ネコぶんこ


2020年06月13日 [長年日記]

§ [DnD][5e] アドベンチャー:空飛ぶゴブリン(1~3レベル)

今週もなんとか書けたので、5e用の小冒険をプレゼントですぅ。

データ系はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は1~3レベル程度のキャラクター向けの短時間で終わるアドベンチャーである。

冒険者が街道を歩いていると、近くの丘に陣を構えたゴブリンに襲撃される。彼らはただのゴブリンではない。グライダーを作り、空を飛ぶことを覚えたゴブリンである。

冒険への導入

冒険者が街道を歩いていると、茂みに潜んでいたゴブリンから矢を射かけられる。彼らはゴブリンにしては珍しく積極的に冒険者たちへ向かってくる。

1.ゴブリン待ち伏せ隊

ゴブリンの数は6体。冒険者との距離は60フィートほど。ゴブリンは思い思いの鬨を上げ、冒険者たちに向かってくる。彼らは冒険者をあまり移動させないように、その場にとどまらせるように戦う。

ゴブリン

小型・人型生物(ゴブリン類)、中立にして悪


AC:15(レザー・アーマー、シールド)

hp:7(2d6)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
8(-1) 14(+2) 10(+0) 10(+0) 8(-1) 8(−1)

技能:〈隠密〉+6

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1/4(50XP)


器用な脱出:ゴブリンはそのターンにボーナス・アクションとして離脱あるいは隠れ身アクションを行なえる。

アクション

シミター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[斬撃]ダメージ。

ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程80/320フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

2.ゴブリン飛行部隊

「1.ゴブリン待ち伏せ隊」との戦闘から1d4ラウンド後、グライダーに乗ったゴブリン3体が戦場の東にある丘から滑空してくる。高度は50フィート。彼らはグライダーを腹にロープで固定して片手をそれに添え、もう片方の手でジャヴェリンを投げてくる。

ゴブリンのグライダー乗り

小型・人型生物(ゴブリン類)、中立にして悪


AC:15(レザー・アーマー、シールド)

hp:7(2d6)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
8(-1) 14(+2) 10(+0) 10(+0) 8(-1) 8(−1)

技能:〈隠密〉+6

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1/4(50XP)


器用な脱出:ゴブリンはそのターンにボーナス・アクションとして離脱あるいは隠れ身アクションを行なえる。

アクション

ジャヴェリン:近接/遠隔武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィートまたは30/120フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

グライダー

大型・乗り物(価格300gp、重量6ポンド)


乗員:中型以下の乗員1体

運搬能力:100ポンド

AC:10

hp:20


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
10(+0) 10(+0) 10(+0) 0(-5) 0(-5) 0(−5)

ダメージ完全耐性:[精神]、[毒]

状態完全耐性:気絶状態、恐怖状態、消耗状態、石化状態、聴覚喪失状態、毒状態、麻痺状態、魅了状態、無力状態、盲目状態、朦朧状態


翼による遮蔽:グライダーの乗員は1/2遮蔽を得る。

アクション

乗員のターン、グライダーは乗員の移動として以下の移動を行なえる。乗員がいない場合、このアクションは行なえない。

移動:90度まで回頭し、30フィート直進する飛行移動を行なう。移動後、高度を5フィート低下させる。

結末

頼みのグライダー乗りの急襲を冒険者が切り抜けたなら、生き残ったゴブリンは蜘蛛の子を散らすように逃げ出す。彼らを尋問するなら、ねぐらは東の丘陵地帯で、集落にはまだ十数人の戦士がいるとわかる。そしてグライダーは彼らが発明したものなのか、はたまた何者かかに与えられた知恵なのか。さまざまな冒険がここから生まれることだろう。

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