ネコぶんこ


2008年08月05日 ほとんど無害 編集

§ [DnD][3.5e] 2008年07月21日の財宝

デヴィル軍団
  • 13000gp6300sp8000cp
  • トルマリン(80gp)
  • エメラルド(900gp)
  • ヘマタイト(9gp)
  • レッド・ガーネット(160gp)
  • アレクサンドライト(400gp)
  • アメジスト(90gp)
  • マラカイト(5gp)
  • ブラッドストーン(30gp)
  • ロードクロサイト(12gp)
  • ブラック・パール(400gp)
  • ゴールデン・イエロー・トパーズ(300gp)
  • アズライト(12gp)
  • ブラック・スター・サファイア(1000gp)
  • ブラッドストーン(80gp)
  • ブラウングリーン・ガーネット(120gp)
  • ディープ・ブルー・スピネル(500gp)
  • 淡水産パール(9gp)
  • ゴールデン・イエロー・トパーズ(300gp)
  • ゴールデン・イエロー・トパーズ(800gp)
  • ラピスラズリ(10gp)
  • ロードクロサイト(10gp)
  • ルビー(60gp)
  • ホワイト・オパール(1200gp)
  • ホワイト・パール(130gp)
  • 宝石があしらわれた軍旗(1200gp)
  • 金製の小さなピアス(90gp)
  • 黄金のアンクレット(1000gp)
  • ルビーがあしらわれた黄金のブレスレット(7000gp)
  • 銀製の悪魔像(600gp)
  • 宝石がふんだんにちりばめられた白金の指輪(8000gp)
  • 銀製のコップ(10gp)
  • 錬金術師の炎(20gp)
  • 高品質のバックラー(165gp)
  • チェイン・シャツ(100gp)
  • 高品質のロングソード(315gp)
  • 高品質のモーニングスター(308gp)
  • 高品質のスリング(300gp)
  • 高品質のドワーヴン・ウォーアックス(330gp)
  • 高品質のドワーヴン・ウォーアックス(330gp)
  • グラヴズ・オヴ・デクスタリティ+4(16000gp)
  • +4ファイアー・レジスタンス・コールド・レジスタンス・アニメイテッド・アロー・ディフレクション・木製スモールシールド(72153gp)
  • ポーション・オヴ・エンラージ・パースン(50gp)
  • ポーション・オヴ・リムーヴ・フィアー(50gp)
  • スクロール・オヴ・ファインド・トラップ(150gp)
  • スクロール・オヴ・ベアズ・エンデュランス、マジック・ウェポン(175gp)
デヴィル軍団本陣
  • 290pp42000gp16000sp
  • バンデッド・アゲート(9gp)
  • ブラック・オパール(1000gp)
  • ヘマタイト(8gp)
  • ジェット(130gp)
  • オブシディアン(9gp)
  • ペリドット(60gp)
  • ペリドット(60gp)
  • スター・ルビー(1300gp)
  • リッチ・パープル・コランダム(1000gp)
  • サードニクス(30gp)
  • 黒水晶(500gp)
  • カーネリアン(30gp)
  • ムーンストーン(20gp)
  • アンバー(80gp)
  • ペリドット(70gp)
  • ジルコン(50gp)
  • ブラッドストーン(60gp)
  • アイオライト(50gp)
  • 翡翠のゴブレット(100gp)
  • 油彩の地図(400gp)
  • 古ぼけた宗教画(1700gp)
  • 黒玉がはめられた矢筒(400gp)
  • 黒玉が散りばめられた漆黒の外套(1700gp)
  • 黒く焦がされた冠(2000gp)
  • 高品質冷たい鉄製ロングソード(4)(330gp)
  • ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ(13)(50gp)
  • ロッド・オヴ・グレーター・クイックン・メタマジック(170000gp)
  • スクロール・オヴ・ディテクト・シークレット・ドアーズ、イレース(50gp)
  • スクロール・オヴ・ディスガイズ・セルフ、イレース、イレース(250gp)
  • スクロール・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、ソフン・アース・アンド・ストーン、ウッド・シェイプ(450gp)
  • ワンド・オヴ・チャーム・アニマル(27チャージ)(405gp)
クジャル
  • 2000gp
  • エメラルド(400gp)
  • エメラルド(500gp)
  • スター・ルビー(500gp)
  • 螺鈿細工の鍔(235gp)
  • +5チェインシャツ(25250gp)
  • アダマンタイン製のグレーター・サイレント・ムーヴズ・プレート・アーマー・オヴ・ザ・ディープ(73400gp)
  • 錬金術銀製+3ダイアモンド・マインド・カタナ(32515gp)
  • クローク・オヴ・レジスタンス+4(16000gp)
  • サード・アイ・コンセントレイト(10000gp)

§ [Promiscuus] すいっちーず

ストライクウィッチーズはあの衣装でこだわりのSEや割とまともなちょっといい話をやるのでなかなかに気が狂うですぅ。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

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2012年08月05日 二人はスポーツウェアを着ているけれど、ディスカウント屋で買ったものだ――人生が手遅れになってから、自分たちの肉体に気がついたのだ。 編集

§ [DnD][4e] 8月:『Menzoberranzan: City of Intrigue

悪意に満ちたドラウの力ある名家は、堕ちた女神の目にかなうようそれぞれたゆみない努力を捧げており、メンゾベランザンこそそうした驕慢の頂である。だがしかし、その積み重なった利己、放蕩、そして悪徳の奥を覗けば、豊かな歴史、文化、そして芸術を持つ壮大な文明を見ることができる。このたまらない美と罪の二律背反こそ、ドラウの社会への強力な関心を呼び起こすものだ。この本で紹介される高名なアンダーダークの都市メンゾベランザンは、かの有名なドラウのレンジャー、ドリッズト・ドゥアーデンの出身地でもある。しかしこれは彼の物語ではない――これは君たちが紡ぐべき無数の物語だ。

Menzoberranzan: City of Intrigueは最大級の汎用性を持つようデザインされた。君が現行版はおろか、過去や未来の版のルールを使っていたとしても、君はこの本に書かれているほぼすべてのことがらがゲームで使えることを知るだろう。君はこの本でドリッズトが生まれるよりも前の年代でも、蜘蛛の女王の戦争のまっただ中でも、あるいは現代のフォーゴトン・レルムだろうが、キャンペーンを設定して運営できる。君はメンゾベランザンという都市を、君が適当だと考えてそれをなじませることができる別の地域や別の世界に移植することだってできる。メンゾベランザンは君が望むどんな方法ででも使える、君と君のプレイヤーたちが探検できるすべてを備えて待っているセッティングだ。

この本の使い方

ダンジョン・マスターのために:Menzoberranzan: City of Intrigueはまずダンジョン・マスターのためにデザインされている。この本は君が恐るべきドラウをテーマの中心に据えた、刺激的で思い出になるキャンペーンを作る助けになる。

『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のゲームをメンゾベランザン・セッティングで運営するために、君はこの本と好みに合ったD&Dいずれかの版しか必要としない。君が第4版のD&Dルール・セットを選ぶなら、さらに何冊かの本がこの製品の面白さを際立たせるかもしれない。UnderdarkおよびInto the Unknown: The Dungeon Survival Handbookは地底を舞台とするキャンペーンを作るための良い手引きになる。ダンジョン・マスターはまた、メンゾベランザンの外の設定も詳細に記述したフォーゴトン・レルム・キャンペーン・ガイドに価値を見出すかもしれない。

プレイヤーのために:ドラウは悪の種族――彼らはその隣人と永遠に争い続ける――だが、多くのプレイヤーはそれにもかかわらずドラウのキャラクターをプレイすることに魅力を感じている。

Menzoberranzan: City of Intrigueは、彼らのロルスが支配する宗教――そのすべてはドラウのキャラクターのプレイヤーに不可欠な情報だ――も含め、ドラウの社会と思想の根底について言及している。

さらに、この本にはどのドラウの家に所属するかを選択するためのガイドラインがあり、キャラクターの背景としてプレイヤーがキャラクターの背景設定と動機を肉付けする助けになる。本の補遺ではドラウのキャラクターをプレイすることについてとりわけ力を入れているが、プレイヤーはそれ以外の章でも非常に刺激的で役立つ情報を発見できる。

第2章:ドラウの派閥

Menzoberranzanの第2章ではこの大都市の中で力と支配を争う派閥をそれぞれ見ていく。最大の派閥はドラウの名家だ。

名家はわずかな法を執行することから交易まで、都市のあらゆる面を支配している。メンゾベランザンには常備軍がない。その代わり、それぞれの名家が抱える家人は都に軍事力を提供する。この組み合わせは堅固な城にも匹敵する。八大名家はメンゾベランザンの支配評議会に席を持っている。各家の格付けから慮外な家の粛清まで、評議会は都市の運命を決定する。

名家に列せられているのは以下の通りである(君には彼らの列に加わりたい理由があるかもしれない)。

ベンレ家

メンゾベランザンを独占的に支配している家で、都市の創立時から支配評議会の議長である。

「汝の立場を忘れるなかれ、さもなくば我は汝に誰がロルスの恩寵を得ているか知らしめなければならぬゆえに」

君が以下のどれかに当てはまるなら、ベンレ家をプレイするとよい:

  • メンゾベランザンでもっとも地位が高く強大な家の子弟でありたい。
  • ロルスの恩寵による典型的なドラウのありようと生まれ持った権力をプレイしたい。
  • 君自身が君のきょうだいより抜きん出た地位を得るため、さまざまな社会的圧力と戦う。
ドゥアーデン家

大望を抱き、だがたったひとりの冷や飯喰らいと彼の理解しがたい分別によって失墜した。

「当家は力のために多くの要求をしているが、私はもうひとつ頼みたい」

君が以下のどれかに当てはまるなら、ドゥアーデン家をプレイするとよい:

  • 都で知られる一番の武芸者に稽古をつけてほしい。
  • 君の家が支配評議会での地位を掴むのを助けたい。
  • ロルスの道を拒んだ裏切りの変節者が密かに生きたい。
フンズリン家

低位の家からすらいまだ軽蔑の目で見られるが、抜け目ない農業と商業の一族。

「やくたいもない考えが詰まった柔らかいのより、“石頭”におなり」

君が以下のどれかに当てはまるなら、フンズリン家をプレイするとよい:

  • 政治的陰謀よりも激務に報いられる報酬を得られる商家に味方したい。
  • 卑しい生まれを鼻で笑われない家でドラウの庶民をプレイしたい。
  • 頭が回ってよく働く名家の若者でありたい。
メラーン家

異端の嫌疑をかけられ連合した2つの家は、ロルスの苛烈な審問者へと変わった。

「あなたはロルスの恩寵を望んでいるようですが、近ごろあなたは御方にお仕えしたのですか? 当家の信仰は疑いようないものですとも」

君が以下のどれかに当てはまるなら、メラーン家をプレイするとよい:

  • 敵だらけの都で孤立した家の一員でありたい。
  • 常に大逆と涜神の嫌疑をかけられながら、熱狂的な献身でロルスを信仰するプレイをしたい。
  • 君が他のドラウと同じくらい邪悪で汚らわしいことを証明したい。
ゾララリン家

怪しく破壊的な呪文を操る、謎めいた仮面のウィザードたち。

「“彼”の助けで我らは支配評議会に座を得た。もっと多くのドラウが我らの声に注意を払うべきだ」

君が以下のどれかに当てはまるなら、ゾララリン家をプレイするとよい:

  • 少なくとも君の家の中では、敬意を払われ権力を使える男性のドラウでありたい。
  • 秘密の仮面と薄布に隠れた、謎めいた強力な魔術師や女祭をプレイしたい。
  • ロルスが“魔織”を紡ぐために遠く広い範囲で秘術の力を探索したい。
オブラドラ家

他の魔法よりもサイオニックを使うことで知られる彼らは“災厄の時”に躍進しようとした。

「おぬしが当家の秘密を理解することはない、ないが、おぬしは恐怖でもってそれを理解するだろうて」

君が以下のどれかに当てはまるなら、オブラドラ家をプレイするとよい:

  • メンゾベランザンでもっとも恐れられる秘密主義の家の子弟になりたい。
  • 信仰魔法に支配された都で精神力を使うサイオニック使いをプレイしたい。
  • 狂気と相互破壊という君の悪名によって敵を脅したい。

August: In the Works』でのMenzoberranzan: City of Intrigue紹介記事は、ドラウの名家についての一言紹介ですぅ。


2013年08月05日 もちろん、この本の作者のガイギャックスは、ロールプレイング・ゲームの創始者としてまちがいのない権威なのですが、そういったものではなく、“どういった人、どういった遊び方がよりよいものなのか”を定めておかないと、議論が始まったときの審判は不可能です。 編集

§ [DnD][4e][LnL] 『複雑さを操る(Scaling Complexity)』

マイク・ミアルス

先週末、私たちは最新のプレイテスト用パックを公開した。今回はファイターのクラスと、それが単純なオプションから複雑なものへとなめらかに変換させる計画にどう当てはまっているかを少し話そう。

ファイターの場合、サブクラスがこの変化を管理している。ウォーリアの道のオプションとグラディエイターの道のそれを比較してみよう。

ファイターが元々持っている特殊能力に加え、20レベルのプレイでウォーリアは6つの特殊能力を得る。それらは以下の種類に分類できる。

  • ふたつの能力はクリティカル・ヒットの発生率を上げる。これは君の通常攻撃を単純に修正するほぼ常時の利益である。それを利用する判断をしなくていい。
  • ひとつは探索ルールに利益をもたらす。これはウォーリアが見張りを得意としていることを表現し、旅をしているときにキャラクターの役割を定義する助けになる。
  • 鎧熟練(Armor Focus)はもうひとつの常時受けられる利益だ。君はACに+1を得る。
  • 破壊的クリティカル(Devastating Critical)はクリティカル・ヒットの破壊力をさらに増やす。それは君が装備している武器のダメージ種別を参照して効果を決定するため、ちょっとした選択肢がある。ここはプレイヤーが状況に応じて武器を交換することで選択を可能にすることができる領域だ。深く気にしないプレイヤーなら、彼らの好きな武器の効果だけ覚えていればいい。
  • 生存者(Survivor)は最後の利益にして、ラウンド毎に計算と記録が必要になる唯一のものだ。それは特定の状況で静的な利益を得られるだけで、他の利益ほとんどと同じように選択する必要はない。

全般的に、ウォーリアをプレイするためにはクラスの特殊能力をラウンド毎に選んでいく必要はない。君はRRGの自由度と柔軟性を維持したまま、しかし作成時にクラスのことで多くを選択する必要はなくなった。

これと対照を行くのが、グラディエイターの道だ。

  • 3レベルで、君は毎ラウンド3つの武技を選ぶことになる。君は標準の攻撃で武技の利益を考えなければならないため、卓越ダイスに依存することになる。
  • 残忍性誇示(Brutal Display)はクリティカル・ヒットの効果を拡張するものだから、クラスの複雑さを増すことはない。
  • 7レベルで、君はさらに3つの武技を使えるようになる。
  • より高いレベルで、君にはさらに多くの練達ダイスと武技によるロールへのオプションが追加されることになる。

単純なウォーリアとは対照的に、グラディエイターは毎ラウンドいくつかの戦術オプションを提供する。ラウンド毎を基準に特殊能力を管理するのが好きなら、グラディエイターは君に向いたファイターの道だ。

この部分のデザインをきちんとすることは、昨年行なってきた作業の中で主要な部分だった。いくつかの草稿と多くのフィードバックを得たが、うまいところをついた仕事ができたと私は考えている。

ここで重要なのは3レベルまで武勇の道を選べないことだ。1、2レベルで、君はその背景および種族という複雑さと向き合わなければならない。すなわち、これらのレベルは君のキャラクターが持つ特別な要素のうち種族的特殊能力を学び、背景という鍵をプレイの中に導入していく時期なのだ。

クラスと比較すると種族と背景は早いうちから複雑なものになっているが、レベルが高くなっても追加されることはない。プレイヤーとして見た場合、ファイターの特徴は他のクラスと差別化する最低限のものを君に与えてくれる。だが、君が持つ特殊能力の総数に占める比率で言えば、この段階で使用できる能力は種族および背景の比率が非常に高いものとなっている。

君には最初の2レベルをかけてキャラクターの背景と種族、そしてクラスの基礎部分を把握してもらうのが理想だ。3レベルになると、君はキャラクター・クラスをさまざまな異なった方向にすることができる。

3レベル以降で、君はクラスの基本能力と選択したサブクラスからより多くの利益を得る。ここで、君はそれとは別に能力値を上昇させるか特技にするかを選択することもできる。私たちは多くのプレイヤーが最初に能力値を上昇させ、主要能力値を最大にしてから特技を選択するとふんでいる。いずれにせよ、プレイヤーは特技による複雑さを選ぶか単純性にするかを自由に選択できる。

こうして、君はキャラクターの成長が以下のようなものだと想像できるだろう。

  • 1、2レベルで君はクラス、種族、そして背景の基礎を学ぶ。
  • 3レベルから君はクラスの方向性を特化していく。
  • 4レベル以降、君はキャラクターをより複雑にカスタマイズするか、単純なままにしておくかを選ぶことができる。
  • 君は1レベル以降、どこででもマルチクラスすることができる。
  • プレイを始める前にDMの許可を得られたなら、君は自分用のサブクラスをデザインしてもよい。サブクラスのデザインは体系的なものではないが、やめたほうがいいコンボなどについての忠告や助言は行なう。

新規プレイヤーにとって本当に素晴らしいことは、彼らが種族と背景だけに集中してからクラスのことに集中するように移り変わることだ。他のオプションについては明確にこう言える。受け入れる準備ができるまで、それらのオプションを覚える必要はない。

これまでD&Dを苦しませてきた大きな問題のひとつは長いキャンペーンを運営することはとても魅力的なのに、必ずといっていいほどルールがプレイヤーをもっともっと複雑なことに耐えるよう要求することだった。それはすべてのプレイヤーにではなく、一部のプレイヤーに嬉しいものだった。それをさせないようにしてふた桁レベルのゲームもより簡単にできるようにすることがデザインの理想だ。

いつものことだが、私たちの作業のすべては君たちのフィードバックが頼みだ。次に行なうプレイテスト意識調査を忘れないでほしい。

マイク・ミアルス

マイク・ミアルスはD&Dのリサーチ&デザイン・チームのシニア・マネージャだ。彼はレイヴンロフトのボードゲームやD&D RPGのサプリメント何冊かを手がけている。


2014年08月05日 編集

§ [DnD][5e][LnL] 『これなるは「Player's Handbook」(Here Comes the Player's Handbook)』

伝説と伝承

マイク・ミアルス――2014年08月04日

今週の伝説と伝承で、マイクは新しいPlayer's Handbookに掲載されるキャラクターの背景がどんな力を持っているのか紹介する。

充分な幸運に恵まれてウィザーズ・プレイ・ネットワークの店舗に行けるのなら、Player's Handbookは今週の日曜日に君の手にあるだろう。私たちはどれだけ遠くに来たのだろうと考えるとすばらしく感じる。あるときは、それは発売日に決してたどり着けないようにも感じた。他のときは、迫り来る納期と山ほどの仕事によって、あまりにも遠くへ来てしまったように感じさせられた。

私たちは本の内容ほぼすべてを覗き見してきたが、まだキャラクターの背景のリストすべてを公開していなかったことに私は気づいた。背景に対する肯定的な反応を見るのはすばらしいことだった。それらはキャンペーンをカスタマイズするための強力な道具であり、プレイヤーに異なる人物をロールプレイさせることについて強い基盤を与える。

さて、面倒な話はこれくらいにして、Player's Handbookで使える背景のリストをここに公開しよう。しかし、君に本の発売まで考えることを与えるために、私はここで挙げられるものの中に嘘の背景を入れておいた。君はどれが欺瞞情報かわかるかな?これは実に難問だ。

  • 侍祭
  • 山師
  • 犯罪者
  • 芸人
  • 民衆の英雄
  • 古金竜
  • ギルドの職工
  • 隠者
  • 貴族
  • 異邦人
  • 賢者
  • 船乗り
  • 兵士
  • 浮浪児

私の小さななぞなぞを解くのが簡単だとわかったのなら、君は自分自身の背景を作るのがどれだけ簡単か知ることについて、実体験をしている。実際、背景をカスタマイズするのはDMがキャンペーンや設定を活き活きさせるために最善の道具のひとつである。

まず第一に、背景が与える習熟は特定の偏りを持っていない。君は何をおじゃんにすることもなく、ある道具や技能をもうひとつ別のものに変更できる。特徴はもう少し慎重になる必要があるが、Player's Handbookで提示されたものを混ぜて馴染ませるのは最高だろう。しかし、君が自分自身の特徴を作りたい場合のガイドラインいくつかはここにある。

背景の特徴はたとえば判定や攻撃へのボーナスなど、明確なシステム上の利益は避けなければならない。そのかわり、最高の特徴はロールプレイ、探索、そして世界との相互作用についての新たなオプションを開くものだ。

たとえば、賢者の背景の利益はDMにとってキャラクターを冒険の中に送り込むためのいい友だ。それは情報を提供したり判定を自動で成功にすることはない。そのかわり、キャラクターが情報を思い出すことができなくても、彼女はそれをどこで知ることができるか知っている。それは町へ戻ってより知識を持った賢者から助言を受け――古代遺跡の中で久しく失われていた図書館へパーティが向かう――ことかもしれない。

最高の特徴はキャラクターを自発的に探求へと進み出させ、NPCと接触し、君が作り上げた設定やキャンペーンとの関係や絆を発展させる理由を与えるものだ。たとえば、君がギルドの暗殺者の背景を作りたいとしよう。利益は隠れ家への出入りとギルドが主要な都市でつなぎを取れる協力者といったところだろうか。協力者は信頼できる保障はないが、キャラクターは彼らをあてにすることができると知っている。

その背景を持つキャラクターには、都市へと向かい、そこの市井に混じる正当な理由をまさに持っている。だが、より興味深いように、君は死の神の司祭がギルドに戦線を布告したとキャンペーンで決めるかもしれない。キャラクターが隠れ家に戻ると住人が死の神のクレリックから殺されているのを見つければ、君は即席で冒険へのきっかけを作成できる。

背景を修正したり、君のキャンペーンに適合させるために彼らの設定を変化させることを恥ずかしがらないでほしい。たとえば、君が『Lost Mine of Phandelver』をやっていて、グループの誰かが隠者の背景で新しいキャラクターを作りたいとする。そのキャラクターは地元の隠者として、ドルイドのレイドースと雷樹の遺跡周辺で暗躍している狂信者に遭遇したのかもしれない。レイドースとキャラクターとの関係は彼女への束縛として利用できる。彼女は町にあふれる魔法を研究したいので、魔法の研究狂信者を遺跡から追い払うときに個人的な賭けをするかもしれない。隠者が発見するのは雷樹を荒らす謎のゾンビもいるかもしれないし、それはキャンペーンのより大きな要素へと段階的に接続することができる。

背景はプレイヤーのキャラクターとDMのキャンペーンの間で接着剤になるものだ。制限のない箱庭、あるいは綿密に計画された叙事詩のどちらをやるにかかわらず、君は背景とその要素(特徴、束縛など)をキャラクターがゲームを駆動させるための勢いを持続させるために利用できる。


2017年08月05日 編集

§ [BoA] 『ブレイド・オブ・アルカナ リインカーネイション』用キャンペーンシナリオ集『Little Games』公開

ブレイド・オブ・アルカナ リインカーネイション』用キャンペーンシナリオ集、『Little Games』を公開するですぅ。PC2人のバディ用前後篇キャンペーンで、超高速ロマンホラーRPGをプレイできるですぅ。

展開ステージは『グラウンド・オブ・ヴァラー』の悪徳と希望ルールを使っているので、GMは持っていること推奨ですぅ。


2020年08月05日 編集

§ [Ludus] 5e Zine vol.02企画書

去年出した5e Zine vol.01がおかげさまで大好評であることを受け、vol.02の発行をすることになったですぅ。

今回も企画書を公開し、参加者をオープンに募ることとなったので、この場で発表しますぅ。

ターゲット(優先度順)

  1. D&Dを少しプレイして、もう少し何かやってみたい、知りたい人。
  2. D&Dのオンラインセッションについて情報を求めている人。
  3. D&Dには詳しくないが、名前は聞いたことがある、存在は認識しているような人。
  4. 既にRPGをプレイし、SNSで情報収集を行なったり、同人誌即売会やホビーショップに行くそこそこ熱心な人。

内容

D&Dのプレイが豊かになるような記事をメインにした合同誌。

大前提として、前号を読まないでも大丈夫な記事。

当初の企画では、5e Zine vol.01を常に店頭や通販で手に入るものとして、続刊はテーマを絞った補完、企画号という考え。vol.02はこの思想で編集する。

  • 今の時勢を見るにオンラインセッションがメイン企画。パソコンを使わない環境(タブレット+スマートフォン等)があると吉。
  • ツールに依存する情報ではなく、ツールにアクセスするための情報を。
  • エベロンが準備されているし、DMGなどでちょっと名前が出たキャンペーン・セッティングについて(ぱらでぃんが担当予定)。
  • プレイグループの維持とか。
  • M:tGネタも続投。

形態

同人誌(B5、左綴じ横書き、2段組)。

ライセンスはOGL準拠を諦め、本文内には製品名を明記してもいいようにする。ただし、レビュー、紹介ととられる範囲にとどめるように。アドベンチャーや小説などを書く場合、製品版の設定はだめ。書影もNG。

非OGLなため、SRD5からの引用は不可。データを使うなら自作すること。

リリース時期

2020年秋ゲムマ(11月14日)。

頒布形態

同人誌即売会での頒布。

残部はイエローサブマリンさんに委託。

費用や報酬

印刷費は主催持ち。

報酬は参加者1人あたり2部(保存用と布教用)の現物。

原稿の再利用

制限なし。

出典を書いて宣伝してくれると嬉しい。

〆切など

8月31日まで参加者募集(Twitterなどでコンタクトを取ると吉)。

10月11日原稿〆切。

11月半ば、入稿(予定)。

原稿作成と手順

各員内容を申請→出そろったところで頁数調整→原稿作成→編集へ……。

文字はテキストファイル、絵はPSD。

紙面フォーマットはB5の2段組、1行22文字、48行×2段。

以上、よろしくお願いしますぅ。


2023年08月05日 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:大地の底より石造りの牛が現われた話(5レベル)

今週の小冒険はアーサー王と円卓の騎士の物語を下敷きにした『円卓騎士異伝』のアドベンチャーで、5レベルのキャラクター2人用ですぅ。うち1人はGMが操作するキャラクターでプレイすることを想定していますぅ。

『円卓騎士異伝』は夏コミで頒布の後イエローサブマリンさんに依託するので、ぜひよろしくお願いしますぅ。

データ系はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は5レベルのキャラクター2人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

アーサー王の宮廷に仕えるキャラクターたちは、王の執事を務めるベディヴィア卿から、コーンウォールのプリマス近くで農民が石造りの牛を地中から発掘したが、それが暴れ回って村が壊滅した事件について説明され、その解決を任される。

農民達が発掘してしまったのは巨人たちの戦争、ギガントマキアで兵器として造られた怪物、ゴーゴンである。キャラクターたちがプリマスに向かい、ゴーゴンを討伐すれば冒険は成功となる。

冒険への導入

アーサー王の宮廷に仕えるキャラクターたちは、ある日王の執事ベディヴィア卿から呼び出される。ベディヴィア卿はコーンウォールのプリマス近くで農民が石造りの牛を地中から発掘したが、それが突然暴れ回って村が壊滅した……という事件をキャラクターたちに説明し、アーサー王はこれについて非常に憂慮しているため、君たちはプリマスに向かい王の悩みを解決し、民心を安んじるよう命じられる。

1.下調べ

魔法使いマーリンに質問したり、修道院にある古い文献を調査したりするなら、以下のようなことがわかる。キャラクターが知識を思い出そうとする場合、難易度12の【知力】〈歴史〉判定が必要である。

  • 古き神々と巨人の戦いギガントマキアでは、巨人側の味方としてゴーゴンと呼ばれる怪物が創造された。
  • ギガントマキアの後、ほとんどのゴーゴンは長い眠りにつき、その上に土が滞積するなどして忘れ去られていった。
  • ゴーゴンは石でできた牛のような姿をしている。
  • ゴーゴンは犠牲者を石にしてしまう息を吐く。

2.プリマスへ

ローマ帝国の遺産である街道があるため、プリマスには馬でも楽に行くことができる。

プリマスの領主と会談すると、配下の騎士に任せていた村がやられたと目を伏せ、その騎士も民を逃がすためゴーゴンと戦い、石にされたと語る。

くだんの農村の生き残りはプリマスに避難している。彼らに訊ねると、畑を耕していたら石の塊があったので、それを掘り出そうとしたら石塊が揺れ、地面から牛の化け物が出てきたと口々に語る。

3.壊滅した農村

壊滅した農村に行くと、ある日突然生活が終わったかのように、日用品や農作業の道具などが放り出されたままになっている。そして、そこかしこに石にされた人々が苦悶の姿を見せている。こうした石像を元に戻すにはレッサー・レストレーションの呪文などの魔法が必要である。

村の中心にある広場では大きな牛のような魔物、ゴーゴンが寝そべって周囲の様子をうかがっている。ゴーゴンはキャラクターたちが近くに来るか攻撃を受けると立ち上がり、戦闘態勢になる。

ゴーゴンは退却せず、死ぬまで戦う。

ゴーゴン

大型・魔物、無属性


AC:19(外皮)

hp:114(12d10+48)

移動速度:12m(40フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
20(+5) 11(+0) 18(+4) 2(-4) 12(+1) 7(-2)

技能:〈知覚〉+4

感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉14

言語:-

脅威度:5(1800XP)


踏み荒らし突撃:ゴーゴンが目標に向かって最低6m(20フィート)直進し、同じターンに角での突きによる攻撃がヒットした場合、目標は難易度16の【筋力】セーヴィング・スローに成功しなければ伏せ状態になる。伏せ状態の目標に、ゴーゴンは1回のひづめによる攻撃をボーナス・アクションで行なえる。

アクション

角での突き:近接武器攻撃:攻撃+8、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:18(2d12+5)[刺突]ダメージ。

ひづめ:近接武器攻撃:攻撃+8、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:16(2d10+5)[殴打]ダメージ。

石化のブレス(再チャージ5~6):ゴーゴンは9m(30フィート)の円錐状に石化ガスを噴射する。範囲内のクリーチャーは難易度13の【耐久力】セーヴィング・スローを行なう。セーヴに失敗したら、目標は石化が始まり動けない状態になる。動けない状態の目標は次のターン終了時に再びセーヴィング・スローを行なう。成功したなら、目標への効果は終了する。失敗したら、目標はグレーター・レストレーションの呪文などの魔法で自由になるまで石化状態になる。

結末

無事にゴーゴンを倒せば、キャラクターたちはプリマスの領主からいたく感謝され、彼のライディング・ホースを1頭づつ与えられる。また、アーサー王からも1人あたり4£の恩賞を与えられる。

キャラクターが石化してしまった場合、魔法使いマーリンが後日石化を解除してくれるが、他の者たちが不公平に思わぬようこのことを口外しない誓いを立てさせられる。

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