ネコぶんこ


2013年04月11日 プレイヤーキャラクターが正義のがわであることを確認したうえで、ゲームマスターは三つの作業を行なうことになる。 [長年日記]

§ [DnD][4e] 『D&D Lair Assault「Into the Pit of Madness」(D&D Lair Assault: Into the Pit of Madness)』

より難易度の高い大規模遭遇を探しているゲーマには、まだ最後のD&D Lair Assaultに参加するための時間がある。

『Into the Pit of Madness』では気のふれた狂信者たちがタリズダンの忘れられた神殿を発掘し――タリズダンのおめきである暗黒神の角笛を吹き鳴らそうとしている。大地は鎖に縛られた神の影が逃れようともがき地面は鳴動している。それが成れば、鎖に縛られた神もそこに続き、世界は永遠の暗黒へ埋葬されるだろう。

背景:『Into the Pit of Madness』

定命の者が世界に生まれてからこの方、ヤティル山脈の上には暗黒の影がこごっている。ここで“魔女王”イグウィルヴは『デモノミコン』を著して恐るべき邪悪な帝国に君臨し、周辺の地を永遠に変えてしまった。だとしても、彼女のそれらはこの峰々に巣食ったものたちの中で最悪の遺産というわけではない。ヒューマンが最初の王国を建てたそのときから、暗黒神――鎖に縛られた神にして、永遠の暗黒――の神殿もこの山脈のどこかに築かれているのだ。狂気、残虐、そして悪徳が暗い回廊の中に長い時をかけて誘われてきた。

長い歴史の中では神殿は勃興と失墜を繰り返してきた。かつて勇敢なる英雄たちは剣と呪文によって潜んでいた歪んだ怪物たちを討ち果たし、冒涜的な祭壇を破壊してここを制圧した。彼らは徹底していたが、それでも足りず、新たな教団は遺跡を発見して鎖に縛られた神をその牢獄から解放しようとしている。

狂信者たちが見つけたのは“暗黒の道”を開くために作られた楽器、恐るべき“タリズダンのおめき”である。彼らはこの喇叭を吹き鳴らし、生贄を捧げ、そして彼らのあるじを迎え入れる準備ができている……彼らを止められるのは英雄たちしかいないのだ。

次はどうなる?

もう一度いおう。これは最後のD&D Lair Assaultなので、君たちにはできるだけ参加してほしい! 君たちにはこれがD&D Lair Assaultプログラム最後の戦いではあるが、この種のとても挑戦的なプレイができるものをこれからも組織化プレイで経験できるよう、私たちは既にデベロップ作業に入っているという情報も知っていてもらいたい。現在の私たちはプログラムを作ることに集中しており、舞台裏の作業で忙しい間も、君たちにはD&D Encountersによって毎週の素晴らしいアドベンチャーを続けてもらう。

よりはっきりいえば、私たちは今年中にそれらを、D&D Lair Assaultの経験とこれまでのコンベンションでのイベントから着想を得た初めての複数テーブルで協力するかたちのD&Dゲームディとして、今年の6月15日に試すことにした! それは『Vault of the Dracolich』と題され、君たちがD&D Lair Assaultや刻一刻と状況を変えることができる大規模イベントへの参加が好きならば、君たちはそれも好きになってくれるはずだ。私たちはこのプレイ体験について4月中により多くの詳しい情報を公開する。

WotC公式サイトの『April: In the Works』から、『Into the Pit of Madness』の予告と今後の予定についての告知ですぅ。

それにしてもThe Forgotten Temple of Tharizdunの舞台になったYatil Mountainsが拾われているのは懐かしいですぅ。