2009年08月06日 立っているのも苦痛 [長年日記]
§ [ALF][BRK] 2008年10月11日『黄金の船』
『ブライト・ナイト』第五話ですぅ。
グリフィス・シュタゥク(男・16歳・ヴァグランツ1/キャバルリー1/ブライト・ナイト8/ファイター1):みんなを助けるという自らが戦う道を見出し、サクセサーとなった少年。今回は父と対決する。
マリア・ディープスカイ(女・15歳・ホワイトメイジ2/エイリアス7/ウィザード2):ウェストリ王国の継承者としての自覚が高まってきた少女。今回はゾンバルト将軍と対決。
ミック・マルス(男・24歳・ファイター1/エージェント1/パンツァーリッター9):実は年齢を間違っていた元、G=M社のエージェント。戦士、そしてヴィークル乗りとしてグリフィスを導く。
グレイヴ・ヤード(女・妙齢・アウトロウ8/ソーサラー2/ミッショナール1):元帝国軍のフィクサー。その人脈と隠密能力でハンス・ウィルマー率いる同盟軍の諜報を担う。
ノロ・ニライカナイ(女・22歳・ブラックマジシャン1/ウィザード9/オラクル1):帝国の侵略をなんとかするためにプリムローズへ身を投じたジョシュア島の時期村長。ジョシュア島を開放するため空へ向かう。
アヤメ(女・??歳・ヴァルキリー10/ダークワン1):マーカスに託された願い、そしてロドウルを造った者としての責任を果たすため戦場に立つフォモール。
ダーモットがミーティア艦内で勝利宣言をした翌日、荷物をまとめて基地から出て行くマーカスがいた。アヤメはそれを呼び止めるが、彼は自らのやるべきことを果たすと覚悟を決めた目で語りダーモットからの書簡を渡し、去っていった。
その頃、グリフィスはコクピットでアルシャードのアバターとして覚醒した母、ヴィクトリアから十年前に何が起こり、ダーモットやマーカス、そして彼女が罪に囚われたのかを聞かされていた。帝国がミーティアに固執していたこと。ミーティアを起動させようとしていたエドワード王と、シャードから危険を知らされた三人が指輪を偽造してを阻止しようとしたが、それに失敗した結果がバーサーカーの暴走だったこと。
グレイヴのセフィロトには帝国教会が行なっていた秘匿作戦に関わるファイルが転送されていた。作戦名は“黙示録作戦”、ウェストリ事変と並行して彼らは地上に古き神を降臨させ、その排除という大義名分を得、地上への介入が制限されている天使軍を降臨させようとしていたらしい。ファイルを「間違えて」送ってしまったアルフレッド枢機卿の話が嘘でなければの話だが。
東西から挟撃を取られた形になった反乱軍の会議では、ミーティアの飛行型バーサーカーに虚無の翼七十六世号を撃墜されたグラーフの報告を踏まえ、ハンス・ウィルマーたちが地上の戦線を保たせている隙をつき、マリアたちがミーティアに潜入することになった。アイゼンに妹を託されたミック、ミーティアの第三艦橋としての機能が復活して故郷のジョシュア島を取り込まれたノロも同行することになる。
出発の直前、マリアはダーモットからの書簡を読んだ。そこにあったのは、彼がウェストリ復興のために貯めこんでいた献金の受け取り方法だった。彼女はそれを即座にゾンバルト将軍への賄賂として使い、“内紛”が収まるまでの時間稼ぎに成功した。
護衛機の制御をアヤメが押さえ、オサフネはジョシュア島だった第三艦橋へドッキングすると、そこでは島民が生きながらマナを吸収され続ける地獄絵図が展開されていた。幸い、ノロがレリクスのコントロールを奪ってマナの吸収は止まったが、ミーティア本体から島を切り離すためのロックボルトの制御は王の間でしか行なえないと判明し、一行は艦内を探検することになる。
王の間へと向かう道すがら横道からの爆音を聞いたグリフィスたちがそちらへ向かうと、そこには通路を仕切る装甲板に爆薬を仕掛けているマーカスがいた。しかし、強化ミスリル製のそれは〈神〉属性でないと突破することができない。ノロが掌握した艦内情報によると、この先には第三艦橋を固定するロックボルトがあるという。
ならば、と一行はグリフィスの《フォルセティ》とミックの《ヘルモード》などを駆使し、50mごとに配置された三枚の装甲板を突破すると、雲霞のように群がる飛行型バーサーカーごとロックボルトを破壊。制御システムをスミレに繋いだジョシュア島を着水させた。
万難を排して王の間へと辿りついた一行を迎え討つべく立ちふさがったのは、ダーモット率いるバーサーカー軍団。そして、マリアたちの目の前でウィンカスターに向かってミーティアの《ヨルムンガンド》が発射された。
幸い、カイラス・グーデリアンが急造の盾を構えた動力甲冑でその前に立ちふさがったが、その盾も蒸発。すべては潜入したグリフィスたちに託されることになる。
二射目を放つ前に護衛のバーサーカーは抜かれ、ダーモットも倒された。しかし、彼が倒れると《イメージプロジェクター》でエドワード王の立体映像が投影され、ダーモットを嘲笑する。神の力を、人如きが制御できるかと。
エドワードは《ミサイルサーカス》による大火力で王の間ごと侵入者を葬ろうとする。だが、その前に立ちふさがったのは誰あろうダーモットであった。彼は我がこと成れりと笑うと、指輪に込められた《フェンリル》を開放。全ての攻撃を己の身に引き受け、クエスターたちに血路を開く。それに対し、ミーティアは帝国が擁するしもべの星を乗っ取り、そこから光を降り注がせる。
しもべの星ガブリエルの防壁が一瞬で侵蝕されて乗っ取られたことで、帝都グラズヘイムのORKAは大混乱に陥っていた。一方、その報告を皇帝の間へ続くエレベータで受け取ったアルフレッド枢機卿は含み笑いを漏らした。
加護の力を封じるレリクスの力を打ち破ってクエスターたちがミーティアの機関部を破壊すると、神の船は活動を停止して着水した。手向けのようにアヤメのバトルシップ、ナガトの砲が斉射され、ミーティアは海中へと没する。
だが、その闇の中で哄笑するエドワードの姿を知る者はいない。
基地へと帰ったグリフィスは、マーカスとのわだかまりも幾分かほぐれている様子だった。だが、その安寧を破壊する激震が海中から発せられた。
レリクスとしての真の力を開放し、黄金の輝きに包まれてミーティアが浮上する。
最後の戦いが、始まろうとしていた。
§ [ALF][BRK] 2008年11月08日『幼年期の終り――あるいは輝きの騎士』
ついに辿りついた『ブライト・ナイト』第六話ですぅ。
グリフィス・シュタゥク(男・16歳・ヴァグランツ2/キャバルリー1/ブライト・ナイト8/ファイター2):ちょっと世界を救うため、少年は翔ぶ。空へ。
マリア・ディープスカイ(女・15歳・ホワイトメイジ2/エイリアス9/ウィザード2):ウェストリ王国の未来、造られし者の宿命。それらを踏み越え、少女は少女としての道を選ぶ。
“ミック・マルス”アーベント・グーテン(男・24歳・ファイター1/エージェント1/パンツァーリッター11):戦いの果て、男はここまで来た目的を明かす。それもまた、十年前の出来事が発端だった。
グレイヴ・ヤード(女・妙齢・アウトロウ8/ソーサラー2/ミッショナール1/ハンター2):戦いは終わって世情は安定し、闇の住人はふたたび闇へと消えるのか。
ノロ・ニライカナイ(女・22歳・ブラックマジシャン1/ウィザード10/オラクル1/アークウィザード1):崇めていた神との決着をつけることになった巫女。そして彼女は故郷へと帰る。
アヤメ(女・??歳・ヴァルキリー12/ダークワン1):ついに自らの子、ロドウルと決着をつけるフォモール。その先にあるものとは。
帝都グラズヘイム。雲を遥か眼下に置く皇帝の間では、ラグナロクを報せる終末の時計が刻を刻み、黙示録の鐘が妙なる響きをミッドガルド全土へ響かせていた。
あと数時間もすればロドウルが望んだアスガルドへの橋がかかり、それを辿って天使軍が来迎。ミッドガルドは神々の戦場になる。だが、その前にそれを阻止せんとする者たちがいることを、彼らは知っていた。
「クエスターに堕ちたりとはいえ機械神の使徒が助力し、ラグナロクの再来を妨害せんとするとは。皮肉なものです」
「否」
嘲りを含んだ調子で遥か西方に広がった純粋な青の空と虹の橋を眺めるアルフレッド枢機卿の言葉を、グスタフ・ヨーゼフ二世が力強い声音で遮る。
「人は自らの足にて歩むべし。それこそが、機械神の計画である」
反乱軍の前線基地では、クエスターたちが最後の戦いへと赴く準備をしていた。かき集められるだけの物資を集め、オサフネに積み込む。その最中、体中を包帯とギプスで固めたグラーフがグリフィスに言う。
「少年、君たちの帰る場所は私たちが守ろう。それは大人の仕事だ。君たちは、ちょっと世界を救ってくればいいんだ」
「ええ、ちょっと世界を救ってきます」
そして、白銀の船は飛翔した。不純物がマナに還元されたために不自然なまでに青く澄み、虹色の橋がかかる空。ミーティアが待つ場所へと。
クエスターたちがミーティアの周囲に展開された結界をこじ開け、肉薄せんとした時、グリフィスの乗機に瓜二つのアームドギアが出現する。だが、それは背中に十二枚の翼を展開し、左手に闇、右手に光の剣を構えた、十年前に人としての命を失いロドウルのアヴァターとなり果てたエドワード王が乗る神の機体だった。
生前の武勇そのままにアームドギアを駆るエドワード王を辛くも倒すと、彼は人としての意志を取り戻し、グリフィスにマリアの未来、マリアにウェストリの未来を託し、逝った。
最後に残ったアヴァターを倒し、クエスターたちはロドウルを追い詰めた。ミーティアを破壊するために近づく彼らの前に、怒りの声が轟く。
「汝らヒトは我らがアスガルドへ至るマナを増殖するために産み出された生命体。しかし、我は認識した」
ミーティアが光の塊となり、その姿を変える。
「長き時の中で、汝らは我の手を離れ己が意志を持った」
天を衝く巨人へと。
「ならば神の前にヒトは奉仕種族でしかないこと、その意志に教え込んでくれる」
オサフネを啖らって力を取り戻そうと伸ばされたロドウルの手をグレイヴが弾き、後光が輝くだけで巻き起こる天変地異をノロが打ち消し、アヤメがその光を打ち消すことで、神の肉体が剥き出しになる。
それでも攻撃を繰り返すロドウルだが、クエスターたちの猛攻でその輝きは徐々に薄れていく。自らの体を削りながらも復活と攻撃を繰り返したがしかし、限界の時はきた。もはや人と変わらぬ大きさにまで消耗したロドウルとグリフィスの攻撃が交錯し、弾ける。
光が収まったとき、アームドギアの持つ剣がロドウルの身を深々と貫いていた。
ロドウルはそれでも虹の橋を昇ろうと足を踏み出す。しかし、その身はマナの奔流に耐え切れず、光の粒となって消え去った。
「さあて、次はこっちの決着をつけないとな」
崩壊が始まった虹の橋の上でミックはグリフィスに剣を向け、十年前の真相を語り始めた。帝国の少年兵としてウェストリ事変に従軍し、バーサーカーの暴走に巻き込まれたこと。部隊が壊滅し、隊長と二人で脱出している時にグリフィスの母ヴィクトリアと出会い、暴走を引き起こした者を許せなくなった隊長、ミック・マルスが果し合いを始めたこと。その途中、二人はバーサーカーからミックを守るために戦って戻らなかったこと。
だから、グリフィスとけりをつけないとミック・マルスは死ねない。そのために自分はここまで辿りついたと少年兵、アーベントはアームドギアに斬りかかる。
ならば。とグリフィスもそれを受けると、パンツァーは剣を避けもせず真正面に受けてそのまま虹の橋から落ちていった。
ノロは集積されたマナによって《ヴェルスパ》に変化した《モイライ》に願いを開放する。それはノロ・ニライカナイという人物、ひいてはジョシュア島が一連の戦いに一切関わっていなかったという過去の改変。
願いは聞き届けられ、島の巫女は帰った。誰の記憶にも残らずに。
戦いは終わった。
帝国はウェストリ王国と十年越しの停戦協定を結び、ウェストリ事変はようやく終結した。問題は山積だが、これからは復興のための戦いが始まるのだろう。
カイラス・グーデリアンは帝国軍に戻ることなく、在野の技術者としてカバラ技術で人を助けるための研究開発を続けることにしたという。
そんな話を講和会議も終わって一段落ついたハンスから聞きつつ、グレイヴは旅立ちの準備を整えていた。彼もまた、ウェストリの復興が軌道に乗ればこの地を離れるという。帝国に代わるひとつの選択肢を提示し続ける、という理想のために。
そしてグレイヴは虚無の翼八十二世号に乗って旅立った。まだ見ぬ世界の果てへと。
アーベントが目を覚ましたのは、ウェストリ王国によくある畑の中だった。どうやら、天国や地獄では無いようだ。パンツァーを起こし、通りがかった村人からは帝国軍が攻めてくるという噂を聞くが、どうも話がかみ合わない。しかし、今日の年月日を聞いたところですとんと腑に落ちた。
今は、彼が気を失う前から十年前のウェストリだったのだ。
彼はパンツァーを駆り、まだ見ぬ未来へと走り出した。
姉妹機のスミレとも別れ、ウェストリの遺跡で眠りについたと思われたアヤメは、帝都グラズヘイムでアルフレッド枢機卿と会見していた。彼らがかつてアスガルドへ至るために産み出した神、ロドウルが斃れたことを報告するために。
そして、彼女は十年封印し続けた本来の姿“死の乙女”ベルンシュタインを取り戻す。まだ、斃すべき古きものどもの遺産はごまんとあるのだ。
その日もまた、マリアはグリフィスがいるアームドギアの格納庫を訪れていた。国の方は再び集結した旧臣たちと、その調整役のハンスの尽力で軌道に乗りつつある。
だから、今はただの少女として世界を見てみたい。マリアがそう言うと、グリフィスは頷き、ヴィクトリアを発進させる。
彼方に虹をのぞむ、澄みきった蒼穹へと。
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