ネコぶんこ

よりにもよって一番外出したくないこの時期にキイボードが壊れかけてピンチですぅ。

これはiPhoneから書いてるけど、ソフトキイはいつまでたってもなれないですぅ。

私の中でフランス革命のクライマックスは革命暦やメートル法を制定し、人間がものごとを考える尺度の根本原理を変えてしまったことで、この点においてフランス革命は正しく天命を革める、呪術的行為であったといえるですぅ。

このふたつのうち革命暦はうまくいかなかったけど、メートル法についてはSIに受け継がれることで世界にあまねく広がり、今日はさまざまな人が「一メートルくらい」という表現で同じ長さを想起でき、かつてその文化で使われていた単位ではもはや話が通じない人も多いというのは、まさしくものの見え方という宇宙の理を改定することだったのだと感心することしきりですぅ。

こういうことを勘案すると、日本の計量法も日常や実務で重要なものではあるけど、だからこそものの見え方を国家が法によりひとつの方向へ規定するという非常に呪術的な要素も隣り合わせにはらんでいるのだと改めて認識させられるですぅ。

ホリディ・シーズン中、私たちは今年もっとも人気の高かったコラムを振り返ることにする。今日の『伝説と伝承』は9月22日を振り返ろう。新年の再会をお楽しみに！

今週と来週のコラムは再録で、今週は『D&D Nextのロールプレイ』ですぅ。原文では9月になっているけど、本当は7月のコラムですぅ。

今日はお正月のものをいろいろ買って回ったけど、どこへ行っても田作り(加工前)が売ってないないないとなって大混乱に陥ってしまったものの、一番近いスーパーマーケットにあったので無事帰ることができたですぅ。

私もエアコミケ2なるイベントに参加してみんとすということで、同人サイトを更新したり、九州コミティア2新刊の『流火留別』を出したり、イエローサブマリンさんや駒の時間さんで『駆け出し勇者の小冒険』という第5版用のアドベンチャーを依託してるですぅ。見かけた方はよろしくお願いしますぅ。

今週の小冒険は1レベルのキャラクター4人用ですぅ。

データ関係はOGLのものを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

この冒険は1レベルのキャラクター用の短時間で終わるアドベンチャーである。このアドベンチャーは『アドベンチャー:襲撃犯の本拠へ(1レベル)』を終わらせたキャラクターたちが行なうものとしてデザインされている。

アリアンヌ姫を襲撃した犯人は音なしの洞窟にいる。キャラクターたちがここに向かい、本拠地にいる王弟カニングと彼の腹心である侍祭を倒せばキャンペーンは終了である。

姫がさらわれている場合、キャラクターたちはディルトン翁に彼女の救出をくれぐれもよろしく頼むと懇願される。

襲撃犯のねぐらを突き止めればアドベンチャーは終了である。

街に戻って襲撃犯たちの顛末を報告するなら、ディルトン翁は乗りかかった船ゆえ最後まで付き合ってくれぬかと、キャラクターたちに音なしの洞窟の捜査を依頼する。報酬は全員で500gpである。

音なしの洞窟の場所については、ディルトン翁から教えてもらえる。

キャラクターたちが自分たちの意志で音なしの洞窟へ向かってもよい。この場合、難易度10の【知識】〈歴史〉判定に成功すれば音なしの洞窟の場所がわかるものとする。

音なしの洞窟は都に向かう街道から少し離れた場所にあり、徒歩で2日ほどかかる。

GMは必要だと思えばランダム遭遇などを行なってもよい。

洞窟の入口はゴブリンが警備している。ここには1人しかいないが、周囲の雑草や低木が刈られており、非常に見通しがいいため隠れ身でそっと近づくのは無理である。

ゴブリンはキャラクターたちを発見するが早いか洞窟の奥に入り、援軍を呼ぼうとする。洞窟の奥にはゴブリンが2ターン目の最初に到着するものとして、それまでにこれを倒せば奥の者たちに様子を気取られることはない。

洞窟の中はところどころに明かりがついており“明るい”光の下にいるものとして扱われる。

洞窟の奥は広々としており兵舎のように整えられており、そこにはオーク1人とゴブリン3人とが寝起きしている。

「2.洞窟の入口」のゴブリンがここに到着しているなら、彼は仲間たちと戦闘の準備をしている。

ゴブリンを逃がさず倒せている場合、難易度10の【敏捷力】〈隠密〉判定に成功すれば、不意討ちができる。

兵舎の奥には奥へ続く通路がある。通路はまっすぐ続き、突き当たりに扉がある。

この通路には目立たないよう糸が張られており、それに足を引っかけると鈴の音が鳴る罠が仕掛けられている。難易度13の【判断力】〈知覚〉判定に成功すれば、それを発見することができ、注意深く避けて通ることができる。

扉の中には一連の事件の黒幕である王弟カニング(貴族のデータを使用)と侍祭、護衛のホブゴブリンがいる。彼らはキャラクターたちが「4.洞窟の奥へ」の罠にひっかかっていれば、戦闘の準備を整えて待ち構えている。

そうでない場合、難易度12の【敏捷力】〈隠密〉判定に成功すれば、扉を蹴破り不意討ちをすることができる。

カニングたちは計画を妨害し続けてきたキャラクターたちへの恨み言を吐きながら最後まで戦う。

部屋の中は調度品があり、25gp相当のタペストリ、軍資金450gpなどがある。

アリアンヌ姫がさらわれている場合、姫はここに軟禁されている。

カニングたちを倒し、証拠を持ち帰ればディルトン翁は涙を流しながらキャラクターたちのことを称え、報酬を渡すと一緒に都についてくるよう願う。

都に行くなら、キャラクターたちは姫の命の恩人として王にもてなされ、改めて礼を言われる。そして感状と王家の紋章が刻まれたメダリオン(50gp相当)を進呈される。これを貴族などに見せれば、便宜をとりはからってもらえるだろう。

キャンペーンはこれで終了である。

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