2014年03月19日 [長年日記]
§ [DnD][DnDNext] GAMA Trade Showでの発表
ラスベガスで開かれたゲーム見本市GAMA Trade Showで、DnD Nextこと5eの発表が行なわれたことが、EN Worldでレポートされていたですぅ。
これによると、フォーゴトン・レルムが舞台の『Tyranny of Dragons』シリーズで、ドラゴン・カルトやサーイのレッド・ウィザード、ハーパーなどの思惑が絡み合うティアマト復活の物語を組織化プレイ(エンカウンターズなど)のアドベンチャーからビデオゲームまで様々な媒体で展開するのが5eの幕開けになるとのことですぅ。
WizKidsから新しいミニチュアが出ることもあらためて発表されているですぅ。
ルールブックの商品展開はボックス版の『スターター・セット』をまずリリースし、伝統的な『プレイヤーズ・ハンドブック』、『ダンジョン・マスターズ・ガイド』、『モンスター・マニュアル』のコア三冊を出していく予定ですぅ。これらの発売予定日と価格帯は以前Barnes & Nobleの予約サイトに出ていた情報によれば、『スターター』が7月15日で$19.95、『PHB』が8月19日で$49.95ということだけど、あくまでも予約サイトにちょっとだけ出ていた情報なので確証は持てないですぅ。
表紙イラストも紹介され、『PHB』がこちらを見るビホルダー、『DMG』がアンダーダークでドラウたちと戦っている様子、『MM』がファイアー・ジャイアントですぅ。
複数の『PHB』リリースしないこと、イコニックなモンスタはすべて『MM』収録になっていることなど、情報の散逸を抑止する方向のアピールも結構しているようですぅ。
また、版同士の争い(edition war)を起こさないために従来のような絶版措置をとらず、現行の4eを継続して販売することも明言されたですぅ。これは、システムではなく物語がすべての中心にあるゲイリー・ガイギャックスとデイブ・アーンソン両氏の意志を鑑みたものだとされているですぅ。