ネコぶんこ


2012年06月24日 わかるでしょ可愛いけど間抜けな――いつかもうじき移動住宅指定地から結婚して抜け出せる、みたく。 [長年日記]

§ [DnD][DnDNext] 『ファイアーボール使いの間諜とは私のこと(The Spy Who Fireballed Me)』

2012年6月15日、金曜日、午前10時8分

投稿者:WotC_Bruce

初めて公開プレイテストの文書が公開されたが、『ウィザードと殺人許可証』や『背景とテーマ:より掘り下げて』のようなブログ記事では背景とテーマについてフォーラムで議論、フィードバック、そして質問が交わされることになった。これら多くの質問で訊ねられたのは私たちが現在どうやって背景で技能を提供し、テーマで特技を提供しようとしているかだった。

まず、私はいくらかの人々が作成済みキャラクター・シートで背景とテーマ記入欄の下に記された注記に気づき、それを試してくれたことに満足している。見たところ、そのより“古典的な”ゲームをプレイする試みは大成功だった。こうして、私たちの目標としているモジュール化されたプレイの提供が平易に行なえることを確認した。

しかし、君たちのほとんどは提供された背景とテーマを使った。そこでそれらについての質問にいくつか答えるため、私は君たちにセレンというヒューマンのウィザードを紹介したい。セレンは間諜の背景(彼女はそれを公言してはいない)とマジック・ユーザーのテーマを持っている。

背景はセレン、そしてテーブルを訪れる他のキャラクターすべてが持つものだ。彼女の背景は彼女が何者なのかを表現する。れ背景が提供するすべての技能および特徴1つは選択したらすぐに提供され、レベルも関係なく、それは間諜の背景がセレンにとってすぐにでも有用な(潜在的な)“連絡係”という特徴を提供することを意味する。しばしば、謎めいた知人(“連絡係”)はセレンの質問に答える。他の時、彼はセレンに接触して彼女がのどから手が出るほどほしい新たな冒険の情報をちらつかせる。(たとえば、彼女の連絡係が“隔離”と呼ばれるものについての謎めいた書きつけを残すなど。)彼女へ連絡員を提供することに加え、セレンの間諜の背景は彼女に〈はったり〉、〈変装〉、そして〈解読〉のような技能を与え、 そのすべてで彼女が訓練することなく、やるべきことを試みるちょっとした助けになる(それでも君が間諜なら、すべて少しづつ役立つだろう)。

先に書いたように、セレンはマジック・ユーザーのテーマを持つ。テーマは彼女(や他のキャラクター)のやり方を反映したもので、それは世界と相互作用する。そして彼女が経験と知識を得ることで、彼女のテーマは彼女とともに成長し、時間とともに彼女の専門知識は増えていく。この世代のルールが現在行なっているのは、テーマによってキャラクターは特技を得るということだ。かつての版のように、テーマによって提供される特技は特定のレベルで修得する。現在、私たちは基本的に特技をキャラクター・レベル1、3、5と修得できるように設定した。そしてそれはセレンが5レベルのD&Dキャクターとして描かれた時、3つの特技を持つということになる。彼女は1レベル特技によって2つの追加小呪文を得て、3レベル特技で使い魔(セレンはレイヴンが好きだ)を得て、そして5レベル特技によってお気に入りの呪文を強化する。セレンの場合、それはファイアーボールだベイビー!

確認しておくが、種族とクラスは現世代のルールで技能や特技を提供しない。技能(そして特徴1つ)は背景と呼ばれるひと組の物語が提供し、特技(レベル毎に並べられた)はテーマと呼ばれるひと組の物語が提供する。君が技能および特技を使用してゲームをやりたいが、プレイヤーに彼ら自身の組み合わせを作らせたいなら君は同じ枠組みを使うだろう。私たちがそういう全体的なカスタマイズのオプションについて提供するガイドラインは、プレイヤーの選択した技能に合った背景、そしてテーマでまた特技を記述するよう君に奨励している。

そしてセレンは謎の教団へ潜入するため聖職者へ変装し、さらなる情報を持ってこさせるためにレイヴンの使い摩を放ち、彼女がいることを疑う人々を煙に巻くだめ偽造の腕を振るい、そしてばれてしまったら、彼女が脱出するためにうってつけの爆発と混乱を、ファイアーボールを放って演出する。