2011年02月02日 ハッカーは絶えずテクノロジーの、そして同時に容認できる行いの堪忍度の限界も越えようとしている。 [長年日記]
§ [DnD][4e] 技能チャレンジ『ドラゴンの腹がけを砕く』
『Monster Vault』ではずいぶんモンスターが面白くなったけど、既存の『モンスター・マニュアル』のモンスターを無改造で遊ぶ用の技能チャレンジをちょっと思いついたですぅ。
技能チャレンジに成功すれば『DMG2』で再定義される前にかかってた単独モンスターの防御値上乗せを解除し、hpも重傷値まで落とすので、DMも重傷値で回復するパワーを一気に吐き出して派手に戦えると思うですぅ。
ドラゴンの腹がけを砕く
真紅の大長虫が冒険者たちの前で首をもたげ、ねぐらに押し入った盗っ人どもに罰を与えようと硫黄の鼻息も荒く身を起こした。だが、目ざといローグはきらびやかな財宝でよろわれたドラゴンの腹にあいた小さな隙間を見逃さなかった。
セットアップ
この技能チャレンジはドラゴンとの遭遇中に行なわれる。ドラゴンの体をよろう腹がけを砕けば、冒険者たちの戦いは有利なものになるだろう。
レベル:ドラゴンのレベルに等しい
複雑度:1(3回失敗する前に4回成功させねばならない)。
主要技能:〈看破〉、〈知覚〉、特別
〈看破〉(難易度普通、標準アクション;上限なし):キャラクターは戦闘中にドラゴンが無意識に弱点をかばう動きを見極めて急所を探す。
〈知覚〉(難易度普通、標準アクション;上限なし):キャラクターはドラゴンをつぶさに観察し、腹がけの急所を探す。
特別:遠隔攻撃(対ドラゴンのAC、標準アクション;上限1成功):キャラクターは腹がけの急所を攻撃し、砕くことを試みる。最後の成功はこの方法でしか得られない。
〈自然〉(難易度普通、マイナー・アクション;成功に数えない):キャラクターはドラゴンの生態や肉体構造といった知識から助言を行なう。次に味方が行なう〈看破〉あるいは〈知覚〉の判定に+2のボーナスを与える。
〈歴史〉(難易度普通、マイナー・アクション;成功に数えない):キャラクターは伝承や詩歌に伝わるドラゴンの弱点を思い出して助言を行なう。次に味方が行なう〈看破〉あるいは〈知覚〉の判定に+2のボーナスを与える。
特別:インスパイアリング・ワード(自動成功;マイナー・アクション):キャラクターは的確な指示で味方を動かし、勝機を掴む。使用者の次のターン終了時まで、使用者の味方はこの技能チャレンジで行なう判定に+2のボーナスを得る。この方法でインスパイアリング・ワードを使用した場合、パワー本来の効果は得られない。
成功:ドラゴンの腹がけは破壊される。ドラゴンは遭遇中すべての防御値に-2のペナルティを受ける。さらにドラゴンが重傷でない場合、ドラゴンのhpを重傷値まで減少させる。
失敗:ドラゴンはこしゃくな冒険者たちが腹がけの急所を狙っていることに気がついた。もうドラゴンの隙を見て狙うことは不可能だろう。