2013年09月13日 素盞鳴尊は、「分領なし」とて、御兄達と度々合戦に及ぶ。 [長年日記]
§ [NOVA] 2013年08月18日『DtoX』
“ソウルスティーラー”セフィロス(14・♂・ニューロ=ニューロ=ニューロ◎●):積極的に外へ出て遊ぶイマドキのニューロキッズだが、その実態はブランチ名がハンドルになるレベルの凄腕ニューロ。プレイヤは荒原の賢者氏。
ガモウ・ユウジ(?・♂・エグゼク=エグゼク◎、ハイランダー●):ひとつの個体からさまざまに調整された無数の〈クローン〉によって構成される軌道の“法人”。さまざまな企業や個人から調査依頼を受けている。プレイヤは隠者氏。
ヴァンター(18・♂・カブト、カタナ、イヌ◎●):“暴走警官”レイから押しつけられ、ブラックハウンドの下請けをしている賞金稼ぎ。普段は弱気だが獲物はドレッド・ランサーで刺し貫く。プレイヤはアシタカ氏。
スドウ・ンドゥル(?・♂・カリスマ=カリスマ●、トーキー◎):CNNでアンカーマンを目指す日系アフリカ人。エラい人の息子でドラッグパーティに行くくらいの乱行はもみ消してもらえるらしい。プレイヤは森聖氏。
今回は『the Detonation』の締めくくりとして作成したシナリオ、『DtoX』のアクトだったですぅ。詳細はシナリオプロットにある通りなので割愛するけど、プレアクトで“ブラック・クロス”並みの痛々しさを目指してセフィロスが作成されたり、オープニングでヴァンターが“ブラック・クロス”黒木十字を発見するや否や「太郎君! 黒木さんちの太郎君じゃないか! あ、黒木十字はミトラスで続きを経て改名した名前という設定です」と言い出したり、リサーチの後半ではRLがこどもたちを追い回すドナルドの口真似をする一方、キャストが女装少年とショッピングモールの軽食コーナーで延々とオフ会をする流れになっていたですぅ。
そしてクライマックスでは超AIを操る“黄金の蜘蛛”、“ブラック・クロス”と停戦し、N◎VA全域にアクセスできるワイルドカード(《天罰》、《完全偽装》)やテラウェア重役のバイオメトリクス偽装(《突然変異》)を使ってまで超AI確保に動く日本軍を徹底的に神業で妨害(ヴァンター曰く「天上人の戦いは指し手が見えなさすぎる」)し、アーコロジーの中庭で突入に失敗した日本軍を「ねぇねぇ今どんな気持ち?」と煽り倒しているさまは爽やかですらあったですぅ。
結局新型IANUSを巡る陰謀は“黄金の蜘蛛”が“死亡”したことで明るみに出ることはなく、千早も新規格への移行を円滑に行なえるようになり、スクープをものにしたンドゥルもアンカーマンへ駒をひとつ進めていたですぅ。
そして、ウェブの某所では有志によるオープンソースIANUSの開発プロジェクトという新たな“しずく”が世界に落とされ、物語はTHE AXLERATIONへと続いていったですぅ。
「“黄金の蜘蛛”が死んだ? 冗談だろ」
「あいつはまた神の国を探しているのかな」
「だろうな。そのうち帰ってくるさ」