2012年10月14日 ダイナー、煙突工業地帯、田舎の村といった――時間が何年も前に凍りついてしまったように思える――土地を訪れ“現在”に戻ったときに安心感をおぼえるようにする行為。 [長年日記]
§ [DnD][4e] 『終わらざる闇との戦(War of Everlasting Darkness)』
D&Dエンカウンターズの次シーズン――『終わらざる闇との戦』――は、10月24日の水曜日に開始する準備が整っている。クリス・トゥラハはこの新シーズンでより高レベル、多様なキャラクター・オプション、そして新しい遭遇デザインを私たちに披露してくれる。
君たちは『蜘蛛女王の網』で深淵にうごめくドラウの脅威を知った。君たちは敵に満ちたダーク・ファンタジーの『蜘蛛の枢密院』を生き抜いた。今、一大叙事詩『アンダーダークの隆盛』の物語はその最終章『終わらざる闇との戦』を奏で始める。
ロルスの手は究極の目的、ミストラの死によって空席となった秘術魔法の領域を掌握して支配するために伸ばされている。彼女は魔法の女神が保っていた“織”に替えて自らが織った暗黒の網、その名も“魔織”で置き換えようとくわだてているのだ。そして、彼女はしもべたちを強化してアンダーダークからフェイルーンの地上全土を暗黒で覆い尽くそうとしている。シルヴァー・マーチではいくたりかの英雄がロルスの暗き夢を打倒し、フォーゴトン・レルムを正しき道へ戻すために立ち上がった。このシーズンではおよそ2年の月日が流れ(『亡霊旅団の行軍』で人気だった物語要素)、君たちのキャラクターは物語の中で成長していく。
D&Dエンカウンターズの最終シーズンは、たとえ英雄級でも神話的だ。レルムを変える秘密が明らかになり、君たちのキャラクターは呪文荒廃後のレルムから今年のGen Con Indyで告知されたイベント、『破砕』の物語へと変わる歴史の分岐点に参加することができる。
D&Dエンカウンターズ自体がプレイの大団円を迎えるこのシーズンに、私たちは3つの新要素を準備した。
各セッションでレベル上昇!
私たちはこの新しいシーズンで挑戦を行なう。『終わらざる闇との戦』の神話的物語をプレイするために、私たちはキャラクターに各章毎ではなく、各セッションの終わりにレベルを上昇させると決断した。キャラクターはシーズン中、1から8レベルにまで成長する。君たちはより高レベルなD&Dエンカウンターズのシーズンを求めていたが、私たちは今回、そうすることがふさわしいと感じた。
多くの本を使おう!
レベルに加え、私たちは君たちにより強くて多様なキャラクター・オプションで高レベル英雄級の面白いキャラクターを作成してほしい。このシーズン、君たちはキャラクター作成のために以下の本を使うことができる。
新たな遭遇デザイン!
最後なるが、私たちは『終わらざる闇との戦』にD&D Nextの遭遇デザイン方針を取り入れ、試している。つまり、各セッションは交流、探検、戦闘(これがD&Dの“三本柱”だ)の釣り合いが取れ、独立した遭遇というよりは小アドベンチャーの色彩を持つ。ダンジョン・マスターは彼らのセッションで少し自由なプレイをすることができ、アドベンチャーはその結果をうけてより柔軟に変化させることができる。
すべてが集束する『アンダーダークの隆盛』最終シーズンの物語を、今度は君たちが異なる経験で飾る。私たちは本当に楽しみだ。ここには書いてないお楽しみもここにはまだある!このシーズンは10月24日に始まることを思い出し、ロルスの企みと対決するために君たちも近くのお店へ向かう準備をしよう!
@Wizards_DnD(WotCのDnD公式アカウント)のtweetで、今回のエンカウンターズで終局を迎えるのはこれまで小説やエンカウンターズなどがこれに沿って展開してきたプロットである“アンダーダークの隆盛(Rise or the Underdark)”で、エンカウンターズ自体が終わるわけではないことが明言されたですぅ。
本文はどちらとも解釈できる文章だったので、追記して明確化しておきますぅ(2012年10月25日追記)。
このエントリは2012年10月25日に追記を行なったですぅ。