2018年07月28日 [長年日記]
§ [DnD][5e] 『Wayfinder's Guide to Eberron』
『Wayfinder's Guide to Eberron』は、ファン待望の第5版用エベロン本ですぅ。DMsGuild.comで販売される電子書籍としてリリースされましたぁ。
その内容は、パルプやノワールの雰囲気を下敷きにした魔法に溢れたワールドであることの説明から始まり、最終戦争を主にしたコーヴェア大陸の歴史や、それを反映させる背景の代替データなども収録されているですぅ。
また、魔法に溢れた世界であることを表現するための、敵から魔法の素材剥ぎ取るための表やアイテム作成ルールが簡易ながらも収録され、『Xanathar's Guide to Everything』をで導入された新しい魔法のアイテムも一部再録されているですぅ。
種族はエベロンならではのチェンジリング、カラシュター、シフター、ウォーフォージドが新規収録され、他の種族にもエベロン用の解説、背景、データなどが掲載されてますぅ。
エベロンを他と差別化する要素のひとつ、ドラゴンマークは、PC作成時に選べる副種族データとして収録され、上級ドラゴンマーク、特異型ドラゴンマークは特技になってるですぅ。
冒険の舞台としては、シャーンの解説と、シャーン用に調整するための背景データ、アドベンチャー作成表などが準備されているですぅ。なかでも、カレスタン、クリフトップ、モルグレイヴ大学がスタート地点として情報が整理されているのは、ユーザのとっつきやすさをぐっとよくしてるので好感が持てたですぅ。
ちなみに、この文書に収録されている内容は公式データではなく、アドベンチャー・リーグなどの組織化プレイでは使えないですぅ。また、フィードバックなどによりデータは適宜更新されるとのことですぅ。
そして、この配信開始をもってDMsGuild.comでエベロン関係のコンテンツが販売可能になったので、以前書いたシナリオを売る(DMsGuild.comでは売るもののバージョンは問わない)のもいいかもしれないですぅ。
この文書はワールド自作派にも、少ないデータで独自の味付けをするノウハウ、実用的な説明のやり方などが参考になりそうだったですぅ。