2018年08月01日 [長年日記]
§ [DnD][5e] 『Plane Shift: Dominaria』
M:tGの多元宇宙の設定をイラストも豊富に第5版で使えるデータを織り交ぜて紹介していくPlane Shiftシリーズの最新作、『Plane Shift: Dominaria』がリリースされたですぅ。
なんで今回エントリを書いているかというと、日本の初期M:tG者には有名な「“あの”ドミナリアが遊べる」という大事件だからですぅ。つまり、あの頃誰しも一度は考えたであろう、ベナリアの勇士になったり、セラ教会でセラ天を崇めたり、トレイリアのウィザードになったり、ヴォーデイリアのマーフォークになったり、ケルドの戦士になってRPGをプレイすることが、可能に、なったということですぅ。
文書の中身はドミナリアの主に知られた領域であるドメインズの大雑把な解説と、ベナリアの七氏族、セラ教会、トレイリアのアカデミー、ヴォーデイリア帝国のマーフォーク、ベルゼンロックの陰謀団、ケルドの戦団、ラノワールのエルフについて、それぞれ冒険者(や悪漢)を作成するときの望ましい属性、種族、背景、クラスの示唆、そして冒険のネタが書かれ、背景の代替データなどもついている内容ですぅ。
新種族は鳥人間のエイヴン、戦闘民族ケルド人がPC用種族として追加され、敵用のデータはホマリッド、カヴーがちょっと載ってるですぅ。
詳しい設定や地誌、重要NPCなどは『The Art of Magic: The Gathering - Dominaria』で確かみてくれということだろうけど、青春をドミナリアで過ごした人、今もプレインズウォークを謳歌している人、どちらにも勧められる内容になっているので、『プレイヤーズ・ハンドブック』片手に、是非ドミナリアの地を踏んでいただきたいですぅ。