ネコぶんこ


2014年05月29日 [長年日記]

§ [DX] 『Who Inside』公開

夏も近づいてきたので、夏をテーマにしたダブルクロスのシナリオ『Who Inside』を公開しましたぁ。『ルール1』のみでプレイできるオーソドックスなシナリオですぅ。

エフェクトアーカイブ』には対応していないですぅ。

§ [DnD][5e][LnL] 『水晶球を眺めて(Gazing into the Crystal Ball)』

マイク・ミアルス

この一週間、私たちは多くのD&Dの未来に関わる多くの刺激的なニュースを君たちと共有した。私たちは一大叙事詩『暴虐の悪竜(Tyranny of Dragons)』の物語を発表し、コア・ルールブックとD&D Starter Setの発売日を公開し、そして『ベーシックD&D』についても口を滑らせた。

発売が近づくD&D製品のプレビュウに向けての準備をしながら、私はD&Dの未来とOpen Gaming Licenseについて受けてきた多くの質問に答える時間を取ろうと思う。2012年始めに第5版の作業を始めて以来、私たちは正しい方角へ向かうために時間を取ると約束してきた。私たちは無数のプレイテストを通して入念に調査のデータとフィードバックを検討し、何度もゲームを調整してきた。君たちが私たちに求める標準的なものに応えられるだけのゲームを届けられるはずだと確信し、適切な時が来るまで私たちは何も発表を行なわなかった。

私たちは『ベーシックD&D』への道のりでも同じようなことをした。私たちは訊ね、そして記録してきた。私たちはみんながD&Dに何を求めているか、彼らがどんなゲームをプレイしているのか、そして彼らは何をもっとも評価するかを観察してきた。ルールを正しい方角へ向けるために時間を取っているとき、私たちはゲームのコアができるかぎり最高の方法で君たちに届けられるのを確認するために時間を費やしてきた。

さまざまなものを作成したり多くのものに彼らのしるしを刻み、D&Dの世界を刺激的にするため、私たちはD&Dのファンの権利を拡大するためのシステムについて、同じ方法論を採用している。私たちはまだ何も発表する準備はできていないが、目標のいくつかを君たちと共有したい。

まず、私たちはD&Dのファンが作成するあらゆるのものを確実に高い品質にしたい。アドベンチャーからモンスターまで、Dungeon Master's Guideにはゲームの多くの要素を作成するためのガイドラインが収録されている。『ベーシックD&D』にはDMに作成が求められるものの基礎とキャンペーンの運営が収録されているが、ルールに隠された意図やそれらをいじりまわすことの重要性については詳しく書いていない。『ベーシックD&D』が狙っているのは新規プレイヤーやシステムの複雑さや深さを求めていない人たちだ。それは君のテーブルで使うアドベンチャーを作成するには充分だが、広く共有するためのものではない。こうした理由から、少なくともDungeon Master's Guideが11月に発売されるまで、私たちは何かを始めたくない。

さらに、DMGが店頭に並んだ当日にことを始めるのも時期尚早だ。ルールとそれらすべてがどう連携するかを読み込むためには時間がかかる。私たちがゲームについての作業で学んだことやデザインの中にある避けたほうがいい罠や挑戦について、R&Dチームと共有することもできる。

したがって、私たちは作業しながら予定を共有していきたい。詳細についてはいまだ不確かだが、私たちは計画の詳しいことについてこの秋に発表する予定があるとは言うことができる。その発表の後、私たちは2015年の上半期にプログラムを開始するつもりだ。

そのときまで、私たちは君が製品の発売されていく新版に慣れ親しみ、ゲームの過去の版とどう、なぜ異なっているのかを学び、そしてはじめてのキャンペーンに飛び込んでくれることを望んでいる。プレイを通してゲームが持つ複雑な関係性を掘り下げていく以上にいいことはない。コミュニティがゲームの体験を何度か行なうことは、私たちと君たちの両方に創造するために必要なものの波を作っていくことの準備運動になる。

おそらく、それは私たちの意図を明白にする充分な情報だ。第5版のプレイテストやこれまでの数年間行なってきた他のプロジェクトはいずれも、私たちが正しい方角へ向かっていると確かめるのに時間をかけてきた。