちは撤退を始める。キャラクターたちがそちらを見たなら、2体のゴブリンを連れて襲撃を指揮している少し大柄なゴブリン種、ホブゴブリンらしい頭目を見ることができる。
彼目指して勝負を仕掛けるなら、以下のデータを参考にすること。
ゴブリン
小型・人型生物(ゴブリン類)、中立にして悪
AC:15(レザー・アーマー、シールド)
hp:7(2d6)
移動速度:30フィート
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
8(-1) | 14(+2) | 10(+0) | 10(+0) | 8(-1) | 8(−1) |
技能:〈隠密〉+6
感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9
言語:共通語、ゴブリン語
脅威度:1/4(50XP)
器用な脱出:ゴブリンはそのターンにボーナス・アクションとして離脱あるいは隠れ身アクションを行なえる。
アクション
シミター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[斬撃]ダメージ。
ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程80/320フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。
ホブゴブリン
中型・人型生物(ゴブリン類)、秩序にして悪
AC:18(チェイン・メイル、シールド)
hp:11(2d8+2)
移動速度:30フィート
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
13(+1) | 12(+1) | 12(+1) | 10(+0) | 10(+0) | 9(-1) |
感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10
言語:共通語、ゴブリン語
脅威度:1/2(100XP)
武の有利:ターンに1回、無力状態ではないこのホブゴブリンの味方がクリーチャーの5フィート以内にいるなら、そのクリーチャーを目標にした武器攻撃がヒットした場合、このホブゴブリンは追加で7(2d6)ダメージを与える。
アクション
ロングソード:近接武器攻撃:攻撃+3、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d8+1)[斬撃]ダメージ、あるいは両手で持っている場合、6(1d10+1)[斬撃]ダメージ。
ロングボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+3、射程150/600フィート、目標1体。ヒット:5(1d8+1)[刺突]ダメージ。
結末
野盗の襲撃をやり過ごしたなら、街道はふたたび静かになる。旅はまだ続く。
この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。
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