ネコぶんこ


2012年11月09日 罰は、どういうわけか、罪よりもいつもずっと重いという、深く根ざした信念。 編集

§ [Promiscuus] ねむけとめまいとヱヴァ

風邪は復調してきたと思ったら今度はいつも感じていることながらよくわからないきつさゲージが上がってきた上、突然眠気が襲ってきて睡眠が不安定になりよろしくないですぅ。

しかし今宵は''になったヱヴァ序をもちろん観て少し持ち直したと思ったらまためまいがきてもうなってる気味でも病気blogにはしたくないものだとしみじみ思うですぅ。


2013年11月09日 編集

§ [Promiscuus] チャイナシンドローム婆さん

今日は道路や建物の陥没事故が近づくと近辺をうろつき、事故後忽然と姿を消す妖怪、チャイナシンドローム婆さんを思いつき、チャイナシンドローム婆さんが青白く光りながらも火事を起こさないのは陰火の一種だからだとか、チェレンコフ光の陰陽五行解釈とかを考えていたですぅ。


2014年11月09日 編集

§ [Ludus] 『Gのレコンギスタ』「マスク部隊の強襲」

マスク部隊はクンタラへの差別や偏見をナチュラルに描きつつ、その後の戦闘ではアーミィ自体も練度がさほどではなく、先日まで学生だったマスクが貴重な戦力になりつつあることをわからせる内容だったですぅ。

そしてグライダーを見てやれると見たら後先は考えずとにかくやってみる運行長官は、さすがベルリの母という説得力があったですぅ。


2024年11月09日 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:開かれた門(2レベル)

今週の小冒険は久しぶりにD&Dで2レベルのキャラクター4人用ですぅ。

データまわりはCC4.0で公開されているSRD5から引用して独自に翻訳しているので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

キャラクターたちが滞在している共同体で地震があった。それからというもの、共同体の外れでアンデッドを見た話が多発しており、人々は不安になっている。

この異変を起こしたのは、死の神モルディギアンの信者たちである。彼らは死者がいる地下世界の境を開き、地上をアンデッドで満たすことが神の力を増す行ないだと信じているのだ。

一方、モルディギアンの仔とされ地下世界で暮らしていたグールたちは、地上の信者たちの行ないを苦々しく思っていた。彼らの教義では地下世界こそが神の与えたもうた故郷だったからだ。

モルディギアンの信者たちを撃退し、地下世界に通じる門をふたたび閉じればアンデッド騒ぎはおさまり、冒険は終了となる。

冒険への導入

キャラクターたちは滞在している共同体(村や町程度の規模がいいだろう)の長から集会所に呼び出される。そこには他にも数名の同席者がおり、みな一様に不安そうな顔をしている。

長は彼らを代表し、数日前にこの地では珍しい地震があったが、その後から共同体の外れにある畑や牧場でゾンビやスケルトンが見られるようになった。人々が不安がっているので、どうにかその件を調査して、できれば解決してくれないかと頭を下げる。

報酬はキャラクターたち全員で200gpである。

1.アンデッドはどこから来るの

共同体の人々から情報収集するなら、長やここ数世代この地で仕事をしているエルフの代書屋から「北の山に地下の国へ通じる門があり、死者はそこから地の底へ行き安らぎを得る」という言い伝えがあることを教えてもらえる。

また、畑や牧場で徘徊するアンデッドを待ち伏せし、彼らの足跡を追ってもいい。

この場合、夕刻になると畑や牧場に1d6体のスケルトン、1d6体のゾンビが現われる。彼らを倒すか否かはキャラクターたちの心がけ次第だが、難易度14の【判断力】〈生存〉判定に成功すれば彼らの足跡を追跡でき、共同体の北にある山地へといざなわれる。

スケルトン

中型・アンデッド、秩序にして悪


AC:13(ぼろぼろの鎧)

hp:13(2d8+4)

移動速度:9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
10(+0) 14(+2) 15(+2) 6(-2) 8(-1) 5(-3)

ダメージ脆弱性:[殴打]

ダメージ完全耐性:[毒]

状態完全耐性:消耗状態、毒状態

感覚:暗視9m(30フィート)、受動〈知覚〉9

言語:生前知っていた言語すべてを理解するが話せない

脅威度:1/4(50XP)


アクション

ショートソード:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程24/96m(80/320フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

ゾンビ

中型・アンデッド、中立にして悪


AC:8

hp:22(3d8+9)

移動速度:6m(20フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
13(+1) 6(-2) 16(+3) 3(-4) 6(-2) 5(-3)

セーヴィング・スロー:【判】+0

ダメージ完全耐性:[毒]

状態完全耐性:毒状態

感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉9

言語:生前に知っていた言語を理解できるが話せない

脅威度:1/4(50XP)


アンデッドの頑健さ:[光輝]あるいはクリティカル・ヒット以外のダメージでゾンビのヒット・ポイントが0になった時、難易度5+受けたダメージの【耐久力】セーヴィング・スローを行なう。成功すれば、ゾンビはその代わりにヒット・ポイントを1まで減少させる。

アクション

叩きつけ:近接武器攻撃:攻撃+3、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:4(1d6+1)[殴打]ダメージ。

2.北の山へ向かう途中

北の山までは15km(10マイル)ほどだが、9km(6マイル)ほど進んだところで、キャラクターたちは奇妙な3人組と出会うことになる。彼らはぼろ布でできたフード付きのマントに身を包んでおり、敬虔な巡礼者のようにも見えるが、鼻が曲がるような死臭をまとわりつかせている。彼らは地下世界でモルディギアンを信仰しているグールたちだ。

彼らのうち先頭を行く1人はキャラクターたちを見ると「皆さんは冒険者のようだが、北の山の異変を調査するのか?」と訊ねる。キャラクターたちがそうだと答えるなら、彼は助かった、もしよければ我々の話を聞いてほしいと言う。

キャラクターたちが違うと言ったり無視したりするようなら、「皆さんを冒険者と見込んで頼みがある。北の山の異変を共に解決してほしいのだ」と、大粒のオパールを3つ差し出す。1粒で200gpはする値打ちものだ。

グールたちの話を聞くなら、彼らは自分たちは地下世界でモルディギアンという死者の神を信仰して暮らしているグールであると身の上を打ち明けた上で、以下の情報を話す。

  • 数日前、北の山にあるモルディギアンの聖地に地上の信徒たちがやってきて、死者の国に通じる門を開けてしまった。この時、魔力の乱れで地震が起こった。
  • 地上のモルディギアン信者たちは地上に死者を溢れさせることでモルディギアンの勢力を広げようとする教義を持つ。
  • 地下のモルディギアン信者たちは、地下世界が死者に約束された安寧の地であると説く。
  • 知性を持たないスケルトンやゾンビといった死者たちは、地上の信徒たちに導かれ、徐々に地上世界に解き放されている。
  • 今回の災厄は我々地下世界の住民も困っており、共に地上のモルディギアン信者を倒し、ふたたび門を閉じてくれないだろうか。

ここでグールたちと共闘するか否かはキャラクターたち次第である。もしも報酬を要求するなら、先述のオパール3つが彼らの全財産である。

グール

中型・アンデッド、混沌にして悪


AC:12

hp:22(5d8)

移動速度:9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
13(+1) 15(+2) 10(+0) 7(-2) 10(+0) 6(-2)

ダメージ完全抵抗:[毒]

状態完全抵抗:消耗状態、毒状態、魅了状態

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉10

言語:共通語

脅威度:1(200XP)


アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+2、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:9(2d6+2)[刺突]ダメージ。

爪:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:7(2d4+2)[斬撃]ダメージ。目標がエルフあるいはアンデッド以外のクリーチャーの場合、目標は難易度10の【耐久力】セーヴィング・スローに失敗すると、1分間麻痺状態になる。目標は各ターンの終了時に再びセーヴィング・スローを行なえ、成功すれば効果を終了させる。

3.北の山の神殿

グールの一団との話がどうまとまるにせよ、そこから数時間旅をすると石造りの粗末な神殿が見えてくる。もはや地上世界では忘れられて久しい神殿の周囲は丈の高い草が生い茂っているが、近づくと神殿の前庭と内部の草は切り払われ、若干すっきりとしている。

そして、神殿の前庭には地下世界から開放されたスケルトンが10体、ゾンビが10体、うろうろと徘徊している。

神殿の中ではかがり火が焚かれ、詠唱らしい声が聞こえるが、下草が刈り取られて目隠しがなくなっている以上、そこまでたどり着くにはこのアンデッドたちを突破しないと難しい。

グールたちと共闘している場合、彼らは1人あたり合計脅威度が1になるまでの敵を引き受けてくれる。たとえば、グール1人で4体のゾンビかスケルトンを引きつけ、倒してくれるのだ。

スケルトン

中型・アンデッド、秩序にして悪


AC:13(ぼろぼろの鎧)

hp:13(2d8+4)

移動速度:9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
10(+0) 14(+2) 15(+2) 6(-2) 8(-1) 5(-3)

ダメージ脆弱性:[殴打]

ダメージ完全耐性:[毒]

状態完全耐性:消耗状態、毒状態

感覚:暗視9m(30フィート)、受動〈知覚〉9

言語:生前知っていた言語すべてを理解するが話せない

脅威度:1/4(50XP)


アクション

ショートソード:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

ショートボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+4、射程24/96m(80/320フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ。

ゾンビ

中型・アンデッド、中立にして悪


AC:8

hp:22(3d8+9)

移動速度:6m(20フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
13(+1) 6(-2) 16(+3) 3(-4) 6(-2) 5(-3)

セーヴィング・スロー:【判】+0

ダメージ完全耐性:[毒]

状態完全耐性:毒状態

感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉9

言語:生前に知っていた言語を理解できるが話せない

脅威度:1/4(50XP)


アンデッドの頑健さ:[光輝]あるいはクリティカル・ヒット以外のダメージでゾンビのヒット・ポイントが0になった時、難易度5+受けたダメージの【耐久力】セーヴィング・スローを行なう。成功すれば、ゾンビはその代わりにヒット・ポイントを1まで減少させる。

アクション

叩きつけ:近接武器攻撃:攻撃+3、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:4(1d6+1)[殴打]ダメージ。

4.死者の神の信徒たち

神殿の中には床に造られた石造りの大扉が開け放たれており、その前では扉に向かって何事か詠唱して、腐臭のする香炉を振り回しているモルディギアンの神官(カルトの狂信者)と、彼に従う20人のカルト教団員たちがいる。

キャラクターたちが神殿に入ると、モルディギアンの神官は濁った目で彼らをねめつけ、邪魔をするなら地の底へ贄として放り込んでくれると叫び、香炉を投げ捨てて戦闘態勢に入る。

なお、ここでもグールたちと共闘している場合、彼らは1人あたり合計脅威度が1になるまでの敵を引き受けてくれる。

カルト教団員

中型・人型生物、善ではない好きな属性


AC:12(レザー・アーマー)

hp:9(2d8)

移動速度:9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
11(+0) 12(+1) 10(+0) 10(+0) 11(+0) 10(+0)

技能:〈宗教〉+2、〈ペテン〉+2

感覚:受動〈知覚〉10

言語:1つ(普通は共通語)

脅威度:1/8(25XP)


闇への献身:狂信者は恐怖状態および魅了状態へのセーヴィング・スローに有利を得る。

アクション

シミター:近接武器攻撃:攻撃+3、間合い5フィート、目標1体。ヒット:4(1d6+1)[斬撃]ダメージ。

カルトの狂信者

中型・人型生物(任意の種族)、任意の善ではない属性


AC:13(レザー・アーマー)

hp:33(6d8+6)

移動速度:9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
11(+0) 14(+2) 12(+1) 10(+0) 13(+1) 14(+2)

技能:〈宗教〉+2、〈説得〉+4、〈ペテン〉+4

感覚:受動〈知覚〉11

言語:1つ(普通は共通語)

脅威度:2(450XP)


闇への献身:熱狂的狂信者は恐怖状態および魅了状態へのセーヴィング・スローに有利を得る。

呪文発動:カルトの狂信者は4レベルの術者である。この呪文発動能力値は【知力】である(呪文セーヴ難易度11、呪文攻撃+3)。カルトの狂信者は以下のクレリック呪文を準備している。

初級呪文(無限回):セイクリッド・フレイムソーマタージーライト

1レベル(4スロット):インフリクト・ウーンズコマンドシールド・オヴ・フェイス

2レベル(3スロット):スピリチュアル・ウェポンホールド・パースン

アクション

複数回攻撃:熱狂的狂信者は2回の近接攻撃を行なう。

ダガー:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィートあるいは射程20/60フィート、目標1体。ヒット:4(1d4+2)[刺突]ダメージ。

5.大扉

地下世界へと続く通路を塞ぎ、死者たちがあふれ出ないようにしている大扉は開かれたままだ。この扉を閉じるには、全員の【筋力】値が100必要になる。グールたちと協力しているなら彼らも手伝ってくれるし、足りないなら地下世界から人手を募ってくれる。

大扉を閉めてしまえば、ふたたび魔術的な儀式が行なわれるまで閉ざされたままとなり、アンデッド騒ぎは終わる。

結末

村へ帰り、北の山の神殿を封印し直したことを話せば、村人たちにも平穏が訪れるだろう。

This work includes material taken from the System Reference Document 5.1 (“SRD 5.1”) by Wizards of the Coast LLC and available at https://dnd.wizards.com/resources/systems-reference-document. The SRD 5.1 is licensed under the Creative Commons Attribution 4.0 International License available at https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/legalcode.