ネコぶんこ


2012年07月03日 ぼくの服装は、目立たなくするため、隠れるため――一般化するためだ。 編集

§ [DnD][DnDNext] 『モジュール化と戦闘のサブシステム(Modularity and Combat Subsystems)』

2012年6月27日、水曜日、午前9時46分

投稿者:WotC_TomLaPille

私たちはD&D Nextのオプション・ルール・モジュールについてたくさんのことを話したが、君たちに見える形での情報は与えてこなかった。驚くほどのことではないが、君たちはそのことについて質問してきた。今日、私は君に私たちが考えているものをいくつか見せよう。

ルール・モジュールは基本ルールに上乗せできる追加ルールのセットだ。それぞれのモジュールは参加者の好みに合わせてゲームの雰囲気を異なるものにするサブセットである。私たちはほとんどのプレイヤーがほとんどのルール・モジュールを使わないと予想しているが、グループは彼らが望む雰囲気になるよう、彼らのために働くルール・モジュールを見つけ出すことができる。

私たちがどんなモジュールを作るべきかどうやって調査しているか知りたいだろうか? 私たちはゲームがどう動くかを見て、みんなが何を求めるかを見て、私たちや私たちのグループがどうすれば楽しくなるかを考え、これらの要素を達成するためにいくつかのルールを書き上げる。

私はD&D Nextについての仕事をしているが、現実世界ではゲームの運営も行なっており、戦闘をシステムが現在提供しているよりもっと複雑なものにしたい。しかし、私はミニチュアが大好きというわけではないし、第4版が私に提案してくる多くのパワーは多すぎると思うときもある。

私がD&D以外のRPGをプレイする時、それは私へ基礎システムとして戦闘中に語ることで駆動させる選択肢――振りかぶり、転倒、押しやりなど――を与えてくれるし、それはおおむね私が戦闘で行なったことが世界に反映されることがわかるため満足なものだ。こうした他のRPGのルールは私のひらめきをルール用語に翻訳する。私はそれを忘れたので、私はそうするためのルール・モジュールを自作した。ここにはその最初期稿がある。

語ることによる戦術的戦闘モジュール

使い方

君が近接攻撃を行なう時、君は以下の行動から1つ宣言することができる。そうした時、君は所定のペナルティを攻撃ロールに受ける。君の攻撃がヒットすれば、その攻撃によって発生するダメージに加えて書かれている追加効果が発生する。

ダメージ増加(-2)

(君はさらなるダメージを与える。)

効果:君はダメージ・ロールに+4のボーナスを得る。

転倒(-5あるいは-10)

(君は敵をしたたかに打ち、彼を転倒させる。)

効果:目標は伏せ状態になる。

ペナルティ:このアクションは目標が2本の脚を持つなら-5のペナルティ、目標が3あるいは4本の脚を持つなら-10のペナルティを受け、目標の脚が5本以上なら行なうことができない。君はサイズが自身のもの以下のクリーチャーにのみこのアクションを行なえる。

これらのアクションは結局のところファイターの技とちょっと似ているように見える。今のところファイターの技は攻撃にペナルティを与えないため、ファイターはまだ他のクラスよりも戦闘でいい働きができる。このシステムはいくつかの戦闘で簡単に思いつけるアクションを他のすべてに開放するためのものだ。

この種のものは私が望んでいた戦闘の複雑さを生み、それが私の他のRPGをプレイするグループのためになると思う。それは君のためには何もならないかもしれないが、それでいいのだ――君がそれを気に入らなければ、気にしなければいい。

また君がミニチュア好きなら、私は君を幸せにするだろうマイク・ミアルスがミニチュアを使った戦術的戦闘モジュールについて話しているのを聞いた。私はまだそれの中身について多くを知らないが、遮蔽、敵の脅威がある区域への侵入と脱出、そして多くのミニチュア・ゲームで説明されるものを君が見つけられることは知っている。向きについてのルールさえもあるのだから! サブシステムによる私たちの目標はみんなのためにミニチュアのルールを作るのではなく――ミニチュアのルールならミニチュアを本当に愛している人のために作るということだ。

この意見は君のためにうまく働くやり方だろうか? 君はどんなモジュールを見たい? 君が愛するD&Dは今のD&D Nextプレイテストのルールが語る範囲にあるだろうか? コメントで大きく主張してくれれば、私たちはより多くのルール・モジュールを書く必要があると認識するかもしれない。

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§ バーバリー ブラックレーベル [お世話になります。とても良い記事ですね。 バーバリー ブラックレーベル http://burberry.himegi..]


2013年07月03日 つねに自分の感覚を活かす。 編集

§ [Promiscuus] 『昔日のKickstarterたち:モーツァルト、自由の女神、アレクサンダー・ポープ(Kickstarters of Yore: Mozart, Lady Liberty, Alexander Pope)』

Kickstarter may be one of "the world's most innovative companies." It may be changing the way producers -- of art, of tech, of toys -- relate to their consumers. It may be a distinctly digital phenomenon: of the web, by the web, for the web.

Kickstarters of Yore: Mozart, Lady Liberty, Alexander Pope - Megan Garber - The Atlantic

「みなさん、私のために資金を出していただけないだろうか?」

メーガン・ガーバー|2013年6月29日、東部標準時午後3時8分

Kickstarterは“世界でもっとも革新的な会社”のひとつだ。それは――芸術、技術、あるいは玩具の――製作者たちが彼らの消費者と出会うための方法を変革しようとしているのかもしれない。それは明確に、ウェブの、ウェブによる、ウェブのためのデジタルの事件であるといえるだろう。

だが、それにもかかわらずKickstarterはまったく新しいものではない。事実、それらはとてもとても古風な方法を多く使っている。

Kickstarterの共同創業者、ペリー・チェンとウォルター・アイザックソンは今日の午後、Aspen Ideas FestivalでKickstarterがモデルにした歴史的なルーツについて話をした。それは芸術に資金を提供したメディチ家や教会ではないとチェンは語った。彼らの計画へ資金を募るために、人々に直接目を向けた芸術家たちもいた。

『イーリアス』をギリシア語から英語に翻訳したアレキサンダー・ポープは、その事業に賛同した約750人の人々から、基本的には小口の支援を得たとチェンは話す。そして計画を“支援”したことの見返りとして、“彼らは初版本に名前を載せられた”。モーツァルトも彼の協奏曲を作曲するために同じようなモデルへ目をつけたとチェンは言った。(「もっとも、彼が最初に資金を募ったとき彼はお金を集められなかった」――彼はその事業に資金を集める試みを翌年も行なわなければならなかった。)さらに自由の女神の台座には十万人以上から資金が提供された。

つまりKickstarterのクラウドファンディング・モデルは言葉が違うだけで、それは決して新しくもないしユニークなものでもない。それはあり方よりも頻度における革新を意味している。ウォルター・アイザックソンはこうまとめた「これは新しい思想ではなく、長い歴史がある」。

ミーガン・ガーバー『The Atlantic』の編集委員である。彼女の前職はNieman Journalism Labの編集補佐で、メディアの革新について執筆していた。

創業者によって語られるKickstarterのアイデア秘話ですぅ。


2014年07月03日 編集

§ [DnD][5e] 日本からのD&D Adventurers League(エンカウンターズなど)参加

5eになって再編されるエンカウンターズなどを内包したD&D Adventurers Leagueに日本から参加できるかどうかWotCのカスタマ・サービスに質問したところ、ウィザーズ・プレイ・ネットワークに加盟した店舗があるならそこ経由で申し込めると返答を得たですぅ。言語の壁はあるけど、どうやら参加する門戸は開かれているみたいですぅ。


2021年07月03日 編集

§ [DnD] 『フォーゴトン・レルム探訪』買い物ガイド

いよいよ目前に迫ってきたダンジョンズ&ドラゴンズのフォーゴトン・レルムがフィーチャーされるマジック:ザ・ギャザリングのセット『フォーゴトン・レルム』探訪に向け、どんな製品が出るのか、買い方はみたいないかがでしたかblog感ある文章、『フォーゴトン・レルム探訪』買い物ガイドを書いたですぅ。

なお、こちらは07月23日から全国のイエローサブマリンさんに依託する同人誌、『5e Zine vol.03』に収録予定ですぅ。そちらもぜひよろしくお願いしますぅ。

§ [DnD][5e] アドベンチャー:アナグマ使いの穴(1~3レベル)

今回は初心に帰って(?)1レベル用のやつですぅ。

データ系はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

また、現在イエローサブマリンさんに第5版用のアドベンチャー集『駆け出し勇者の小冒険』、そして新作の『冒険者夜話』を1650円(税込)にて依託中ですぅ。さくっと遊べるシナリオをお探しの方はよろしくお願いしますぅ。

冒険の概要

この冒険は1~3レベルのキャラクター3~5人向けの短時間で終わるアドベンチャーである。

キャラクターたちは農園を営むハーフリングのマルゴーから、町外れの農園が荒らされて困っていると相談を受ける。事実、畑は穴だらけで、その中には人が入ることができるようなものまである。

これは近くに住むバジャー(アナグマ)の仕業である。彼らはゴブリンのディンとデン兄弟に飼い慣らされ、穴を掘って農園の果物や野菜を盗ってくることを覚えたのだ。

キャラクターたちがバジャーの掘った穴から巣穴へと向かい、これらを退治すれば冒険は終了である。

冒険への導入

キャラクターたちが滞在している宿に、ハーフリングのマルゴーがやってくる。彼は町外れの丘の上に住む恰幅のいい紳士で、一帯の農園を経営している。いつも陽気な彼だが、今日は珍しく暗い顔をしている。

彼はキャラクターたちに、農園が何者かに荒らされて野菜や果物を盗まれているので、犯人を捕まえてくれないかと頼んでくる。依頼料は後金で50gpだ。

1.農園

農園はマルゴーの言った通り穴だらけで、その中でも最近盛りの果物や野菜がやられている。穴は大小さまざまだが、大きいものは人が通れるほどある。

キャラクターたちは難易度10の【知力】〈自然〉判定に成功すれば、バジャー(アナグマ)の類いは穴を掘って畑を荒らすため、農家からは害獣扱いされていることを知っている。

辺りを調べるなら、難易度10の【判断力】〈生存〉判定に成功すれば、野生動物が荒らしたにしては食い荒らした様子がなく、不自然だとわかる。

大きな穴の深さはおよそ20フィートほどで、ロープで難なく降りることができる。

2.穴の中

バジャーの掘った穴の中には証明も何もない“暗闇”だ。土が押し固められており、キャラクターたちも難なく通ることができる。

穴を降りてから難易度10の【知力】〈捜査〉判定に成功すれば、かじった様子もないリンゴの実が転々と落ちているのがわかる。

3.巣穴へ

リンゴに気づいても気づかなくても、穴を辿れば奥へ進める。先はバジャーたちの巣穴になっている。そこには2体のジャイアント・バジャー、5体のバジャーが昼寝をしている。

巣穴の奥は出口になっており、そこから光が漏れている。

キャラクターたちは難易度16の【敏捷力】〈隠密〉判定に成功すれば、素通りするか、不意討ちを行なうことができる。1人でも失敗した場合、バジャーたちは起き出してキャラクターたちを攻撃する。

ジャイアント・バジャー

中型・野獣、無属性


AC:10

hp:13(2d8+4)

移動速度:30フィート、穴掘り10フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
13(+1) 10(+0) 15(+2) 2(-4) 12(+1) 5(-3)

感覚:暗視30フィート、受動〈知覚〉11

言語:-

脅威度:1/4(50XP)


鋭敏嗅覚:バジャーは嗅覚による【判断力】〈知覚〉判定に有利を得る。

アクション

複数回攻撃:バジャーは1回の噛みつき、1回の爪で2回の攻撃を行なう。

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+3、間合い5フィート、目標1体。ヒット:4(1d6+1)[刺突]ダメージ。

爪:近接武器攻撃:攻撃+2、間合い5フィート、目標1体。ヒット:6(2d4+1)[刺突]ダメージ。

バジャー

超小型・野獣、無属性


AC:10

hp:3(1d4+1)

移動速度:20フィート、穴掘り5フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
4(-3) 11(+0) 12(+1) 2(-4) 12(+1) 5(-3)

感覚:暗視30フィート、受動〈知覚〉11

言語:-

脅威度:0(10XP)


鋭敏嗅覚:バジャーは嗅覚による【判断力】〈知覚〉判定に有利を得る。

アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+2、間合い5フィート、目標1体。ヒット:1[刺突]ダメージ。

4.ゴブリンの小屋

巣穴出るとそこは森の中で、廃棄された狩人の小屋がある。その手前ではゴブリンの兄弟、ディンとデンが果物や野菜を樽や袋に詰めている。彼らはバジャーに盗ませた野菜を市場で売り、金を稼いでいるのだ。

彼らはバジャーの巣穴から出てくると悪事が露見したことを悟り、3体のジャイアント・バジャーをけしかけ、自分たちも剣を抜く。口封じをすればまだこの仕事を続けられるからだ。

ゴブリン

小型・人型生物(ゴブリン類)、中立にして悪


AC:15(レザー・アーマー、シールド)

hp:7(2d6)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
8(-1) 14(+2) 10(+0) 10(+0) 8(-1) 8(−1)

技能:〈隠密〉+6

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9

言語:共通語、ゴブリン語

脅威度:1/4(50XP)


器用な脱出:ゴブリンはそのターンにボーナス・アクションとして離脱あるいは隠れ身アクションを行なえる。

アクション

シミター:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[斬撃]ダメージ。

ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程80/320フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

ジャイアント・バジャー

中型・野獣、無属性


AC:10

hp:13(2d8+4)

移動速度:30フィート、穴掘り10フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
13(+1) 10(+0) 15(+2) 2(-4) 12(+1) 5(-3)

感覚:暗視30フィート、受動〈知覚〉11

言語:-

脅威度:1/4(50XP)


鋭敏嗅覚:バジャーは嗅覚による【判断力】〈知覚〉判定に有利を得る。

アクション

複数回攻撃:バジャーは1回の噛みつき、1回の爪で2回の攻撃を行なう。

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+3、間合い5フィート、目標1体。ヒット:4(1d6+1)[刺突]ダメージ。

爪:近接武器攻撃:攻撃+2、間合い5フィート、目標1体。ヒット:6(2d4+1)[刺突]ダメージ。

結末

ディンとデンを倒せば、バジャーが組織だって農園を襲うことはなくなる。穴を埋め戻せば、しばらくは安心だろう。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。