2013年12月15日 [長年日記]
§ [Ludus] アイカツシステムの仮想空間
今日は体調が優れないのでごろごろしながら、『アイカツ!』のアイカツシステムは人間をデータ化して仮想空間へ転送する装置なのだというあたりから始まる想像を始めていたですぅ。
なぜ観客は簡単なデザインのアヴァターを着て、アイドルはまさに語義どおり精密なアヴァターが用意されているかも、あの仮想空間ではシステムへの負荷がそのまま接続コストになっているので観客はアイドルへの共感を示すことができる最低限の軽いアヴァターで大丈夫なのだと説明できましたぁ。
そしてアイドルにのめり込んだアイカツおじさんはアイカツシステムの生体ユニットとして生身を捧げ、生体電流をシステムの電源、脳を演算装置として余さず利用され、一回の稼動で数百名のアイカツおじさんが仮想空間で羽ばたくアイドルの演算を行ないながら法悦の中で絶命するという幸福な闇市場が存在しているのではないかというところまで到達したですぅ。
この筋書きでいった場合のクライマックスは、アイドルへの熱狂を利用してこれまでにない規模で人類を生体ユニットとして接続し、その演算能力を利用してそれ自体が閉じた系として永遠に存続可能な仮想空間とアイドルを構築することで、人類が存在したことを示す偶像を遺すありがちな展開になりそうですぅ。