2014年10月22日 [長年日記]
§ [TRR][Oni] リプレイ『鬼の話~クライマックスフェイズ:シーン13(2ラウンド目)』
クライマックスフェイズ:シーン13(2ラウンド目)
GM:2ラウンド目のセットアッププロセスですが、敵はありません。
銀次郎:では《仁義を切る》を使用。このシーンの自分のすべての達成値に+1。
三日月のメインプロセス
三日月:《地を薙ぐ者》と《コンバットシューティング》で、中山と役人を撃つ。覚悟はまだ決めない。
しかし出目は1と2。範囲攻撃の得意な朱雀の三日月にとっては痛恨だ。
貞親:む、これは振り直した方がいいですね。《名将の指揮》、同意したら振り直しです。
三日月:振り直す!
貞親の指示を受けて構えをずらすと、ウージーの弾は中山たちへ吸い込まれるように飛んでいき、中山を守るように立ちはだかった役人を完膚なきまでに叩きのめす。もはや彼を守るべき部下はいない。
中山/GM:「おのれ」焦りが顔に浮かぶ。
三日月:「あとは思う存分おやりなさい! 狒々男!!」
十五郎:「ありがとよ! 三日月の! すぐに片付けてそっち行くぜ!」
金剛童子のメインプロセス
金剛童子/GM:「調子に乗って貰っちゃ困りやすねェ」マイナーアクションで《攻撃増幅》し、メジャーアクションでひとつに戻して金砕棒のようになった蛇腹剣で三日月を殴ります。
ここで攻撃、回避は出目で同値。そこに中山が《漆黒の波動》で牽制射撃して達成値を下げてくる。
GM:33点、〈殴〉です。
三日月:3点引いて30点喰らい、覚悟状態に。
銀次郎のメインプロセス
銀次郎:毘沙門組Bから殴ります! 命中して長脇差のダメージ〈斬〉で16点!
GM:盗賊たちは半分以上倒れたけどいまだ健在。
十五郎のメインプロセス
十五郎:《闘気集中》から《大斬り》で中山に斬りかかります。
三日月:念のため、ダイス目ひとつ上げます《未来の記憶》。
GM:回避失敗。
十五郎:《嵐の心》を使い、それに《一刀両断》を乗せます。〈神〉の71!
GM:そのダメージなら落ちます。
天獄流を窮めた剛の刀が二挺拳銃を振り回す悪党を真正面からとらえ、船端へしたたかに打ち据える。
いかな蘭学の武装も、小手先の技もこの男の前では無意味。その証左であった。
「へ、お前の始末は平賀殿の仕事。関わってる暇はねえ」
気を失った中山へ悪態をひとつつくと背を向け、十五郎は金剛童子を睨みつける。
「なんてったって、向こうじゃ鬼とやれるんだからな!」
獣の笑みであった。
GM:しかし、ずるりとその場にのびた中山の懐から何かが落ちる。
十五郎:音を聞きつけ、振り向く。
GM:イニシアチブプロセスに中山が《驚天動地》。懐に隠し持っていた爆弾を炸裂させます。対象はPC全員。ダメージは〈神〉の18点。
銀次郎:この野郎ー!
三日月:そう来たか!
貞親:む、うちはまだ覚悟してないから一人はかばえるよ。
三日月:かばって!
貞親:はい。では「危ない!」と叫んでとっさに押し倒した。
十五郎:十五郎は普通に喰らって覚悟になります
貞親:倍食らって覚悟状態になります。
銀次郎:《起死回生》で起き上がります。
毘沙門組Bのメインプロセス
GM:「化け物があ!」と《攻撃増幅》して物理攻撃です。達成値15。
十五郎:「銀さん!」さすがにこれは、ヤバイと思って叫んでおく。
銀次郎:とりあえず《畏怖の幻影》ですくんでもらおう。その上で回避……14。あっぶな!
三日月:紙一重!