2012年12月12日 空気家族 編集
§ [Promiscuus] プディングの季節
相変わらず延び延びになっているけど今年もミンスミートやクリスマスプディングを仕込みたくなってきたですぅ。
プディングはあれがあれば何日か食事に困らなくなるのがいいですぅ。
2013年12月12日 編集
§ [Promiscuus] 汝はペテロなり、我この磐の上に我が教會を建てん
ここ数年“Tu es Petrus, et super hanc petram aedificabo ecclesiam meam”を無理くりに解釈すれば、ペトロを巨石信仰の聖者みたいにできると伝奇脳が囁いてくることを記しておくですぅ。
2020年12月12日 編集
§ [DnD][5e] アドベンチャー:作られた戦場(5~7レベル)
今週の小冒険はデヴィルの陰謀で続く戦いの真相を暴くものですぅ。
データ系はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。
冒険の概要
この冒険は6~8レベル程度のキャラクター向けの短時間で終わるアドベンチャーである。
バルディリスの街とヤンリーの街は紛争を続けている。かつてふたつの街は同盟市だったが、いつしか仲違いを起こし、それが争いに発展したのだ。
この裏では魂の刈り入れを企むデヴィルたちの陰謀が動いており、街の兵士になりすまして攻撃を行なったり、ヤンリーの市長の側近としてサキュバスのディリエンスを送り込むなど、戦を長引かせる動きをしている。
キャラクターたちはこの陰謀にぶつかり、そしてデヴィルの存在を暴いて倒せば冒険は成功となる。
冒険への導入
キャラクターたちはバルディリスかヤンリーで傭兵として雇われる。報酬は1人当たり準備金100gp、1週間10gpである。
1.深夜の襲撃
キャラクターたちは傭兵として雇われると、前線の近くで夜警をするように命じられる。街の支配者たちは先に敵が手を出したらそれを名目に出撃させる気でいるのだ。
1d4日後、夜警中に襲撃が発生する。これは兵士になりすましている3体のビアデッド・デヴィルの仕業である。
デヴィルたちは夜警の集団をひとつ皆殺しにして戦のきっかけを作り、証拠も隠滅しようとする。
ビアデッド・デヴィル
中型・フィーンド(デヴィル)、秩序にして悪
AC:13(外皮)
hp:52(8d8+16)
移動速度:30フィート
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
16(+3) | 15(+2) | 15(+2) | 9(-1) | 11(+0) | 11(+0) |
セーヴィング・スロー:【筋】+5、【耐】+4、【判】+2
ダメージ抵抗:[冷気];非魔法的な銀製のもの攻撃による[殴打]、[斬撃]、および[刺突]
ダメージ完全耐性:[毒]、[火]
状態完全耐性:毒
感覚:暗視120フィート、受動〈知覚〉10
言語:地獄語、テレパシー120フィート
脅威度:3(700XP)
悪魔の瞳:魔法の暗闇はデヴィルの暗視を阻害しない。
堅忍:視認可能な味方のクリーチャーが30フィート以内にいる限り、デヴィルは恐怖状態にならない。
魔法抵抗:デヴィルは呪文およびその他の魔法効果へのセーヴィング・スローに有利を得る。
アクション
複数回攻撃:デヴィルは1回のひげおよび1回のグレイヴで、2回の攻撃を行なう。
ひげ:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い5フィート、目標1体。ヒット:6(1d8+2)[刺突]ダメージ、および目標は難易度12の【耐久力】セーヴィング・スローに成功しなければ1分間毒状態になる。これによって毒状態になると、目標はヒット・ポイントを回復できなくなる。目標はターンの終了時毎にふたたびセーヴィング・スローを行なうことができ、それに成功したら効果を終了する。
グレイヴ:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い10フィート、目標1体。ヒット:8(1d10+3)[斬撃]ダメージ。目標がアンデッドあるいは人造以外のクリーチャーなら、それは難易度12の【耐久力】セーヴィング・スローに成功しなければ、地獄の傷によりターンの開始時に5(1d10)ヒット・ポイントを失う。デヴィルによる攻撃が傷を持つ目標にヒットするたび、傷によるダメージは5(1d10)増加する。クリーチャーは1回のアクションで難易度12の【判断力】〈医術〉判定を行ない、傷を塞ごうと試みることができる。目標が魔法による治癒を受けると、傷は閉じる。
2.渦巻く謀略
襲撃の後、野営地からは難易度15の【判断力】〈生存〉判定でデヴィルが来た跡を辿ることができる。成功すれば、ヤンリーの街外れにある市長の別宅に出る。
市長の別宅には明かりがないが、難易度20の【判断力】〈知覚〉判定に成功すれば、中に何者かがいるのを察知できる。
3.館の中
館の中には同じ部屋に2体のビアデッド・デヴィルとサキュバスがいる。サキュバスは市長の側近としてヒューマンに擬態し、寝ているふりをしている。
サキュバスはヤンリーの市長を魅了状態にしており、紛争に対して強硬姿勢を取らせ続けている。彼女を倒せば、長い紛争も終わりへの一歩を踏み出せるだろう。
サキュバス/インキュバス
中型・フィーンド(変身生物)、中立にして悪
AC:15(外皮)
hp:66(12d8+12)
移動速度:30フィート、飛行60フィート
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
8(-1) | 17(+3) | 13(+1) | 15(+2) | 12(+1) | 20(+5) |
技能:〈看破〉+5、〈説得〉+9、〈知覚〉+5、〈ペテン〉+9
ダメージ抵抗:[電撃]、[毒]、[火]、[冷気];非魔法的な[殴打]、[斬撃]、および[刺突]
感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉15
言語:共通語、地獄語、奈落語、テレパシー60フィート
脅威度:4(1100XP)
テレパシー接続::フィーンドが魅了状態にしたクリーチャーと通信するさい、それはテレパシーの射程を無視する。2者は同じ次元界にいる必要はない。
変身生物:フィーンドは1回のアクションで、小型あるいは中型の人型生物に変身したり、元の姿に戻ったりすることができる。翼がない場合、フィーンドは飛行移動速度を失う。サイズおよび移動速度を除き、そのステータスはどの姿でも同じである。身につけている、あるいは持ち運んでいる装備は変身しない。それは死ぬと元の姿に戻る。
アクション
爪(フィーンド形態のみ):近接武器攻撃:攻撃+5、間合い5フィート、目標1体。ヒット:6(1d6+3)[斬撃]ダメージ。
魅了:フィーンドが視認可能な30フィート以内の1体の人型生物は、難易度15の【判断力】セーヴィング・スローに成功しなければ、1日間魔法的な魅了状態になる。魅了された目標は、フィーンドが口にした、あるいはテレパシーの命令に従う。目標が危害を受けたり、自殺的好意の命令をされた場合、ふたたびセーヴィング・スローを行ない、成功したならば効果を終了することができる。目標がこの効果へのセーヴに成功した場合、目標は次の24時間このフィーンドの魅了の効果を受けない。フィーンドは一度に1体の目標しか魅了できず、他の者を魅了すると前の目標への効果は終了する。
吸収の接吻:フィーンドはそれに魅了されたクリーチャーあるいは合意したクリーチャーに接吻する。目標はこの魔法に対して難易度15の【耐久力】セーヴィング・スローを行ない、失敗すれば32(5d10+5)[精神]ダメージを受け、成功すれば半減ダメージを受ける。目標の最大ヒット・ポイントは受けたダメージと同じだけ減り、目標が大休憩を終えるまで続く。この効果でヒット・ポイントの最大値が0になると目標は死亡する。
エーテル化:フィーンドは魔法的にエーテル界と物質界を行き来できる。
結末
サキュバスとビアデッド・デヴィルを倒せば、自作自演の襲撃を行なう者はいなくなり、ヤンリーの市長もじきに回復する。両市の間で冷静に話し合うことが可能になり、キャラクターたちはその警護などに必要とされるだろう。
この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。