2013年12月21日 編集
§ [Ludus] 流しのデュエリスト
もうノートPCやWindowsタブレットでMagic Onlineがプレイできる時代だし、世界のどこにいてもゲーム内データを換金して食費と宿代を稼ぐ無宿デュエリストなんかも存在するんじゃろうかと夢を広げる今日この頃ですぅ。
2014年12月21日 編集
§ [Ludus] 『Gのレコンギスタ』「月から来た者」
前回とはうって変わって、宇宙からの脅威に対してサラマンドラとガランデンが共闘するための交渉を結構長くとっていて、現在何が起こってるかを丁寧にやってる印象を持ったですぅ。
マスクと天才の交渉シーンでは、所在なげに首を振るG-セルフや、大仰な拍手をするマックナイフといった人物とメカがシンクロした芝居がコミカルさを引き立たせてたですぅ。
白旗作戦が見破られていてからの戦闘は、ヘカテーのプラズマ・サイズが残した光の軌跡が弾幕を蒸発させるような描写が私好みだったですぅ。
トワサンガを確かめに行くと決意してメガファウナのクルーを引っ張る姫様は直感でやるべきことを見切って猛進する力を持っていて、物語をよく牽引していると感じるラストシーンでしたぁ。
それはそうとモランのデザインは「かつて活躍したガンダムは人型でツノがついて目がふたつあり、剣とライフルと盾を持っていて、白と青と赤に塗り分けられているそうじゃ」レベルの言い伝えを元に作ったガンダムっぽさを感じたですぅ。
§ [Ludus] 「ネルフ、誕生」を観ながら
今日はGレコを観た後も眠れず(いつも)にエヴァの「ネルフ、誕生」を観てしまったけど、冬月先生の声が若いことにしみじみしながら、セカンドインパクト調査隊の船でゲンドウから結婚しました葉書を渡された直後に入る船首で砕ける波を“コウゾウ殺意のメタファー”と表現した二次創作『ときめきエヴァリアル』の存在に思いを馳せたりとすっかりだめだめになっていたですぅ。
それにしてもショックなのは、この「ネルフ、誕生」で描写された時間はすべて今や過去になっているということですぅ。未来なんか来るはずがないとばかり思っていたら、もうすっかり追い越されているですぅ。
そして芋づる式に「最後のシ者」を観たのは山口県防府市某所で、そこへの道中宇部の駅で買ったカロリーメイトを食べたら余計お腹がすいて疲れたみたいな記憶がすらすら出てきて、この楽しい過去が人を苛むのだと脳内シャアがいってきたりしたですぅ。
だけど、どの頃と明言は避けるけどあの頃、もしネットや当時身を寄せていた場所で友人たちと出逢わなければどうなっていたかというifが考えられないくらいその頃は重要な時期で、エヴァもその楔のひとつであることだなあと詠嘆してしまうですぅ。
2015年12月21日 編集
§ [DnD][5e] 「『Monster Mamual』と『Dungeon Master's Guide』のエラッタ(ERRATA FOR THE MONSTER MANUAL AND THE DUNGEON MASTER’S GUIDE)」
Sage Advice
Sage AdviceはD&Dのルールの公式な解説を行なう月刊コラムだ。時にそれは君のD&Dゲームが円滑に進むのを助けるために参考文書を提供する。その公式性にもかかわらず、Sage Adviceはダンジョン・マスターの裁定には優越しない。ここで提供される回答と情報は、DMがゲームについて判断することを援助するものだ。
Sage Adviceに将来答えてほしい質問があるなら、sageadvice@wizards.comに質問を送るか、このコラムの連載の合間にツイッター(@JeremyECrawford)で私に答えてほしいことを伝えてほしい。
エラッタ
今年の初め、私たちは正確さと若干の明確性のために『Player's Handbook』のエラッタを公開した。今、私たちは同様の文書を『Monster Manual』と『Dungeon Master's Guide』のために公開する。
いくつかのエラッタは間に合ったので、私たちはそれらを最新刷の本で修正した。本の大人気ぶりは私たちがそれらを再販し、修正することを可能にした。出版の際に誤字、脱字、そして誤表記を修正することは普通のことだ。新刷での『MM』と『DMG』の訂正はそうした類のものだ。私たちはそこにあってはならない言葉を削除し、そこになければならなかったものを多少つけ加え、いくつかのルールを明確化した。
君が既に『MM』と『DMG』を持っていて何が変化したか確認したいなら、私たちはそれぞれの本について変更点を列挙した2つの小さなPDFを準備している(細かい誤字の訂正は含まない)。
クレジットのページの下の方に以下の文章が入っているなら、これらの訂正を含んだものを君は持っている。「This printing includes corrections to the first printing.」
『Monster Manual』の大部分の変化はプレイにおいて目立つ影響がめったにない小さな数値の訂正だ。私たちは徹底させるためにそのような変化を文章に含めたが――何が変わるかについて示すために――、私たちはDMはそんな微調整を心配しなければいけないとは考えてない。わずかな『DMG』の修正しか、プレイでしばしば気づかれそうにはない。より大きな訂正――たとえば『MM』の伝説的クリーチャーについてのものや、『DMG』の効果の重複についてのもの――は、ゲームに適用するためにはDMの権限内にある。君たちがこの年にこれらの本を楽しんでいたなら、私たちは君たちの楽しみを強化する変更だけに注目することをお勧めする。
Sage Advice大辞典
私たちが何を訂正すべきかについて、どうやって選んでいるか君が疑問に思っているなら、その疑問について説明しているSage Advice Compendium (version 1.05)を見てほしい。Compendiumは新しいエラッタの存在を拡充するために更新された。
ベーシック・ルール
DM用ベーシック・ルールのPDFはエラッタに従って更新された。
その他の資源
私たちがこのウェブサイトで公開したその他D&Dについての参考文献がここにある。
D&D Spell List (version 1.01)
Monsters by Challenge Rating (version 1.0)
D&D Monsters by Type (version 1.0)
Magic Items by Rarity (version 1.0)
Conversions to 5th Edition D&D (version 1.0)
作成済みキャラクターだけでなく、空白のキャラクター・シートのためにはCharacter Sheetのウェブページを訪れればいい。
著者について
ジェレミー・クロフォードはダンジョンズ&ドラゴンズ第5版の共同リード・デザイナである。彼は第5版『Player's Handbook』のリード・デザイナであり『Dungeon Master's Guide』にも関わっている。彼は2007年にウィザーズ・オブ・ザ・コーストに入社して以来、多くのD&D関連書籍に携わってきた。君は彼にツイッターで連絡することができる(@JeremyECrawford)。
2016年12月21日 編集
§ [Promiscuus] ばたり
週末から週明けにかけ、セッションして、ローグ・ワン観て、そして食べ物も受け付けないくらい風邪引いてばたりだったですぅ。
§ [Ludus] 今年書いたやつとか
すっかりTwitterでの宣伝がメインになっているけど、blogでも今年書いたものをまとめておくですぅ。
- Wig
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ガルパンのアンチョビとペパロニが大学進学後にぐでぐでする話ですぅ(Feb. 11, 2016)。
- обсерватория планету
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ガルパンのカチューシャとノンナの大学進学についての話ですぅ(Feb. 13, 2016)。
- Седиментация
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обсерватория планетуの続篇で、ミカも出てきて世界の成り立ちなんかを話すやつですぅ(Mar. 16, 2016)。
- 五月のメモ
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中学生と大学生のほのかな百合っぽい出逢いですぅ(Mar. 23, 2016)。
- 五月のメモ(minus)
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中学生と大学生のほのかな百合っぽい出逢いを、本来意図したものに改稿したものですぅ(Mar. 24, 2016)。
2017年12月21日 編集
§ [Ludus] 『レンジャー・ルネサンス』
初代の手触りを目指して作った“第5版”用のフリーOGLサプリメント、『レンジャー・ルネサンス』を公開したですぅ。使ってみたら感想をお願いしますぅ。
2024年12月21日 編集
§ [DnD][5e] アドベンチャー:雷と植物(4レベル)
今週の小冒険はD&Dで4レベルのキャラクター4人用ですぅ。
データまわりはCC4.0で公開されているSRD5から引用して独自に翻訳しているので、そちらのご参考にもですぅ。
冒険の概要
キャラクターたちが滞在している共同体に、近くの沼地からリザードフォークが押しかけてくる。彼らは自分たちが崇拝している竜の御子がいなくなったので、陸地の者たちが連れ去ったのだと思い込み、攻撃をしてきたのだ。
しかし、その真相はリザードフォークたちが崇拝しているブラック・ドラゴン・ワームリングの寝床の近くに雷が落ちてシャンブリング・マウンドと化し、寝ていた竜ごと徘徊を始めたことにある。
キャラクターたちずリザードフォークをなだめるなり倒すなりして村に一時の平穏をもたらすとともに、徘徊するシャンブリング・マウンドを倒せば冒険は終了である。
冒険への導入
キャラクターたちの滞在している共同体の近くには大きな沼地がある。そこにはリザードフォークたちが住んでおり、お互い関わり合いにならないことで中立状態を保っていた。
しかしそんなある日、村の人々がキャラクターたちにリザードフォークがやって来たと助けを求めてきた。彼らは一様に興奮しており、今にも戦いを始めそうな勢いだという。
1.リザードフォークが来た
共同体の入口近くでは、11体のリザードフォークが長に今にも飛びかからんとする勢いで何事か抗議している。村人たちはそれを遠巻きに見て何もできないでいるが、キャラクターたちがやってくるとほっとした顔で彼らの話を聞いてくれと頼み込む。
リザードフォークたちは冷静さを失いながらも慣れない共通語で、数日前の嵐以来、自分たちが崇めている竜の御子がいなくなってしまい、これは陸に住む者たちのしわざではないかと調べに来たことを告げる。もちろん、この共同体の住民たちに心当たりはなく、かといって何かあかしだてするものもないので話は堂々巡りになっている。
キャラクターたちがリザードフォークを説得したいなら、難易度18の【魅力】〈説得〉判定などが必要だ。成功すれば、リザードフォークたちは陸の民が犯人ではないことに納得し、それならば本当の下手人を見つけてほしいと逆にキャラクターたちに依頼をしてくる。失敗した場合でも、彼らは陸の民に疑心を向けたまま、本当の下手人を見つけたなら信用してやろうと共同体の入口に居座る準備をする。
リザードフォークたちは淡水産の真珠を10粒(1粒100gp)持っており、交渉の判定に成功していればこれを報酬にできると提示する。
もしリザードフォークを戦いで全滅させた場合、数日後に徘徊してきたシャンブリング・マウンドにこの共同体が襲撃され、キャラクターたちはそれと戦うよう乞われる。報酬は500GPである。
リザードフォーク
中型・人型生物(リザードフォーク)、真なる中立
AC:15(外皮、シールド)
hp:22(4d8+4)
移動速度:9m(30フィート)、水泳9m(30フィート)
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
15(+2) | 10(+0) | 13(+1) | 7(-2) | 12(+1) | 7(-2) |
技能:〈隠密〉+4、〈生存〉+5、〈知覚〉+4
感覚:受動〈知覚〉13
言語:竜語
脅威度:1/2(100XP)
水陸両棲:リザードフォークは15分まで息を止めることができる。
アクション
複数回攻撃:リザードフォークはそれぞれ異なる武器で、2回の近接攻撃を行なう。
噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。
ヘヴィ・クラブ:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[殴打]ダメージ。
ジャヴェリン:近接/遠隔武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)または射程9/36m(30/120フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。
スパイクト・シールド:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[殴打]ダメージ。
2.リザードフォークの集落
キャラクターたちが捜査に乗り出すことになると、リザードフォークたちは自分たちの集落へ案内する。そこは沼地のほとりで、水辺に生える背の高い植物を切り出し、それを編んで作った家が並んでいる。
ここには村を訪れた者たちの他に17体の戦えるリザードフォークがおり、他に60体ほどの非戦闘員がいる。
彼らのほとんどは共通語を話せないが、キャラクターたちが望むなら共通語を使える者が通訳についてくれる。
話を聞き回るなら、数日前のひどい嵐の日以来、ブラック・ドラゴン・ワームリングのグライヴがいなくなっていること、彼のねぐらに荒らされた痕跡があったことなどから、陸の者が嵐に乗じてグライヴをさらったり殺したりしたのではないかとリザードフォークたちが疑っていることを疑っている。
グライヴのねぐらに行ってみるなら「3.グライヴのねぐら」へ進むこと。
リザードフォーク
中型・人型生物(リザードフォーク)、真なる中立
AC:15(外皮、シールド)
hp:22(4d8+4)
移動速度:9m(30フィート)、水泳9m(30フィート)
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
15(+2) | 10(+0) | 13(+1) | 7(-2) | 12(+1) | 7(-2) |
技能:〈隠密〉+4、〈生存〉+5、〈知覚〉+4
感覚:受動〈知覚〉13
言語:竜語
脅威度:1/2(100XP)
水陸両棲:リザードフォークは15分まで息を止めることができる。
アクション
複数回攻撃:リザードフォークはそれぞれ異なる武器で、2回の近接攻撃を行なう。
噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。
ヘヴィ・クラブ:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[殴打]ダメージ。
ジャヴェリン:近接/遠隔武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)または射程9/36m(30/120フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。
スパイクト・シールド:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[殴打]ダメージ。
3.グライヴのねぐら
グライヴのねぐらはリザードフォークの集落から少し離れた小島にある。行ってみるなら、リザードフォークが葦舟を出してくれる。
グライヴのねぐらは小島の中にある水がたまって草が茂るくぼみにあったとリザードフォークには言われるが、そこはただ泥のたまったくぼみがあるだけである。
キャラクターがその場をよく調べるなら、難易度14の【判断力】〈生存〉判定で、大型の何かが地面をのたくっていた様子があるのを知ることができる。
なお、ここに住んでいたグライヴはブラック・ドラゴン・ワームリングなので中型である。
4.追跡
グライヴのねぐらにあった何者かの足跡を追跡するならば、難易度14の【判断力】〈生存〉判定、それに成功したら難易度11の【判断力】〈生存〉判定、最後に難易度12の【判断力】〈知覚〉判定に成功することで、何者かに追いつくことができる。失敗した場合、再度挑戦することができるが、GMはその際野生のクリーチャーと遭遇するなどと裁定してもよいだろう。
キャラクターたちが追いつくと、何者かは草が絡み合い戯画化された人型生物のような姿をした怪物だと知ることができる。
その怪物の頭部分では、黒い鱗の竜が眠っているのを見ることができる。
5.雷により生まれたもの
グライヴを頭に取り込んで動いているのは、シャンブリング・マウンドである。難易度15の【知力】〈自然〉判定に成功すれば、雷によって植物に生命が吹き込まれることがあり、それによって生まれたであろうことに気づける。
シャンブリング・マウンド
大型・植物、無属性
AC:15(外皮)
hp:136(16d10+48)
移動速度:6m(20フィート)、水泳6m(20フィート)
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
18(+4) | 8(-1) | 16(+3) | 5(-3) | 10(+0) | 5(-3) |
技能:〈隠密〉+2
ダメージ抵抗:[火]、[冷気]
ダメージ完全耐性:[電撃]
状態完全耐性:消耗状態、聴覚喪失状態、盲目状態
感覚:疑似感覚60フィート(この半径から先は見えない)、受動〈知覚〉10
言語:-
脅威度:5(1800XP)
電撃吸収:シャンブリング・マウンドが[電撃]ダメージを受けるたび、それはダメージを受けずに与えられた[電撃]ダメージに等しい分のヒット・ポイントを回復する。
アクション
複数回攻撃:シャンブリング・マウンドは2回の叩きつけ攻撃を行なう。中型以下の目標に両方の攻撃がヒットした場合、目標はつかまれた状態(脱出難易度14)になり、シャンブリング・マウンドはそれに包み込みを行なう。
叩きつけ:近接武器攻撃:攻撃+7、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:13(2d8+4)[殴打]ダメージ。
包み込み:シャンブリング・マウンドはそれがつかんでいる中型以下のクリーチャーを包み込む。包み込まれたターゲットは動けない状態、盲目状態および呼吸ができず、シャンブリング・マウンドのターン開始時に難易度14の【耐】セーヴィング・スローに成功しなければ13(2d8+4)[殴打]ダメージを受ける。シャンブリング・マウンドが移動すると、包み込まれた目標も一緒に移動する。シャンブリング・マウンドは同時に1体のクリーチャーしか包み込めない。
結末
シャンブリング・マウンドを倒せば、グライヴを救出することができる。彼は疲れと空腹から当分眠っているだろうが、キャラクターたちはリザードフォークたちからも、そしてリザードフォークとの揉め事を仲裁してくれたということで共同体の者たちからも感謝される。
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