2014年05月20日 [長年日記]
§ [DnD][5e] 『「暴虐の悪竜(Tyranny of Dragons)」発表(Tyranny of Dragons Announced)』
ダンジョンズ&ドラゴンズは躍進の年を『暴虐の悪竜』で開始する
新たな娯楽のすべてを提案し告知する
2014年5月19日――ワシントン州レントン:本日、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストはダンジョンズ&ドラゴンズ躍進の一年を宣言し、新たな連続型娯楽として提案される来るべき『暴虐の悪竜(Tyranny of Dragons)』の始動と、会話型ロールプレイング・ゲームのD&D待望の新ルール『Player's Handbook』、『Monster Manual』そして『Dungeon Master's Guide』を告知する。また、これらの新たな提案はデジタルとテーブル上でのRPGプレイに等しく注意を払い、ブランドの未来とファンへの驚くべき活劇を凝縮したプレイ体験の原動力となる基盤を築くものである。
『暴虐の悪竜』の門が開かれて最初に出てくる最初のデジタルへの提案は、好評のCryptic Studiosと PerfectWorld Entertainmentによるダンジョンズ&ドラゴンズのMMO『Neverwinter』への、新たなモジュールだ。この新モジュールはまさに『Tyranny of Dragons』と題され、プレイヤーへの最初のデジタル用ダンジョンズ&ドラゴンズ体験として2014年8月14日に開放される。
「私たちはダンジョンズ&ドラゴンズの体験で重要なものになる素晴らしい時間をもたらせそうだ」Cryptic StudiosのCEOで創設者のひとり、ジャック・エマートは語る。「『Neverwinter』の開発は私たちの会社にとって実にいい旅路だった。新たなモジュールの『Tyranny of Dragons』により、『Neverwinter』とより広いダンジョンズ&ドラゴンズの製品展開いずれもが新規、古参プレイヤーの両方にとって圧倒的なファンタジーの冒険であり続けることになる」
ゲーム用テーブルを囲んで彼らの牙を『暴虐の悪竜』の物語に突き立てたがっているプレイヤーのために、今年中にふたつの会話型アドベンチャーが発売される。『Hoard of the Dragon Queen』(8月19日)と『The Rise of Tiamat』(10月21日)はプレイヤーをドラゴンのねぐらの深みへといざない、彼らをD&D史上もっとも恐るべきドラゴン、ティアマトへ挑ませる。
さらに、ウィザーズはWizKidsと提携し、ファンが彼らの『Tyranny of Dragons』アドベンチャーで使えるだけでなく、新たなルール群によってもたらされる会話型RPG体験を補完するD&Dミニチュアの新製品を開発する。これらの新たなミニチュアは、高品質かつ塗装済みのプラスチック製ミニチュアで、フォーゴトン・レルムを表現する象徴的な英雄や悪漢であるとプレイヤーには期待していただきたい。
「ダンジョンズ&ドラゴンズ最大最高の年は今ここにある」ダンジョンズ&ドラゴンズのブランド・ディレクター、ネイサン・スチュワートは語る。「私たちはこの2年間で信頼すべきパートナーと輝かしい共同作業を見て興奮してきたが、われらが信頼すべきパートナーと熱心なファンは最後に実現を見るだろう」
『Tyranny of Dragons』の物語の全体像と予定された製品は、PCとモバイル用のゲーム、会話型ロールプレイング・アドベンチャー、デジタル・ツール、コレクション用ミニチュア、コミック、衣類など『暴虐の悪竜』で提案されるものをDungeonsandDragons.comで確認し、今後数ヶ月で告知される発売日を楽しみにしてほしい。また、FacebookとTwitterでD&Dをフォローしていただきたい。
WotCの公式サイトでも、新版についての告知が出たですぅ。
ミニチュアはドワーフのクレリック、ヒューマンのレンジャー、ハーフリングのローグ、ノースランズ人のファイター、エルフのウィザード、そしてわれらがドリッズトの6体を封入した『Icons of the Realms: Starter Set』と、ランダムで4体のミニチュアが入った『Icons of the Realms: Booster』で7月15日に発売、全44種とのことですぅ。これの購入は心当たりの方面で人が集まったらまたやりたいかもしれないですぅ。
また、WotCの発表に合わせ、Open Design関係で活発に活動しているKobold Pressが90年代のDungeonで活躍していたウォルフガング・バウアー氏とスティーヴ・ウィンター氏が『Tyranny of Dragons』のアドベンチャーをデザインしていると発表し、ICv2ではDnDの出版と商標を統括するリズ・シュー氏へのインタビュウが公開され、CNNでも新版の発表についての記事が掲載されるなど、にわかに情報が噴出してきたですぅ。
マイク・ミアルス氏のTwitterアカウント(@mikemearls)などでも色々と話がされているので、これらもまたおいおい新しいエントリで訳したり書いたりしていくですぅ。