ネコぶんこ


2013年09月11日 大八島の国を造り、次に国の数を造り、又、世の主無からんやとて、一女三男を生み給ふ。 [長年日記]

§ [NOVA] 2013年05月19日『The Great Killing』

“ノマ”ノムラ・マサル(23・♂・マネキン=マネキン◎、クロマク●):稲垣光平とはお互い“ああはなりたくない”という点で相通じるところがある暗黒街の顔。〈人使い〉が仕事のクロマクである。プレイヤは森聖氏。

デューク・東郷(20?・♂・カゲ、カブトワリ●、マヤカシ◎):駆け出しだった頃の“彼”。ライトアームとジャッカルのまったく忍んでいない二挺拳銃だが、死の予言にかけては第一人者。プレイヤは荒原の賢者氏。

ガモウ・ユウジ(?・♂・エグゼク=エグゼク◎、ハイランダー●):ひとつの個体からさまざまに調整された無数の〈クローン〉によって構成される軌道の“法人”。さまざまな企業や個人から調査依頼を受けている。プレイヤは隠者氏。

今回のシナリオはカーライル・シンジケートの円卓の騎士と殺し屋たちを見つけ出しては狩りたてるしごく単純なものだけど、殺し屋やフィクサーといったプロフェッショナルな悪人のキャストとがっちり噛み合って実に爽快なアクトになったですぅ。

ゲストのニューロがゴーストに致命傷を受けてバックアップをロードしていると、データを置いてるサーバをガモウが《買収》したり、セットアップ前にデュークが《不可知》から〈※禅銃〉を繋げ、さらに先軍の思想を尖らせたノムラが〈マネキン:シスター〉からの〈人使い〉を飛ばしてまた〈※禅銃〉が飛んでくるといった無慈悲な殺しっぷりもかえって爽やかだったですぅ。

そして、いつもライトアームやジャッカルのように装弾数少ない銃で弾が切れる前にゲストを始末していたデュークが弾切れしたとき「俺にリロードさせるとは」みたいなセリフでかっこつけていたところは実にカブトワリぽくてよかったですぅ。