ネコぶんこ


2015年01月05日 [長年日記]

§ [NOVA] 天津家の胡散臭さ

ニューロエイジの日本側勢力として度々出てくる天津家は古神道の作法によって迎えられるところといい、配下の飯母呂衆(平将門に与して忍者の始祖になったとされる勢力、ソースは奥瀬平七郎という現代に“忍者”を紹介した三重県上野市の市長)といい、古来よりの伝統勢力というよりむしろ記紀の謎解釈や古史古伝を無理矢理切り貼りしてでっちあげた雑多な伝統めいたもので神秘性を演出したがってるスメルが強く、そういう胡散臭さが実にいいですぅ。

このあたりやさらにアストラルと交わった者を貴種とする美門家を邪推していくと、平田篤胤の系譜を引く国学者や神道家が持ってきた日本人としてのアイデンティティを精神的支柱に形成された資産家によるグループが天津家や美門家で、それが“災厄”後にブイブイいわしてると解釈するのも面白そうですぅ。