ネコぶんこ


2012年04月15日 しかし、「ウルティマ・オンライン」が成功してメディアの注目を集めたことにより、「ウルティマIX」のプロジェクトはほぼ完全に歯車が狂ってしまった。 [長年日記]

§ [DnD][DnDNext] 『想像力、グリッド、そしてその狭間で(Imagination, the Grid, and Points Between)』

2012年04月11日、水曜日、午後01時12分

投稿者:WotC_Bruce

私が始めてD&Dをプレイした、ああ、とても昔、モンスターとの戦いは完全に脳内劇場で行なわれるものだった。典型的な戦いはこのような具合である。

私:「僕は扉に耳を近づけて聞き耳を立てる」
DM:「とても静かだ」
私:「おお。僕はそれを押し開けよう、剣を準備して」
JD:「僕のウィザードはブルースの後ろに隠れている!」
DM:「部屋はL字型で――幅20フィート。壁沿いにごみが少し落ちていて……片隅には半分割れて何かがはみ出た木の箱がある。壊れた蓋ごしにコインが見えるね」
私:「僕たちは入るけど、罠を調べながらだからね。宝を放ってはおけない」
DM:「何もないよ」
私:「すばらしい。僕はブーツで箱を蹴る」
DM:「蓋は完全に外れた。金貨がばらまかれるよ」
私:「よしよし、僕はもらえるものに文句をつけない主義で――」
DM:「部屋の別の隅からオークが4体やってきた! 『地上のやつらだ! 殺せ! やつらをパイの具にしてやる! 俺はハンバーガーだ!』って叫んでる。前衛の2体は不意討ちで君を捕らえようとするけど(DMはダイスをロールする)最初のは失敗。次のは出目17で君にヒットして5点のダメージだ! 他の2体は君を無視してウィザードに向かう」
私:「モラディンの絡んだあごひげにかけて! 僕は手近なのを攻撃しよう。(私は題ダイスをロールする)18!」
DM:「それはヒットだ。ダメージは?」
私:「6点」
DM:「十分だ。君は彼をまっぷたつにした」
(4体のオークすべてが死ぬまで戦いは続き、私の後ろに隠れていたへっぽこウィザードは意識不明になっていた)

時間とともに、私たちのD&Dでの戦いはおそらくよりモンスターを特徴づけ、広い空間でモンスターを別々の場所に配置したため、より複雑になった。このように進化した戦いの場合、しばしばDMはメモ用紙に戦場のスケッチを描きながら進行していた。

もちろん、私たちはDragon誌の購読者が誰かの塗ったすばらしいミニチュアを彼らのゲームで使っていたことも私たちはよく知っていた。結局私たちはスケッチをする代わりに、たくさんのミニチュアを集め(あるいはそれができない場合、四角く切った紙に名前と正面の矢印を書いたもので)てテーブルの上で場所を表現した。

そしてそれは進み……。

第3版になると、ミニチュアはD&Dのゲーム体験でより期待されるべき部分となった。この体験は第4版でよりおしすすめられ、すべての戦いはバトル・グリッドで表現され、キャラクターはどんな場所へも移動してどんなアクションでも取れることと戦闘の勝ち負けは結びついていた。

これらの方法論はどれも――私がここで列挙できるものだけでも(これは賛否のいずれかに誘導したいのではなく、純粋に容量の問題だ)――賛否両論がある。しかし、これは広く認識されているだろう。

脳内劇場は速い! 戦闘を速く処理でき、冒険者はどんどん冒険を進められ、もっともっと部屋を調べ、より多くのNPCと見え、そしてグリッドを使った戦闘だけに頼るD&Dのゲームより、より多くの戦闘をこなせる。脳内劇場の不利な面は、しばしばプレイヤーとDMが位置関係について別の認識をしていることがあるなど混乱することで、これはよくない。

戦場の位置関係をメモ用紙(あるいは君が幸運なら、ホワイトボード)へおおまかにスケッチすることは、プレイヤーに彼らがどこにいて何を見ているかを伝えるための手っ取り早く便利な手段だ。

ミニチュアを使いプレイヤーがだいたいの位置を表現することも、彼らだけのキャラクターを三次元の存在として知覚できるためにプレイヤーの没入をうながす。

最後に、正確に戦術的なルールときちんと描かれたグリッドを使うことはそのキャラクターが立っている位置、モンスターや地形にある危険要因の位置、そしてどう移動して特殊能力を使うかといったことの正しい認識をキャラクターに対して与える。もちろん、グリッドでの戦術的な戦いは脳内劇場よりも手間取り、すべての衝突をグリッドの上で行なえば、君は一晩のプレイが終わるまでに1回の戦闘しかできないかもしれない。

これは一般論だ。しかしここにそれはある。開発中のD&Dゲームで重要となるさまざまな戦いでは、どんな遭遇でもまったく同じ手法で行なうことが重要だろうか? あるいはゲームのルールはDMが遭遇ごとに脳内劇場、戦術的なグリッドと関係したルール、あるいはその中間点と、最適な方法でそれを解決することを奨励したほうがいいだろうか?

君が好ましいと思えるD&Dで戦闘を再現する方法はどれだろう?

  • 脳内劇場
  • メモ帳に書いた戦闘
  • ミニチュアを使うが、だいたいの位置関係を表現するくらい
  • ミニチュアを使い、きちんとしたマスと、完全に戦術的なルールを使う
  • 遭遇ごとに適しているさまざまな方法を使う
  • 私は別の方法論をコメントで説明する用意がある
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§ バーバリー ブラックレーベル (2013年01月17日 04:45)

今日は~^^またブログ覗かせていただきました。よろしくお願いします。<br>バーバリー ブラックレーベル http://burberry.himegimi.jp/