ネコぶんこ


2008年10月24日 塩キャラメル味 編集

§ [DnD][3.5e] 2008年09月15日

“オウル”イーグルオウルL型(秩序にして善、女性のハーフ・セレスチャル・ウォーフォージド、モンク4/ヴァリアント・ローグ4/ナイトソング・エンフォーサー5/オカルト・スレイヤー3)

“法術の伝道師”イルダーナフ(秩序にして善、男性の人間、クロイスタード・クレリック3/チャーチ・インクィジター2/パラノースティック・アポスル5/ルアサー1/ディヴァイン・ディサイプル4/コンテンプラティブ1)

“レイヴン”サーシャ・スベンツキ(中立にして善、男性の人間、ヴァリアント・コンジュアラー3/マスター・スペシャリスト4/マルコンヴォーカー8/パラノースティック・アポスル1)

リリシア・ド・ウィンストン(秩序にして中立、女性のハーフ・ヴァンパイア、オリエンタル・サムライ(フェニックス)4/ファイター4/ヴァリアント・モンク2/オリエンタル・ウェポン・マスター6)

知らないおじさん(秩序にして悪、男性のピット・フィーンド、来訪者18):サーシャがグレーター・プレイナー・バインディングで招請した。

地下大空洞の内部は光源が無い上に端が見えないほどの広さだったため、サーシャがグレーター・プライング・アイズで目を飛ばし、怪しい物を見つけたらそちらへと向かうことになった。数十分後、西側に飛んでいた目が次元界の諸語と共通語の古文法で文章が刻まれた八面を磨かれた柱石を発見した。

現物も確認したほうが良いと一時間ほど歩いて到着した一行が柱石を確認すると、土台には『我ら皆が誇りもて戦い、ここに外なるものを封ずる』と古代共通語でハビールの名と共に刻まれ、柱にはセレスチャル、フィーンド、さらにはイネヴァタブルやスラードなど、その戦いに参加したであろうあらゆる次元界種族の戦士が次元界の諸語で名前を刻まれていた。かつてアストラル界に亀裂が走り、宇宙の外から何かが出現した時の戦いを記念して建立された記念碑らしい。

サーシャは念のためアース・エレメンタルに地下も調べさせるが何も発見されず、ただの記念碑らしいということでさらに目を探索に向かわせる。すると、北東に向かわせた目が漆黒の氷原を発見したため、今度は飛んだほうが移動速度を稼げるということでイーグルオウルがイルダーナフを抱え、リリシアが知らないおじさんの背中に乗って氷原へと向かう(サーシャはエレメンタル・ボディで飛行移動速度を持っていた)。

氷原で妙に黒光りする氷を検分すると、それは負のエネルギーが溶かし込まれた漆黒の氷(Ebony Ice、『Fr』)であると判明。氷原から少し歩いたところにある空洞の壁面もびっしりと覆われていた。

ここまで探索したところでイーグルオウルと知らないおじさんが見張りに立ち、ロープ・トリックで休息を取る。

野営を始めて四時間ほど経つと、南の方から腐汁を垂れ流す天使のような姿をした肉塊がふたつ飛んできた。知らないおじさんがその場を引き受け、リリシアだけでも起こすためイーグルオウルがロープに飛び込む間に、知らないおじさんは尾で片方の肉塊を絡め取り《擬似呪文能力高速化》したファイアーボールを叩き込みながら問う。
「何処の者だ」
「誰がお前た」
そう言った途端、それを言った口のついていた腕がへし折られる。
不死者アンデッドというモノは便利だな。定命の者より頑丈ゆえに」
「し、新世界が訪れれば、お前た」
しかし地獄の大悪魔は中空に垂れたロープを見て口惜しそうに舌を鳴らすと、無数の口であえぐ屍天使を絞めつけ、引き裂く。
「だが、今はかような時間も無い。感謝しろ、死に損ないアンデッド

「もしかして再生抜けそうにない?」
「Ja」
「不毛だし倒したということで」
「そうですね」

しばらくしてイーグルオウルとリリシアが出てきたが、既に知らないおじさんが天使のようなものの一体を腐肉に解体し、片割れに逃げられたところだった。お互いに睨みつけ合いながら二人は見張りを続け、呪文使いたちが精神力を回復させる時を待つ。

全員が起きた後、知らないおじさんはサーシャに敵がエンジェル・オヴ・ディケイ(『LM』)だったことと、一匹は南へ飛び去ったことを報告した。

サーシャがふたたび目に探らせていると、南に向かった目のひとつが破壊されたことをもう片方が報告してきた。エンジェル・オヴ・ディケイだったので知らないおじさんが先行して叩き、一行はそこにあった洞窟に入る。

洞窟の中にはハマトゥラが二体と、常ならばけして悪魔と轡を並べるはずがないイーグルオウルと同じ工房で創造されたハーフ・セレスチャルのウォーフォージドが奥にある埋もれた建物を守るかのように立っていた。
「ここは私ガ」
グレーター・テレポートで脱出するハマトゥラに構わず、イーグルオウルが同朋の前に立つ。鎚から血がほとばしり放たれた善を討つ一撃を総身で受け止め、マス・ホールド・モンスターで動きを止める。

さて〈交渉〉を、というところで扉が開き、ヤゼインの地下でクジャルの影武者を見捨てた黒帆衆のドラウがウォー・トロルを引き連れて駆けつけた。
「こんな辺境まで追ってくるたあな」
「問答無用!」
リリシアは最初の一撃を出目1で大振りするも、ベルト・オヴ・バトル(『MIC』)を起動して体を建て直して《大旋風》でミラー・イメージごとドラウを腰から両断。断末魔を上げるいとますら与えずに大規模ダメージで絶命させる。

ウォー・トロルはサーシャのグレーター・シャドウ・エヴォケーションで現われたフォースケイジに閉じ込められ。知らないおじさんのファイアーボールで焼き払われた。

あらためてイーグルオウルの姉妹機を武装解除させて呪文を解除すると、それは自らの名を覚えておらず組織からは“歩哨”と呼ばれていたことや、イーグルオウルと同機種の機体全てのアーキタイプとなった“元型鬼”と同じ場所で発掘されたという。他にも調べたところ、どうやら後付けされていた仮面、マスク・オヴ・オポジット・アラインメントが悪さをしていたらしいと判明するが、ウィッシュミラクルでないと解除できないため、彼女を〈交渉〉で説得し、とりあえず矯正の一環として生き様を見せてみることになった。

建物の中はフロスト・ジャイアントが祈りを捧げていた場所のような造りだが、床に大穴が開いていた。中は知らないおじさんがやっと通れる程度の広さで、さらに深い場所へと続いていた。ある程度進むとかつて埋もれたと思われる遺跡の回廊が姿を現わし、分かれ道を進むと、そこには割と破損が少ない大部屋があった。

気配をうかがいそっと中に入るが、そこにあったのは無骨な石造りの椅子や机と、その上に置かれた『敵の情報が諸君らの提示したものと違うため、作戦の修正をする必要がある。私は一旦検討のため本拠へ向かう』と書かれた置手紙ひとつだった。どうやら、知らないおじさんが言っていた間抜けな悪魔が使っていた部屋らしい。

その後も断続的に続く狭い洞窟と遺跡を進み、悪以外を殺すような効果である気がしないでもないシンボル・オヴ・デスを解除してさらに進み、何度目かの縦坑を降りたところに彼はいた。
「上は全滅か。使えねえ奴らだ」
体を緑色の炎で焦がすデス・ナイトはそう言うと、煙草を投げ捨てて鯉口を切った。

知らないおじさんからのファイアーボールを平然と受け流し、リリシアの斬撃をかわしながらクジャルは返す刀に悪意の炎をまとわせリリシアを斬る。

「ではハイパーオーラ斬りことGreater Insightful Strike(『ToB』)……クリティカル? でもどうすれば」
「係数いっこ増やせば?」
「じゃそれで。141点」
「はい死んだー」

緑の炎がリリシアの体を燃やし尽くすかと思われたその時、リリシアの体内からそれを打ち払うかのように異境の魔法神ミストラと結んだ契約、デス・パクトの青い炎が燃え立って悪意の炎を吹き散らす。その勢いでクジャルに斬りかかろうとする彼女に、イーグルオウルが耳打ちする。
「奴は魂を別の場所に置いてマス。殺すより捕縛した方ガ」
「努力はする!」

「クリティカル入って……削れるなら削ったほうがいいか。デスストライク・ブレイサーズ(『MIC』)起動。この攻撃はアンデッドにクリティカル」
「死んだ」
「は?」
「アンデッドに【耐久力】ないから」

見事な斬撃がクジャルを捕らえ、炎ごと袈裟に切り裂くとそのまま力を失った具足が音を立てて散らばる。
「すまん、加減間違えた」

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

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2012年10月24日 コンセンサス・テロリズム 編集

§ [Liber] Kindle日本版発売

Amazon.co.jpでもようやくKindle Paperwhite(8480円)、Kindle Paperwhite 3G(12980円)、Kindle Fire(12800円~)、Kindle Fire HD(15800円~)の予約が可能になったですぅ。

スペックについては発表時のエントリに書いたのでFireの目玉にもなっている動画コンテンツの価格について書くと、Amazon.comでのAmazon Instant Videoは映画が24時間レンタル$3.99、セールになると$2.99か$1.99ですぅ。このほかに作品をいつでも何回でも観られるようにする購入プランもあり、$9.99~$14.99程度になっているですぅ。

ドラマやアニメもだいたい一話あたり$1.99~$2.99で、シーズンで買うと割引になってますぅ。

そして、おそらくこれが目玉だとは思うけど、プライム会員($79/年)になると結構な量のコンテンツを無料視聴できるようになってますぅ。

レンタルはほとんどしないので疎い(隠者の人曰くGEOの通常価格なみ)けど、$1=100円レートでも外に出るのが厭な私にはうれしげなサービスですぅ。


2013年10月24日 編集

§ [DnD][4e][DnDNext] 『DDIは変わる(Upcoming Changes to DDI)』

こんにちは。

今月はもうすぐDDIツール群と会員に起こる若干の変化について共有したい。私たちはこれからD&D Nextの発表に向け、開発とサポートの軸足を新ルールへと移しつつあり、それはDungeons & Dragons Insiderの有料サービスにも影響を与えることになる。

  • DDIはこれからもすべての素晴らしい第4版用の雑誌とツールをDDIの会員が利用できる状態にする。
  • 2014年3月から、DDIツール群(Character Builder、Adventure ToolsおよびCompendium)に新たな第4版のゲーム・コンテンツが追加されることはなくなる。
  • Dungeon MagazineおよびDragon Magazineの既刊分は閲覧可能な状態で提供され続ける。

DDI会員についての疑問があるなら、カスタマー・サービスに質問していただきたい。

WotCの公式フォーラムで、DDIの今後についてロードマップが発表されたですぅ。4eのコンテンツについては、更新が停止するだけでこれからも利用は可能という妥当な落としどころになったみたいでなによりですぅ。


2014年10月24日 編集

§ [TRR][Oni] リプレイ『鬼の話~クライマックスフェイズ:シーン13(3ラウンド目)』

クライマックスフェイズ:シーン13(3ラウンド目)

GM:3ラウンド目のセットアッププロセスも、敵は何もしません。

十五郎:えっと、《陣形構築》で動かしてもらえますか?

貞親:む、《陣形構築》で十五郎を。

十五郎:「平賀殿、ありがてえ!」

三日月のメインプロセス

三日月:《地を薙ぐ者》と 《コンバットシューティング》で金剛童子と毘沙門組に。《未来の記憶》で+1して14。

GM:金剛童子は回避しました。ダメージください。

三日月:《悟入:魔縁》、《天狗身:烈風》 を乗せて24点の〈刺〉。

GM:そこで大部屋役者の皆さんはばらばらと河へ落ちていきます。

金剛童子のメインプロセス

GM:金剛童子の眼にも余裕はなくなっています。金棒を振り回し《攻撃増幅》して銀次郎を殴ります。14。

銀次郎:《畏怖の幻影》で-2してもらおうかい。19で回避。

GM:屋形船の障子が持っていかれるが、銀次郎にはかすりもしない。

三日月:だいぶ息が上がってきてるな、金剛童子。

銀次郎:「どうした金剛の。切っ先が焦ってるぜ!」

銀次郎のメインプロセス

銀次郎:長脇差でアタック! ギャー! ピンゾロ!

貞親:ピンゾロはまずいので《名将の指揮》。

銀次郎:ありがたく頂戴いたします。16。

GM:こっちも16。同値なので避けた。

銀次郎:チックショー!

三日月:こりゃもう余裕がないな……。

貞親:む、まだ「判定の直後」ならこれ振り直しさせられますか?

GM:金剛童子になら可能です。

貞親:では《天賦の貫禄》。

GM:それでも変わらず。16。

貞親:同値ではしょうがない。

三日月:なんという……。

銀次郎:なんたる粘り腰。

金剛童子/GM:「息が上がってるのはお互い様じゃねえか」

銀次郎:「へ、あのご丁寧な口もきけなくなってきたみたいだな」

金剛童子/GM:「おっと、あんたの前ではどっちで喋ればいいのか。へ、へ。やりづれえですよ」

十五郎のメインプロセス

十五郎:マイナーアクションで《闘気集中》、《大斬り》で金剛童子を攻撃します。えーと、《剣禅一如》使用してクリティカルにします。

GM:リアクションは行なえず命中。

十五郎:基本1D6+11に特技で+3D6、クリティカルで+1D6、そして一刀両断で+10D6。57点の〈神〉。さっきの出目の揺り返しか、ひどいな。

GM:金剛童子は真っ向斬られ夜空に赤黒い血が吹き上がるが、面の下にある血走った目は光を失っていない。

十五郎:「さすがだ! 世の中広い!」

十五郎は歓んでいた。師のもとを離れて何年が経ったか。ようやく、一太刀で倒れぬ相手を見つけたのだから。

貞親のメインプロセス

貞親:では普通に撃ちましょうか。マイナーアクションなし、メジャーアクションで通常

攻撃。エレキテルの電撃が鉄片を通じて大地を這う。

GM:回避。獣じみた唸り声を出して鉄片を払います。

貞親:「うーん、鉄バネの密度が足りなかったかな、こりゃ」


2020年10月24日 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:主なき墓所(1~3レベル)

今週は割とオーソドックスな古代墓所の探索ですぅ。

データ系はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は1~3レベル程度のキャラクター向けの短時間で終わるアドベンチャーである。

キャラクターたちは街道外れにある墳墓にやってくる。その中はスケルトンやシャドウなどのアンデッドに守られており、玄室には遺骸と束縛されているインプがいる。

インプの話を聞き、どうするか決めたら冒険は終了である。

冒険への導入

キャラクターたちが街道を旅していると突然の雷鳴と豪雨に追い立てられ、雨宿りできそうな墳墓に辿りつく。

あるいは、アンデッドが街道を脅かしているので退治を頼まれたことにしてもいいだろう。この場合、報酬は50gpである。

1.祈りの間

墳墓に入ると、ところどころが剥げた石組みの部屋になっており、奥には祭壇と通路がある。この部屋にはスケルトンが2体おり、侵入者に向かってカタカタと音を立てて襲いかかってくる。

祭壇の奥にある通路には、キャラクターたちを誘うように外からの風が吹き込んでいく。

スケルトン

中型・アンデッド、秩序にして悪


AC:13

hp:13(2d8+4)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
10(+0) 14(+2) 15(+2) 6(-2) 8(-1) 5(-3)

ダメージ脆弱性:[殴打]

ダメージ完全耐性:[毒]

状態完全耐性:消耗状態、毒状態

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9

言語:生前に知っていた言語を理解できるが話せない

脅威度:1/4(50XP)


アクション

ショートソード:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

ショートボウ:近接武器攻撃:攻撃+4、射程80/320フィート、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

2.寒気のする通路

玄室へと続く石造りの通路である。幅、高さ共に10フィートほどで、あまり広くはない。

ここには1体のシャドウが身を潜めている他、2匹のスタージも棲みついている。彼らは久しぶりの侵入者に激しく襲いかかる。

スタージ

超小型・野獣、無属性


AC:14

hp:2(1d4)

移動速度:10フィート、飛行40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
4(-3) 16(+3) 11(+0) 2(-4) 8(-1) 6(-2)

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉9

言語:-

脅威度:1/8(25XP)


アクション

吸血:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d4+3)[刺突]ダメージ、およびスタージは目標に吸いつく。吸いついている間、スタージは攻撃しない。その代わり、スタージのターンが開始する毎に、目標は血を吸われて5(1d4+3)ヒット・ポイントを失う。

スタージは5フィートを移動したことにして離れることができる。目標が10ヒット・ポイントの血を吸われるか、目標が死ぬと離れる。目標を含むクリーチャーはアクションを消費することでスタージを引き離すことができる。

シャドウ

中型・アンデッド、混沌にして悪


AC:12

hp:16(3d8+3)

移動速度:40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
6(-2) 14(+2) 13(+1) 6(-2) 10(+0) 8(-1)

技能:〈隠密〉+4(薄暗い場所や暗闇の中では+6)

ダメージ脆弱性:[光輝]

ダメージ耐性:[酸]、[電撃]、[火]、[雷鳴]、[冷気];非魔法的攻撃による[殴打]、[斬撃]および[刺突]

ダメージ完全耐性:[死霊]、[毒]

状態完全耐性:恐怖状態、拘束状態、消耗状態、石化状態、つかまれた状態、毒状態、伏せ状態、麻痺状態

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10

言語:-

脅威度:1/2(100XP)


影の隠密:薄暗いあるいは暗闇の中で、シャドウは隠れ身をボーナス・アクションで行なえる。

不定形:シャドウは1インチ以上の隙間であれば無理矢理入り込まずに通過できる。

陽光過敏:陽光の下で、シャドウは攻撃ロール、能力値判定、およびセーヴィング・スローに不利を受ける。

アクション

筋力吸収:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:9(2d6+2)[死霊]ダメージ、および目標の【筋力】値は1d4減少する。これによって【筋力】が0になった目標は死亡する。そうでない場合、この減少は目標が小休憩あるいは大休憩を取るまで回復しない。

悪属性ではない人型生物がこの攻撃で死んだら、その死体から1d4時間後に新たなシャドウが生まれる。

3.玄室

玄室には祭壇の上に古代の貴族が葬られているが、ただの骨である。そして、その傍らでは小さな人型で翼と尻尾の生えた小悪魔、インプが1体、いやらしい笑みを浮かべている。

インプは死霊術をよくしたかつての主によってこの部屋に呪縛されたが、玄室の奥に仕込まれた契約の魔法陣を傷つければ解放されるので、そうしたら1ヶ月の間奉仕すると契約を持ちかけてくる。

この取引に応じるかどうかはキャラクターたち次第だが、玄室の奥には確かに魔法陣らしきものが赤い顔料で描かれている。

また、遺骸の上には副葬品として100gpと魔法のアイテムが1つ置かれている。

インプ

小型・フィーンド(デヴィル、変身生物)、秩序にして悪


AC:13

hp:10(3d4+3)

移動速度:30フィート、飛行40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
6(-2) 17(+3) 13(+1) 11(+0) 12(+1) 14(+2)

技能:〈隠密〉+5、〈看破〉+3、〈知覚〉+4、〈ペテン〉+4

ダメージ耐性:[冷気];銀の武器ではない非魔法的攻撃による[殴打]、[斬撃]、および[刺突]

ダメージ完全耐性:[毒]、[火]

状態完全耐性:毒状態

感覚:暗視120フィート、受動〈知覚〉11

言語:地獄語、共通語

脅威度:1(200XP)


悪魔の瞳:魔法の暗闇はインプの暗視を阻害しない。

変身生物:インプはアクションを使い、ラット(移動速度20フィート)、レイヴン(移動速度20フィート、飛行60フィート)、スパイダー(移動速度20フィート、登攀20フィート)のどれかの野獣形態に変身するか、元の姿に戻ることができる。いずれの姿でも移動速度以外のステータスに変化はない。身に着けていたり運んでいる装備は変身しない。死亡すると本来の姿に戻る。

魔法抵抗:インプは呪文や魔法的効果へのセーヴィング・スローに有利を得る。

アクション

針(野獣形態の場合は噛みつき):近接武器攻撃:攻撃+5、間合い5フィート、目標1体。ヒット:5(1d4+3)[刺突]ダメージ、および目標は難易度11の【耐久力】セーヴィング・スローを行ない、失敗すると10(3d6)[毒]ダメージを受け、失敗すると半分のダメージを受ける。

透明化:インプは攻撃をするか精神集中が終了(呪文の精神集中と同じように扱う)するまで魔法的に不可視状態になる。インプが身に着けていたり運んでいる物も透明になる。

結末

インプとの取引をするにしろしないにしろ、キャラクターたちが墳墓を探索したらひとまずアンデッドが外に出てくることはなくなるだろう。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。